まとめ

まとめ
「商売はパクられて一人前」という格言があり、これには2つの意味があります。同業者が認めるほど優れているアイデアであることと、同じ位置で立ち止まってはいけないという戒めです。
他者から真似された時点ですでに右足を前に踏み出し、それがキャッチアップされたとしても左足がさらに前に来ていれば追いつかれることはありません。三ノ宮は残念ながら立ち止まっていました。あるいは踊り場で足を止めて大人の階段を値踏みしていたのかも知れません。それは数字を追いかけるだけの鈴木部長への意識下での抵抗だったのかもしれません。
思春期は忘れた頃にやってきます。そして「俺は頑張っている」という「甘え」を他人に押しつけることも……。みんな頑張っているんですよ。
次号はいよいよ最終回。萌絵と会えるのもあと1回です。あ、三ノ宮にも。


