EC向け決済代行のSBIベリトランス(本社東京)は12月15日、アジアで展開するEC企業が加盟する団体「Eコマース・アジア・アソシエーション(ECAA)」を発足したと発表した。アジア向けにサービスを提供する日本のEC支援事業者による旧組織から、参加企業を東アジアに拡大して新団体とした。EC事業者の参加も促していく。
09年4月に設立した「Eコマース・フォー・アジア・アライアンス(ECAA)」を組織変更した。理事長にはSBIホールディングスの社長で、SBIベリトランスCEOでもある北尾吉孝氏が就任する予定。新組織には法人格も持たせ一般社団法人にする。情報交換や技術交流を行うことで、ECにおける越境取引を促進させる。
12月15日時点の参加企業数は35社。主にEC支援事業者が会員となっているが、海外展開などを実施・検討しているEC事業者の参加も募集する。11年初頭に開催する設立総会までに200~300社の参加を見込んでいる。
EC企業の入会金はなく、年会費1万円がかかる。勉強会や海外EC企業の視察ツアーも開催する。
中国やシンガポールなど東アジア各国のEC企業にも参加を呼びかける。将来的に1000社程度の参加をめざす。
・ECAA(Eコマース・アジア・アソシエーション)
→ http://ecaa.jp/
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