リアルアクセス解析

監修した「コンバージョンを上げるWebデザイン改善集」が2020年6月29日にマイナビ出版より発売されます! #コンバージョンを上げる本

5 years 6ヶ月 ago

監修に携わった「コンバージョンを上げるWebデザイン改善集」が2020年6月29日発売されることになりました!めでたい。

 

コンバージョンを上げるWebデザイン改善集

コンバージョンを上げるWebデザイン改善集

 

★電子書籍版も発売日前後に出る予定です 

 

私は執筆ではなく「監修」という立場で入っております。監修って何しているの?って思われるかもしれませんが、そちらは本記事の最後に触れます!まずは本書の内容から紹介させてください。

 

本書の内容

下記のような感じで色々な改善事例が掲載されている部分がメインとなります。どの事例も「改善前」と「改善後」が載っているだけではなく、その部分を改善することにいたった背景や考え方もしっかり網羅されています。実際の企業の事例となっておりますので、よりリアルに伝わるのではないでしょうか。

 

 

また事例だけではなく、改善TIPS集もたくさん掲載されております。自社サイトを確認しながら、改善TIPSをチェックしていき、自社サイトに反映できるものが無いかを見つけてみましょう。

クライアントに提案する際の参考にしていただくのも良いでしょう。こちらも数多くの例が掲載されております。

 

他にも、分析改善のプロセスや施策を行った時にどういったデータを見て評価すればよいかもまとまっております!

 というわけで本書は分析寄りの内容というよりは、具体的な改善案出しに役立つ一冊となっております。

  

コンバージョンを上げるWebデザイン改善集

コンバージョンを上げるWebデザイン改善集

 

  

監修って何したの?

正直大したことはしていません(汗)打ち合わせに複数回参加しつつ意見交換したり、後はひたすら原稿チェックしたりという感じですね!

 

f:id:ryuka01:20200603202409p:plain

こんな感じで原稿全部チェックしてコメント入れたりするお仕事です!

 

 

この書籍で大変だったところはちゃんと事例を集めて形に落とし込むところのはずです。やはりリアルな事例って掲載許可も必要ですし、調整いただいた皆様や事例の掲載許可をいただいた企業の皆様に感謝です!

 

ですので、こういった形で書籍になるというのは貴重な事ではないかなと思っております。

 

読んでいただければ、「あ、これはうちのサイトでもやってみたい!」という内容に仕上がっています。書籍のデザインや見せ方も何度も再考をし、見やすい形になりました。

 

また分析や改善の考え方もウェブ解析士マスター かつ ウェブアナリスト育成講座1期生の井水さんががっつり書いておりますので間違いないかと!

 

happyanalytics.co.jp

 

予約等開始しておりますので、ぜひ手にとっていただければ幸いです!

 

コンバージョンを上げるWebデザイン改善集

コンバージョンを上げるWebデザイン改善集

 

 

2020年5月に掲載された記事

5 years 6ヶ月 ago

こんにちは。ハピアナ広報担当の井水朋子です。

先月、小川が執筆した記事や、小川が登場した記事をまとめてご紹介いたします。

~ラインナップ~

  1. 自社サイトをもっと見てもらうためには…? Schooオウンドメディア、「PENCIL」をLIVEでデータ分析!
  2. 小川卓の「海外ウェブマーケティングニュース解説」> 第6号の配信
  3. 小川卓の「海外ウェブマーケティングニュース解説」> 第7号の配信
  4. MA×GAを活用した事例セミナーに参加しました
  5. ウェブアナリストの日常 note

(※順不同) それではお楽しみください!

■1.自社サイトをもっと見てもらうためには…? Schooオウンドメディア、「PENCIL」をLIVEでデータ分析!

スクー授業の書き起こし。対話形式で、とても読みやすいですよ。

  • 媒体名:PENCIL by Schoo
  • 公開日:2020/5/6

pencil.schoo.jp

 

 

■2.小川卓の「海外ウェブマーケティングニュース解説」> 第6号の配信

今回のメルマガではGoogleが新しく出した指標「Web Vitals」について解説しています。

  • 媒体名:リアルアナリティクス
  • 公開日:2020/5/6

analytics.hatenadiary.com

 

 

■3.小川卓の「海外ウェブマーケティングニュース解説」> 第7号の配信

AMPってサイトの速度を高めるだけと思っていませんか?AMP for Emailについて解説。

  • 媒体名:リアルアナリティクス
  • 公開日:2020/5/19

analytics.hatenadiary.com

 

 

 

■4.MA×GAを活用した事例セミナーに参加しました

5/20に開催したセミナー「少人数でも出来る、MA × Google アナリティクスを活用した事例」に出席していただいたウェブ解析士佐藤佳さんの記事です。

  • 媒体名:ウェブ解析士のお茶の間ブログ|ケイチャンネル
  • 公開日:2020/5/20

web-analyst-chanoma.com

 

■5.ウェブアナリストの日常 note

ウェブアナリスト小川卓の日常を紹介しています。

扉画像はすべて美味しそうな写真ですが(笑)中身はしっかりビジネスメインの内容です。

その日の打ち合わせや執筆関係、分析の話まで触れていますが、5月はPCオーディオ環境を変えたのが印象的でした。

  • 媒体名:note
  • 公開日:ほぼ毎日

note.com

 

 

最後まで読んでくださった方に。。。

小川卓さんのTwitterでは、ご本人が答えてくれる質問コーナーがテスト的に始まりました。

1.匿名で気軽に質問できて

2.小川卓さん本人が答えてくれます。

期間限定かもしれませんので、ピンときた方は是非してみてくださいね!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2020年6~7月のセミナー

5 years 6ヶ月 ago

こんにちは。HAPPY ANALYTICS広報担当の井水朋子です。

小川の直近の活動をお知らせさせていただきます。

※2020年6月3日時点の情報です。 詳細はリンク先をご確認の上、お申込みください。

(時系列)

 

■1.編集・ライター養成講座(大阪教室)

初のオンライン開催になりました。

イベント名 編集・ライター養成講座(大阪教室)
タグ 宣伝会議,大阪
日時 2020年6月6日 (土曜日)
時間 16:30~18:30
場所 オンライン(ZOOM)
費用 42,900円
主催 株式会社宣伝会議
ステータス 受付終了 

info.sendenkaigi.com

 

■2.第4回 データアーキテクト(データ整備人)を”前向きに”考える会

ライトニングトークで出演予定です。テーマは「データ整備に必要な「実装設計書」の作成とコミュニケーション事例」

イベント名 第4回 データアーキテクト(データ整備人)を”前向きに”考える会
タグ 無料,データアーキテクト,オンライン
日時 2020年6月9日 (火曜日)
時間 19:00~20:30
場所 オンライン
費用 無料
主催 データアーキテクト(データ整備人)
ステータス 受付中、下記リンクよりお申込みください

analytics-and-intelligence.connpass.com

 

■3.MarkeZineアカデミー:Googleアナリティクス実践講座~基本操作編

初めてオンラインで開催します。

午前午後ばらばらに募集。通しで参加してももちろんOK。

イベント名 MarkeZineアカデミー:Googleアナリティクス実践講座~基本操作編
タグ MarkeZine,オンライン,Googleアナリティクス,初心者 
日時 2020年6月10日 (水曜日)
時間 10:30~13:30
場所 オンライン(ZOOM)
費用 59,400円
主催 株式会社翔泳社
ステータス 受付中、下記リンクよりお申込みください

event.shoeisha.jp

 

■4.MarkeZineアカデミー:Googleアナリティクス実践講座~分析&改善編

 

イベント名 MarkeZineアカデミー:Googleアナリティクス実践講座~分析&改善編
タグ  MarkeZine,オンライン,Googleアナリティクス,初心者 
日時 2020年6月10日 (水曜日)
時間 15:00~18:00
場所 オンライン(ZOOM)
費用 59,400円
主催 株式会社翔泳社
ステータス 受付中、下記リンクよりお申込みください

event.shoeisha.jp

 

■5.明日からウェブ解析~デジタルマーケの最新動向

テーマは、「2020年のウェブ解析と施策はどうなっていくのか?~ユーザー軸の解析進化と、改善のために取り組んでいくべきこと~」です。

イベント名 明日からウェブ解析~デジタルマーケの最新動向
タグ  オンライン,無料,さくらインターネっと,FaberCompany,クリエイターズネクスト,TECHPLAY
日時 2020年6月11日 (木曜日)
時間 19:00~21:00
場所 オンライン
定員 150名
費用 無料
主催 さくらインターネット株式会社、株式会社FaberCompany、株式会社クリエイターズネクスト
ステータス 受付中、下記リンクよりお申込みください

techplay.jp

 

■6.SchooのテキストメディアをLIVE分析:一ヶ月で数値に変化はあったのか生放送で検証

 

イベント名 SchooのテキストメディアをLIVE分析:一ヶ月で数値に変化はあったのか生放送で検証
タグ  Schoo,無料,LIVE分析,検証
日時 2020年6月17日 (水曜日)
時間 20:00 - 21:00
場所 オンライン(スクー)
費用 無料
主催 株式会社スクー
ステータス 受付中、下記リンクよりお申込みください

schoo.jp

 

■7.MarkeZineアカデミー:Googleアナリティクスレポート作成実践講座 ~自動化で効率UP&伝わる提案&報告レポート作成術~

ロングヒットの講座です。初のオンライン開催となります。

イベント名 MarkeZineアカデミー:Googleアナリティクスレポート作成実践講座 ~自動化で効率UP&伝わる提案&報告レポート作成術~
タグ 無料,オンライン,Googleアナリティクス,レポーティング
日時 2020年6月25日 (木曜日)
時間 13:00~16:20
場所 オンライン(ZOOM)
費用 59,400円
主催 株式会社翔泳社
ステータス 受付中、下記リンクよりお申込みください

event.shoeisha.jp

 

■8.宣伝会議:データマーケター育成講座

6月4日に開講する育成講座 全9回のうち4回目。

テーマは「ウェブサイトの分析方法を知る」

イベント名 宣伝会議:データマーケター育成講座
タグ 宣伝会議, データマーケター,東京
日時 2020年6月25日 (木曜日)
時間 19:00~21:00
場所 オンライン
定員 50名
費用 99,990円(全9回)
主催 株式会社宣伝会議
ステータス 受付中、下記リンクよりお申込みください

lp.sendenkaigi.com

 

■9.【無料&初心者歓迎】 解析相談&アナログゲーム大会

 

イベント名 【無料&初心者歓迎】 解析相談&アナログゲーム大会
タグ  無料,解析相談,
日時 2020年6月27日 (土曜日)
時間 10:00~18:00
場所 東京都中央区銀座1-19-12 銀座グラスゲート2F スペース銀座 ※舘田珈琲焙煎所の2階
MAP https://www.space-ginza.jp/#section-52
費用 無料
主催 株式会社HAPPY ANALYTICS
ステータス 受付中、下記リンクよりお申込みください

www.facebook.com

  

■10.宣伝会議:データマーケター育成講座

6月4日に開講する育成講座 全9回のうち5回目。

テーマは「ウェブサイトの改善方法を知る」

イベント名 宣伝会議:データマーケター育成講座
タグ 宣伝会議, データマーケター,東京
日時 2020年7月2日 (木曜日)
時間 19:00~21:00
場所 オンライン
定員 50名
費用 99,990円(全8回)
主催 株式会社宣伝会議
ステータス 受付中、下記リンクよりお申込みください

lp.sendenkaigi.com

 

■11.宣伝会議:Googleアナリティクスを活用したWeb改善講座

東京教室です。オンラインも準備中です。

イベント名 宣伝会議:Googleアナリティクスを活用したWeb改善講座
タグ  
日時 2020年7月6日 (月曜日)
時間 14:50~17:50
場所 東京都港区南青山3丁目11番13号 新青山東急ビル8階 宣伝会議セミナールーム
MAP http://www.sendenkaigi.com/class/venue-list/map-tokyo2.php
費用 42,900円
主催 株式会社宣伝会議
ステータス 受付中

www.sendenkaigi.com

 

■12.宣伝会議:Googleアナリティクスを活用したWeb改善講座 

広島初開催!

イベント名 宣伝会議:Googleアナリティクスを活用したWeb改善講座
タグ 宣伝会議,広島,Googleアナリティクス 
日時 2020年7月13日 (月曜日)
時間 14:50~17:50
場所 広島県広島市中区大手町2-11-10  NHK広島放送センタービル13F宣伝会議 中四国本部
MAP https://www.sendenkaigi.com/class/venue-list/map-hiroshima.php
定員 20名
費用 42,900円
主催 株式会社宣伝会議
ステータス 受付中、下記リンク「広島教室」よりお申込みください

www.sendenkaigi.com

 

 各種イベント情報は、HAPPY ANALYTICSのFacebookページからも発信していますので、よかったらご覧ください。

 

https://www.facebook.com/happyanalytics/

 

<小川卓の「海外ウェブマーケティングニュース解説」> 第8号の配信

5 years 6ヶ月 ago

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6月2日に配信したメールマガジンの内容です。

 

www.mag2.com

 

というわけで中身をちょいだし!

 

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■【PickUPニュース】:「リッチリザルト」の種類と設定方法を理解する
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
みなさん「リッチリザルト」という言葉はご存知でしょうか?言葉を知らなくても見たことが無い人はいないはずです。
検索結果画面などに通常表示されるタイトルや説明文以外の役に立つ情報を指します。
例えば検索結果画面に、動画・口コミ・口コミ点数・FAQばどは全てリッチリザルトの一例です。

名前の通り「リッチ(豊かな)」「リザルト(結果)」ですね。
今回のPickUpニュースとして、「リッチリザルト」の種類そしてその設定方法を紹介していきます。


●何種類のリッチリザルトがあるのか?
現在Googleが公開しているリッチリザルトの種類は29種類にも渡ります。

その一覧が以下の通り(日本語で見たい場合はページ最下部のプルダウンで日本語に変えてください)

developers.google.com

 

ロゴ:組織のロゴ画像を表示
映画:映画のタイトル、監督情報、画像など、詳細情報など
給与推定額:求人検索のみで表示。特定の職種における給与額の範囲や地域別の平均給与などが表示
(中略)


●何故、自社にリッチリザルトが大切なのか?
リッチリザルトが検索結果に表示されることによって
1)自社の事をより知ってもらえる
2)クリック率の改善が期待できる
3)表示されるエリアが通常の検索結果より上位あるいは大きい
⇒結果として検索流入が増える

という観点から重要になります。

 

(以下略)

=====

 

本メルマガは月2回配信しており、海外のウェブマーケティングに関するニュースを取り上げています。上記内容以外にも、ニュースヘッドライン(数行解説)やQAコーナーなども用意されています。

 

月額550円/月(税込み)で、初月は無料です。今月登録いただくと、今月の過去配信メルマガ(上記内容含む)も読むことができます!

 

www.mag2.com 

情報収集のお供によろしければぜひぜひ。

 

PS foomiでも配信を開始しました。

foomii.com

小川卓主催!「提案型ウェブアナリスト育成講座」第5期1回目開催レポート

5 years 6ヶ月 ago

本日は、2020年5月19日に開催された「提案型ウェブアナリスト育成講座」のレポートをお届けします。

 

第5期生の記念すべき第1回目となる講座ですが、緊急事態宣言が出ていることもありZoomを使用しオンラインで開催されました。

今後の開催については、状況を鑑みつつオンライン/オフラインの開催判断をしていくとのことです。もし、勤務先の事情等でオフラインセミナーへの参加許可が出ない場合でも、自体が落ち着くまではZoom配信も同時に行う等の配慮も柔軟に検討予定となっております。

 

なお、通常開催の場合でも、業務によりどうしても参加が難しい場合や、当日の講義を復習したい!という場合も、毎回受講者専用ページにアップされる動画を視聴可能となっているので安心です。(せっかくの講座なので、可能な限りリアルタイムで参加したいところですが!)

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Zoomを利用したオンライン講座の様子。受講者とコミュニケーションを取りながら進めていました。

 

ちなみにこの講座、以前のレポートにも書かせていただいたとおり、少人数制ならではの受講生とコミュニケーションを取りながら和気あいあいと進める形で行われています。

 

analytics.hatenadiary.com

 

前回は第8回の様子をお届けしていたので、各個人の意思表示や分からない箇所の質問なども活発な印象を受けました。今回はさすがにまだ初回ということもあり、心なしか受講生の皆さんには少し緊張や遠慮が見られました。

ここから短期間でコミュニケーションが活発になるということは、この講座がいかに濃い内容・密なやり取りを重ねて行われているかが想像できますね!

 

さて、前置きが長くなりましたが、初回である今回はこの講座全体の概要、今後どのように進めていくかのガイダンスから始まり、同期となる受講生同士の自己紹介、そして講座の本題へと入る流れで進められました。

 

第1回アジェンダ

  • アナリティクスの現状と講座のゴール
  • 自己紹介 - DMAIC及び能力マップを使って説明
  • Define: 目標設定
  • Define: KPI設計
  • Define: KPI設計 ビジネスロードマップ
  • 業種別KPI事例
  • ユーザー軸のKPIとは
  • 最後に

このレポートでは、一部を抜粋してご紹介します。当日の内容と雰囲気が少しでも伝われば幸いです。 

 
アナリティクスの現状と講座のゴール

 

講座の始まりとなったこのパートでは、自動化の波などを踏まえアクセス解析の現状と未来、そして変わりゆく求められるスキルセットについて話されました。

 

「提案型」のウェブアナリストを育成するためのこの講座では、ツールの使い方やレポートの作成方法ではなく、成果を出せるウェブアナリティクスの知識を身に着けることに重きが置かれています。

 

講座の目的

  1. 分析手法ではなく、気づきを発見する方法を学ぶ
  2. ツールの使い方ではなく、ツールの設計・設定方法を学ぶ
  3. 集計やレポート作成するのではなく、改善提案ができるようになる
  4. レポートを読んで終わるのではなく施策を実行してもらうようになる

 

ウェブ解析を学ばれている方の悩みとして「ツールの使い方は分かるしレポートも作れる、でもどう改善したらいいか分からない...」「色々なセミナーに参加して事例を聞いてはみたけど自社に当てはまる気がしない…」という声をよく耳にします。

この講座は、そういった課題の解決ができそうな予感がします。

 

講座中の小川さんの話の中に、

現在求められているのは「分析」だけではない、

どちらかというと分析以外の部分が重要になっているし、今後より重要になってくる

というものがありました。

受講回数を重ねる毎に、5期生の皆さんがどのように力を付けていくか楽しみですね!

 

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DMAICプロセスに沿ったカリキュラムの紹介。 今回はオンライン開催もあるので、ワークをオフライン実施できるよう順番を組み替える等柔軟に対応するとのこと。

 

全10回のカリキュラムは、DMAICプロセスをベースとして構成されています。

 

中級レベルの小川さんのセミナーを受けたことがある方なら目にしたことがあるかも知れないこのDMAICプロセスですが、提案型ウェブアナリスト育成講座ではこのプロセスに基づいて進める中でワークショップや課題を織り交ぜた実践的な内容となっているのが特徴。

講義を聞くだけではなく、業務に活かせる力しっかりと身につけたい方に特にオススメの内容です。

 

なお、このレポートでは割愛しますが、話の中ではAdobe Summit 2020の内容など小川さんがご存知のアナリティクスの最新の話題なども共有されておりました。受講者ならではの、得られるトレンド情報も豊富そうです。 


自己紹介 - DMAIC及び能力マップを使って説明

普通ならただ「こんにちは」で終わる自己紹介も、この講座ではワークショップとして行われるのには驚き。DMAIC表と能力マップを用いて、今関わっている業務と能力を可視化し自己を紹介し合います。

 

ワークショップに使われたDMAIC表と能力マップ。

受講生それぞれ特徴のある内容にできあがっており、全員分をお見せできないのが残念!

 

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ワークショップに使われたDMAIC表と能力マップ。 受講生それぞれ特徴のある内容にできあがっており、全員分をお見せできないのが残念!

ポイントは、謙遜しない・強みをちゃんと伝えることだそうで、自らと向き合いできること・できないことが表現されていきます。

 

5期生となる今回のメンバーは、事業会社で働く方も居れば、ご自身でコンサル業を営まれている方も居て様々。何を得意とするかも多様でした。

お互いに刺激し合える同期も居て、切磋琢磨するには最適の環境ですね!

会社によっては、同じ業務にあたるのが自分一人という場合も少なくありません。ここには成長できる環境があります。

 

講座の概要にも記載されているとおり、活躍中のウェブアナリストでも得意不得意があり満遍なく力をつけている方は稀で、最初の段階でこれら全てを満たしていなければ参加できない訳ではありません。

この講座を受講することによって、自分に足りない力を補って、ビジネスで成果を出すための「5つの力」を養えるとのことです。

 

ウェブアナリストに必要な5つの力

  1. 設計力
  2. 仮説力
  3. 施策実行力
  4. 情報収集力
  5. 情報発信力

 

詳細の記載は控えますが、講座中ではこの5つそれぞれの必要なスキルセットが紹介されていました。なるほど納得!というものから目からウロコの着眼点のものまで、スキルの内容は様々。「社内でなかなか改善案が実行に移せない」とお悩みの方の解決に役立ちそうなスキルもあり、個人的にも興味津々です。

 

受講することでスキルアップだけではなく視野を広げることもできそうです。第1回目だけで、個々の大きな成長が予期できるような内容となっておりました。


Define: 目標設定とKPI設計、ビジネスロードマップ

カリキュラムなどの概要的な話が終わると、DMAICプロセスの始まりとなる「Define」に移ります。いよいよ具体的な内容となっていくのですが、現実に即した内容で丁寧に説明されているのが印象的でした。

 

このDefineのパートでは、「登る山との登り方を決める」と例えと共に

  • (ウェブ)ビジネスあるいはプロジェクトのゴールを決めること
  • 達成のためのプランを決める(=KPIを決める)

について説明されています。

 

KPIを設定することで改善の方向性を揃えられることを、「山を登る」という分かりやすい例えで山の登り方(=やり方)の合意取れてないと登頂できなくなくなるという話をされていました。

 

この講座の内容においては、目標設定もKPI設計も書籍などでありがちな実現不可能かに思える理想論ではなく、現場感のある実行していけるものとなっています。

 

KPI設計をより実践的に考えられるよう、今自らが関わる業務を想定した「ビジネスロードマップ」の作成が個々の宿題として出されていました。

この課題は、期日までに講師である小川さんに個別提出します。こういったフィードバックを個々にもらうことができるのも、少人数制で開催されている講座ならではのメリットですね。羨ましい!

 

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KPI設定のポイントとして4種類の例(BtoBサイト、ECなどのBtoCサイト、ランディングページ、オウンドメディア)が紹介されたのですが、そのサマリとして話された「KPIを決めるということは、戦略を決めるということ。この数字を上げようではなく、こういうやり方で行こうというのが大事」というフレーズはとても印象に残りました。

 

また、やることを決めるというのは同時にやらないことを決めるべきというのも、とても重要だと感じました。リソースの問題があるので、どこに注力すべきか(注力しないべきか)を整理し明確にしておくのが何より大事というのは大納得です。

 

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講座内容は以上です。

 

上記以外にも「ユーザー軸のKPI」についての話は、とても興味深い内容でした。ビジネス軸のKPI以外に、「何がユーザーの心を動かしたか」を考える中長期的に響いてくるKPIについて。後々の回で詳しく掘り下げるようなので、そちらも楽しみですね!

 

最後に、この講座ならではの環境をご紹介してこのレポートを終わりたいと思います。

 

この講座の特徴

  • 講座は最大15名までの少人数制(第5期生は7名で開催!)
  • ワークショップ多数!同期同士で刺激しあい高め合える環境
  • 基本的にはオフライン開催なので、休憩時間などに気軽に相談可能
  • 受講生専用slackチャンネル有り、講師である小川さんに直接相談や連絡が可能
  • 受講生専用ページあり、欠席時や復習に役立つ動画や課題などのまとめを掲載
  • 実際の案件を用いての課題解決も受講生全員NDAを締結するので安心して取り組める環境
  • 提出する課題は個別に小川さんからのフィードバックを貰える

 

最後までお読みいただきありがとうございました!本レポートを通して「提案型ウェブアナリスト」への理解が深まれば幸いです。

happyanalytics.co.jp

 

<小川卓の「海外ウェブマーケティングニュース解説」> 第7号の配信

5 years 6ヶ月 ago

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5月19日に配信したメールマガジンの内容です。

 

www.mag2.com

 

というわけで中身をちょいだし!

 

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■【PickUPニュース】:AMP for Email知っていますか?
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+

今回は以下の記事を中心に解説+実際に配信してみた例などを紹介します

AMP for Email: Everything You Need to Know

cxl.com


●最初に
AMP(Accelerated Mobile Pages)をご存知の方も多いかと思います。
モバイルページを高速に表示させるための手法として、Google・Twitter・Pinterest・LinkedIn・Wordpressが2015年に共同で立ち上げたオープンソースプロジェクトです。

 

2016年10月にGoogle等の検索結果で表示されることになり、一気に火が付きました。

 

※なおAMP対応の有無は検索順位には影響しません。モバイルフレンドリー(モバイルから利用しやすいサイト作り)の施策としてAMP対応は有効で、モバイルフレンドリーだと検索順位に影響を与えるという関係性になっています。

 

特に(対応のしやすさから)メディアサイトを中心にAMPは広まってきました。何故AMPだと表示が高速化されるのか。

 

詳細は以下URLにありますが

amp.dev

 

要点を説明すると

・使えるコードが限定的のため(例:非同期のJavaScriptが利用できないなど)そもそも読み込み時間が短い
・AMPページはGoogle等のキャッシュに保存されるため

というのが主な理由です。


さて、前段が長くなりましたが、このAMPは実はメールにも活用する事が出来ます。
HTMLメールを書くのと同じようにAMP形式のメールを送ることが可能です。

 

こちらの機能は2019年3月にリリースされました。ただこのAMP for Emailはスピードアップが目的ではなく、メール内でインタラクションを実現するために活用が出来ます。

具体的に何が出来るのか?

 

=====

 

本メルマガは月2回配信しており、海外のウェブマーケティングに関するニュースを取り上げています。上記内容以外にも、ニュースヘッドライン(数行解説)やQAコーナーなども用意されています。

 

月額550円/月(税込み)で、初月は無料です。今月登録いただくと、今月の過去配信メルマガ(上記内容含む)も読むことができます!

 

www.mag2.com 

情報収集のお供によろしければぜひぜひ。

【寄稿】リアルタイムで「小川卓の本気な9個の改善案」―SchooのテキストメディアをLIVE分析【第2回】

5 years 6ヶ月 ago

最初に言ってしまうと、今回の講義ではなんと「小川卓の本気な9個の改善案」のクライアントへの提案風景をリアルタイムに見ることができます!(最初にハードル上げておきます!)

 

「SchooのテキストメディアをLIVE分析」は小川卓が「PENCIL」という実在するメディアサイトに関して、ヒアリングから改善提案、実施、振り返りまでを、生放送でリアルタイムにやってしまおう!という業界の方には非常に興味深いであろう講義です。

 

今回は第2回「サイト内の改善」です。

 

・第1回「サイトに関するヒアリング

・第2回「サイト内の改善」 ←今回はここ!

・第3回「一ヶ月で数値に変化はあったのか生放送で検証」6月17日(水)開催予定

 

* 当日はLIVE配信を行っておりましたが、現在Schooさんのサイト上で録画授業として公開されています。

 

 

schoo.jp

 

 

ウェブ解析の第一線を走る小川卓の実際のコンサルティング風景をリアルタイムで見られるのはこの講座だけかも!?

 

今回は小川卓の弟子(と勝手に自称する)福田が個人的な質問も含めて「SchooのテキストメディアをLIVE分析 第2回」を受講します。

 

それではいってみましょう!

 

【目次】

 

 

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講座の概要と前回の簡単な振り返り

■講義のプラットフォーム:

Schoo - 大人たちがずっと学び続ける生放送コミュニティ

受講生が画面の前で「着席」してリアルタイムで講義を聴くことができます。

コメントももちろんリアルタイムなので、

「蝶ネクタイを期待していました。」

「今日も背景込みで可愛いですね!」

といった小川卓いじりを聞いて一人で笑っていました微笑ましい光景もSchooの魅力ですね。

 

■分析対象サイト:Schoo PENCIL

Schooが運営するオウンドメディアです。

(ぜひ実際のサイトを見ながら読み進めてください!)

 

pencil.schoo.jp

 

〇クライアント

古瀬さん 株式会社Schoo 取締役COO(小川卓のリクルート時代の上司)

青野さん 株式会社Schoo マーケティングユニット(PENCILのディレクション・グロース担当)

 

このLIVE分析ではコンサル側の小川卓と、クライアントの取締役やディレクターとの対話で進行していきます。提案に対するクライアントからのリアルな質問や、小川卓の話の持って行き方などが生々しく見られるので、「自分だったらどうしていたかな」と考えながら受講していました。

 

今回は第2回の「サイト内の改善」ですが、第1回では「サイトに関するヒアリング」を行っています。

詳細は「スクーのオンライン授業を受講してみました!「SchooのテキストメディアをLIVE分析【第1回】」」をご覧ください。

 

 

集計&分析結果の共有

第1回のヒアリングをもとに、小川卓が実際にGoogle Analyticsなどを使ってPENCILのサイトを分析し、プレゼン資料を作成してきています。

 

序盤に受講生から

「本気の改善提案」

「プレゼンテクニックにも注目してください!」

 

といったコメントもあり、わが師、小川卓にどんどん生放送のプレッシャーがかけられていきます。卓ちゃん頑張って!!

 

(ちなみにですがこれリアルガチでやっているそうです。Google Analyticsの画面には日時なども表示されているので、ごまかしが効かないですね。。)

 

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小川卓が分析で実際に使った項目は?

 

今回の改善提案に先立って、小川卓が実際に分析をして気づきを得たデータは以下のものでした。

・訪問者数の推移

・流入元の推移

・デバイス別推移、PC増加理由

・TOPページの離脱率

・新規とリピーター推移

・人気キーワード

・上位ページ

・記事のスクロール率、デバイス別のスクロール率

 

もちろん、そのサイトや目標などによって見るべき数字は変わってきますが、実際に分析のときに小川卓がどのようなデータを使っているのかを垣間見ることができました。

 

分析結果の解説とプレゼン

上記で挙げた分析結果の中から、いくつかピックアップして見ていきましょう。

 

流入元の推移、デバイス別推移

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「流入元の推移」と「デバイス別推移」から、直近一か月の「PCからのDirect(直接)流入」が増加していることがわかりました。

 

まだ施策を実施していないのでこれは小川卓の成果ではなく、Schooさん自社での施策の成果ですが、素晴らしいですね!また、アナリストとして自分の成果を確認するために、施策実施前の数字をしっかりと理解しておくことの重要性を感じました。

 

PENCILの大きな目的は「認知の向上」であり、これらの流入は新規ユーザーの割合が明らかに低いため、今後はOrganic(自然検索)流入数を増やしていきたいですね、というところに持っていきました。

 

また、これに伴って新たに発生した課題についても解説しており、後に改善提案に盛り込んでいます。

 

ここで、受講生を代表しての疑問ですが、「同じドメインであるSchoo本サイトからの流入がDirectに分類されていた」とのことですが、どうしてこのようなことが起こるのでしょうか?また、どのようにそれを確認・解消すればよいのでしょうか?

 

小川さん!補足解説願います!

「こちらに関しては、同じドメインではあるものの別サイトのため、Google アナリティクスのプロパティ(計測単位)が違います。この場合はschooからpencilに入ってくる際に広告パラメータを付けておくことで分類し、見やすくするのが良いでしょう。」

 

上位ページ

 

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PV(ページ閲覧数)が多い各記事の数字が提示されています。

情報量は非常に多いのですが、とても見やすく小川卓独自のまとめ方が見られて参考になります。

 

・ページビュー数

・滞在秒数

・離脱率

・クリック率

・スクロール率

 

これらの数字からたくさんの気づきが得られたそうです。

「どんな記事が人気なのか」

「PVが多いが、クリックに繋がらないページ」

「PVが少ないが、クリックに非常に貢献しているページ」

「クリック率とスクロールには相関を確認してみよう」

などなど

 

スクロール率や読了率をGoogle Analyticsで取得する方法については、こちらの記事で解説しています

 

blog.hatenablog.com

 

(かつて私もこの記事を参考にしてスクロール率を導入しました。)

 ここからさらにスクロール率を深堀りして話が行われていました。もちろん改善提案ではこれらスクロール率や回遊率を上げるための施策も盛り込まれています。

 

 

 

分析結果を聞いてのクライアントの反応

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古瀬さん 「離脱率が低いというお話について、流入元によって離脱率は変わると思うのですがいかがでしょうか?」

 

小川卓  「流入元によって記事に期待することが変わると思います。これをもうちょっと細かく分析するためには、流入元ごとに直帰率と離脱率を見ていきます。

そこで流入元ごとで大きく変わらない場合は記事自体を改善、流入元ごとで大きく変わる場合には流入元の方を改善する、ということになります。」

 

古瀬さん 「離脱率や直帰率はどれくらいの数字を目安に良い・悪いを考えれば良いのでしょうか?」

小川卓  「メディアサイトでは、ユーザーはその記事を読みに来ているので、どうしても離脱率や直帰率が高くなります。私は直帰率が約80%くらいが平均と考えているので、それよりも高い記事には改善の余地がある、と思っています。」

 

各指標の目安を知っておくのは分析・改善を進めるにあたって重要な事ですね!

 

ここで再び受講生を代表して質問を。

メディアサイトの離脱率の目安については「平均が80%から~~%」の部分の音が途切れてしまっており、上限の目安が聞き取れませんでした。

また、コーポレートサイト、ECサイトなど他のジャンルのサイトについても目安となる離脱率が知りたいです。

 

小川さん!補足解説願います!

サイトの規模や集客状況によって大きく変わるので具体的な目安的なものはないのですが、50%を超えていたら改善の余地があるというお話をさせていただいております。

 

 

改善案

小川卓の「本気の9つの改善案」は以下になります。

 

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クライアントとのディスカッションを円滑に、効率的に進めるためにも一枚のスライドに施策の一覧とその優先度や難易度がまとめられているのはとても便利ですね!

 

ここでもいくつかピックアップしてみましょう

 

分析結果の解説とプレゼンテーション 

学びのエッセンス改修

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記事の最初に「学びのエッセンス」という項目がありますが、これが実際は「エッセンス」ではなく「目次」になっており、ユーザーが期待するものになっていない、という課題です。ここでのスクロール率の離脱が多いのも分析から見えました。

 

小川卓から

  • 実際にエッセンスに書き換える
  • クリックできる「目次」に変更する

という改善提案がされました。

 

この施策に対しては小川卓とクライアントとの非常にリアルなディスカッションが繰り広げられていました。

 

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青野さん 「スクロール率を上げる、という目的を考えた時に「目次」と「エッセンス」のどちらが良いんですかね?」

小川卓  「なかなか結論が出ないことだと思うので、わがままを言えばABテストをするのが理想ですね。」

古瀬さん 「そうですね。今後のフォーマットになっていく部分なので、ひとつずつ積み上げて一番成功に近い形で型を作ってやっていきたいです。」

 

本文最後に誘導 

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記事ページの下の方に関連記事へのリンクを貼りつけることは多いと思いますが、それを一工夫しよう、という提案です。

 

具体的には現在は記事が終わって、ソーシャルボタンなどがあるさらに下の部分に関連記事が表示されていますが、そうではなく、ソーシャルボタン等の上側、つまり記事本文のすぐ下に関連記事を表示させよう、ということです。

 

これは小川卓が別のサイトで過去に実施したところ、関連記事のクリック率がなんと!!

 1.5% -> 7%

 に改善したらしいです!

 

もの凄い説得力だ。。。これにはクライアントも大賛成となりました。

キーワード等から見えた記事3案 

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小川卓がPENCILをGooglerアナリティクスとサーチコンソールで分析していく中で見えてきた、成果の出そうな記事案を提示しています。

拡散力を上げるために「講師の集客を利用」というのはシンプルなようで、とても強力そうですね!

 

さいごに

小川卓は「施策を複数提案したあとに、クライアントに実施する施策を選んでもらうことで、クライアントの納得感もあるし施策の実施確立の向上に繋がる」と言います。

 

その言葉どおり最後に施策一覧を見ながら、クライアントに特に実施したい施策を確認します。

 

古瀬さん 「本文の最後に参考記事を入れる、というのはぜひやりたいです。あと、PCの方での横幅の改善もやりたいですね!」

青野さん 「タイトルと見出しは一致させた方が良いのかな、と思いました。」

中田さん(受講生代表) 「私も検索するときに、サイト名の下の説明の部分を参考にするので、そこを改善してほしいです。」

 

確かに、この流れで話を進めるとクライアントとしても、

納得して自主的に実施する施策を選んだ -> 自分で決めたからにはやらなければ!

という思考プロセスになりそうな気がします。

 

実際に自分がコンサルするときにも意識していきたいテクニックだと思いました。

 

 

そしてついに次回、第3回は施策を実施した後の結果発表です!

小川さんプレッシャー受けてるだろうなぁ。。。もしも次回の講義がなくなった場合は心中を察してあげてくださいw いやいや、恐らく結果を出してくれることでしょう!!

 

それでは次回、結果発表と小川卓の「どや顔」に期待しましょう!!

 

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(1時間とはとても思えないほど濃密な内容だったため全てを紹介できませんでした。実際に小川卓が提案している光景も見られるのでSchooで講義動画をご覧になることをおすすめします!)

 

schoo.jp

 

<小川卓の「海外ウェブマーケティングニュース解説」> 第6号の配信

5 years 6ヶ月 ago

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5月8日に配信したメールマガジンの内容です。

 

www.mag2.com

 

というわけで中身をちょいだし!

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<小川卓の「海外ウェブマーケティングニュース解説」>

第6号 2020/05/08

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

今回取り上げるのはGoogleが2020年5月に公開した「Web Vitals」という考え方になります。

 

Web Vitals

web.dev

 

ページが使いやすいか、ユーザー体験が優れているか。
それを図るための指標があったら便利だと思いませんか?

 

Googleが今回公開したのがWeb Vitalsという計測を行うための3つの指標です。

 

では3つの指標とは何なのか?どのように計測されているのかを解説します。 また自社ページでの3つの指標の見方もあわせて紹介します。

 

●3つの指標は「LCP」「FID」「CLS」

3文字略語で意味が分かりませんよね…それぞれ以下の通りとなります。

Largest Contentful

Paint First Input Delay

Cumulative Layout Shift

それぞれを解説していきます

 

●Largest Contentful Paint (LCP)

LCPとはページの表示時間に関する指標です。
単位は秒となっており

 

2.5秒未満 良い

2.5秒~4秒 改善の余地あり

4秒以上 悪い

 

という定義になっています。

 

ページの表示時間に関する指標と書きましたが、ページの中身すべてが表示されるまでの時間ではありません。 定義としては「ユーザーに表示される最も大きい要素の表示までにかかった時間」という定義になります。

 

=====

本メルマガは月2回配信しており、海外のウェブマーケティングに関するニュースを取り上げています。上記内容以外にも、ニュースヘッドライン(数行解説)やQAコーナーなども用意されています。

 

月額550円/月(税込み)で、初月は無料です。今月登録いただくと、今月の過去配信メルマガ(上記内容含む)も読むことができます!

 

情報収集のお供によろしければぜひぜひ。

2020年4月に掲出された記事

5 years 6ヶ月 ago

こんにちは。ハピアナ広報担当の井水朋子です。

先月、小川が執筆した記事や、小川が登場した記事をまとめてご紹介いたします。

~ラインナップ~

  1. <小川卓の「海外ウェブマーケティングニュース解説」> 第5号の配信
  2. 小川卓の「海外ウェブマーケティングニュース解説」 - まぐスぺインタビュー
  3. Google データポータル作成例:弊社(HAPPY ANALYTICS)の場合

(※順不同) それではお楽しみください!

■1.<小川卓の「海外ウェブマーケティングニュース解説」> 第5号の配信

メルマガの内容をちょい出し。

  • 媒体名:リアルアナリティクス
  • 公開日:2020/4/18

analytics.hatenadiary.com

■2.小川卓の「海外ウェブマーケティングニュース解説」 - まぐスぺインタビュー

配信しているメルマガについてインタビューを受けました。

  • 媒体名:まぐまぐ
  • 公開日:2020/4/20

www.mag2.com

■3.Google データポータル作成例:弊社(HAPPY ANALYTICS)の場合

データポータル12ページ分を紹介しています。

  • 媒体名:リアルアナリティクス
  • 公開日:2020/4/28

analytics.hatenadiary.com

2020年5~6月のセミナー

5 years 6ヶ月 ago

こんにちは。HAPPY ANALYTICS広報担当の井水朋子です。

小川の直近の活動をお知らせさせていただきます。

※2020年5月7日時点の情報です。 詳細はリンク先をご確認の上、お申込みください。

(時系列)

■1.スクー:SchooのテキストメディアをLIVE分析

今回は分析結果と改善案をディスカッションする注目回です!

生放送授業への参加は無料です。

イベント名 スクー:SchooのテキストメディアをLIVE分析
タグ 無料,オンライン,ライブ分析
日時 2020年5月13日 (水曜日)
時間 20:00~21:00
場所 オンライン
主催 株式会社スクー

 

schoo.jp

■2.少人数でも出来る、MA × Google アナリティクスを活用した事例 

HAPPY ANALYTICSでどのようにMAとGAを活用しているかが紹介されます。2日間で埋まってしまったため、また機会があれば再演など出来れば!

イベント名 少人数でも出来る、MA × Google アナリティクスを活用した事例
日時 2020年5月20日 (水曜日)
時間 10:00~11:00
場所 オンライン(WebEX)
定員 100名
費用 無料
主催 toBeマーケティング株式会社
ステータス

定員数に達したため、申し込み終了

tobem.jp

■3.宣伝会議:Googleアナリティクスを活用した分析・改善提案・レポート作成手法 札幌教室

1年ぶりの開催です。3月16日から変更になりました。⇒7月に延期となりました

イベント名 宣伝会議:Googleアナリティクスを活用した分析・改善提案・レポート作成手法 札幌教室
タグ 宣伝会議,札幌,アナリティクス,
日時 2020年5月25日 (月曜日) 
時間 14:50~17:50
場所 北海道札幌市中央区北一条西4-1-2 武田りそなビル6F 宣伝会議 北海道本部
MAP https://www.sendenkaigi.com/class/venue-list/map-sapporo.php
定員 30名
費用 42,900円
主催 株式会社宣伝会議
ステータス 受付中、下記リンク「札幌教室」よりお申込みください

www.sendenkaigi.com

■4.MarkeZineアカデミー:Googleアナリティクス実践講座~基本操作編

初めてオンラインにて開催します。 午前午後ばらばらに募集。通しで参加しても、もちろんOK。Google アナリティクスを基礎から学びたい人向けです!

イベント名 MarkeZineアカデミー:Googleアナリティクス実践講座~基本操作編
タグ オンライン,Googleアナリティクス
日時 2020年6月10日 (水曜日)
時間 10:30~13:30
場所 オンライン(ZOOM)
費用 59,400円
主催 株式会社翔泳社
ステータス 受付中、下記リンクよりお申込みください

event.shoeisha.jp

■5.MarkeZineアカデミー:Googleアナリティクス実践講座~分析&改善編

イベント名 MarkeZineアカデミー:Googleアナリティクス実践講座~分析&改善編
タグ オンライン,Googleアナリティクス
日時 2020年6月10日 (水曜日)
時間 15:00~18:00
場所 オンライン(ZOOM)
費用 59,400円
主催 株式会社翔泳社
ステータス 受付中、下記リンクよりお申込みください

event.shoeisha.jp

■6.MarkeZineアカデミー:Googleアナリティクスレポート作成実践講座 ~自動化で効率UP&伝わる提案&報告レポート作成術~

ロングヒットの講座です。初のオンライン開催となります。運用レポートと改善提案レポートの作成方法をがっつり学べます!

イベント名 MarkeZineアカデミー:Googleアナリティクスレポート作成実践講座 ~自動化で効率UP&伝わる提案&報告レポート作成術~
タグ オンライン,Googleアナリティクス,レポーティング
日時 2020年6月25日 (木曜日)
時間 13:00~16:20
場所 オンライン(ZOOM)
費用 59,400円
主催 株式会社翔泳社
ステータス 受付中、下記リンクよりお申込みください

event.shoeisha.jp

 

■7.宣伝会議:データマーケター育成講座(6月開講分)

6月4日オンライン開講になりました。

イベント名 宣伝会議:データマーケター育成講座(6月4日開講)
タグ 宣伝会議, データマーケター,東京,オンライン
日時 2020年6月25日 (木曜日)
時間 19:00~21:00
場所 オンライン(ZOOM)
定員 50名
費用 全8回、99,999円
主催 株式会社宣伝会議
ステータス 受付中、下記リンクよりお申込みください

lp.sendenkaigi.com

スクーのオンライン授業を受講してみました!「SchooのテキストメディアをLIVE分析【第1回】」

5 years 7ヶ月 ago

こんにちは、某WebサービスのPdMをしている冨樫です。今回もセミナーの聴講レポートをお届けします。

 

前回までと違い、今回は「オンライン講座」且つ「LIVE分析」であるのが特徴です。その名も「SchooのテキストメディアをLIVE分析」という講座タイトル!

 

なんと、セミナーのその場でメディア担当者にヒアリングしながら分析していき、実際に改善提案し実現しちゃおうという内容なんです!なので、どんな過程を経て分析〜改善まで辿り着くのか、その改善結果はどうだったのか、めちゃめちゃリアルな変遷を目の当たりにすることができるのです。

 

他の人がどういう流れでやっているのかは気になりますよね?
今回のLIVE分析を担当するのが、ウェブ解析のプロフェッショナルである小川卓さんなので尚更です。

 

それでは、実際に参加してみて「おもしろい!」と感じた部分や、実際に業務に役立てられそうな点など、私個人の感想を交えながら全体の内容をかいつまんで紹介したいと思います。

 



講座の雰囲気

  • スクーのサービス上で、リアルタイムでオンライン聴講(無料!)
  • 画面上に映し出されるのは、講師の小川さん・スクー株式会社からヒアリング対象の方2名と進行役の方1名の計4名
  • 受講者の顔は出ず参加者名の表示のみ、テキストチャットでLIVE配信に参加可能
  • タイムライン上で他の受講者の発言を閲覧でき、コメントやアイコンで反応可能
  • 進行役の方が質問をピックアップして、講師が解説を挟んでくれるので一連の流れがスムーズ

 

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実際の画面。講師を含む運営サイドの4名がビデオ表示され、受講者はチャットで参加しています。

 
講座の内容

  • 第1回「サイトに関するヒアリング」4月13日(月)20:00開催済み
    * 当日はLIVE配信を行っておりましたが、現在スクーさんのサイト上で録画授業として公開されています。
  • 第2回目「サイト内の改善」5月13日(水)20:00開催予定
  • 第3回目「一ヶ月で数値に変化はあったのか生放送で検証」6月17日(水)開催予定


上記のとおり第1回目である今回は、データを見つつサイトに関するヒアリングをしていく内容となっていました。

 

対象となる実在のメディアは、株式会社Schoo(スクー)が運営する「PENCIL」という授業の様子を中心に記事を展開しているテキストメディアです。

 

pencil.schoo.jp

 

講師である小川さんとPENCIL運営サイドの下記2名がセッションする形で進行します。

 

古瀬さん(写真右下): スクー取締役COO、スクーのオペレーション全般、マーケティングユニットを管轄(小川さんのリクルート時代の元上司だそうとか!)

青野さん(写真左下): スクーのマーケティングユニット所属、PENCILのディレクション・グロース担当

 

※全体の進行や、受講生からの質問のピックアップなどのフォローは進行役である中田さん(写真左上)が担っていました。

 

これから分析し改善提案するサイトの担当者と責任者が同時参加しており、スピード感をもって判断していけそうな雰囲気です。

 

この生放送で小川さんが出す案をどんどん実行して、改善を期待しているとおっしゃっていました。見ている側としては面白い!ですが、さすがの小川さんもちょっとドキドキしていらっしゃるのではないでしょうか笑

 

講師自己紹介のひとコマ。背景と蝶ネクタイについて受講者からコメントがあるなど、和やかな雰囲気。

 

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ヒアリングとデータから現状を確認する

では、講座内で紹介されていたヒアリングの仕方と現在の数値確認方法を少しだけご紹介していきたいと思います。

 

まずは、ヒアリングの3つの目的から。

 

1.ユーザーと事業を理解

  • 立ち上げの経緯、どんな想いをもって始めたか
  • 大事にしたいことは何か


2.目指すべき山を確認

  • 何を改善していきたいんだっけ?の整理
  • 何を目的としているか、KPIを確認
  • 何をゴールとするか、認識合わせ

  

3.できること・できないことの確認 

  • 人や予算の問題など、できないこともあるので事前に確認する
  • できないことは提案しないように!

 

どんな思いを持ち、何を目指してサイトを立ち上げたか、最初の目的から方針転換した経緯、行ってきた施策…等、かなり細かくお話を聞いていました。

 

エピソードの合間合間に、その時ユーザーの反応はどうだったかデータ的な検証を入れながらヒアリングを進めていました。

 

印象に残ったのは「どうしてもNGな施策は?」という問い。今、優先順位を下げていることを確認したり、開発リソースが割けない等の状況を確認したりは、最初の段階ですべきだなと思いました。

 

ヒアリング前の注意点としては、事前にヒアリング項目を送り、ある程度回答を記入してもらうこと・確認のうえでヒアリングに臨むことが上げられていました。

 

今回も事前にヒアリングを文章で行っており、そこからピックアップしたものを授業でお答えいただくという形式だったようです!

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この事前にヒアリングすることで得られるメリットとして、

相手側は、答える準備ができること(KPIなど明確ではないことに気づけること)

聞く側は、何を深堀るのか決めて置けること

などが紹介されていました。

 

確かに、ぶっつけ本番でヒアリングの時間を取るより、お互いに準備をして望んだほうが有意義な話ができそうです!

 

今回のスクーさんと違って、実際のお客さんは明確な指針を持ってないことも多いのでしゃないでしょうか。この機会に考えてもらうためにも、事前に送ることはお互いのためになりそうです。考えられてないことの判断も予めつきます。KPI設定などのアイディアを出すこともあるそうです。

 

ヒアリング時の注意点として上げられていたのは、時間管理の大切さと、自分以外にメモをお願いする(もしくは録音しておく)こと、そして自分が話しすぎないことでした。小川さんがおっしゃられていた「いかにお客さんのことを聞くかが大事」との言葉が印象的でした。

 

生放送でのヒアリングは、過去にやった施策結果の実感値を尋ねてみたり、サイトの本来の目的と施策の矛盾点などへのツッコミがあったり、サイト運営の核心に迫る質問が続々。こんなにリアルなサイト運営事情を聞ける機会はそうないので、興味津々で聴いておりました。ぜひ、みなさんも動画でご覧下さい。

 

schoo.jp

 


PENCILの現在の数値を 確認してみる

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オウンドメディアの方程式。それぞれの指標ごと、どのようにして確認するか説明されていました。

 

次に紹介されたのは指標と実際のデータの見方。成果=Schoo(本体サイト)への送客とし、それを増やすためにはどこを上げていけばいいかが解説されました。

 

この解説に使われたのは、何とPENCILの本物のGoogleアナリティクスアカウント!

スクーさん、大公開しちゃって良いのでしょうか!?受講生としては、生の他社数値に触れる機会はとても貴重ですよね。

 

デバイス比率、モバイルの直帰率、リピート比率、流入元の割合、どのコンテンツが見られているか…実際にGoogleアナリティクスを操作している画面を見ながら、データを一緒に確認し現在のサイトの数値を把握していきます。

 

疑問に思ったことはその場で聞き、ちょっとしたアドバイスを挟んだりしながら、確認を進めていました。 

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投影スライドの小川さんが運営するサイトの例。生配信では、実際のGA画面でスクーさんの実数値も紹介されました。

 

流入元のデータを見ている中で、検索流入ワードの確認をする流れになり(GAでは見られないので)Google Search Consoleのデータを確認することに。

 

流入が多いワードを見て、スクーの古瀬さんもびっくり。予想外のキーワードだったようです。流入ワードもランディングページ(記事)も想定外のものが多く、いつもサイトを見ているお二人も驚く発見があった様子でした。

 

疑問に思ったら実際に検索してみたりすることでも、新たな気づきがありそうですね!上位表示されている先生から再度記事を書いていただくなど、施策にもつながりそうです。

サイトの課題点の洗い出す

GoogleアナリティクスやSearch Consoleのデータを確認してサイトの状況を把握したら、課題点を出していきます。

 

数字を一緒に見ていく中で、スクーのお二人も気づきがあったようで

「SEOに注力してくべきかな?」

といった意見も飛び出していました。

流入ワードを知ったことでも、施策が拡がりそうですよね!

 

担当の青野さんからは、

サイトとしてはまだ道半ばの状態で、現状を改善していくのが良いのか。
 まだ見ぬ大地を見据えてやってくのが良いのか。。

何を優先すべきかというお悩み相談も。

 

それを踏まえ小川さんからは、

無いデータは分析できないしゴールが見えないので、今の状況で分析して改善しましょう!でも、今やっていないことへの挑戦もサイトとしてのWILLを踏まえ、今回の3ヶ月では難しいものも提案に入れるので議論して決めましょう。

 

といった内容の、今回の改善施策にプラスαして中長期的な提案も加えるというレスポンスがありました。

 

認識を合わせながら一緒に現状把握し、相手の意向を取り入れ進めているのでお互いに納得感がありますよね!協働してつくり上げることが大事であると感じました。

 

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講座の終わりの受講者の反応。興味深い内容であったことが伺える御礼のコメントが続々と流れていました!

講座の終わりの受講者の反応。興味深い内容であったことが伺える御礼のコメントが続々と流れていました!

 

感想

LIVE分析、おもしろいですね!
サイトの実数値も含むため細かくお伝えできないのが残念ではありますが、ヒアリングのやり取りや分析のプロセスを生で見ることができ良い体験となりました。

 

ぶっつけ本番なので、データを確認していく中で想定したレポートがこのサイトの場合は見られないなどのハプニングがありながらも、別の方法で確認する等で解決するなど、生放送ならではの臨場感ある内容となっておりました。

 

スクーさんのセミナー(授業)に参加するのは初めてでしたが、受講システムが秀逸で驚きました。オンラインでありながらも質問しやすい雰囲気づくりなどもされており、とても進行がスムーズでした。

 

ちなみに、今回投影したスライドは、受講者限定でDLできるURLが紹介されておりました!これは嬉しいですね。

 

聴講レポートは以上です。

 

次はいよいよ、小川さんが持ち寄る改善提案の中から、実際に行う施策がLIVE配信中に決定します。その場で、評価項目の整理までを予定しているそうです。すごい!

GAやSearch Consoleのデータをもとに、小川さんは何をターゲットとし・どう改善するのか、紹介してくれる施策がとても楽しみです。

 

次回も受講は無料なので、気になったら参加してみてくださいね!

 

schoo.jp

第2回 サイト内の改善 2020年5月13日(水)20:00開催

Google データポータル作成例:弊社(HAPPY ANALYTICS)の場合

5 years 7ヶ月 ago

HAPPY ANALYTICSではGoogleデータポータルを利用して、自社の状況をモニタリングしています。どういったデータポータルを作成しているのか?全12ページの内容を紹介&解説しますね。

 参考になるかは分かりませんが、こんな感じの数値見ているのか、くらいの気持ちでご覧いただければ!

 

 

ページ1:月別KPI数値

メインのスライド。弊社ではファネルとして 弱リーチ⇒強リーチ⇒有効人数⇒商談数⇒売上 を設定しており、その数値がまず記載されています。

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左側はその詳細の数値。右側は月別の振り返りや行った施策などを中心に記載し、実施施策に関してはGoogle カレンダーと連携し、弱リーチや強リーチ等に繋がる施策の一覧を確認できるようになっています。

 

売上・商談に関してはSalesforceと連携してデータを取得しております。Facebook/Twitterの数値はGoogle データポータルのSuperMetricsのプラグインを利用して取得。後は大体GAですね。

 

ページ2:目標数値レポート(半期)

今年から半期単位で目標設定をしましたので、その進捗状況や過去の数値などを記載。累計での進捗を確認できるようにしています。

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ページ3:リード獲得レポート

マーケティングオートメーションツール「Pardot」を利用しているので、それをベースにしたレポートです。「累計のコンタクト出来る人数の推移」「アクティビティ数(メール開封やフォーム入力など賑やかさの指標として)「新規に増えたプロスペクト(名前・会社名等を入力してくれた方)」「Pardotからのメール配信内容とその送信数」「お問い合わせフォームのお問い合わせ内容」を見ています。

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ページ4:リードから商談レポート

リード(お問い合わせ等)から商談に繋がるまでの流れを見るためのレポートです。結構このレポートはがっつりやっており、GA⇔Pardot⇔Salesforceを連携しています。(概要としてはGAのカスタムディメンションにPardotのIDを設定し、GAのCookieIDもクロスドメインで取得し、後でそれをGoogle Spreadsheetでもろもろ連携みたいな感じです)

 

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列を簡単に説明すると

リード:お問い合わせいただいた日にち

最終アクティビティ:最後にサイトやメール開封等のアクションをした日にち

名前:お問い合わせ時の名称

スコア:見ていたサイト・行った行動・閲覧PV数などを元にスコアリング

会社名:お問い合わせ時の会社名

問合せ種別:お問い合わせ時に選んで項目

HA最終:HAPPY ANALYTICSのコーポレートサイトを最後に見た日時

ブログ最終記事:本ブログを見ていたか。見ていた場合最後に見た記事のタイトル

TO最終: https://www.takuogawa.com/ を最後に見た日時

成立日:案件になった時の案件成立日

案件:案件カテゴリ(コンサル・講座等)

商談名:具体的な商談名

金額:発生した売上

となっています。

 

弊社の場合、Facebookメッセージやメールで直接案件ご相談来ることも多いので、その場合はこのレポートに追加できないのが悩ましい(後述の商談レポートでは確認可能)。

 

ページ5:新規取引先責任者レポート

Salesforceの「取引先責任者」の内容を中心に表示。名刺交換で直接お会いしたり、案件で直接携わっている方の最新リストになります。前述のプロスペクトレポートはあくまでもPardotのフォーム経由の物になりますが、こちらはそれ以外も含めた形となっています。

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ページ6:商談情報

名前の通りですね、商談関連の数値をSalesforceから引っ張ってきています。工数管理などもしているおんで時間単価や一部外部にお願いしているので外注費や利益額なども見ております。

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右側の2つのリンクはSalesforce内のダッシュボードレポートに移動します。こちらでより詳細や変化を確認しています。

 

ここから先は細かいデータなので参考程度に

 

ページ7:コーポレート集客

HAPPY ANALYTICSのウェブサイトの集客状況。GAとサーチコンソールからデータを取得

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ページ8:コーポレート広告

FacebookとTwitter広告を行っているので、その結果をこちらでチェック。SuperMetricsのプラグインを使って対応

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ページ9:コーポレートサイト内

閲覧ページ・ダウンロードされたファイル・基本的な指標などをもろもろ

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ページ10:Twitter

会社のTwitterアカウントは無いので、個人のTwitterの結果を表示(セミナーやブログ等の案内を行っているので)。見ているのは大きく分けて3つ。「各投稿ごとの反応」「新規フォロワー数」「会社名・個人名・Twitter名への言及」

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ページ11:Facebook

Facebookは会社のページがあるので、そちらの内容を見れるようにしています。基本的な指標+投稿ごとの反応を見ています。

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ページ12:ブログ

本ブログの基本データです。全体数値、新着記事ソート、人気記事ソートになっています。

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という事で、HAPPY ANALYTICSのデータポータルの内容でした。皆さんなどのようなレポートを作成されているのしょうか?「こういうレポート見たほうが良いのでは?」とか「これオススメだよ!」みたいなのがあったら教えてくださいな。

 

また、弊社ではGoogle データポータルの作成サポートなども行っていますので、興味がありましたらお問い合わせくださいませ!

 

【視聴レポ】英語×ウェブ解析・オンラインセミナー

5 years 7ヶ月 ago

こんにちは、ウェブディレクター&コンサルタントの井水朋子です。

 

4月17日に開催された英語のウェビナー「The importance of Web Analytics for driving online success」を視聴したルポをお届けします。

ちなみに、ウェビナーはウェブ+セミナーが合わさってできた言葉で、オンラインのセミナーです。今回はZoomで行われました。

 

「The importance of Web Analytics for driving online success」とは

一般社団法人 ウェブ解析士協会が主催となるこのウェビナーは今回初めてということもあり、内容はベールに包まれている印象でした。申込当初は「普段から日本語で聞くアナリティクスの内容を英語にしたものかな?」「初心者向けだし語学の勉強にいいかな」とフワッとした軽い気持ちでしたが、そんな甘い空気は早々に消え、自分の誤解に目が覚めました(笑)



誤解① 英語が久しぶりでも大丈夫かな?

 

これはとても個人的な感想ですが、結構厳しかったです。

ご存知の通り、小川さんは日本語でも早口ですが、英語でも早口でした(笑)

TEDよりも早いのは間違いない!

 

誤解② 普段の内容を英語にしたものかな?

 

今日のツールは、Adobe Analyticsや海外の事例も多く、最新のデジタルマーケティングについて触れることができました。単純に言語が英語になったのでなく、内容までグローバルになっていました。

 

というわけで、本日の内容です。

 

 

Agenda (アジェンダ)

・Why Web Analytics?

(なぜウェブアナリティクスなのか)

 

・User behavior can be improved by creating a user experience.

(UXを変えれば、ユーザーの行動も変えられる)

 

・Optimizing User Experience (UXO)

(UXの最適化ーUXO)

 

・Final thoughts

(まとめ)

 

というわけで、今日のテーマを一言にまとめると「UX」でした。オンラインで成功するためにUXをどのようにすべきか、アナリティクスを活用してUXを改善していく手法を学べる内容になっていたと思います。

 

すべてのスライドを紹介できませんが、全体を通して印象に残ったところを紹介していきたいと思います。

 

ウェブアナリティクスは、数字ではない。

プレゼンの始まりに出てきたスライドがこちら。「このデータから読めることは?」

 

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サイトの訪問数(上)とコンバージョン(下)を日ごとの曜日×時間帯にまとめたものです。青くて大きな四角ほど大きな数値を表します。

ご覧のとおり、数字はなし。余計な数字が入っていないことで、ユーザー像や属性、意思決定行動などを推定するのにフォーカスできます。

 

訪問は日中から夜が多いが、コンバージョンが多いのは週末であることが分かります。このようにデータからユーザーの行動を伺い知ることができます。

 

それにしてもTableauを使って作られた図らしいですが、とてもわかりやすいビジュアルですね。いつまでも慣れ親しんだ表計算ソフトだけに頼っていると、時代に置いて行かれる感覚が残りました。

 

指標の改善よりもUXの改善を

最近のアナリティクスはOne by oneでユーザーの行動を追っていくことができるため、One by oneで確かめていくという話が印象に残りました。そして、重要なのがコチラ。

 

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指標を改善するのではなく、ユーザー体験を良くするプランを考えよう

指標ありきの解析になりがちな現場では、とても大事にしたい言葉だと思います。



例えば自分が旅行をした時に思い出すのは、ホテルの価格でも星の数でもなくて、旅行で何を食べどんなデートをしたかという体験ですよね。ユーザーにより良い体験をしてもらうために、どのような良い体験を提案するべきか、という話も印象的でした。

 

UX最適化

 

UX(ユーザー体験)最適化は3ステップで考えることが推奨されていました。

 

  1. Negative elimination(ネガティブを減らす)
  2. Positive enhancement(ポジティブを増やす)
  3. Personalization at scale(パーソナライゼーションを大規模に行う)

 

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ユーザーの頭の中にあるネガティブ要素「FUD」

FUD(ファッド)とは、ユーザー側が持つネガティブ要素3点の頭文字を合わせた言葉です。

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Fear(恐れ)~私は的外れのサイトに来てない?

Uncertainty(不確実なもの)~もっと良いサイトがあるかな?

Doubt(疑い)~このサイトは信頼できる?

 

ユーザーの頭からFUDがなくならなければ、その後のポジティブなコミュニケーションも成立しません。

 

FUD(ファッド)という言葉は聞きなれない方も多いかもしれませんが、英語圏のデジタルマーケティングの分野で使われている言葉だそうです。

私は初耳でしたが、とてもしっくりと腹落ちしました。

 

ユーザーのニーズを深く知る

「ユーザーのニーズを知る」という話はよく聞きますよね。「どのように」という表現をしっかりするとニーズの形がしっかりしてきます。

 

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ウェビナーでは、最近の関心事が例になっていて、Covid-19の例でいえば、

「情報をいち早く知りたい」

「正しい情報を知りたい」

「精確な情報を知りたい」

など、要望によって情報サイトの最適なあり方が変わってきます。

 

Zero Moment of Truth (ZMOT) を理解する

 

Zero Moment of Truthとは、商品を手にする前にオンラインで購買を決定するタイミングのことです。

サイト分析では、Zero Moment of Truthを確かめることができます。

 

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  • ーどのタイミングで購買決定したのか?
  • ーどのコンテンツが購買の意思決定に寄与したのか?
  • ーユーザーがブランドに忠実なのはいつで、忠実でないのはいつか?



「ユーザーの態度変容」「購買の意志決定」なんて言い方をしますね。

 

ところで、英語圏では、Moment of Truthという言葉がポピュラーなようですね。正直なところ、このあたりは英語の内容を聞き取れなかったのですが、Moment of Truthというフレーズに不慣れだったのが原因だと分かりました。

(勉強不足でお恥ずかしい・・・)

 

セミナー後に英語検索すると、多くのブログ記事が出てきて、どれだけポピュラーな言葉なのかがわかりました。英語でマーケティングをするなら、単純に覚えるだけでなく、使いこなせるようにしておきたいフレーズですね。

 

補足をすると、Moment of Truthは、元をたどると、闘牛士が闘牛にとどめを刺す瞬間に使われていた言葉らしいですが、マーケティングでは消費者がブランドの質を決定する瞬間を指します。

 

  • Zero Moment of Truth・・・購入前にオンラインで決定する瞬間
  • First Moment of Truth・・・手に取って購入を決定する瞬間
  • Second Moment of Truth・・・実際に使用した後に決定
  • Third Moment of Truth・・・使用後に口コミやSNSで表現する瞬間

 

など、4種類のタイミングがあります。

言語が変われば、思考回路も変わりますね。

 

UXの段階ごとに分類して、分析

Adobeアナリティクスでは、ユーザーのカスタマージャーニーステップごとにユーザーを分類して、データを見ることができます。

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講座内ではAdobe Summit 2020 で紹介された最新機能や事例なども紹介されました。

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データを分析するのも、人ではなくAiがする時代が来ていることを実感しました。

 

大規模なパーソナライゼーション

 UXOの最終地点は、大規模なパーソナライゼーションです。Adobe社のテクノロジーでは、自分と同じような体型の人に服を着せることができるというものを開発しているようです。

 

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まさにUXを劇的に改善できますね。



このような高度なテクノロジーを使ったパーソナライゼーションは、スモールビジネスには真似できないと思いますが、例えば

・メルマガの配信内容を購買履歴やユーザー層ごとに変える

・配送無料 / 相談無料

・バーチャル相談

などはスモールビジネスにも可能なものもあるのではと思いました。


解析はUXがすべて

 個人的にウェビナー前に持っていた誤解もありましたが(笑)、期待を大きく上回り、最新のデジタルマーケティングの一端に触れることができました!

 

『旅行をした時に思い出すのは、ホテルの価格でも星の数でもなくて、体験したこと。』

今回のウェビナーを通じて、基本に置くべき軸足はユーザー体験なのだと実感しました。

 

また、自分の英語力はまだまだでしたが、英語だからこそ持てる感覚があったり、最新のデジタルマーケティングにも触れられたりと、英語のメリットを多く感じました。

 

日本人が国内でひとりで英語マーケティングを深めていくのは、結構地味な作業ですが、今回のウェビナーで新しいヒントを頂けたように思います。特に紹介があったAdobe SummitのBreakoutsの動画は自分でも見ていきたいと思います。

 

最後に小川さんのメルマガの紹介です。

こちらは日本語ですので、英語が苦手な人にも◎

海外のマーケティング事情を発信しているメルマガですので、ご興味のある方はどうぞ。

                 

 

www.mag2.com

データマーケター育成講座「ウェブサイトの分析と改善」を聴講してきました!

5 years 7ヶ月 ago

こんにちは、某WebサービスのPdMをしている冨樫です。前回に引き続きセミナーの聴講レポートをお届けします。

 

今回参加したのは、データマーケター育成講座です。全8回開催のうち、小川卓さんが講師を担当する「ウェブサイトの分析と改善」の後半回にお邪魔させてもらいました。宣伝会議さんで定番開催されている人気セミナーなので、受講を検討している方も多いのではないでしょうか?

 

実際に参加してみて「この講座は役に立つな!」と感じたので、私個人の感想と全体の内容をかいつまんで紹介したいと思います。


こんな人におすすめ!

  • ウェブマーケター、デジタル広告プランナー、ウェブディレクター、ウェブアナリスト、プロダクトマネージャー
  • Googleアナリティクスの使いかた、レポートの見かたはひと通り把握している(中級者くらい?)
  • データ分析はできるが、具体的な改善案に落とし込むときに悩んでいる


会場の雰囲気

  • スクール形式で聴講、投影スライドのハンドアウト配布
  • 今回は動画聴講の方が多かったので普段の雰囲気は分からず...
    *昨今の情勢を加味し、希望者は後日動画聴講できる配慮がありました。嬉しいですね!現在気になるセミナーがあり悩んでいる方は主催者に相談してみるとよいかもしれません。


前回の内容(前半)

  • 【Define】目標・KPIを設計する
  • 【Measure】データの取得設計を行う


今回の内容(後半)

  • 【Analyze】ウェブサイトの分析法
  • 【Improve】改善案の考えかた
  • 【Control】「改善文化」継続のための事例や仕組み

 



セミナーアジェンダは、上記のとおりDMAICプロセスに沿って講義する内容となっていました。

▼DMAIC × PDCA × 5つの力で考える

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冒頭で、小川さんの口からウェブサイト分析と改善の近い将来像が語られます。


「AIなどの技術でレポートは自動化され、そこに人の手は不要となるでしょう。

 でも、データを元に改善する活動は絶対に無くなりません。

 そして、必要なスキルセットは変わっていきます...」

 

ただ解析ツールを使える・データ分析では価値を発揮できない時代になったなと、私も思います。

 

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分析をする前に何を分析するかを決める

 後半回の最初の【Analyze】パートで印象深かったのは、「仮説を洗い出すプロセスをツールを見る前に必ず行ってください」という言葉。

 

確かに、とりあえずで解析ツールを見ても、すぐに良い改善案が浮かぶことは稀な気がします。それどころか、なまじデータを頭にいれてしまうと先入観をもってサイトを見てしまっているかも…

 

まずは、サイトを利用してみた気づきから、仮説を立てる大切さに改めて気づきました。

分析を始める前に、何を知りたいか・ツールで行う分析内容・どう施策に活かすかを明確しようと思います。



小川卓がGoogleアナリティクスでよく行う15の分析

講座の中で、小川さんがよく使う分析手法の紹介がありました。気づきを発見しやすいところを中心に見ているそうです。

全15のうち、3つをここではご紹介します。(その他が気になる方は、次回の受講を検討してみてくださいね!)

 

まず、意外だったのが「ユーザーエクスプローラーの分析」のしかた。

ユーザーを10人ほどピックアップし、一人ひとりの動きのデータを見て気づきを書き出すそうです。

 

小川さんのお話によると、大事なのはCV(コンバージョン)したユーザーを見ることで、成果に至ったユーザーの動きの特性を見出すことだそうです。

確かに、最初にユーザーを知ることから始まるので、ユーザー行動の仮説を立てやすそうです。

 

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実際に試したいと思ったのは、「主要ページの遷移率分析」のプラスαの部分。

これまでもボトルネック発見のためにシーケンスは作成していたのですが、施策実施後どう変わったかを見るまでは意識できていませんでした。

集客施策により流入増加したがCVが思ったより増えなかった時など、どこで落ちているのか原因究明できたら素敵です。

 

他にも、ざっくり売上予測する方法や広告貢献度を測ってCPAなどの広告計算に使える方法なども紹介されていました。

プロモーションプランニングという視点でも、活用できるレポートは沢山ありそうです。サイト種別やご自身の役割など、適したものを使うことが重要ですね!


具体的な改善案の出しかた

 【improve】で事例と共に紹介された改善案の出しかたは、下記の4つです。

  • 自社内の他のページと比較する
  • 同業他社との比較を行う
  • 世の中の良い施策を保存する
  • どのサイトでも使える改善施策(!)

 

事例紹介の際には、どんな仮説を立て、どんなデータを分析し、改善案をどう出したかまで詳しく説明していただきました。

 

改善案と結果が重要なのではなく、仮説の立てかた・それを元にした分析が大事。そして、自社サイトの場合はどうかを考えるのが重要なのがとても良くわかります。

 

成功事例が自分のサイトでも成功するかは別問題。

分析方法は同じですが、どう改善するかはサイト(商品・サービス)によって違う、という話は納得です。

 

私の経験談として、過去に外部コンサルに依頼して他サイトの成功施策を複数試した結果惨敗だったことがあるのですが、その時足りなかったのはサイトやユーザーにマッチする施策かどうか仮説を立てて考えてみることだったかもしれません。外部の方に依頼するなら(あるいは外部から依頼を受けるなら)なおさらだと思いました。

 

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また、同業他社と比較して改善案を出す場合は、「何を比較するか決めてからはじめてください」という言葉は、しっかり胸に刻んでおこうと思います。

つい見た目や印象での改善案になりがちです。そうではなく、改善したいページの課題が直帰率にあるなら「直帰率を下げるために他のサイトは何かやってないかな」といった仮説をもとに見ることが本当に大事ですね。


このパートの最後のどのサイトでも使える改善施策の考えかたの内容は圧巻です。さらっと短い説明だったのですが、インパクト十分。気持ちを考慮した導線づくり、ユーザーが読み終わった後の気持ちを想像しコンテンツを用意するという内容です。ユーザーの気持ちを分かってからの、その先の話。とても勉強になりました!

 

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できる範囲で始めること、捨てる勇気と踏み出す勇気を持つこと

 【Control】のパートでは、継続のための事例や仕組みが紹介されました。「改善文化」をどう作っていくかです。

 

継続的な改善を行うための行動

 

  1. そもそものプロセスを可視化すること
  2. 数値の(無)変化を知るためのデータ × 施策一体型シート
  3. サマリーシートの作成
  4. KPTで振り返る

 

特に目からウロコだったのは「数値の(無)変化を知るためのデータ × 施策一体型シート」です。通常別管理になっている全体数値と施策が同シートになっており、数字が変わっていないことに気づけるというものです。これは早速取り入れてみようと思いました。

 

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講座の最後は、仕組みを用意しても最後は“人”という内容で締めくくられています。

 

改善施策はとかく壮大な夢を描きがちです。できる範囲でスタートして、小さくても良いので一度回してみて成果を出すことが先決だと改めて感じました。組織化するのは価値を発揮できてからなら、チャレンジしやすいですよね!

 

また、「継続した改善を行うためには、業務のうち5-10%減らした上で踏み出す」という、捨てる勇気と踏み出す勇気についての話は、とても共感しました。

ついあれもこれもと沢山タスクを抱えがちですが、勇気をもって取捨選択しようと決意しました。

 

聴講レポートは以上です。

 

この回のみ今回特別に聴講させていただきましたが、ぜひ申し込んで他の回も聴いてみたいと思える講座でした。ご紹介したこの講座は定期的に開催されているので、気になった方は宣伝会議さんのサイトをチェックしてみてください。

宣伝会議主催 データマーケター育成講座

lp.sendenkaigi.com

 

第12期 2020年6月4日(木)開講

 

昨今の情勢の影響により、週末もご自宅で過ごされている方も多いのではないでしょうか。

オンラインで受講可能なセミナーを探して、スキルアップするのもいいかもしれませんね!

 

株式会社HAPPY ANALYTICS主催 オンライン動画講座
 

happyanalytics.co.jp

 

現在「提案型ウェブアナリスト育成講座オンライン版」と「Googleマーケティングツール講座」の2つが開講中

<小川卓の「海外ウェブマーケティングニュース解説」> 第5号の配信

5 years 7ヶ月 ago

来週火曜日配信の第4号は、

www.mag2.com

 

■【PickUPニュース】:Adobe Summit 2020!

 

www.adobe.com

Adobe Summitの解説記事を。キーノートとSummit Sneaksを中心に紹介させていただきました。最新のウェブマーケティング情報や事例など。

 

■【ヘッドラインニュース】
気になったトピックスを10個ほど紹介! ⇒ 今回は拡大版で20個ほど紹介。調査系の記事解説も充実。

 

■今号のQA
Q:ウェブアナリストとして働いていますが、特別の何かしらのスキルを持っているわけではなく、今後のどのようにキャリアを伸ばしていけば良いか悩んでいます。分析のスキルを更に見つけるべきなのか、他のスキルも身に付けるべきなのか?どのように考えたらよいでしょうか?


といった内容になっています!

第1・第3火曜日に配信をしており、月額550円(税込み)になります。
初月は無料!ですので、気になった方はぜひ気軽に登録いただければ。

 

www.mag2.com

2020年3月に掲載された記事

5 years 7ヶ月 ago

こんにちは。ハピアナ広報担当の井水朋子です。

先月、小川が登場した記事を紹介いたします。

~ラインナップ~

  1. 提案型ウェブアナリスト育成講座受講中 vol.2
  2. 新型コロナウイルス対応支援/デジタルマーケティングのeラーニング教材を無償開放

(※順不同) それではお楽しみください!

■1.提案型ウェブアナリスト育成講座受講中 vol.2

提案型ウェブアナリスト卒業生・杉山さんのブログです。

  • 媒体名:Think Analysis
  • 公開日:2020/3/11

kenichiro-s.com

■2.新型コロナウイルス対応支援/デジタルマーケティングのeラーニング教材を無償開放

「1動画1分」を目途に分析の質が上がる設定やTIPSを無料で視聴できます。

  • 媒体名:ファベルカンパニー公式サイト
  • 公開日:2020/3/31

www.jbpress.co.jp

番外編でいうと、女性誌an・anの3月11日発売号に小川が掲載され、女性誌デビューを果たしました(笑) スクーさんのアイコンでの登場でした。

<小川卓の「海外ウェブマーケティングニュース解説」> 第4号の配信

5 years 7ヶ月 ago

本日配信の第4号は、

www.mag2.com

 

■【PickUPニュース】:コロナウイルスが発生している今だからこそ考えるべきオンラインマーケティング
オンラインマーケティングをこういった情勢の中で実行していく上で気にするべきポイントや、コミュニケーション事例などを紹介しています。筆者の元に届いている海外のツールベンダーやサービスからのメールで特に印象に残ったものも紹介。

 

■【PickUPニュース2】:英語×マーケティングのスキルをこの機会に学ぼう!
英語×マーケティングに関する、無料で利用できるおすすめのオンライン動画やコンテンツを紹介しています。昨今の情勢を受け、期間限定で無料で活用できるものも多数増えております。

 

■【ヘッドラインニュース】
気になったトピックスを10個ほど紹介!

 

■今号のQA
Q:自社ウェブサイトの改善案をあまり出すことが出来ていません。どうやったら改善案を沢山出すことが出来るようになるでしょうか?


といった内容になっています!

第1・第3火曜日に配信をしており、月額550円(税込み)になります。
初月は無料!ですので、気になった方はぜひ気軽に登録いただければ。

(本日配信した内容もお読みいただけます!)

 

www.mag2.com

【告知】2020年4月~5月のセミナー

5 years 7ヶ月 ago

こんにちは。ハピアナ広報担当の井水です。

小川の直近の活動をお知らせさせていただきます。

※2020年4月6日時点の情報です。 詳細はリンク先をご確認の上、お申込みください。

(時系列)

■1.宣伝会議:データマーケター育成講座(3/5延期分)

2020年3月5日延期分を4月2日に開催しました。

イベント名 宣伝会議:データマーケター育成講座(3/5延期分)
タグ 宣伝会議, データマーケター,東京
日時 2020年4月2日 (木曜日)
時間 19:00~21:00
場所 東京都港区南青山3丁目11番13号 新青山東急ビル8階 宣伝会議セミナールーム
MAP https://www.sendenkaigi.com/class/venue-list/map-tokyo2.php
主催 株式会社宣伝会議
ステータス 終了

lp.sendenkaigi.com

 

■2.宣伝会議:Googleアナリティクスを活用したWeb改善講座

清水誠さんと一緒に行っているセミナー。現在の所は開催予定です。Googleアナリティクスとコンセプトダイアグラムを1日で学ぶことが可能です。

 

イベント名 宣伝会議:Googleアナリティクスを活用したWeb改善講座
タグ 宣伝会議,アナリティクス,初心者,東京
日時 2020年4月13日 (月曜日) 
時間 14:50~17:50
場所 東京都港区南青山3丁目11番13号 新青山東急ビル8階 宣伝会議セミナールーム
MAP https://www.sendenkaigi.com/class/venue-list/map-tokyo2.php
定員 40名
費用 42,900円
主催 株式会社宣伝会議
ステータス 受付中、下記リンクよりお申込みください

www.sendenkaigi.com 

■3.スクー:SchooのテキストメディアをLIVE分析

スクーのオンラインメディア「pencil」を全3回で分析して改善案を出す!というシリーズの第1回です。第1回はヒアリング+初期分析になるようです。無料でオンライン配信となります。

イベント名 スクー:SchooのテキストメディアをLIVE分析
タグ 無料,オンライン,ライブ分析,スクー
日時 2020年4月13日 (月曜日) 
時間 20:00~21:00
場所 オンライン
主催 株式会社スクー
ステータス 受付中、下記リンクよりお申込みください

SchooのテキストメディアをLIVE分析

■4.(Webinar) The importance of Web Analytics for driving online success オンライン成功のためのウェブ解析の重要性(英語)

英語で開催されるセミナーです。アナリティクス×英語というテーマに興味がある方はおすすめです。他では行われていないセミナー内容になります。

イベント名 (Webinar) The importance of Web Analytics for driving online success オンライン成功のためのウェブ解析の重要性(英語)
タグ オンライン,ウェブ解析士,実演,アナリティクス,英語
日時 2020年4月17日 (金曜日)
時間 19:00~20:30
場所 オンライン
費用 5,000円
主催 一般社団法人ウェブ解析士協会関東支部
ステータス 受付中、下記リンクよりお申込みください

web-mining.doorkeeper.jp

■5.MarkeZineアカデミー:2日でわかるWebマーケティング基礎講座

何回目かわからない、ロングセラー講座

イベント名 MarkeZineアカデミー:2日でわかるWebマーケティング基礎講座
タグ MarkeZine,Webマーケティング,初心者
日時 2020年5月13日 (水曜日)
時間 15:50~16:50
場所 東京都新宿区舟町5 株式会社翔泳社 セミナールーム
MAP https://www.shoeisha.co.jp/map/
定員 20名
費用 59,400円
主催 株式会社翔泳社
ステータス 受付開始までもうしばらくお待ち下さい

■6.スクー:SchooのテキストメディアをLIVE分析

こちら全3回シリーズの第2回になります。ぜひ事前登録しておいてください!

イベント名 スクー:SchooのテキストメディアをLIVE分析
タグ 無料,オンライン,ライブ分析
日時 2020年5月13日 (水曜日)
時間 20:00~21:00
場所 オンライン
MAP
主催 株式会社スクー

schoo.jp

 

■7.宣伝会議:Googleアナリティクスを活用した分析・改善提案・レポート作成手法 札幌教室

札幌での久しぶりの開催となります!札幌周辺の方にとって貴重な機会になるかと思いますので、是非。

イベント名 宣伝会議:Googleアナリティクスを活用した分析・改善提案・レポート作成手法 札幌教室
タグ 宣伝会議,札幌,アナリティクス,
日時 2020年5月25日 (月曜日)
時間 14:50~17:50
場所 北海道札幌市中央区北一条西4-1-2 武田りそなビル6F 宣伝会議 北海道本部
MAP https://www.sendenkaigi.com/class/venue-list/map-sapporo.php
定員 30名
費用 42,900円
主催 株式会社宣伝会議
ステータス 受付中、下記リンク「札幌教室」よりお申込みください

www.sendenkaigi.com

【寄稿】Markezine Academyの「Googleアナリティクス実践講座分析&改善編」に参加してきました!

5 years 7ヶ月 ago

こんにちは。フリーランスで、企業様の企画運営や保守、Web関連のセミナー講師をしております師岡(もろおか)です。

 

 

今回は、2020年3月24日に開催されたMarkeZineアカデミーさん主催のGoogleアナリティクスの基本操作編に続き、Googleアナリティクス実践講座~分析&改善編(中級)に参加させていただきました。

 

 

基本操作編は、「自社サイトのGoogleアナリティクスをその後見てみよう」というのが講座のゴールでした。分析&改善編は「データから気づきを発見して改善案を実行する事」が講座のゴールです。

 

 

さて、以下の内容を見て何か気づきがあるでしょうか?

 

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私は、文字を心の中で読むだけで終わらせてしまいました。

 

実際は下記のような心理になるそうです

 

数字を眺めてみる

数字を出しているだけではよくわからないので、誰も見なくなる

数字を出しただけでは役に立たない

 

これでは困ります。

 

■では、データに気づくためのポイントは?

 トレンド

ベンチマーク

セグメント

の3つの観点でデータを見ることです。

 

 

◇トレンドの説明、その後は、ワーク、ワーク、ワーク。

グラフを見るだけで

 

①どんなデバイスを使っているでしょうか

②変化があった日は、何曜日でしょうか

③データがどんなサービスなのでしょうか

 

さすがに、受講生には、グラフだけではわからないので、ヒントをくれました。

私は、①のデバイスぐらいは、分かったのですが、②と③は、全然わかりませんでした。でも、答えを教えてくださるときに、グラフを見るポイントを教えてくれ、回答も納得!

 

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セグメントのパートでは、午前中の基本操作編の「流入が多くて直帰率の悪いページを修正していきましょう」に加えて、 +αが加わります。+αが加わることにより、修正内容が変わっていきます。

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「あ、そうだんだ」とか「そう読みとれるんだ」とか「そんなことは全然気づかなかった」と心の中で呟きながら、小川さんが言ったことを、誰よりもメモしていたかもしれません。

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■ちょっと補足

Googleアナリティクスで自分がどのようにGoogleから見られているか、

確認する事が出来ます。

 

Googleにログインしたまま以下URLにアクセスしてみましょう。

 

adssettings.google.com

 

自分自身が、どのようにGoogleから任意機されているかを確認ができます。

小川さんのデータを少しだけ見せていただきました。(内容は、内緒で)

 

 

■「改善施策」の考え方

Googleアナリティクスツールは、改善施策を出してはくれません。

なので、改善施策をどのように思いつくのか?

 

「分析」から「改善施策」の考え方は、すごくシンプルです。

 

良い点を発見する⇒どう増やすか

悪い点を発見する⇒どう減らすか

特徴を発見する⇒どう活用するか

 

具体的な改善施策を思いつくためには、「自社サイトをよく見る」「同業他社サイトと比較する」「世の中の“良い”施策を保存する」を意識する事です。

 

 その中ですぐできるものが、「世の中の“良い”施策を保存する」です。

・気になったものがあればすぐにスクリーンショット

・事例を参考にする

 

使いやすい、使い勝手がいいな、分かりやすいなと自分で思ったものは、スクリーンショットをとって、自分の引き出しのストックとしてためておきます。

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ためておくだけでなく、その引き出しを開けて、自分のサイトに使ってみるのです。

 

早速、セミナーの休憩中、あちこちのサイトを見に行って、私が気になってフォームのスクリーンショットを撮影しました。

 

この時も小川さんから、たくさんの事例の紹介がありました。

 

 

■Googleアナリティクスで取得できるデータではカスタムイベントの説明がたくさんありました。

 

カスタムイベントだけで3時間のセミナーができるため、ざっくりとした説明でした。もし、カスタムイベントを用途に合わせてひたすらつくるセミナーがあったら、絶対受講したいと思ったのは、私だけでしょうか。

 

 

最初は、ワークがたくさんあるセミナーだと思ったのですが、終わり時間が近づいてくると、もっともっとワークをして、小川さんの眼点や読み解き方を聞きたい、聞いてもっと自分で応用できるようになりたいと思っていました。

 

最後にまとめで、「水族館みたいなサイトを作りましょう」と言われました。

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水族館では見学の順路が示されています。Webも分析から改善でGoogleアナリティクスを使って、ある程度誘導してあげてくださいと。

とてもわかりやすい一言だと思いました。

 

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小川さんの所には、休憩中にたくさんの方が質問や相談に訪れていました。

 

■最後に

今回は、アナリティクスの中級セミナーでしたが、あっという間の3時間でした。

 

もっと勉強しなければと痛感しました。小川さんのようにリアルセミナーで、グラフや数値から、多くの情報読み解けるようになるには、提案型ウェブアナリスト育成講座を受講すれば、少しは、出来るようになれるかもと思ってしまいました。

 

ちょうど5期生が申し込み中です!

 

happyanalytics.co.jp

 

【寄稿】Markezine Academyの「Googleアナリティクス実践講座 基本操作編」に参加してきました!

5 years 7ヶ月 ago

こんにちは。フリーランスで、企業様の企画運営や保守、Web関連のセミナー講師をしております師岡(もろおか)です。

 

今回は、2020年3月24日に開催されたMarkeZineアカデミーさん主催のGoogleアナリティクス実践講座~基本操作編に参加させていただきました。小川さんのセミナーは、「分析」のセミナーを受講したことは、あるのですが、基本操作(初級者編)のセミナーは、始めてなので受講するのを楽しみにしていました。

 

event.shoeisha.jp

 

 

ただ、コロナの影響でセミナーが開催されるのか心配だったのですが、無事開催されてよかったです。

 

会場は、株式会社翔泳社 セミナールーム

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出口からまっすぐの道なので迷わず会場に到着しました。

 

早く着き過ぎたせいか、どこにも看板らしきものもなく、どんどん不安になっていると

小川さんが到着されて、そのあとセミナー看板が出てきました。

 

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コロナ対策のために入口の消毒液、受講生様の席もゆったりととってありました。

小川さんもマスクをしたままセミナーが始まりました。

 

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今回のアナリティクスのゴールは

「自社のサイトのGoogleアナリティクスを見てみよう!」です。

 

少しだけセミナー内容を紹介していきますね。

 

■講座の3つのテーマ

・Googleアナリティクスを利用する目的とは

・Googleアナリティクスで見るべき8つのレポート

・数値の変化を知り、その原因を調べる

 

◇最初に:なぜGoogleアナリティクスが必要?

自分のサイトを見たときに、なぜ数字が減ったのか、増えたのか、また、どのページを修正すればいいのかをGoogleアナリティクスで効率よく改善するヒントを見つけることができます。

 

ただ、Googleアナリティクスは、数字ばかりで、なかなか難しそうと思われがちですが、見るべきレポートが分かればもっと親しみやすくなると思います。

 

ホームページ改修であるあるなのですが、上司が「TOPページの写真、うちの魅力が伝わらないからもっと良い感じのいけている雰囲気にしてほしい」

 

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思い付きで修正するのは危険!

 

まず、本当にその写真を見ている人がどれくらい予約してくれているのか。きちんと数値で確認する必要があります。確認後、上司やクライアントさんに、「データを元にユーザーは、こういう行動をとっています」と言えるかどうかです。

 

Googleアナリティクスは、良いツールですが、すべて読み取れるわけではありません。

・自分のWebサイト外のデータは、取る事ができません。

・ユーザーの気持ちは、数値だけでは分かりません。

 

どうしてもGoogleアナリティクスでアクセス解析をするようになると、すべて解析ができてしまうような気になる事が多いです。

 

 

◇分析の目的の後には、見るべきレポートが8と紹介されました。

 

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必ずレポート紹介後、レポートを見る意味、関連用語の意味など説明してくれます。そしてあわせてワークが行われます。

 

あらたまって、ページビュー数とは、訪問回数や訪問者数の説明があるのは、斬新でしたし、自分自身がふんわり覚えていたような気がしました。

 

あと、Googleアナリティクスでは、数値が表示されているのでこの数値を見れば大丈夫と思っていたのですが、いざ自分でワークをやってみるとあれ?これの計算は、こうだっけ?用語を再確認しながら、数値を書き込んでいました。

 

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みなさんのワーク中です。真剣に取り組んでおられました。

 

本来は、グループワークで解答の交換をしたり、意見を言い合ったりするそうです。

今回はコロナの影響で、それができないそうです。

 

あと、本当にたくさんの用語がありました。

私も「は!」と思ったのですが、アクセス解析ってよく言うのですが、アクセス数っていうものは、ありませんよね。意識して、きちんと用語を使いましょう。

 

 

 ◇数値の変化を知り、その原因を調べるでは、

やはり毎日チェックが必要なのかと思っていたら

 「オーディエンス>概要 及び コンバージョン>概要の数値を週1回チェック」

で大丈夫との事。

 

今日、セミナーを受講したので、心に熱い思いがあり、「1週間に1回見なければ」と思うのですが、だんだん見なくなるようになってしまうのでは?と自分が心配になりました。

 

「見なくなるのは、数値に変化がないから。施策を行わないと数値は変化しないし、見るモチベーションも上がらない」

 

ページを修正したり、コンテンツを増やしたりして数字が変化するといろいろ考える必要がありますよと言われていました。

 

まとめで

「見たいものを見ることができるようになりましょう。今日、たくさんの用語を学んだので、調べることはできますよ」と笑顔で言われる小川さんが印象的でした。

 

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休み時間には、書籍のブースに来られて、セミナー主催の方や受講生さんと談笑されていました。

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最後に

私もいろいろなGoogleアナリティクスのセミナーに参加したことがあるのですが、基本講座で目標設定まで説明されるのは、すごくめずらしいと思いました。

 

ですが、目標設定は、アナリティクスのキモともいわれているので、アナリティクスをするなら絶対設定する必要があります。

 

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小川さんの基本操作を受講すると「今日から会社の現状を知ることができる」と思います。

 

なかなか小川さんの基本操作のセミナーはないのですが、これからアナリティクスを学びたい方には、絶対おすすめのセミナーでした。

確認済み
2 時間 49 分 ago
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