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モバイル検索、67.3%のユーザーがキーワードを平均2つ以上入力/モバイル検索に関する調査

Webマーケティングガイドでは、モバイルインターネット調査会社のネットエイジアリサーチと共同調査のもと、第6回となる携帯電話の検索に関する調査を2007年9月に行った。

今回の調査では、モバイル検索の利用実態について、Webマーケティングガイドで2006年12月に実施した「第2回携帯電話の検索に関する調査」、「第3回携帯電話の検索に関する調査」、そして2007年3月に実施した「第4回携帯電話の検索に関する調査」、「第5回携帯電話の検索に関する調査」との比較を行った。

その結果、検索キーワードを2つ以上入力するユーザーは以前の52.8%から67.3%へと14.5ポイント増加しており、ユーザーの検索能力が高まっていることがわかった。

※調査概要に関しては、記事の末尾に記載している。

モバイル検索サイトの利用率、GoogleとR25式モバイルが高成長

まずQ1では、よく利用するモバイル検索サイトを尋ねたところ、「Yahoo!モバイル」と回答したユーザーが最も多く53.3%で、2007年3月に行われた第4回調査の52.3%からちょうど1ポイント上昇する結果となった。

あなたがよく利用するモバイル検索サイトをお選びください。

次いで回答が多かったもは「Google」の40%(37%)、そして「i-mode検索」の30.3%(28%)、そして大きく差は開くものの「モバイルgoo」の6%(3.7%)が続く結果となった(※かっこ内は第4回の調査結果)。

前回調査からの成長率をみると、「Google」と「R25式モバイル」が3ポイント増加となり、最も高い成長率となっている。

また、「モバイル検索サイトを利用したことがない」というユーザーは前回の11.3%から10.3%へと約半年の間に1ポイント減少しており、モバイル検索利用のすそ野が広がっていることが伺える。

検索ワードを平均2つ以上入力するユーザーは67.3%

Q2では、携帯電話で検索する際にキーワードを平均してどの位入力するのかを尋ねたところ、「2つ」と回答したユーザーが56.9%と半数を上回る結果となり、次いで「1つ」の32.7%が続く結果となった。

あなたは携帯で検索をする際、キーワードは平均してどの位入力しますか?

第2回調査(2006年12月)では、「1つ」と回答したユーザーが47.2%と最も多く、次いで「2つ」の41.5%が続く結果だったが、今回の調査結果では「1つ」と「2つ」の順位が逆転している。また、「1つ」と回答したユーザーは第2回調査と比べると14.5ポイント減少しており、検索キーワードを2つ以上入力するユーザーの割合がそれだけ増加している。

※Web担編注 2007年3月の第4回・第5回では、キーワード数に関する調査が行われていないため、第2回との比較となっている。

検索結果に満足いかない場合、49.4%のユーザーが再検索を行う

最後に、携帯電話の検索において、一度検索したが思うような検索結果が得られなかった場合にどのような行動を取るかを尋ねた。

その結果、「別のキーワードで再検索する」と回答したユーザーが49.4%と最も多く、次いで「検索キーワードを追加する」が34.2%で続く結果となった。

あなたは、携帯の検索において、一度検索したが思うような結果が得られなかった場合どのような行動をとりますか?

また、2006年12月に行った第3回調査では「検索をやめる」と回答したユーザーが9.7%と全体でも3番目に多かったものの、今回の調査では5.6%と約4ポイント減少する結果となった。 そして、その代わりに「他の検索エンジンを使う」と回答したユーザーは前回の5%から10.8%へと増加している。

今回の調査では、Q2「検索キーワード数について」より、検索時に入力するキーワード数が増加傾向にあることがわかった。またQ3「再検索について」では思うような検索結果が得られなかった場合でも、検索をやめるユーザーの割合が9.7%から5.6%へと減少していることがわかっており、モバイルユーザーの検索能力が高まってきているという結果となった。

調査概要

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  • サンプル数:300
  • 調査期間:2007年08月31日~2007年09月04日
  • 調査方法:モバイルリサーチ
  • 調査実施機関:ネットエイジア株式会社
  • 対象者:15歳から49歳の男女

調査対象は、15歳~49歳のモバイルユーザー300人。男女比は、50%ずつの均等割り付けを行った。年齢比については、10代:24.0%、20代:27.7%、30代:31.6%、40代:16.6%となっている。

またキャリア比は、DoCoMo:54.0%、au:36.0%、SoftBank:10.0%となっている。

Webマーケティングガイドからのお知らせ
  • 本調査は、業界の全般的な調査であり、あくまでも指標となるものですので、参考データとしてご活用下さい。業種や取り扱っている商品、またユーザーの属性によっても調査結果は大きく異なると考えられます。
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