ユーザーのニーズに合わせた切り口を設け、最適なコンテンツへ誘導する
ユーザーのニーズに合わせた切り口を設け、最適なコンテンツへ誘導する
これまでの内容を踏まえて必要な要素を洗い出してみました。自社のサイトと見比べて漏れがないか確認してみてください。
- ソリューション(問題解決)情報:ユーザーの視点で問題提起をし、サービスや商品に誘導していくコンテンツ。
- 事例情報:業種別、目的別、導入商品別などでインデックスを設ける。規模感を伝え、ユーザーが自分たちにとって有効かを判断できる情報を掲載する。
- 商品・サービス情報:文系のマネジメント層とエンジニアなどの専門担当者、双方のニーズを満たし、どちらの入り口からも閲覧できる構造にする。
- セミナー情報:誰向けかを明記するとともに、参加することでどのような問題が解決するかを掲載する。
- 問い合わせ・導入支援:ユーザーが対応してほしい事柄・要望に最適な対応窓口へ誘導する。
利用者が欲しい情報を探しやすくするために
ユーザーのニーズに合わせた「ソリューション」「事例」「商品・サービス」の3つの切り口を用意。それぞれのページへスムーズに遷移できる関連リンクを設けて、最適なコンテンツへたどり着ける構造にする。
「ソリューション」「事例」「商品・サービス」の各種関連情報には、「関連リンク」のエリアを設け、関連するページ同士が相互にリンクするよう設計する。相互リンクにすることで、どの切り口で訪れても、3つのコンテンツを訪れることができ、その企業が提供するものについて、ユーザーの理解を促進できる。
法人向けサイト基本コンテンツのKPI
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送客数
営業担当部署にいかに有効な顧客を送客するかが法人向けWebサイトの成果です。問い合わせ数や資料請求数、セミナーやイベントへの参加申し込み数などが送客の測定数値となるため、それらの数値が測定できるようにアクセス解析ツールを導入します。総訪問者のうち、送客した人数を定点観測するとともに、ミクロでは、それぞれのアクション(成果)へのコンバージョンルートを検証し、チューニングをしながら成果を出す更新・運用を行うことが重要です。営業担当部署に対して新たな見込み客をリスト化して渡せるよう、業務フローについても営業チームと連携して体制構築をしてみましょう。
法人向けサイト基本コンテンツのチートシート
- 全体の流れを振り返って確認したい
- これから企画書を書くときの参考にしたい
- 社内の会議で参考資料として配布したい……など
そんな時にはこのPDFを印刷して活用してください。記事の内容を凝縮してA4 1枚のチートシートにまとめて、さらに自社用にも書き込めるようにしています。
3回連続の法人向け企業Webサイトについて、第1回は法人向けサイトの基本コンテンツに焦点を合わせてお話をしました。次回は、営業提携について解説していきます。
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この記事の筆者
飯山 奈穂(いいやま なお)
株式会社キノトロープコンサルティング 代表取締役社長
1973年生まれ千葉県出身。多摩美術大学卒業後、デザイン設計事務所にてマルチメディアコンテンツ制作や企業のデザインコンサルティング業務に従事。
2001年株式会社キノトロープ入社。制作本部長、コンサルティング本部執行役を務め、2008年3月1日株式会社キノトロープコンサルティング代表取締役に就任。主なWebサイトの担当プロジェクトは、東急ホテルズ、東急不動産、三井不動産、千趣会ベルメゾンネット、ウィルコム、三井ダイレクト損害保険、コーセー、プリンスホテルなど。


