日本ネット経済新聞ダイジェスト
日本ネット経済新聞ダイジェスト

ヤフー、ログイン時に二重のセキュリティ ワンタイムパスワードを導入

ワンタイムパスワードは、自動生成される使い捨てのパスワード
ヤフーによるワンタイムパスワードの解説

ヤフーは8月20日、ヤフーIDの不正利用対策として、「ワンタイムパスワード」の導入を開始したと発表した。会員が従来のID・パスワードに加えて二重にセキュリティがかけられるようにする。ヤフーIDは他のECサイトでも使えるよう提携先を広げているが、被害を拡大させないためセキュリティ強化を図る。

ワンタイムパスワードは、自動生成される使い捨てのパスワード。ユーザーが設定すると、ログイン時に登録メールアドレス宛てに毎回異なるパスワードが発行され、そのパスワードを5分以内に打ち込まなければ、ログインできない仕組み。

メールアドレス宛に送られてくるため、第三者に知られる危険性が低く、二重のパスワードにより、より強固なセキュリティ認証が実現できるとしている。

ログインを複雑にすることで、ショッピングにおいては購入者が減ることが危惧されるが、「ワンタイムパスワードは会員が任意に設定しなければこれまで通り使えるため、面倒な人は設定しないはず」(広報)と話しており、ショッピングに対するマイナスの影響は小さいとしている。

・ヤフーによるワンタイムパスワードの解説(Yahoo! JAPAN IDガイド)
http://id.yahoo.co.jp/security/otp.html

※記事内容は紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをWeb担当者Forum編集部が追加している場合もあります。
※見出しはWeb担当者Forum編集部が編集している場合もあります。
※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

HTML
「HyperText Markup Language(ハイパーテキストマークアッ ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]