15 years 8ヶ月 ago
Posted by 小池渉 マーケティングチーム
Google では、マーケットの分析、広告展開、ROI(費用対効果)の可視化と最適化まで、マーケティングの一連の活動をカバーする幅広いツールを提供しています。この度、これらのツールを一元的にわかりやすくご紹介するサイト
Google for Advertisers を開設しましたので、お知らせします。

1. プランニング
消費者と市場に関する最新の有益な情報の分析と、マーケティング戦略の策定に役立つさまざまなツールをご紹介します。
2.クリエイティブ
Google が提供するクリエイティブ作成ツールをご紹介します。
3.メディア(広告掲載)
Google が提供するのは検索連動型広告だけではありません。コンテンツネットワーク広告、YouTube など、さまざまな広告掲載ツールをご紹介します。
4. 最適化
収益性の高い効果的なキャンペーンを実現するために有効なツールをご紹介します。
Google をマーケティングに活用する上での参考としていただければ幸いです。
noreply@blogger.com (Google Blog)
15 years 8ヶ月 ago

DreamweaverにフォーカスしたセミナーイベントDreamweaver Town Meeting in Kyoto(CSS Nite in KYOTO, Vol.2)を4月に開催します。
Dreamweaverタグライブラリ拡張によるHTML5の実装、Dreamweaverで実装するjQuery、CSS3、次期バージョンのDreamweaver Sneak Previewなどを予定しています。
さらに、京都に拠点をおく制作会社ワン・トゥー・テン・デザイン「AD部」による事例ベースでの活用法が目玉です。
- 日時:4月21日(水)15:00-
- 会場:メルパルクKYOTO
- 参加費:4,200円(3月21日まで早割あり)
- 出演:益子貴寛(サイバーガーデン)、丸山 章、Scott Fegette(Adobe Systems, Inc.)、鷹野雅弘(スイッチ)、小谷俊介、江見政亮、松田翔伍、中原洋子(4名ともワン・トゥー・テン・デザイン)
平日の開催となり恐縮ですが、近隣のDreamweaverユーザーの方は、ぜひご参加ください。
15 years 8ヶ月 ago
DreamweaverにフォーカスしたセミナーイベントDreamweaver ...
CSS Nite実行委員会
15 years 8ヶ月 ago

2010年6月17日木、アップルストア銀座にて開催予定のCSS Nite in Ginza, Vol.48はレベニューシェア(利益分配型サイト制作)をテーマに開催します。
ゲストは増永 玲さん(バドーゾ)。2009年には、CSS Nite in HIROSHIMA, Vol.2、CSS Nite in FUKUI, Vol.3にご登壇いただきました。矢野りんさん、林 千晶さん(ロフトワーク)、阿部淳也さん(ワンパク)と並んで、非常に評価の高いスピーカーのひとりです。
参加費は無料です。事前登録いただくと確実にご入場いただけます。 現在、mixiのコミュニティ内で参加表明を受け付けています。
たくさんのご参加をお待ちしています。
利益分配型サイト制作はこんなに面白い
制作料や開発費を受け取るのではなく、実際に発生した利益を分配する形(レベニューシェア)でウェブサイトやシステムをつくることが増えてきました。
受託制作型と比べてどんなところが面白く、どんな課題が想定されるのか。
プロジェクト開始から開発、運用の各段階の状況や今後の展望について、実例を交えながらお話ししてみたいと思います。
増永 玲(ますなが・れい)
株式会社バドーゾ
代表取締役
ウェブサービスを企画・開発・運営する他、企業や事業主のネット活用支援、システム開発、ネット通販の仕組み作りや運営サポートなど、各種事業に携わる。
個人としてはブログ『頭ん中』にて、インターネットやコミュニケーションに関する話題を中心に掲載中。
渋滞とホシブドウが嫌い。
15 years 8ヶ月 ago
2010年6月17日木、アップルストア銀座にて開催予定のCSS Nite in...
CSS Nite実行委員会
15 years 8ヶ月 ago
インターネットユーザーのニーズと広告主の商品・サービスを最短距離で結びつける「Yahoo!リスティング広告」。その運用を通じて蓄積される各種の数値データは、企業のマーケティング活動にとって欠かすことのできない貴重な示唆を多く内包しています。今回の講演では、「顧客とつながる」という観点からリスティング広告の特性について解説する予定です。
■概要
| イベント名 |
MarkeZine Day Spring 2010 (マーケジン・デイ・スプリング 2010) |
| 開催日 |
2010年3月9日(火)13:00から開始(予定) |
| 弊社講演 |
13:55~14:35「リスティング広告からはじまる顧客との関係づくり」河田顕治 |
| 会場 |
ベルサール神田 |
| 申し込み |
こちらからお申し込みください(事前登録制) *5日(金)17時まで |
| 参加費 |
無料 |
15 years 9ヶ月 ago
情報誌『アシスト』に寄稿した記事「ビジネスを加速するコンテンツ管理:CMSの戦略的な活用方法とは」がWebでも公開されました。
CMSにもいろいろあり、WCM (Web CMS)として細分化されている、戦略的に何が必要か見極めるのが重要、という内容です。
#今回は肩書きを「Webアナリスト」にしてみました。最近はWeb Analytics(アクセス解析と最適化)が本業なので。
15 years 9ヶ月 ago
モデレーターはダニー・サリバン。スピーカーはGoogleから1人と検索マーケティングの会社から2人。SMXのセッションは1つの時間帯で4つあるのですが、気になったのを選んでいたら全てダニー・サリバンになってしまいました。
彼が元々SEOよりの人&僕もSEO中心にセッションを選んでいることもありますし、僕が今後のトレンドを追う目的でGoogleやマイクロソフト、Yahoo!などメジャー所が参加しているセッションを選んでいる&メジャー検索エンジンの人が出るセッションには大御所のダニー・サリバンが自らモデレートする、と言うのもあるのでしょうか。初日最後のセッションは、原題「The Current State of Social Search」。
—
まずはいきなりGoogleの登場。ウェブ検索製品管理ディレクターのヨハンナ・ライト。
ソーシャル検索について。
ユーザーのソーシャル・サークル(ユーザーが参加しているソーシャルコミュニティの総称)に含まれる関連性の高い情報を検索結果に表示する。結果、ユーザーにより快適な検索体験を提供する。
ソーシャル検索であってもウェブ検索であっても、検索は関連性(relevancy)が全て。
Googleプロフィールの情報を検索結果に融合することで、より最適な検索結果を提供する。ソーシャル・サークルに含まれる友達が発信していた情報に触れる機会。意外とその友達が自分が知りたい情報を発信していたことに気づいていないことが多々ある。そういった予想外の、でも便利で有益な情報に出会う機会を提供する。
情報は文字情報だけではなく写真や画像も含まれる。友達が旅行に言って取った思いがけない写真に出会うことも可能。
ソーシャル検索の基本は、Googleコンタクトの各種情報とGoogleプロフィール、またそれらをソーシャルグラフAPIで拡張した情報。またあくまでパブリックな情報しか対象にしない。
ソーシャル検索のSEOに関して言えば、下記:
・基本的には「良いサイトを作る」ことが全て
・ウェブマスターガイドラインに従う
・ソーシャルグラフAPIを使うことも検討
・ウェブマスターツールでインデックスされているか確認する
ソーシャル検索は、個人によって重みが変わる部分が多く、SEOに直接かかわることは少ない。
—
次にスピーカーはRange Online Mediaのケリー・ディーン。
ソーシャルサーチは検索結果のパーソナライゼーションでもある。
ソーシャルサーチSEOを始めるには、まずGoogleプロフィールに登録すること。次にGoogle Buzzにも参加する。その上でソーシャル検索をすると検索結果が自分の関連している人の情報が表示されてくることに気づく。
ソーシャル検索は大量のトラフィックをもたらすものではないが、確実にやっておきたい作業の1つ。
ネットとプラットフォームの進化でトラフィックを得る機会は増えている。
・ユニバーサル検索
・リアルタイム検索
・ソーシャルメディア
・モバイルウェブ
Googleプロフィール以外にもネット上には様々なプロフィールサービスやソーシャルメディアが存在する。Facebook、Twitter、Yahoo!プロフィール、Flickr、、、可能な限り登録すべき。
リアルタイム検索、ソーシャル検索のアルゴリズムは基本的には既存のウェブ検索と変わらない。基本は:
オーソリティ度 + 信頼性 + 関連性
であることに変わりは無い。
。。。超早口で次から次にネタを披露したのでフォロー仕切れませんでした。。。ただ特別なことは無かったかと。ソーシャルメディアマーケティングの基本を10分で一気に話すような内容でした。
—
最後にDefine Search Strategiesのアダム・シャーク。
Googleプロフィールは現状、個人には良いかもしれないが、企業やブランドにとって使いやすいとは言い難い。個人と企業、ブランドは分けて考える必要があるのでは、と思う。
。。。プレゼン資料も無くかなり雑談的に色々なネタを話したのと、ネタが次から次に飛ぶ人で内容がまとまっていませんでした。途中でメモをギブアップ。しかも上記以外に特にコレ!と言う話は無かったです。元々、Yahoo!の人が参加する予定だったのが急遽キャンセルになってこの人になったようだったので準備不足だったのかな?
—
この後、Q&A。
サリバン:
Googleのソーシャル検索にはGmailで設定されている名前が出てくるか、現状ブランドが既に誰かが勝手にブランド名でGmailに登録していたりして、使えない場合が多い。しかも誰かが一回登録した後、今は使っていないアカウントでも現状のGoogleでは引き継げない仕組みになっている。ソーシャル検索でのブランドの露出方法に関しては、今後色々考えるべき要素が多いだろう。
元々Googleプロフィールは個人用に作られたサービスだとは思うが、ソーシャル検索に活用している以上、企業やブランドがどう活用できるかと言うことは考えていかないといけないだろう。
Google:
ソーシャル検索は、まだまだ試行錯誤の途中。ブランドや企業のニーズも理解している。どのような形で個人を中心とするソーシャル検索にブランドや企業の情報を織り込んでいくかは今後の課題。
会場:
ソーシャルブックマークやソーシャルニュースの評価やリンクはどの程度、現状、影響を与えているのか?
Google:
Googleはできるだけ多くの情報を元により最適な検索結果を提供したいと思っている。もちろんサービス側が情報を提供してくれるか、と言う課題があるが。ただここでどれ位影響があるか、と言うことは具体的に言えない。
会場:
Google Buzz経由のトラフィックは実際どれ位あるのか?
Google以外の2人:
現状はほとんど無いのでは?
—
。。。以上です。初日最後のセッションで睡魔と闘っていたこともあり、ちょっとメモのペースが大幅にダウンしてしまいました m(_ _)m ただ今日の前半のリアルタイム検索やソーシャル検索の話とかなりかぶっていた部分もあり、あえて出る必要も無かったのかな?と言う気もします。内容も正直言って中途半端な感じで今日一番イマイチなセッションでしたね。他のセッションに出れば良かったかもです。ま、初日最後で時差ボケの限界でしたから、良しとしますか。しかしGoogleもBuzzに関しては成功するかどうか全く未知数と言う感じでしたね。Q&Aの途中でGoogleの人が会場にGoogleプロフィールを開設しているか尋ねた時も半分弱の挙手でしたし。ソーシャルに関してはGoogleは苦戦しているようですね。
と言うことで初日のセッションは全て終了です。今日はリアルタイム検索、ソーシャル検索、パーソナライズド検索、Twitter、Bingなどなど最新の話題が豊富でした。明日以降はもう少しSEOよりのセッションも増えてくるかと思いますので、実用的な情報も提供できればとは思います。しかし今思うと、今日の最初のキーノートのスティーブ・バルマーの声の大きさは断トツでしたね。やっぱり迫力あるなぁ。。。ただ何で出たのかな?と言う印象はありますが。やる気はある所を見せたかったのでしょうか。
そんな所でまた明日よろしくお願いします。
15 years 9ヶ月 ago
初日午後2つ目のセッションは「Google’s Personalized Search Revolution」。Googleがパーソナライズド検索について語ります。他にも気になるセッションはあったのですが、何年も前から言われているパーソナライズド検索の最先端の話を聞きたくて参加してみました。
モデレーターは前回と同じダニー・サリバン。Googleからはパーソナライズドサーチ部門のエンジニア、ブライアン・ホーリングが参加。
まずはサリバンが一言。
「昨年末からパーソナライズド検索はまさに【革命的】に変わった。ログインしなくても勝手に検索結果がパーソナライズされるようになった。」
。。。いや、僕もこれ最初は驚いたんですけどね。。。先日もGoogleでSEOで検索してSEO Japanは2位だから喜んでたら、勝手パーソナライズドのせいと気付いてガックリ 汗
と言うことで、ブライアンのプレゼンテーション。
—
Googleで「SMX」で検索した時に何を表示すべきか?
イギリスにはSMXと言うバイクのクラブがある。カリフォルニアのサンタマリア市にはSMXと言う空港がある。ホンダのミニバンでS-MXと言うのもある。映画のスクリーン技術にSMXもある。人によってそれぞれ求めている結果が違う。
多くの検索キーワードはその意図がキーワードだけでは不明。
パーソナライゼーションは検索結果に存在する
・地理
・趣味嗜好
・パターン
・ソーシャル
等の差異を改善する。
パーソナライゼーションは、
・透明・意識せず機能する
・コントロールできる
ことが理想。
例えばGoogleでは国レベルのパーソナライゼーションがある。同じ英語圏だが例えば「tax」(税金)で検索した時にアメリカとイギリスでは提供する結果が違うべき。
地理で言えば都市レベルでも調整できる。「bus schedule」(バスのスケジュール)で検索された時、それぞれの都市のスケジュールを最初に表示する。しかし余りに地域にこだわると一般的な検索ニーズにこたえられないので大手のバス会社の結果も含めたりする。
検索のディテールでパーソナライズも可能。例えば「hardware store」(ハードウェアの店)で検索された時、何を表示すべきか?Gogleでは検索履歴をベースに最適な結果を出すオプションも用意している。Google Mapsではデフォルトの地域を指定できる。検索結果に出てくる地図も設定できる。地域はIPで判断している。
最近リリースした検索ツールのオプションでは英語圏の場合、地域でも絞り込めるようにしている(日本語はまだ)。
ユーザーがログインした状態で検索していれば、そのウェブの検索履歴を記録して、そこから最適と思われる検索結果を表示するパーソナライズド検索も提供している。当然、検索履歴は削除したり中断することもできる。
またサリバンが言ったように、現在はログインしなくともある程度パーソナライズ検索を行うようにしている。検索履歴はCookieで記録し、過去180日のデータを元にしている。またこの機能自体は検索ページの右上のウェブ履歴のリンクから無効・有効の設定はいつでもできる。
。。。デフォルトで有効ですよね。大半の人はそのまま使うだろうな。。。確かにこれは大きな変更ですよね。
—
。。。まずは一気にパーソナライズド検索のパターンを説明してきました。特に目新しことは無いのですが、今後どんな展開になりますか。
—
次にソーシャルサーチのパーソナライゼーションについて説明したい。
ソーシャルウェブにおいて各ユーザーは自分のネットワーク( Social Cicle 、ソーシャル・サークルと説明)を持っている。そのネットワークの中のコンテンツを優先的に扱うなど、より関連度の高い検索結果を提供するニーズは確実にある。自分が関係しているソーシャルネットワーク上のユーザーの発言やコンテンツは優先的に表示する。
ソーシャル・サークルの範囲は下記のデータが元になる:
・Googleのコンタクトリスト
・Googleのプロフィール
・ソーシャルグラフAPIでコンタクトの範囲は拡大される
・Googleリーダーの購読者もケースバイケースで対象とする
プライバシーの問題も当然あるため、基本的にパブリックなコンテンツしか検索結果には表示しない。
—
パーソナライズド検索はどれ位、通常のウェブ検索に変化をもたらしているか?
・全てのユーザーの検索結果に影響を与える、ただしそれぞれ違った形で
・5回の検索に1回、パーソナライゼーションの要素が含まれている
・パーソナライズドされた検索結果であっても、全ての結果を変えることはない、あっても1ページで2-3、変え過ぎても混乱が起こる
—
パーソナライズ検索でSEOはどう変わる?
・単にキーワードで上位表示できれば良いと言うだけではない、、、ユーザーの検索意図にあった形で上位表示されることが重要。
・特定のキーワードで世界中のサイトと競合になる回数が減り、同じ地域のサービスサイトと順位を競う回数が増える。例えばタクシーで検索された場合、同じ地域のタクシー会社が競合になる。
—
パーソナライズドサーチに効果的なSEO対策は?
・まずは説得力のある、魅力的なコンテンツ
・検索エンジンでなく、ユーザーにアピールすべき
。。。一般論すぎ 汗。
—
簡単なティップスだが、検索URLの最後に &pws=0 と言うパラメータをつければパーソナライゼーションは解除される。
—
。。。以上でした。続いてQ&A。
サリバン:
FirefoxとGoogle Chromeで検索結果が違うことがあるらしい。ブラウザーでパーソナライゼーションをしているか?
Google:
全くしていない。他の要素が影響した結果だろう。
サリバン:
じゃあFirefoxのシェアを奪うために何かやっているわけではないんだね 笑
Google:
しかしプラットフォームのパーソナライゼーションはありうる。例えばMacで検索しているユーザーにはMacの情報を優先的に見せることは有効だろう。
サリバン:
検索広告が検索履歴に基づいて出るんだっけ?出た気がするが?
Google:
僕は部門が違うから分からない。
サリバン:
(会場にインタビュー)
パーソナライズド検索は、問題があると思う人はどれ位いる?
Google:
(会場が挙手する前に割り込み)
パーソナライズド検索はユーザーの検索体験をより便利にするために行っていることは理解してほしい。
サリバン:
パーソナライズ検索の結果毎に検索順位を教えてくれるような機能がウェブマスターツールに用意されれば便利なんだけど。
Google:
確かにそうだね。検討します。
サリバン:
パーソナライゼーションはドメインレベルで行われるのか?例えば一度ユーザーが見たサイトのドメインを記憶して、そのドメインの結果を優先的に出すなど。
Google:
実験していたこともあるが、現状はまだ試行錯誤中。
サリバン:
パーソナライゼーションはオプトアウトのオプションを常に持つべきと思うか?
Google:
当然そう思う。
サリバン:
Googleのパーソナライズド検索でオプトアウトした人の比率は分かる?
Google:
正確な数字を今答えられない。具体的な数字は基本的に答えられない 笑
サリバン:
Googleが定義する「良いユーザー体験」とは何か?
Google:
個人的な意見だが、ソファーに座って快適な気分で時間を過ごすような気持でいられることじゃないか。
サリバン:
Cookieが利用できない場合、パーソナライゼーションはIPに頼るしかないのか?
Google:
基本的にはそうなる。その場合は地理ベースのパーソナライゼーションが中心となるだろう。
サリバン:
アダルト関連の検索やサイト閲覧は自動的に記録しないようなオプションを開発できないのか?
Google:
なるほど。要望リストに入れておきます 笑
サリバン:
リアルタイム検索にパーソナライゼーションの要素は含まれていくのか?
Google:
僕の口からは何とも言えない。
会場:
ログイン無しのパーソナライゼーションで、SEOのクライアントが上位表示したいキーワードで自分のサイトが上に表示されて、ぬか喜びしていることがあるが。。。
サリバン:
SEO会社には良いんじゃないか 笑
—
。。。以上です。最後にやっぱりその話題出ましたか。Googleの人が真面目なエンジニアだったので、いまいち盛り上がりに欠けた感じでしたが(答えられない、ばかりでしたし。ま、これは誰であっても、かもですが)、Googleのパーソナライズド検索の現状は理解できました。技術的に特に新しい発見は無かったのですが、元々それ程期待もしてませんでした。と言うか、現状これ以上は技術的にも難しいと思いますし、必要性も無い気が。
逆に今後Googleがどの位、どの分野のパーソナライゼーションに力を入れていくか、と言う話をもう少し聞きたかったですけどね。ただ結構SEOの話をしてくれたので、それは参考になりましたが。しかしアダルト検索の排除機能はパーソナライゼーションの普及には意外と重要な気も。
サリバンも頑張って次から次に質問をしてくれましたし、何となくの知識が今回のセッションを通じて明確になった部分も多く良かったですかね。ちなみに質問は他のセッションもそうですが、サリバンが全て考えた訳ではなく事前にTwitterやSNS経由で質問を受けていたようですね。こういう手法は有効かもです。
15 years 9ヶ月 ago
昼の最初のセッションは午前に続いてリアルタイム検索の話題から。時差ボケでかなり眠くなりつつありますが(日本は早朝6:15)頑張ります。。。原題は「Real Time Search: Beyond The Majors」。
モデレーターは同じくダニー・サリバン。Q&AモデレーターにNine By Blueのトッド・ネメット。スピーカーはCollectaのゲリー・キャンベル、SEO Japanでも利用中のTopsyのリシャブ・アイエル・ゴッシュ、CrowdEyeのケン・モス、OneRiotのトビアス・ペグス。OneRiot以外は、確かTwitterが昨日過去のつぶやきデータへのアクセスを開放したベンチャーですよね。さてどんな話になるやら。
—
まずはOneRiotのトビアス・ペグス。初耳の会社です。
リアルタイム検索&最初にリアルタイム検索広告に取り組んだそうで。
メジャー検索エンジンのウェブ検索でも20%-40%の検索はリアルタイム性が求められている検索と言うデータがある。
OneRiotはリアルタイムの検索エンジン。ニュース、画像、映像、Twitterのつぶやきなど最新の情報を表示することに特化している。Twitterの検索とは全く違う。Twitter検索ではひたすらtweetが結果に出てくるが、OneRiotでは無駄なつぶやきを排除するアルゴリズムを導入している。リアルタイム検索のページランク的なアルゴリズムとして、
PulseRank / パルスランク
と言う概念を導入している。より重要なつぶやきを優先表示する。
OneRiotは無名だが、それも当然。97%の検索はAPIを通じてパートナーサイトで行われている。携帯電話やiPhoneの検索や、PCのメタ検索エンジンに追加検索情報と言う形でデータを提供している。またイギリスのガーディアン紙のサイトにコンテンツと言う形でデータ提供もしている。
リリースから1年で既にかなりの検索数を毎月得るにいたっているが、今後はマネタイズが鍵となる。
ポイントはいかにユーザーの検索意図に合っている広告を表示できるか? 適切な広告を表示できれば、それはユーザーにとっても役立つ情報となる。
例えば「Sea World」(どこかの水族館?)でシャチにトレーナーが殺される事件があった時、リアルタイム検索では時間軸の中で検索数が変わっていく。一時的に検索数が増大する。我々のシステムは広告主のコンテンツを自動的にクローリングし、関連すると思われるページからテキスト広告を自動的に生成する技術を持っている。
。。。面白いですね。コンテンツサイトの広告には良いのでしょうが。。。ECサイトに使えるのかな?上の例で言うとAmazonから何の商品ページを表示すればよいのやら。シャチの図鑑、シャチのビデオ、、ですか?
—
CrowdEyeのケン・モス。同じくリアルタイム検索エンジン。設立から1年半。
とにかくTwitterが熱い。マイケル・ジャクソンが亡くなった時、1時間で30万回のつぶやきがあった。ソーシャルコミュニケーションは人間のコミュニケーションの新しい形だ。
しかしTwitter検索は現状、かなり混沌としているのも事実。従来の検索エンジンでは対応できない。
例えばiPhoneのTwittter検索。大量のつぶやきが次から次に表示される。何が、誰が重要か分からない。無駄な時間だけ過ぎてしまう。
CrowdEyeでは、検索キーワードに対して最も適切なつぶやきを見つけるアルゴリズムを持っている。フォロワー数やリツイート数など様々な要素を考慮している。
Twitterのつぶやきがポジティブかネガティブかを判断するアルゴリズムも導入している。
またつぶやきのリンクも追っていき重要なニュースソースへのリンクを提供したり、タグクラウドを作ったりもしている。
最後に、TwitterのFirehoseプログラムに選ばれたので今後もっと色々な機能を導入していく予定!APIへのアクセス回数の制限が無くなったので、サイト上でTwitter検索が自由にできる。
自分がフォローしているユーザーをベースに、パーソナライズされた検索結果を提供できることもやっていきたい。
。。。とにかく色々やっている感じでしたね。
—
次にTopsyのリシャブ・アイエル・ゴッシュ。
まずは懐かしいアルタビスタの話から。
アルタビスタはウェブの情報をインデックシングすると言う革命的なことを行った。
Googleがその情報をネットワークとして理解し、解析することを行った。その結果、情報の質を判断し、より使いやすい検索結果が提供できるようになった。
ウェブページの質とは言え、コンテンツ自体は元々人によって作られている。コンテンツを産みだす人に注目する。この考え方をリアルタイム検索に当てはめた。
ソーシャルウェブのコンテンツの特徴は全ての情報にタイムスタンプ、時間の情報があること。
Topsyはリアルタイム検索エンジンでは無いが、その情報を整理して見やすい形で表示するサービス。時間軸やリツイート数で情報の重要性を決めている。
特に便利なのが写真。例えば最新の自動車ショーの写真を見たい時にはGoogleの画像検索より適切な結果を返す。画像もTwitterのリツイート数をベースに関連性が高いものから優先表示させているから可能。
。。。技術的にどこまで凄いのか不明ですが、良くまとまったサービスですよね。SEO Japanも活用させてもらってます(この記事の最初にあるtweetボタンをクリックしてみてください)。記事がどの程度Twitter上で取り上げられたかを見るには現状一番便利な気がします。
—
最後に、Collectaのゲリー・キャンベル。
Twitterの普及で、情報の流通がより民主化された。誰でも情報をリアルタイムで発信でき、皆で共有できる。
大量のリアルタイムコンテンツが存在し、その中で共有されるリンクがある。もちろんTwitterだけでなく、Facebookもある。他のSNSもあれば、画像や映像など様々なコンテンツもある。
Collectaのリアルタイム検索は従来のウェブ検索と違う。クロール&インデックス型の検索ではなく、プッシュされる情報にフィルターをかけて、リアルタイムな情報をストリーミング表示する。このアプローチを取っているのは我々だけではないか?
リアルタイム検索には大きなマネタイズの可能性がある。検索の15%は情報検索だけでなくトランザクション目的の検索。リアルタイム検索にも大きな可能性があるはず。
アルタビスタが第一世代の検索とすれば、Googleは第二世代。そしてリアルタイム検索が大さん世代だ。
最後に Collecta のデモをしてくれました。ベータ版が見られますが確かに中々面白いですね。ウィジェットも配布しているそうですが、短期間で大量に利用されているようです。MySpace検索のデモも見せてくれましたが、MySpaceはTwitter以上に見られていることを意識していない感情的な発言が多い、とのことでした。
。。。アプローチ自体は見ていても一番面白かったですね。最終的にどうサービスとして成り立つのかは、まだ何とも言えませんけど。
—
次にQ&A。
サリバン:
君たちの未来は何?買収されることかな?
Collectca:
大企業と僕らはアプローチが違う。リアルタイム検索を活用しているユーザーはまだ一部。僕らは最先端の分野でイノベーションを起こそうとしているが、大企業はより多くのユーザーにアピールするサービスを最優先している。
CrowdEye:
僕は長年マイクロソフトで働いていたが少人数で働くベンチャーの環境は大企業と全く違う。成功できるかは分からないが、エキサイティングだ。
OneRiot:
ガーディアン紙に提供しているリアルタイムコンテンツは、Yahoo!やGoogleが提供していない革新的な内容だったと思う。もちろん僕らの基本は検索エンジンではある。ガーディアン紙との提携を通して多くの検索クエリーを得る機会を得た。このデータを生かしてもっとサービス改善していきたい。
Topsy:
リアルタイム検索が普及するに連れ、リアルタイム検索が現状のウェブ検索で対応仕切れない状況がより明らかになる。朝のセッションで、メジャー検索エンジンの連中が既存のウェブ検索にリアルタイム検索を融合していく話をしていたが、実際問題、中々効果的な結論は出していけないだろう。何かを変えるということは現状のマネタイズの仕組みを崩すことでもある。僕らのようなリアルタイム検索に特化した会社はその辺に勝機があると思う。
サリバン:
画像のリアルタイム検索は、確かに今朝も余り話題にならなかった。Topsyの話を聞いて確かにニーズがあると思う。画像のリアルタイム検索は例えばメディアにライセンス提供することもできるかもしれない。例えば最新の竜巻の写真などは需要があるだろう。
CrowdEye:
リアルタイム検索の結果は色々なことに二次利用できると思うし、マネタイズの可能性は色々あると思う。
OneRiot:
色々あるが、ベンチャーとしては何かに特化することが成功するには大事だと思っている。僕らはTwitter以外のリアルタイムコンテンツを検索対象としているが、これを外部にAPI提供することでマネタイズする機会を作っていきたい。
Collecta:
従来の検索サービスでは、ジャンルを特化したバーティカル検索エンジンと言うものがあったが、リアルタイム検索でもその考えはあると思うが、よりセマンティックな分析を行うことで多様性のある情報を提供したい。
サリバン:
リアルタイムの検索結果に広告を表示する場合の問題がある。例えばToyota(また・・・汗)関連の検索で、それまでポジティブな話題が中心だったのに急にネガティブな話題に変わった場合があるとする。このようなポジティブだった話題がネガティブな話題に変わった時、それまで掲載していた広告主は掲載を取り止めたい場合もあるだろう。どう対応するのか?
Collecta:
トランザクション目的の検索がされた際に、広告を出す、と言うアルゴリズムを強化することが重要。大被害が起きた際に広告が表示されるようなことは避けられる。
サリバン:
ウェブマーケッターに何か一言ある?
OneRiot:
従来のウェブ検索では良いコンテンツを作ってリンクを増やせばそこそこ上位に表示できるだろう。リアルタイム検索ではそうはいかない。ランキングアルゴリズムが全く違う。リアルタイム検索に参加するには、積極的に情報を発信し、発信者の質自体を高める、高く評価される必要がある。
CrowdEye:
参加することには100%賛成だが、つぶやきの内容を無視してTwitterのフォロワー数だけにこだわる人が多いが、重要なのはあくまでつぶやく内容。
Topsy:
リアルタイムコンテンツの口コミ効果は上手くいった場合、非常に高い。ウェブ検索でも同じことが言えると思うが、逆に同じアプローチがリアルタイム検索でも使える。質の良いコンテンツを発信することが大事。
Colectta:
広告主自身もリアルタイム検索の広告は、ユーザーの検索意図を良く考えた上で掲載していく必要がある。またリアルタイムウェブの世界では会話を積極的に行っていくことが重要。結果、それがリアルタイム検索のSEOにもつながる。
—
。。。以上です。リアルタイム検索で注目を集めているベンチャーが勢揃いした、と言う感じですね。それぞれ特徴や考え方があって面白かったです。
Q&Aは答えになっていない回答が多かった気もしますが、皆、未来について色々考えていて熱く語っていましたし(先ほどのメジャー検索エンジンのリアルタイム検索より熱かった!)やる気はもちろん、示唆に富んだ意見も幾つかありました。この分野に真剣に取り組んでいる日本のベンチャーって余り無いような。日本からも何か出てくると良いですね。
15 years 9ヶ月 ago
初日午前のセッションは、旬なリアルタイム検索の話題から。最初のセッションは原題「Real Time Search & The Major Search Engines」。3大検索エンジン勢揃いです。
モデレーターはSearch Engine Landのダニー・サリバン。Q&Aモデレーターは同じくSearch Engine Landのマット・マッギー。スピーカーはGoogleのサーチプロダクトマネージャーのディラン・カセイ、Yahoo!のサーチプロダクトマネージャーのイワン・ダビチェフ、マイクロソフトのサーチテクノロジーセンターマネージャーのシーン・サッター。
まずは各検索エンジンの人がプレゼンを。
最初はマイクロソフトのサーチテクノロジーセンターマネージャーのシーン・サッター。アルファベット順で他意は無いそうです 笑
—
リアルタイム検索の重要性は?
地震が起きた時に最新情報を知りたい、最新のスポーツの試合結果が知りたい、、、リアルタイムの検索のニーズは元々あった。
そこにTwitterやソーシャルメディアの登場・普及により、大量のリアルタイム性を持ったコンテンツが生成される時代になっている。
例えば先日シリコンバレーエリアで地震があった。普通に検索してもB/G/Yどれでも出てこない。しかしソーシャルネットワークで瞬時に話題になった。Twitterでもつぶやかれた。現状はソーシャルメディアやTwitterから直接検索しないといけない。
現在、ネットには様々なメディアがあり情報が産み出されている。主要な所では:
電子メール
Facebook(SNS)
Q&A
Twitter
ウェブ
がある。上に行く程、プライベート、下に行く程公共性がある。
リアルタイム検索で最適な情報が何かを判断する技術は、Googleが広めたリンクポピュラリティのアイデアだけでは足りない。
情報の関連性、リンク関係を見ていくと、自然なリンクは非常に複雑。スパム的なリンクはリンクの種類や関係は非常に単純。
検索結果でリアルタイム検索の結果をどのように表示させるかは試行錯誤している所。通常の検索結果にTwitterのつぶやきやリンクが共有されたウェブページ+つぶやき等、ミックスして表示する実験をしている。
—
次にYahoo!のサーチプロダクトマネージャーのイワン・ダビチェフ。
Yahoo! NewsにTwitterのつぶやきを表示したり、検索結果に直接Twitterを表示する実験をしている。リアルタイム検索の課題は下記:
1. 素早いインデックス
2. 検索キーワードの意図を分析(新しい情報を出すことが良い場合は少数)
3. ランキングアルゴリズム
検索キーワードが、リアルタイム検索に適したキーワードがどうか、どのように判断するかが重要。
Yahoo!ではタイムセンスという概念を持っている。まだパブリックじゃない情報だ。簡単に言うと言語モデルをベースにしている。
言語 = 言葉の集合体
言語モデル = コンピューターにボキャブラリーを説明する方法
特定の検索キーワードがリアルタイム検索に適しているかどうかを判断する際、そのキーワードの登場比率が以前と比べどうだったかと言うことを言語モデルに落として判断する。
。。。アルゴリズム的には分かる気もするけど何故に言語モデルなのか良く分かりませんでしたぁ。。。涙 でも会場の人も大半分かってなかったような(と、期待)。
今後の課題は下記:
・リアルタイム検索、ランキングとインデックスのリアルタイム性を高める
・ニュース以外にもリアルタイム検索を積極的に導入していく
最後に注意として
・複数のバズワード、流行語を含んだ投稿
・ハッシュタグの使いすぎている投稿
はしない方が良い。スパムと自動判断して検索対象から排除される。
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最後にGoogleのサーチプロダクトマネージャーのディラン・カセイ。
SNSやTwitterの普及でリアルタイムの情報が大量にウェブ上で溢れるようになった。元々リアルタイム検索のニーズは存在していた。
リアルタイム検索は昨年12月にリリースした。現状、マイスペース、Facebook、Google Buzzまで対象にできている。英語以外にロシア語と日本語に対応している。リアルタイム検索で検索されたキーワードに関する情報は、同様にリアルタイムでウェブ上でコンテンツが生成されている。
現在、例えば検索結果の最下部でTwitterのつぶやきをリアルタイム表示している(例で「Toyota Sales」と言うキーワードでデモしてました・・・)。リアルタイム検索の専用ページではTwitter以外にも他のSNSも表示している。またニュースも表示している。
。。。会場の誰かが早速Toyota Salesで検索して最初に表示されているのに笑いました。
リアルタイム検索のアルゴリズムには様々なウェブ検索の技術を応用している。
難しい部分は、検索キーワードが検索結果でリアルタイム性を求められているキーワードであるかどうか、と言う判断。
現在、全てのSNSやリアルタイム性がある情報を発信しているサービスが、リアルタイム検索の結果に表示されるような共通フォーマットを考えている。
リアルタイム検索で取り上げられるには、書く内容は情熱を持って沢山書くこと。SEOも重要だが、基本は守りつつ、やりすぎないこと。
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三者三様ではありますが、取り組んでいることは課題も含めてどこも同じですかね。
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次にダニー・サリバンが質問。
サリバン:
リアルタイム検索でどうマネタイズするのか?リアルタイム検索に広告を差し込むのは難しくないか?Googleも今は広告を出していない。
Google:
僕らは検索に100%フォーカスしている。リアルタイム検索に多くのマネタイズのチャンスは確実にあると思っている。
マイクロソフト:
広告を出す時はセンシティブな要素がリアルタイム検索は色々ある。例えば人が死んだ時。マイケル・ジャクソンが検索された時、広告を出して良いのか、など。
Yahoo!:
ローカル検索とからめるとマネタイズの機会はあるのでは?
。。。確かにこれはサービス提供者の課題ですね。ローカル検索とからめるのが自然な気がします。マイケル・ジャクソンが亡くなった話題を検索している時にマイケルのDVD一覧が表示されてもね。。。買うかもですが 汗
サリバン:
リアルタイムのコンテンツをクローリングする課題は?
Google:
確かに通常のクローリングではTwitterは上手くクローリングできない。リアルタイム検索でもTwitterとSNS、ニュースでは微妙に違う。どのように意味を判断し、最適な形でユーザーに表示できるかが課題。
マイクロソフト:
コンテンツと検索のエコシステムは、リアルタイムコンテンツの増加でバランスが崩れてきているが、皆が満足できるエコシステムを作ることが大事。
Yahoo!:
品質の高いコンテンツにライセンス料を支払って検索対象にすることもあるだろう。
サリバン:
リアルタイム検索は実際に利用されているのか?
マイクロソフト:
使われている。今後もっと使われていくだろう。何故ならユーザーがリアルタイム性のコンテンツを大量に産みだしており、その量も増えていくだろうから。
サリバン:
リアルタイム検索と通常のウェブ検索は統合されるのか?
マイクロソフト:
最終的にはそうなる。
サリバン:
Facebookは?(マイクロソフトがFacebookを買収するか?と言うことを示唆して)
マイクロソフト:
それはノーコメント 笑
サリバン:
Yahoo!ではリアルタイム検索は使われているのか?
Yahoo!:
まだまだ発展途中だが、利用はされている。今後もっと機能を充実させていく。
サリバン:
Googleはどうか?検索結果の一部でTwitterのつぶやきがリアルタイムでスクロール表示されるのは目につくのは確かだが。
Google:
実際に使われている。やはりどのキーワードで検索された際にTwitterの結果を表示すべきかと言うことが、つまりユーザーニーズにマッチングした結果を提供できるか重要。
サリバン:
リアルタイム検索で情報の新規制と信頼性はどちらが重要なのか?
Google:
2つのコンビネーションと言うしかない。まだ完全な答えは出ていない。現状でも様々な検索オプションを提供している。
マイクロソフト:
信頼性自信もリアルタイム検索ではリアルタイムで変わる。例えばリンクを受けている情報源はその時その時リアルタイムで変わる。
サリバン:
例えばtoyotaで検索すると現状はネガティブな話題ばかり出る。未来のSEOはネガティブSEO対策でトヨタ自身が永遠にTwitterでポジティブな話題をつぶやかないといけなくなるのか?
マイクロソフト:
1つの情報発信源が、検索結果を独占することはリアルタイム検索でもできない。
Yahoo!:
ウェブ検索で使われるオーソリティ評価のアルゴリズムはリアルタイム検索にも適用される。スパム的な利用は難しくなる。
サリバン:
1つのつぶやきの寿命はどれ位なのか?つぶやきによっては評価が高くしばらく結果に出てきそうだが。
Google:
リアルタイム検索の結果表示の仕方にもよるが、評価の高いつぶやきはより多くのケースが表示されることにはなるだろう。ただその期間がどれ位続くのか、と言うのは現状最適な答えは無い。同時に、例えば大地震が起きて1,000のつぶやきがされた時、全てのつぶやきを表示していては意味の無い検索結果になりかねない。重要な情報やつぶやきが見過ごされる可能性もある。非常に難しい課題にチャレンジしている。
サリバン:
もしもYahoo!のスパムフィルターにTwitterアカウントがひっかかったらどうなるのか?元に戻せるのか。
Yahoo!:
現状、明確な答えは無いが、もしもそうなったら僕に直接言ってくれ 笑 ただアカウント自体がスパムかどうか、と言うこと以上に、その時点でスパム的な行為を行っているかどうかがより重要。
Google:
同感。リアルタイム検索ではその時点でスパムに対する対応をしていく必要がある。
サリバン:
リアルタイム検索はローカルサーチとどう融合されるのか?
Yahoo!:
僕らは既にチャレンジしている。どのようにリアルタイムコンテンツのローカル性を判断するか、と言う課題はあるが。アカウントそのもののローカル性、またはつぶやきそのもののローカル性等、判断基準は色々ある。いずれにしても取り組んでいきたい分野だ。
サリバン:
文字情報以外にも映像や写真、、大量のリアルタイム性がある情報があるが、どのように統合していくのか?
Google:
現状はリアルタイム検索は第一段階に過ぎない。例えばMySpaceにはリアルタイム性も高い大量のメディアや音楽に関する面白いコンテンツがある。数年後にはリアルタイム検索のプラットフォームは今とは相当変わって進化していると思う。
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。。。以上です。
。。。最後に少し会場とのQ&Aがありましたが、一番リアルタイム検索で欲しい機能は?と言う質問があった時に「リアルタイム検索からオプトアウト(検索対象から外す)の機能がほしい」と言う意見が多かったのが印象的と言うかナルホド、と言う感じでした。
後はダニー・サリバンが全ての話題を「toyota」を事例にしていたのが日本人としては辛かったです。。。とは言え大企業が危機的状況になった際にリアルタイムの検索結果がこうなる、、、と言う実例を見るには確かに参考になりますけどね。ウェブ検索以上にネガティブ対策が必要になる、、、と言うかそもそもできそうもない気もしますが。ある程度影響力があることをしようとすると全てスパム的になりそうな。
後、3社の中でGoogleの人が一番話していましたね。次にマイクロソフト、最後にYahoo!と言う感じでした。この辺り、何か各社の状況を表しているようでどこか悲しかったですね 笑
15 years 9ヶ月 ago
グーグルが音声および映像の広告の制作を仲介。予算やカテゴリーなどを指定して、サンプルを視聴したうえで制作会社にコンタクトできる。
noreply@blogger.com (Kenji)
15 years 9ヶ月 ago
開催日時は,4月23日(金)18:30です.請うご期待! 3月中旬になりましたら本ページに詳しく掲載しますので,スケジュールを調整のほど,よろしくお願いします.(幹事:松原) ...
松原幸行
15 years 9ヶ月 ago
さてさて、始まりましたSMX(Search Marketing Expo)。先々週ロンドンで行われたSESに参加したばかりですが、興奮、と言うか時差ボケ冷めやらぬうちにアメリカ西海岸はシリコンバレーで行われるSMX Westに参加です。GoogleやYahoo!の本社もあるネット企業の総本山で行われるSMX、今年最初のSEM関連の最大イベントと思われますから参加しないわけにはいきませんでした。
初日のキーノートはなんとマイクロソフトのCEO、スティーブ・バルマーが登場。検索関連のイベントに登場するのは初めてじゃないでしょうか。Yahoo!との検索エンジンのパートナーシップもアメリカ、ヨーロッパで法的に認められたばかりで、いよいよGoogleとの全面戦争?!前夜を予感されるまさに旬な時期に登場。時差ボケによる睡眠不足でテンション低めですが、気合いで早速レポートしていきます。
サリバン:
まずはマイクロソフトとYahoo!の検索パートナーシップについて教えてくれる?
バルマー:
マイクロソフトとYahoo!の検索ボリュームが統合することで、スケールのあるデータを解析できる。検索結果の質をより高めていくことができる。これはユーザーに対してもよりメリットのある検索体験を提供できると考えている。
サリバン:
検索の世界に大きな変化は起こるか?全てを変える「ゲームチェンジャー」は現れるか?
バルマー:
ゲームチェンジャーが何かを探している所だ。
サリバン:
Bingは米国でNo.1になれるか?
バルマー:
それについて正しい答えはない 笑 Yesと言っても何か言われるし、Noと言っても何か言われる。。しかしここではYesと言っておこう(拍手)。しかし我々がやらなければいけないことは大量にある。競争は簡単ではない。
サリバン:
No.2のポジションでも満足できるか?
バルマー:
明日No.2からNo.1になれるわけではない。長期的なゴールでNo.1になりたいと思っている。
サリバン:
Yahoo!は検索サービスにおいてプレイヤーとして意味を持って残っていけるのか?
バルマー:
我々の検索エンジンがそれを助けるだろう。検索シェアを徐々に上げていくことを期待している。
サリバン:
でもマイクロソフトを同じことをやろうとしているんじゃないのか?
バルマー:
BingがNo.1になればそれでいい。
サリバン:
Googleに関して法的に問題があるサービスが色々あり問題になっているがそれについてどう思うか?
バルマー:
マイクロソフトが考えることではなく、最終的に法によって決められていくことだ。
我々としては極端な話、ユーザーや広告主にプラスになるのであれば様々なデータをGoogleと共有しても良いと思っている位だが、Googleはそれはやらないだろう。ただデジタル書籍にしてもGoogleがその圧倒的なポジションを利用してマーケットを独占することに関しては懸念している。
。。。。それって自分たちのことでは。。。汗
サリバン:
過去数年でBingの提携パートナーを多数獲得してきたと思うが、iPhoneについてはどう思うか?
バルマー:
Bingも対応させたいと思っている。とにかくBingのパートナーをたくさん増やすことが大事だと思っている。
サリバン:
Bingの検索数は他のモバイルプラットフォームより既にiPhoneが最大と聞いているがそうなのか?
バルマー:
商用的なキーワードに関して言うとそうだ。iPhoneは携帯電話など他のモバイルとは違う使われ方をしている部分はあると思う。
サリバン:
モバイルのサーチについてはどういう印象を持っているか?
バルマー:
利用率は毎年増えていくだろう。PCを超えるまで成長するかは分からないが。モバイル特有の検索ニーズはあると思うし、特有の検索行動はもっと増えていくだろう。
サリバン:
Googleとマイクロソフトで検索に対して会社としての姿勢の違いがあるか?カルチャーに違いがあると良く言われるが。
バルマー:
僕はGoogleで働いていないので分からない。Googleのカルチャーについて良くポジティブに取り上げられるが、マイクロソフトも負けないくらい優秀なスタッフがおりイノベーションを起こしている。
サリバン:
マイクロソフトは検索で利益を産んでいくことができるのか?
バルマー:
何年かかるか分からないが、そうなるよう努力している。5年~10年後にもしかするとマイクロソフトがNo.1になっているかもしれない。でも検索エンジン自体が5年~10年後にどういうビジネスになっているかは誰も予測できない。とにかく取り組んでいくだけだ。
サリバン:
検索のビジネスモデルについてはどう思うか?
バルマー:
広告主、特にオークション型広告にサポートされたビジネスと言うのは非常に面白い。広告主間で競争を産む極めてダイナミックなモデルであり、素晴らしい。
サリバン:
検索ビジネスにどれ位力を入れていきたいのか?
バルマー:
7-8の主要ビジネスと、付随する多数の関連ビジネスがある。次のフロンティアとなるビジネスが何になるか常に模索している所だ。検索もそうだし、デジタルテレビも可能性がある。リアルタイム検索も面白い。バスケットボールの結果を知るにはTwitter以上のツールはない。
サリバン:
Twitterと言えば、Twitterを買収する気はないのか?
バルマー:
買収するのが良いのか何とも言えない。我々は既にTwitterと関係を持っているし、何でも買収するのが良いわけではない。独立性を持った会社の方が上手くいくこともある。
ちなみにバスケットボールのつぶやきをするための秘密のアカウントも持っている 笑
サリバン:
検索して最近最も役に立った経験は?」
バルマー:
「キーライムパイ」だね。妻に言われて検索したんだけど。特に今のBingは便利だよ 笑(レシピ検索のこと?)
サリバン:
子供にBingって名前を付ける気がある?
バルマー:
それは微妙だが、、、50年後に子供がBingを使っていることを願うね。
サリバン:
Bingをこれ以上改善していくのに何が必要か?
バルマー:
色々考えているアイデアをもっと統合していきたい。また検索結果についてももっと品質を上げていきたい。特にロングテールのテールの部分はかなり改善されてきていると思うがもっと質を上げていきたい。Bingをサービス提供する国も拡げていきたい。
サリバン:
検索で最大のビジネスチャンスは何だと思うか?
バルマー:
最大のチャンスはユーザーがしたいと思うことに答えてあげる、と言うことだ。例えば僕が国の負債について検索したいと思っても、現状は様々な結果が出てきて本当にほしい負債情報が中々見つからない。ヘルスケアについて調べようと思っても同様。検索結果はまだまだ混乱した情報の塊だ。もっと整理された使いやすい結果を提供していきたい。
まとめると最大の検索ビジネスのチャンスは下記の2点:
1.
ユーザーの検索意図を理解する
2.
整理されていないデータをいかに整理するか
これがどこまでできるかが大きなビジネスチャンスを産むし、まだまだできることは多い。
。。。なるほど。シンプルながら分かりやすい。
。。。キリが良い所で、会場とのQ&A。
会場:
モバイルのWindows 7はかなり高性能だと思うが、それを有料で売るライセンスビジネスに固執するのはどうなのか?Googleのように長期的な視点で例えば無料で提供するなどできないのか?
バルマー:
例えばAppleにしても基本的にライセンス費でかなり収益を上げている。とは言え検索結果の広告費等で成立させるモデルも無くはないだろう。色々ミックスしながらビジネスモデルを考えていく。
会場:
シルバーライトについては今後どうなのか?
バルマー:
今後も普及の努力をしていきたい。モバイルもPCも同様。とは言えAdobeとの協業も考えていきたい。
会場:
モバイルで検索広告が成り立つのか?僕は全く使わないが。
バルマー:
現状のPC型の形がそのままモバイルで成り立つとも思っていない。それがユーザーにとって有益な内容であれば、広告を表示することが悪いわけではない。デザインやインターフェースなど今後進化していくだろう。
会場:
ユーザーのプライバシーについてはどう思うか?
バルマー:
ユーザーのプライバシーやニーズに対する意識は、サービスの進化と共に常に進化している。ユーザーが情報を公開することで、より便利なサービスを受けられることもある。非常にセンシティブな問題だが、常にユーザーの意識を気にしながら取り組んでいくべきだろう。
。。。以上でした。
ひたすら、サリバンとバルマーがQ&A形式で会話していったので、追うだけで手いっぱいでした。ちなみに上の文章はかなり要約していますので実際の発言と思わないでください。意図は間違っていないと思いますが。
感想としては、何か大きな発表でもしてくれるかと思いきや、正直余り対した話も無かったのですが 汗 、検索のビジネスチャンスを2つで言い切る辺りは流石だな、、、と思いましたね。しかし後半モバイルの話が多すぎました。逆にアメリカだとAppleのiPhone、iPad含めて注目されている分野なんですかね。
ま、マイクロソフトのCEOが検索マーケティングのイベントに出る時代になったと言うこと自体が凄いですけど!
15 years 9ヶ月 ago
アサツーディ・ケイが調査レポート「デジタルメディアと生活者2010」を発行。ウェブサイトのイメージ分類など、レポートの一部を公開した。
noreply@blogger.com (Kenji)
15 years 9ヶ月 ago
noreply@blogger.com (Kenji)
15 years 9ヶ月 ago

2010年3月9日(火)、デジタルハリウッド本校(お茶の水)セミナーホールにて「帰ってきたWeb研」の第3回を、Web ディレクションをテーマに開催します。
ゲストは、坂本 貴史(ネットイヤーグループ)。『WebディレクターのためのIA入門(ダイジェスト)』と題して、Webサイト構築・運用の観点から「情報アーキテクチャ」の概念・アプローチ方法についてお話しいただきます。
残席わずかとなりました。関心が高まっているIA(情報アーキテクチャ)についてライトに学習できるチャンスです。お見逃しなく。
WebディレクターのためのIA入門(ダイジェスト)
Webサイト構築・運営の現場では、「IA(Information Architecture)」「情報アーキテクチャ」という言葉に関心が高まっています。しかし、実際何をどう考え、どうアウトプットすることが情報アーキテクチャ上の理論に適っていることなのか、それがサイト自体や業務プロセスの改善・向上にいかに貢献しうるのか、"現場での活用"という意味では今一歩踏み出しきれていないのが現状ではないでしょうか。
Webサイト構築・運用の観点から「情報アーキテクチャ」の概念・アプローチ方法をご紹介します。
坂本 貴史(さかもと たかし)
ネットイヤーグループ株式会社
UXDグループ クリエイティブディレクター
デザイン会社でのグラフィックデザイナーを経て、2000年ごろから本格的にWebデザインに関わる。2002年にWebディレクターとしてネットイヤーグループに参画。国内外の企業におけるインタラクティブマーケティング支援 (コンサルティング)やWebサイト構築におけるクリエイティブディレクションを担当。主に、情報アーキテクチャを専門職とし数多くの企業のWebサイト構築に携わる。
自身のブログbookslope blogでも情報アーキテクチャ(IA)やユーザーエクスペリエンスデザイン(UXD)に関する情報発信をし、セミナーや講演などでも幅広く活動中。
著書『プロセスオブウェブデザイン 企画からデザインへ落とし込みの技術』(翔泳社)
今回のセミナーは、デジタルスケープ主催の坂本貴史氏に学ぶ、WebディレクターのためのIA入門のダイジェストです。さらにじっくり受講されたい方は、上記セミナーへのご参加をオススメします。
15 years 9ヶ月 ago
2010年3月9日(火)、デジタルハリウッド本校(お茶の水)セミナーホールにて...
CSS Nite実行委員会
15 years 9ヶ月 ago
Search Marketing Expo West 2010、アメリカ西海岸で開催される最もポピュラーかつレベルが高いことで評価が高い検索マーケティングのコンファレンスへ、今年も参加しております。
15 years 9ヶ月 ago