日本ネット経済新聞ダイジェスト
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子ども向け&マタニティーグッズのモール「ウィモ」閉鎖へ 売上・利益が計画に届かず

「ヤフーショッピング」が出店無料化を発表するなど、今後さらにモールビジネスの市場環境が厳しくなると見て
ウィモ

ベネッセコーポレーションは2014年3月末で、子ども向け用品やマタニティーグッズに特化したネットショッピングモール「ウィモ」を閉鎖する。計画していた流通額に届かず、利益もマイナスになっていた。「ヤフーショッピング」が出店無料化を発表するなど、今後さらにモールビジネスの市場環境が厳しくなると見て、閉鎖を決定した。

「ウィモ」はクチコミサイト「ウィメンズパーク」から母親層の消費者を誘導するほか、「たまごクラブ」「ひよこクラブ」の両誌と連動した企画などを展開。自社の媒体からの集客を行ってきたが、他社媒体からの集客が弱く、売り上げが伸び悩んだ。現在の会員数は約30万人。「楽天市場」の6000万人規模の会員数に比べると、専門モールとはいえ、会員数の少なさが際立っている。

出店者数は現在203店舗。マタニティー、ベビー、キッズの大手の参加が多く、出店者の獲得は順調に進んでいたようだ。

閉鎖については、出店各社に対してメールや手紙などで通知している。消費者には1月中旬にページ上で告知する予定。2月中旬には新規受注を中止し、3月末に閉鎖する。

「ウィモ」に出店する幼児服EC企業の社長は「キャンペーンなどを行わなくても購入してくれる消費者が多かった。他のモールに比べて利益の出しやすいモールだっただけに閉鎖は残念だ」と話す。マタニティー用品を販売するEC企業の店長も「確かにお客さまの数は少なかったが、一人一人のリピート率が高かった。今やめてしまうのはもったいない」と残念がる。

一方で、出産祝いなどを販売する企業の担当者は「出店やシステム連動に手間がかかった割には売り上げが少なかった。今年3月にはもともと退店する予定だった」と話している。

モール運営をめぐっては「ヤフーショッピング」のほか、リクルートが運営する「ポンパレモール」も一部出店者への料金無料化を打診している。こうした無料化の流れが与える中小モールへの影響は大きく、今後も閉鎖や事業売却などが増える可能性はある。

・ウィモ(ベネッセ)
http://wm.benesse.ne.jp/

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