ネットショップ担当者フォーラム

アダストリアのEC売上高は約9%増の626億円、EC化率は28.7%【2023年2月期】

2 years 8ヶ月 ago

アダストリアの2023年2月期における国内EC売上高は前期比8.9%増の626億円だった。

連結売上高は同20.3%増の2425億5200万円。国内売上高(2153億9000万円)に占めるEC売上高の構成比率は28.7%、そのうち自社ECが占める割合は約15.0%だった。

アダストリアの2023年2月期における国内EC売上高は前期比8.9%増の626億円だった
アダストリアの国内WEB事業(画像はIR資料からキャプチャ)

自社ECサイト「.st(ドットエスティ)」の会員数は約1550万人で、2022年2月末比で190万人増えている。

子供服ECブランド「ペアマノン(pairmanon)」を運営するオープンアンドナチュラルの子会社などが、EC売上高の増収をけん引した。

自社ECのオープン化に着手。他社ブランド製品の取り扱いによるカテゴリーの充実やライフスタイル提案の強化を進める。

仕入れ販売ではなく、「ドットエスティ」に外部企業が出店するモール型ビジネスも手がけるオープン化も増収に寄与。他社ブランド製品の取り扱いによるカテゴリーの充実などが進んだ。

ただ、1月に第三者からのサーバへの不正アクセスで物流システムと自社ECサイトを8日間にわたって停止。物流システム停止による店舗在庫不足、自社ECサイトの停止で売上高約20億円、粗利約10億円を逸失したとしている。

瀧川 正実

「ジーユー」ブランドを愛する“ジーユーマニア”が集まるコミュニティ「GU MANIA」の募集をスタート

2 years 8ヶ月 ago

ファーストリテイリング傘下のジーユーは、公式ファンコミュニティ「GU MANIA」の運営をスタート、「ジーユー」ブランドを愛する“ジーユーマニア”の募集を始めた。

「GU MANIA」は、SNSアカウントとジーユー公式アプリIDがあれば登録できる公式ファンコミュニティ。新商品を試せる試着会、未来の商品開発に向けた座談会などを企画している。

「GU MANIA」募集の専用サイト(画像は「GU MANIA」からキャプチャ)

ほかにも、「モデルとしてジーユーのメディアに登場」「展示会や各種イベントへの招待」などの「GU MANIA」特典を用意する。

ジーユーは、「ジーユーファンの皆さまからの声を大切にし、未来のジーユーを作るべく『GU MANIA』を募集することにした」と説明。ファンと一緒にブランドを作る場としてコミュニティを運営する。

瀧川 正実

クレカ不正利用の被害額は436億円、ECなど非対面取引の番号登用被害は411億円

2 years 8ヶ月 ago

一般社団法人日本クレジット協会が実施しているクレジットカード発行不正利用被害実態調査によると、2022年通年の不正利用被害額は436億700万円(前年比32.3%増)に達した。被害額は過去最大。

不正利用被害額のうち、ECなどの非対面取引が主となる「番号登用被害」は411億7000万円(同32.1%増)だった。

不正利用被害額の内訳は、偽造被害額が1億7000万円(同13.3%増)、番号盗用被害額が411億7000万円(同32.1%増)、その他不正利用被害額が23億3000万円(同37.9%増)。

一般社団法人日本クレジット協会が実施しているクレジットカード発行不正利用被害実態調査
クレジットカード不正利用被害の発生状況

四半期別で被害額を見ると、2022年1~3月が100.億1000万円、4~6月が106億2000万円、7~9月が102億7000万円、10~12月は127億7000万円だった。

ECなどの非対面取引が主となる「番号登用被害」を四半期別で見ると、2022年1~3月が94億6000万円、同4~6月が100億6000万円、同7~9月が95億9000万円、同10~12月が120億6000万円だった。

2022年1~12月のクレジット番号統合被害額は411億7000万円で、国内が314億4000万円、海外が97億3000万円となっている。

石居 岳

カスタマイズECから乗り換えたらランニングコストが30分の1以下。カートASPのメリットはどこなのか?【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ

2 years 8ヶ月 ago
ネットショップ担当者が読んでおくべき2023年4月3日~4月9日のニュース

自分たちに合ったカートシステムを選ぶのって難しいですよね。それがカスタマイズとなったらなおさらです。開発費、保守、アップデート、バグ対策などのランニングコストを考えておかないと、大変になる場合もあります。

カートASPのオプションは安定感があるのが強み

ファッションEC「Dcollection」がfutureshopに戻った理由とは?解約から再契約までの経緯を本音で語る | E-Commerce Magazine by futureshop
https://magazine.future-shop.jp/dcollection-interview

プラットフォーム選びの落とし穴や、契約する際の注意点など、伊藤社長の実体験にもとづくリアルなエピソードをお伝えします。ECプラットフォームの選択は、すべてのEC事業者さまにとって重要な経営判断です。自社ECサイトを構築する際のヒントにしてください。

「どのカートを使えばいいの?」ネットショップを始めようとする時も、始めてからもずっとつきまとう問題です。今回はこの問題についての事例を紹介します。

「Dcollection」の売上高が年間12億円まで拡大し、そこから売上をさらに伸ばすためには、カスタマイズできるECプラットフォームへのリプレイスが必要だと判断したためです。

オリジナルの機能を開発して、精緻なパーソナライズ施策を行えるようにしたかったんです。具体的には、スタイリストが人力で行っているコーディネート提案に人工知能を取り入れて、お客さまの身長や体重、購買履歴などのデータにもとづく商品提案を自動的に行えるようにすることを構想していました。

「Dcollection」は30~40代の男性をターゲットにしたファッションECサイトなので、こういったパーソナライズは必要になってきますし、「コーディネートも自動でできるようにしたい」というのも理解できます。自分たちが考える理想のネットショップを考えると、「カスタマイズできるECプラットフォーム」が候補になるのはよくある話です。

最初のつまずきは、リプレイスしたECプラットフォームの標準機能の数が、想定していたよりもはるかに少なかったことです。

例えば、メルマガ配信やポイント付与、会員ステージ、ランキング、レビューといった機能を実装するには、カスタマイズが必要でした。こうした機能はfutureshopでは標準機能やオプション機能で当たり前のように使えていたので、まさか開発が必要だとは思いませんでした。

カスタマイズができるECプラットフォームでの構築を依頼すると、多くの場合「それはこうすればできます」という回答が返ってきます。「できる」には色々な意味があって、「標準機能でできる」「標準機能をちょっと工夫するとできる」「アプリやプラグインなどでできる」「プログラムをいじればできる」というものが含まれます。ここの確認をしていないと、想定外のことが起きやすくなるわけです。かといって、自分で調べるのも時間がかかりますし、知識がないのでわからないことも多いです。

顧客情報の流し込みでエラーが発生し、オープンの時間が10時間以上遅れました。ECプラットフォームをカスタマイズしたことで、細かいバグが残っていたようです。

オープン後も決済システムのエラーなどが発生し、2カ月ほど毎日トラブル対応に追われました。そんな状態ですから、ECサイトの売上高も下がってしまったんです。

開発が遅れるとテストする時間がなくなって、ぶっつけ本番で公開することもあります。テストをしたとしても思わぬバグが出ることがあります。ネットショップはオープンしたらユーザーが買い物に来ますから、バグがあればクレームになったり他で買ったりしてしまいます。かといって、クローズしても売り上げが下がります。開発している側としては細かいバグであったとしても、事業者側としたら甚大な被害です。ここの価値観の違いもトラブルの原因となりがちです。

futureshopは標準機能の数が多く、質も高い。有料・無料を問わずオプション機能も豊富です。近年はAPI連携によって、個別開発をしなくても使える外部サービスも増えていますよね。そして、これだけ多彩な機能を使えるにも関わらず、利用料も決して高くはない。実際、ランニングコストは30分の1以下になりました。

futureshopに戻る際は、今度こそ失敗しないように、さまざまなECプラットフォームをリストアップし、調べて調べて調べまくったんですよ。

カスタマイズができるECプラットフォームから、ASPであるフューチャーショップさんに戻るという決断をしました。引用文にあるようにカートのASPは豊富な機能が準備されています。1つずつに費用が発生したり手数料が発生したりする時もありますが、開発コストもかかりませんしバグも出ません。「どうしても自分の思い通りに動かないダメ!」ということでなければ、カートASPは安心感がありますね。

自分たちがやりたいこと、イニシャルとランニングコスト、サポート、安定性などなどリプレイスには考えることが多いので慎重に進めましょう。

今週の要チェック記事

AI機能「BASE AI アシスタント」で、手軽に商品説明文を作成 | BASE U
https://baseu.jp/28849

商品名と商品の特徴から説明文を作ってくれるというもの。直すだけならかなり効率化になります。

エニキャリの配達代行システムが国内でヒットしている理由とは? 日本マクドナルドとエニキャリ小嵜代表が対談 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/10788

Yahoo!ショッピングとYahoo!マートが連携 Yahoo!ショッピングで検索した際もYahoo!マートの商品を注文可能に | ASCII.jp
https://ascii.jp/elem/000/004/131/4131463/

販売と配送の組み合わせを2つ。どこかに特化した者同士ならうまくいきやすいですよね。

Amazon、お客様やブランドオーナー様、販売事業者様を模倣品から保護する取り組みの最新の進捗を発表 業界屈指のテクノロジーと専門家により悪質業者を阻止し、グローバルサプライチェーンから数百万点の模倣品を排除する取り組みを紹介 | コマースピック
https://www.commercepick.com/archives/33065

数百万点の排除はすごいけど、そもそもそこまで出品させていたのはどうなの? と思っております。

クレカ不正利用436億円 前年比32%増、過去最悪(共同通信) | Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d550e7f2dca081582017885ebdb89d5443cef2a

身近になってきたクレカ不正利用。明細は毎月チェックしましょうね。

「EC市場の成長が10年以内に止まる」は本当か?! | 手塚 康輔/Eコマース記者|note
https://note.com/tezu/n/n928989978ad5

記事内のリンクからレポートがダウンロードできます。この先の10年をどう過ごすかのヒントになりますね。

EC事業の成長にはデジタルを活用したマーケティング力が必要。EC人材力向上の7つのポイントとは? | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/10742

データは「傾向」「比較」「割合」を見ることで生きてきます。具体的には記事のような見方で。

Amazon FBAは使わない?!本当に使うべき事業者の特徴を解説 | コマースピック
https://www.commercepick.com/archives/32819

「FBAってどうかな?」と悩んでいる方には読んでほしい記事。

今週の名言

お台場には「実物大ガンダム」が、福島には「へたれガンダム」がいる!(旬のおすすめ) | 福島市観光ノート
https://www.f-kankou.jp/pickup/26223

これからもへたれガンダムに勇気を与えてほしいし、逆にまた、へたれガンダムから勇気をもらってほしい。なにか困ったり元気がなくなったときにはここに来て。末永く、へたれガンダムを愛してほしいなと思っています

何もしなくて立っているだけの「へたれガンダム」。その自然なたたずまいが人を惹きつけています。ネットショップの運営も自然な感じでやっていれば売れるようになるはず。

筆者出版情報

「未経験・低予算・独学」でホームページリニューアルから始める小さい会社のウェブマーケティング必勝法

「未経験・低予算・独学」でホームページリニューアルから始める
小さい会社のウェブマーケティング必勝法

森野誠之 著
翔泳社 刊
発売日 2021年10月15日
価格 2,200円+税

この連載の筆者 森野誠之氏の著書が翔泳社から発売されました。小さな会社の“ひとり担当者”が、未経験、低予算、独学でホームページのリニューアルからウェブマーケティングまでを成功させるための指南書です。電子版、オンデマンド印刷版ともにAmazonで発売中です!

この本をAmazonで購入
森野 誠之

“勝ち組”アパレルEC企業「ジュン」「オンワード」「アダストリア」の戦略まとめ | 通販新聞ダイジェスト

2 years 8ヶ月 ago
コロナ化で売り上げが急拡大したファッションEC市場。チャット接客の強化、商品の店舗試着など、アフターコロナでも勝ち残っているアパレル各社の戦略を紹介する

コロナ禍でアパレル各社のEC売り上げは急拡大したが、消費者の店頭回帰の傾向が強まる中、EC売上が伸び悩んだり、マイナス成長に転じたりする企業も出てきた。

一方、この3年間でEC利用が定着したことから、店舗スタッフがECチャネルのコンテンツ強化に協力したり、オンライン上で接客を行ったりと、働き方も変化してきた。コロナ後のアパレル業界で勝ち残るには何が必要なのか、先進企業の取り組みをみていく。

【ジュン】チャット接客は85%が「非常に満足」

ジュンは、自社通販サイト「ジャドールジュンオンライン」の顧客体験をリアル店舗に近づける施策の1つとしてチャット接客を強化しており、チャット利用者の満足度が高いという。

チャット接客を強化している「ジャドールジュンオンライン」(画像は「ジャドールジュンオンライン」から編集部がキャプチャ)
チャット接客を強化している「ジャドールジュンオンライン」(画像は「ジャドールジュンオンライン」から編集部がキャプチャ)

「JUNチャットサービス」はコロナ禍の早い段階でスタートした。サイトの画面右下に表示する「チャットスタッフに相談!」ボタンをクリックするとチャットスタッフが登場し、希望の商品名もしくは品番と相談内容を入力すると、スタッフが丁寧に商品の詳細やサイズ感、コーディネートに関しての悩みに答えてくれる。

サイト内から情報を探し出し、利用者に適した案内を行うが、同社ではテキストだけでなく画像を付けて回答。その際、利用者がイメージしやすいように通販サイトの商品画像を切り抜いてコラージュする。骨格タイプやパーソナルカラーがわかる場合は、それぞれのタイプに合った商品を提案するという。

サイト内のボタンをクリックするとチャットスタッフが登場し、丁寧に対応する(画像はサイトから編集部がキャプチャ)
サイト内のボタンをクリックするとチャットスタッフが登場し、丁寧に対応する

チャットサービスは、元ベテラン販売員を中心に、各ブランドの商品説明会や最新のトレンド研修を受けたスタッフがリアルタイムで対応するため、店舗スタッフから接客を受けているような感覚で利用できる。

顧客ごとにパーソナライズされたチャット接客により、2022年10月の満足度アンケート調査では、85%が「非常に満足」と回答したという。

チャットについては最初に導入したシステムから「チャネルトーク」に切り替え、LINE連携したことで、LINE公式アカウントに届くリアルタイムの問い合わせも「チャネルトーク」で管理できるようにした。

旧チャットシステムではボットをまったく使わずに人だけで運用していたが、現在はCS系の問い合わせはボットが対応し、商品に対する問い合わせはスタッフが回答する。

EC利用が定着する中、チャットでの問い合わせも増えているが、引き続きチャット接客の質と量を両立することで、他社ブランドや外部ECモールとの差別化を図る

欠品アイテムの店舗出荷を開始

また、ジュンの取り組みとして注目を集めているのが店舗出荷サービスだ。

「ジャドールジュンオンライン」では、顧客の希望する商品がない場合、チャットスタッフに相談すると、在庫のある実店舗で商品を確保し、顧客の自宅に直接配送する「ラクトリ」サービスを2021年10月から展開しているが、2022年10月からはこの運用をリアル店舗の欠品時にも広げた

顧客が来店した店舗に在庫がなくても、倉庫や別の店舗に在庫があれば、そこからダイレクトに届ける。これまではリアル店舗の在庫をいったん倉庫に送ってから出荷していたが、送料も時間もかかるため、より早く、より安く届けるためには店舗出荷の運用が不可欠だった。

ジュンでは店頭欠品時に客注として別の店舗から動かす商品は年間22万点程度、約2億5000万円の経費を使っていた。同社は約380店舗を構えているが、約230店舗で店舗出荷の運用を始めている

加えて、「ジャドールジュンオンライン」では、気になる商品を店舗で試着できる「店舗試着取置きサービス」を実装する。3月初めから「ナージー」と「サロン アダム エ ロペ」「ジュンレッド」でテスト運用を開始。3月中には全ブランド、約230店舗に導入する予定だ。

当該サービスは、ECで決済が済んだ商品を希望する店舗に確保。実際の売り上げは試着予約を受けた店舗に計上する。同社では物流コストも上昇している中、基本的に決済されていない商品は移動させない方針という。

【オンワード樫山】EC商品の店舗試着でリード

自社ECでの店舗試着予約などで先行しているのがオンワード樫山だ。

同社はOMO戦略を推進中で、自社通販サイト「オンワード・クローゼット」で取り扱うほぼすべての商品を実店舗に取り寄せて試着、購入ができるサービス「クリック&トライ」の対象店舗を広げている

2022年3月に実施したサービスリニューアルでは、実店舗に取り寄せ可能なアイテムについては自社ECの商品詳細ページに「カートに入れる」ボタンと並んで「店舗試着」ボタンを表示できるようにした。これによって対象商品が分かりやすくなったのに加え、店舗スタッフの負荷も軽減した。

「オンワード・クローゼット」の多くの商品で、「カートに入れる」ボタンと「店舗試着」ボタンを両方表示している
「オンワード・クローゼット」の多くの商品で、「カートに入れる」ボタンと「店舗試着」ボタンを両方表示している

サービス利用者は、「店舗で試着ボタン」をクリック。試着希望店舗を選択して「店舗試着」ボタンを押し、申し込み内容を確認後に「店舗試着を申し込む」ボタンをクリックするだけで申し込みが完了する。

商品の準備ができると案内メールが届き、利用者は商品確保期間の7日間以内の都合の良いタイミングで来店すれば、試着、購入ができる。取り寄せた商品は店頭での決済となる。また、商品確保期間を過ぎるとキャンセル扱いとなる。

4割強の店舗が試着予約に対応

オンワード樫山では、2022年11月末時点で全体の41.5%に当たる330店舗に導入を拡大した。

同サービスの予約点数は2022年3~5月の2万5000点、6~8月の2万9000点に対し、9~11月は導入店舗の拡大や利用者の定着などもあって6万6000点に急増。サービス導入店舗の売り上げはコロナ前の2019年度水準に戻し、未導入店舗の売り上げを19ポイント上回るなど、店舗販売を大きく押し上げた。また、同サービス経由の売り上げが30%を占める店舗もあるという。

「クリック&トライ」は取り寄せた店舗で決済するため、EC売り上げにはカウントされないが、「オンワード・クローゼット」の閲覧数や、実店舗と自社ECの両チャネルを併用するクロスユース率が拡大することで、ECの成長にも貢献すると見ており、今後も同サービスの導入店舗を広げていく。

【アダストリア】モール型ビジネスにかじ取り

アダストリアは、2023年2月期~2026年2月期までの4か年の中期経営計画において、EC売上高を2022年2月期の574億円から800億円への拡大を掲げる。目標達成に向けてはまず、自社通販サイト「ドットエスティ」の客数と購買回数のアップを図る考え。

アダストリアはEC売上高800億円を計画している(画像はアダストリアのIR資料から編集部がキャプチャ)
アダストリアはEC売上高800億円を計画している(画像はアダストリアのIR資料から編集部がキャプチャ)

一環として、自社ECのオープン化に着手。他社ブランド製品の取り扱いによるカテゴリーの充実やライフスタイル提案の強化を進める。

オープン化に際しては、仕入れ販売ではなく、「ドットエスティ」に外部企業が出店するモール型ビジネスとして新たな収益モデルをめざす

「ドットエスティ」には2022年1月以降、「サンマルクカフェ」や家電の「シロカ」や美容機器の「ヤーマン」、シンガポールのアパレルブランド「ラブボニート」、ビューティセレクトショップの「フルーツギャザリング」、タビオが展開する「靴下屋」が出店した。

アダストリアは自社ECのスナップコンテンツ「スタッフボード」で、人気スタッフが出店ブランドの商品の利用シーンなどを投稿し、ライフスタイルの中で魅力を伝えることで訴求力を高めている

「ドットエスティ」では「スタッフボード」を活用した訴求力向上を図っている
「ドットエスティ」では「スタッフボード」を活用した訴求力向上を図っている

2022年11月に出店した「靴下屋」は好調なスタートを切り、初動では9割が自社商品との併売だった。また、初めての取り組みとして、「スタッフボード」を外部企業に開放し、画像を投稿してもらうことで相互送客にトライアルしている。

アダストリアでは、洋服の販売がメインの「ドットエスティ」内で食品や美容機器といったアパレル以外の商品を扱うことで、次の買い物の選択肢の1つになり得ることから、アクティブ率の向上を期待している。

「フォーエバー21」はEC化率6割

また、アダストリアのライセンス事業として注目を集めているのが、子会社を通じて展開する米国発のカジュアルファッションブランド「フォーエバー21」の日本再上陸だ。

4月17日に大阪・ららぽーと門真店に常設の1号店を開設するが、これに先駆けて2月21日に「ドットエスティ」での取り扱いを開始したほか、3月17日には「ゾゾタウン」に出店するなど、ECチャネルでの販売にも注力する。

「ドットエスティ」内の「フォーエバー21」商品ページ(画像はサイトから編集部がキャプチャ)
「ドットエスティ」内の「フォーエバー21」商品ページ(画像はサイトから編集部がキャプチャ)

5年後には「フォーエバー21」で売上高100億円を計画。そのうちEC売上高は自社ECを軸に60億円をめざす

実店舗は1年間に3店舗ずつ出店し、5年後に15店舗体制を予定する。初年度の売上高は13億円(ECで10億円)、2年目が26億円(同16億円)、3年目が48億円(同28億円)、4年目は73億円(同44億円)を計画する。

※記事内容は紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをネットショップ担当者フォーラム編集部が追加している場合もあります。
※見出しはネットショップ担当者フォーラム編集部が編集している場合もあります。

「通販新聞」について

「通販新聞」は、通信販売・ネット通販業界に関連する宅配(オフィス配)をメインとしたニュース情報紙です。物品からサービス商品全般にわたる通販実施企業の最新動向をもとに、各社のマーチャンダイジング、媒体戦略、フルフィルメント動向など、成長を続ける通販・EC業界の情報をわかりやすく伝え、ビジネスのヒントを提供しています。

このコーナーでは、通販新聞編集部の協力により、毎週発行している「通販新聞」からピックアップした通販・ECのニュースや記事などをお届けしていきます。

→ 年間購読を申し込む(通販新聞のサイト)
通販新聞の過去記事を読む(通販新聞のサイト)
→ 通販新聞についてもっと詳しく知りたい

通販新聞

スノーピーク、良品計画、I-ne、サントリーウエルネス、DIORなど登壇のネッ担2023春【5/18+19 渋谷で開催】

2 years 8ヶ月 ago
#event-wrap #pickup_seminar_area .seminar_lecturer_profile .profile_box > ul > li.lecturer_name::after { content: ""; } #event-wrap #pickup_seminar_area .logoMinimal { } #event-wrap .meetUpArea { margin:0em auto 30px; text-align:center; } #event-wrap .meetUpArea img { max-width:60%; } @media only screen and (max-width:768px) { #event-wrap .pickup_seminar_section .pickup_seminar_box .seminar_profile .compamy_logo span.logoMinimal { display:block; width:100%; max-width:100%; margin-left:0.5em; } #event-wrap .meetUpArea img { max-width:100%; } }
ネットショップ担当者フォーラム2023春

3年ぶりのリアル開催! EC仲間と集うことを心待ちにしていたあなたへ。熱気あふれる2日間。

5月18日(木)・19日(金)、東京・渋谷区の渋谷ソラスタコンファレンスで、「ネットショップ担当者フォーラム 2023 春 ~ eコマースコミュニケーションDay ~」を3年ぶりにリアル開催します!

ECサイトを運営する企業のマネージャークラスの方、その右腕となる方を対象に、アフターコロナを考え、今後のさらなる流通業界の活性化に向けて成長する場として、ぜひ会場に足をお運びください。

講演会場での生聴講、講演者との名刺交換のほか、来場者が活用できる業務スペース(Wifi、電源、テーブル、軽食完備)も用意しております。

EC事業者からのサンプリングや来場特典もございますので、充実の2日間を渋谷で過ごしてみませんか?

なお、本イベントはEC事業者(eコマースサイトをお持ちの方)限定とさせていただきます。

充実の主催者セッション

5月18日(木)

SA1-1 オープニング基調講演
サントリーウエルネスの成長の秘訣(仮)
講師
  • サントリーホールディングス株式会社
  • グループ会社経営推進部 課長
  • (元サントリーウエルネス株式会社 メディア制作部 課長)
  • 若林 純
ファシリテーター
  • アントレプレナーシップラボ
  • 代表
  • 生井 秀一
SB1-1 オープニング基調講演
スノーピークの「価値創造」と「熱狂的なファン」を生む秘訣
~商品開発・ファン作りによる市場創造、変わる消費トレンドに対応するEC戦略~
講師
  • 株式会社スノーピーク
  • EC推進部 EC企画課
  • マネージャー
  • 中村 晋作
SA1-4 ゼネラルセッション
物流問題2024年の基本と通販・EC企業が知っておくべきこと
講師
  • 流通経済大学
  • 流通情報学部
  • 教授
  • 矢野 裕児
SB1-4 ゼネラルセッション
Coming Soon
SA1-8 クロージング講演
クリスチャンディオール、花王が語るメーカーEC成功の秘訣(仮)
パネリスト
  • クリスチャンディオール株式会社
パネリスト
  • 花王株式会社
  • コンシューマープロダクツ事業統括部門 化粧品事業部門 プレステージビジネスグループ
  • シニアMK推進スタッフ/エスト公式オンラインショップ店長
  • 北 真実
モデレーター
  • アントレプレナーシップラボ
  • 代表
  • 生井 秀一

5月19日(金)

SA2-1 オープニング基調講演
無印良品が進める新しいファン作り
~「参加型」「共創」を軸にしたファンマーケ2.0~
講師
  • 株式会社良品計画
  • ECデジタルサービス部 デジタルコミュニケーション課
  • コミュニケーション企画 チームリーダー
  • 篠原 佳名子
SB2-1 オープニング基調講演
中国で急成長の「Poizon」日本法人が語る中国EC攻略法&越境EC最新トレンド
講師
  • 成都音和娜網絡服務有限会社
  • 社長(総経理)
  • 坂口 幸太郎
講師
  • POIZON
  • Business Development
  • マネージャー
  • 阪口 瑛音
SA2-4 ゼネラルセッション
進化するサブスク体験 〜「好き」が継続する仕組みとは〜
講師
  • POST COFFEE株式会社
  • CCO
  • 下村 祐太朗
講師
  • スマイルエックス合同会社
  • 代表
  • 大西 理
SB2-4 ゼネラルセッション
I-neが挑む日本一のダイレクトマーケター組織作り
経営人材を生むマーケター育成メカニズムを責任者が大公開
講師
  • 株式会社I-ne
  • ダイレクトマーケティング本部
  • 執行役員・本部長
  • 伊藤 翔哉
SA2-8 クロージング講演
ステマ規制、アップセル・クロスセル規制など法を守って効果を最大化するには?
~EC専門弁護士がステマ規制、特商法施行令&景表法の改正案を解説~
講師
  • 弁護士法人ファースト&タンデムスプリント法律事務所
  • 代表弁護士
  • 小野 智博
SB2-8 クロージング講演
Coming Soon

本イベントは国内在住の方向けのイベントです

参加申し込みはこちら

開催概要

イベントタイトル
ネットショップ担当者フォーラム 2023 春 ~eコマース コミュニケーションDay~
開催時期
セミナー
:2023年5月18日(木)、19日(金)10:30~17:55
ネッ担 Meetup(懇親会)
:2023年5月18日(木) 18:30~20:30
場所 渋谷ソラスタコンファレンス
東京都渋谷区道玄坂 一丁目21番1号 渋谷ソラスタ 4階
交通アクセス
JR各線「渋谷」駅 西口より徒歩6分 ※渋谷マークシティ出口より徒歩2分
京王井の頭線「神泉」駅 より徒歩4分
参加費
セミナー
:無料(事前登録制)
ネッ担 Meetup
:無料(事前登録制/先着100名様

※セッション登録をされなかった協賛企業からも個別にご連絡を差し上げる場合がございます。ご了承下さい。

参加対象

eコマースサイトを運営されている方に限定させていただきます。
申込時にECサイトのURLをご記入いただく必要がございます。

主催
株式会社インプレス ネットショップ担当者フォーラム
ハッシュタグ #nettan
このページのURL https://netshop.impress.co.jp/event/202305tokyo
お問い合わせ
株式会社インプレス イベント事務局
受付時間 10:00~18:00(土・日・祝日を除く)
*5/1(月)-5/2(火)はGW休暇とさせて頂きます。

タイムテーブル※講師・講演内容は予告無く変更される場合があります。予めご了承ください。

2023年5月18日(木)
10:30~11:20
SA1-1 オープニング基調講演
サントリーウエルネスの成長の秘訣(仮)
若林 純
講師
  • サントリーホールディングス株式会社
  • グループ会社経営推進部 課長
  • (元サントリーウエルネス株式会社 メディア制作部 課長)
  • 若林 純
生井 秀一
ファシリテーター
  • アントレプレナーシップラボ
  • 代表
  • 生井 秀一
プロフィール

サントリーホールディングス株式会社 若林 純
2000年にサントリー情報システム部入社後、広報部にてサントリー公式HPウェブマスターとして、オウンドメディア「サントリータウン」、キャンペーン支援、公式SNS運営などに従事。
2015年にサントリーウエルネス株式会社に異動。自社EC、オンライン広告やバナーLP制作から、CRM、ブランド担当、外部ECモール立ち上げなどを歴任。23年4月にサントリーホールディングスのグループ会社経営推進部へ異動。

アントレプレナーシップラボ 生井 秀一
花王株式会社に入社。花王では営業部門で大手流通チェーンを担当し、新しい価値創造提案で社長表彰を受賞。花王の基幹ブランド「メリット」のブランドマーケティングを担当し、シェア低迷で苦戦していたが、過去最高のシェアまで事業拡大し3度目の社長表彰を受賞。2015年頃から台頭してきた専業Eコマースを担当し、ブランドD2Cを加えた花王のEコマース戦略を統括する。2023年、早稲田大学大学院修了(経営学修士MBA)。花王株式会社を退社し、2023年4月に茨城県内の中高一貫校の校長に就任。

続きを読む
SB1-1 オープニング基調講演
スノーピークの「価値創造」と「熱狂的なファン」を生む秘訣
~商品開発・ファン作りによる市場創造、変わる消費トレンドに対応するEC戦略~
中村 晋作
講師
  • 株式会社スノーピーク
  • EC推進部 EC企画課
  • マネージャー
  • 中村 晋作
セッション概要

キャンプ体験、オリジナルグッズの提供などを通じて熱狂的なファンを生み出すスノーピーク。その取り組みを一言で表すと「価値創造」と言えます。オリジナルのキャンプ用品などを通じて新たな市場を創造し、キャンプ体験が熱狂的なファンを創出、コミュニティを形成しそこで生まれた“輪”が新たな価値(口コミ、友人などへの推奨)を生み出していっています。このスノーピークの基盤の上で展開するECビジネスでは近年、コロナ禍で大きく変化した消費ニーズへの変化対応として、アプリ、積極的な情報発信などを行っています。このセッションでは、キャンプ体験などスノーピークの基盤となる「価値創造」の取り組み、それをベースに展開するEC事業について解説します。

プロフィール

大手セレクトショップにて、10年間デジタルマーケティングを担当し、SNS運用から、CRM、広告、購買データ分析など一通りの業務を経験。
2022年4月スノーピークに入社。EC推進課にて、EC業務と販促企画に従事している。

内容レベル

大規模店舗向け、中規模向け、小規模店舗向け

受講するメリット

具体的に行われているファン創出の取り組みの一例を知ることができる

続きを読む
11:35~12:15
A1-2 講演
ECだけじゃない!
クライアントと共に新たな価値を共創し、
Eビジネスの事業拡大を支援する新時代の成功事例セミナー
森 英一
講師
  • 株式会社ecbeing
  • 企画制作統括部
  • 執行役員 統括部長
  • 森 英一
セッション概要

昨今のデジタルマーケティングの支援領域はECにとどまらず、Eビジネス全体の支援に広がっています。

顧客データや購買・行動データが集まるプラットフォームを構築し、データに基づいたマーケティングを通じて、クライアントと新たなビジネスネスチャンスを見出すECの枠を超えたEビジネスとしての支援が増えています。

本日は実際のEビジネス支援の実例をご紹介しながら、Eビジネスの拡大支援についてお話いたします。

プロフィール

2011年に総合広告代理店からecbeing社に入社。
Webプロデューサーとして100を超えるサイトの新規・リニューアル構築提案を手がける。
Webコミュニケーション設計を重視したサイト構築に定評があり 運用支援においても提案型のUI・UX改善を行い、現在ではサイト運用コンサルティング業務にも注力している。

内容レベル

大規模店舗向け、中規模向け、小規模店舗向け

続きを読む
B1-2 講演
7万回のA/Bテストで見えてきた顧客育成との向き合い方
深田 浩嗣
講師
  • 株式会社Sprocket
  • 代表取締役
  • 深田 浩嗣
セッション概要

既存顧客の育成について「LTV」や「NPS」よりももっと手前の中間指標を見つけて打ち手を考えていくセッションです。
弊社は各企業様のWebサイト上でパーソナライズされた顧客体験を提供することによりコンバージョン最大化のご支援をしてきました。
これまで約7万回以上のA/Bテストをおこなう中、特定のユーザー行動を促すことが再訪・回遊・リピートといった顧客育成に繋がっていくことを発見しました。今回は検証結果の一部を公開し、顧客育成との向き合い方について語ります。

プロフィール

15年にわたりモバイル領域でのデジタルマーケティングを提供しECを中心に200社以上のWebサイト立ち上げ・改善を実施。2014年、株式会社Sprocketを設立、Web接客手法でコンバージョンを最適化するツール「Sprocket」を開発・販売する。
短期的なCVRの向上にとどまらず、中長期的なLTVの向上を支援することを目指している。
著書:『いちばんやさしいコンバージョン最適化の教本』(インプレス)ほか。
https://twitter.com/fukadakoji

内容レベル

大規模店舗向け、中規模向け、小規模店舗向け

続きを読む
12:30~13:10
A1-3 講演
返品率を削減させるポイントとは?
知識ゼロでも始められる、自社EC商品ページの作り方と事例解説
川嶋 敦
講師
  • 株式会社インターファクトリー
  • ビジネスディベロップメント部
    カスタマーサクセスチーム
  • 川嶋 敦
佐々木 隼人
講師
  • 株式会社メイキップ
  • 営業兼VSOP
  • 佐々木 隼人
セッション概要

ECサイトで買い物をする皆さまにとって「ECで買って失敗した!」という経験はありませんか?
特にファッションアイテムを購入する時、思っていたサイズと異なり「失敗した」と感じるユーザーも少なくありません。

本セミナーでは、業界業種問わず累計700超の中堅・大手EC構築実績を持つebisumartを提供する当社 カスタマーサクセスチームより、知識ゼロからでも始められる、EC商品ページの作り方を成功例・失敗例を交えて解説いたします。

当日はファッションアイテムのサイズレコメンドエンジン「unisize」を提供するメイキップ様をお招きし、unisize導入事例から押さえておきたい商品ページのポイントもご紹介いただきます。
ファッションアイテムを扱う事業者様だけでなく、ECサイトの商品ページで課題をお持ちの方に広くご参考いただける内容を予定しております。

プロフィール

株式会社インターファクトリー 川嶋 敦
大学卒業後に語学留学を経て、ビームスへ入社。
販売スタッフから社内公募により営業統括部門へ異動し、外部販売チャネルの拡大や自社ECサイトの立ち上げ、ECにおける販売企画・プロモーション管理を行う。
2014年よりダイアモンドヘッドにて大手アパレルの自社ECサイト支援に従事。楽天グループを経て2022年3月にインターファクトリーへ入社。
カスタマーサクセスチームとして、業界業種問わずECビジネスの拡大支援に携わる。

株式会社メイキップ 佐々木 隼人
新卒でキャラクターライセンスを扱うコンテンツビジネスに従事。
その後大手ヘッドハンティング会社、EC構築ベンダーにて人事責任者を経て2018年4月に株式会社メイキップへ参画。
ファッションEC展開企業様への、サイズレコメンドサービス「unisize」を中心に、VSOPとして対外的なコミュニケーションとセールス、採用全般を担当。

内容レベル

中規模向け、小規模店舗向け、その他

参加対象者

・ファッションアイテム、雑貨などを取り扱うBtoC‐EC事業者様
・EC商品ページの編集・管理を担当されている方
・自社ECサイトの商品ページに課題をお持ちの方
・他業界、業種の商品ページ事例を参考にしたい方

続きを読む
B1-3 講演
Coming Soon
神田 静麻
講師
  • 株式会社ヤプリ
  • マーケティング部
  • 神田 静麻
プロフィール

新卒で不動産業での新規営業、IT企業で営業、カスタマーサクセスを行い、2016年に創業期のヤプリへインサイドセールス部の立上げで参画。 EC、小売、メーカーを中心に幅広く自社アプリの提案を進め、累計2000以上の商談を創出。同部のマネジメントを経て、2021年に現職に。

続きを読む
13:25~14:10
SA1-4 ゼネラルセッション
物流問題2024年の基本と通販・EC企業が知っておくべきこと
矢野 裕児
講師
  • 流通経済大学
  • 流通情報学部
  • 教授
  • 矢野 裕児
セッション概要

物流2024年問題とは何か? 通販・EC事業者に向けて知っておくべき基本事項をご説明し、物流2024年問題が与える通販業界への影響、通販・ECが今後考えるべき物流サービスについてお伝えします。

プロフィール

流通経済大学流通情報学部教授。工学博士。日通総合研究所、富士総合研究所を経て、1996年より流通経済大学。専門は物流、ロジスティクス。国土交通省、経済産業省等各種委員会委員を歴任。共著書『物流論』『現代ロジスティクス論』『現代流通変容の諸相』『現代リスク社会と3・11複合災害の経済分析』等。

内容レベル

大規模店舗向け、中規模向け、その他

続きを読む
SB1-4 ゼネラルセッション
Coming Soon
14:25~15:05
A1-5 講演
EMV 3Dセキュアの義務化を見据えた効果的な対策とは
ーEMV 3Dセキュアのメリットを最大限に活用するソリューション実例ー
野田 陽介
講師
  • Forter Pte Ltd
  • カントリーマネージャー
  • 野田 陽介
セッション概要

今後、不正対策を検討する上で、重要となるクレジットカード決済の認証サービス「EMV3Dセキュア」。3月に経済産業省・日本クレジット協会が改訂したクレジットカード・セキュリティガイドライン 4.0版で原則、全てのEC加盟店において2025年3月末までにEMV3Dセキュアの導入が求められています。
本セッションでは、EMV3Dセキュア導入によって得られるメリットおよび課題を、先行する欧州での状況を紹介しながら解説します。また、高精度な取引をリアルタイムに自動判定し、
高精度に不正行為を検知するForterソリューションについて、顧客維持率の向上を実現した実績を事例を交えてご紹介します。

プロフィール

日本担当カントリーマネージャーとしてForterに入社。Forterの日本事業を拡大すべく、市場開拓戦略を推進。これまでエンタープライズ向けセールスを15年以上経験しており、決済や小売業の分野で幅広い知識を持つ。前職は、PayPalにてエンタープライズセールスチームを率い、事業成長をけん引。

内容レベル

大規模店舗向け、中規模向け、小規模店舗向け、モール店舗向け

続きを読む
B1-5 講演
アフターコロナ、ECサイトは実店舗と「共に」成長する時代へ
~1000人アンケートの結果から読み解く、ECサイトのAI活用の重要性とZ世代の接客~
北岡 恵子
講師
  • NTTレゾナント株式会社
  • 北岡 恵子
セッション概要

コロナ禍の影響でEC市場は大きく成長しましたが、2022年は成長が鈍化した年となりました。実店舗回帰とも言われる中、ECサイトは次の一手として今何をすべきなのか、実店舗とどう関わっていくべきなのか。
本セミナーでは、2022年2月に実施した1000人へのユーザーアンケートの結果から、今すべきECサイトの施策を読み解きます。またアンケートから見えてきたZ世代と呼ばれる若年層ならではの傾向から、新しい「商品との出会合わせ方」もご紹介します。

プロフィール

外資系コンサルティングファームを経て、2007年 NTTレゾナントに入社。「goo」サービスのプロデューサーを務め、のちにBtoB向けアプリ開発者支援サービス「Remote TestKit」の国内、海外マーケティングを担当。現在はEC向におけるAI活用支援や、サイト内検索「goo Search Solution」やAIソリューションの導入支援をしている。

内容レベル

大規模店舗向け、中規模向け

続きを読む
15:20~16:00
A1-6 講演
Coming Soon
講師
  • アマゾンジャパン合同会社
B1-6 講演
Coming Soon
講師
  • 株式会社データX
16:15~16:55
A1-7 講演
顧客獲得〜LTV最大化まで一気通貫で再現性あるインパクトを実現!
今求められるデータドリブンD2Cのマーケティングモデル徹底解説
飯尾 元
講師
  • 株式会社SUPER STUDIO
  • 執行役員 CMO
  • 飯尾 元
セッション概要

最も利益効率よく消費者に商品を届けられるビジネスモデルとして注目されてきたD2C。
しかし相次ぐ新規参入の結果、近年では事業者間でその明暗が分かれ始めています。
その分岐を生んでいるのは、事業成長を実現するためのマーケティングモデルとデータ活用のノウハウです。本セミナーでは、EC上のコミュニケーション設計やデータをフル活用したマーケティングモデルの解説を成功事例も交えてご紹介します。

プロフィール

早稲田大学法学部卒業後、楽天株式会社(現:楽天グループ株式会社)に入社。ファーストパーティEC事業の事業戦略担当として、主に新レベニューソース創出、利益改善、SCM改革などのプロジェクトを担当。その後、外資コンサルファームにて、デジタル時代の新規事業開発、ビジネスモデル変革等、デジタル戦略関連プロジェクトに従事。SUPER STUDIOでは、自社D2Cブランド立ち上げ、運用、クライアント所有ブランドのハンズオン型支援を担う部門の責任者として、合計数十ブランドにおいて企画~立ち上げ~グロースの全フェーズを経験。理論だけではなく、実践を経たD2Cノウハウを様々なブランド横断で展開している。

内容レベル

大規模店舗向け、中規模向け、小規模店舗向け

続きを読む
B1-7 講演
OMOで”本当に”売上を上げる! - 実践的な「仕掛け×仕組み大全」
仲庭 拓也
講師
  • 株式会社ビービット
  • ECビジネス戦略アドバイザー
  • 仲庭 拓也
生田 啓
講師
  • 株式会社ビービット
  • ソフトウェア事業本部 マーケティングソリューション
  • セールス&マーケティングマネジャー
  • 生田 啓
セッション概要

OMOを加速させたい。そして、EC化率の上昇を加速したいといった声がよく聞かれますが、まず解決すべき課題は主に2つに集約されます。
「お客様がECと実店舗を行き来する理由が作れていない」「実店舗側がECと連携することのメリットを感じることができない」
これらを解決するためには、実は「仕掛けと仕組み」が非常に重要です。
本セッションでは、OMOを促進させるための仕掛けや、その後のコミュニケーションの仕組み構築について、成功と失敗実例を交えてご紹介します。OMOで成果を出したいとお考えの企業様は、ぜひご参加ください。

プロフィール

株式会社ビービット 仲庭 拓也
工学博士。海外工場で6年間トヨタ生産方式を用いた改善、人材育成、物流業務などを経験・習得。日本へ帰国後、コンサルティング会社「合同会社さくら」を設立して、海外での経験を基にコンサルティング活動を行っている。
現在は、実店舗を複数保有する大型店のOMO施策を通じた売上アップ対応を行っている。
また、楽天市場などのECモール売上アップも得意としており、「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー」未取得の店舗を複数店舗入賞に導き、また、総合賞TOP10への入賞も果たしている。
その他にも、食品、お酒、下着など多数の分野で売上向上、在庫管理、新商品開発、SNS集客、人材育成、社内基盤整備などのコンサルティングを行っている。

株式会社ビービット 生田 啓
京都大学工学部を卒業後、2009年株式会社ビービットに入社。
ユーザ中心アプローチによるデジタルマーケティング手法の開発や、 金融機関、大手保険企業などへのコンサルティングに携わる。
特に、データを活用したマーケティングを実現する、広告効果測定ツール「ウェブアンテナ」およびUXチームクラウド「USERGRAM」を通して、700社以上の企業の成果向上を支援。
現在はCRMソリューション「OmniSegment」を中心としたサービスにおける事業運営、マーケティング、導入/活用支援を手がける。

内容レベル

大規模店舗向け、中規模向け

参加対象者

対象者
OMOで成果を出したいとお考えの方
これからさらにEC事業に注力してEC化率を上げたいとお考えの方
持続的に成果が得られるECマーケティング施策を立案したい方

続きを読む
17:10~17:55
SA1-8 クロージング講演
クリスチャンディオール、花王が語るメーカーEC成功の秘訣(仮)
パネリスト
  • クリスチャンディオール株式会社
北 真実
パネリスト
  • 花王株式会社
  • コンシューマープロダクツ事業統括部門 化粧品事業部門 プレステージビジネスグループ
  • シニアMK推進スタッフ/エスト公式オンラインショップ店長
  • 北 真実
生井 秀一
モデレーター
  • アントレプレナーシップラボ
  • 代表
  • 生井 秀一
プロフィール

花王株式会社 北 真実
広告代理店を経て日本ロレアル株式会社で化粧品ブランドのデジタルマーケティング全般を担当し、2017年より花王株式会社にて海外EC事業開発 / デジタルマーケティング領域に従事。20年より化粧品事業部門でのブランドEC事業の起ち上げ / 店長業務とDX部門を兼任。

アントレプレナーシップラボ 生井 秀一
花王株式会社に入社。花王では営業部門で大手流通チェーンを担当し、新しい価値創造提案で社長表彰を受賞。花王の基幹ブランド「メリット」のブランドマーケティングを担当し、シェア低迷で苦戦していたが、過去最高のシェアまで事業拡大し3度目の社長表彰を受賞。2015年頃から台頭してきた専業Eコマースを担当し、ブランドD2Cを加えた花王のEコマース戦略を統括する。2023年、早稲田大学大学院修了(経営学修士MBA)。花王株式会社を退社し、2023年4月に茨城県内の中高一貫校の校長に就任。

続きを読む
18:30~20:30
先着100名様 ネッ担 Meetup Vol.4 (懇親会)
ネッ担 Meetup Vol.4 (懇親会)先着100名様
★ 参加賞、プレゼント抽選会をご用意しています ★

ネッ担Meetup は、ネットショップ担当者フォーラム 2023 春にご参画いただいた講師・外部招聘ゲスト、視聴者、スポンサー企業を集い、eコマースに関する様々な情報交換ができる懇親会の場です。待ちに待ったリアルでの交流の場です。
講演者やスポンサー企業に直接聞きたいこと、「半年後どうなる?どうする?」の共通テーマのもとにEC事業者のコミュニティをつくり、悩みや課題、アイディアを共有し絆を深めていただきます。

2023年5月19日(金)
10:30~11:20
SA2-1 オープニング基調講演
無印良品が進める新しいファン作り
~「参加型」「共創」を軸にしたファンマーケ2.0~
篠原 佳名子
講師
  • 株式会社良品計画
  • ECデジタルサービス部 デジタルコミュニケーション課
  • コミュニケーション企画 チームリーダー
  • 篠原 佳名子
セッション概要

無印良品を経営する良品計画は、100年後のより良い未来の実現に向けて企業理念を再定義し、2024年までの中期経営計画で「第二創業」を掲げました。本セミナーでは、様々な変革が行われる中新規立ち上げチームが現在実行している、ファンマーケティングの新しい形を紹介します。「これまで築いたお客やステイクホルダーとの関係を、どう強化していくか?」という問いに対して、お客様・スタッフと取り組む"アンバサダープロジェクト"について、実際の事例と共に詳しくお伝えします。

プロフィール

2022年良品計画EC・デジタルサービス部入社。”新たなマーケティング手法の開発”と”CX向上のためのデジタルサービス強化”をミッションとして、ファンマーケティングやMUJI passportアプリの進化を推進。社外では公益社団法人日本アドバタイザーズ協会のデジタルマーケティング研究機構の幹事にも就任し、デジタルが当たり前になった世界でのマーケティングの実践研究を行う。これまではTwitter・トリドールホールディングスにて、マーケティングコミュニケーションの領域で戦略立案と実行を推進してきた。

内容レベル

大規模店舗向け、中規模向け、小規模店舗向け

参加対象者

小売やメーカーなど全ての消費者接点を持つ方

受講するメリット

新しいインフルエンサーとの関わり方や、ファンマーケの進め方を事例とともにご理解いただけます

こんなニーズや悩みにこたえられる内容です

既存のインフルエンサー施策に課題を感じている方

続きを読む
SB2-1 オープニング基調講演
中国で急成長の「Poizon」日本法人が語る中国EC攻略法&越境EC最新トレンド
坂口 幸太郎
講師
  • 成都音和娜網絡服務有限会社
  • 社長(総経理)
  • 坂口 幸太郎
阪口 瑛音
講師
  • POIZON
  • Business Development
  • マネージャー
  • 阪口 瑛音
セッション概要

中国で今、急成長しているEC企業「得物(POIZON)」。その急成長の仕組みから、若者世代の関心事を紹介。そこから中国向け越境ECを攻略するためのヒントをお伝えします。また、中国生活20年の現地法人社長のインハナ・坂口が、「中国の越境EC」をテーマに、グローバルで商品を売るために日本企業はどのように関わっていけるかなど、最新の情報をお伝えいたします。

プロフィール

成都音和娜網絡服務有限会社 坂口 幸太郎
成都音和娜網絡服務有限公司社長。2018年からスクロールグループとなり、現在はスクロール360にも席を置く。2003年から中国成都に渡り中国生活約20年。2007年現在の成都インハナに入社し、ナチュラムのサポートをはじめ、100社以上のECバックヤードを担当。2014年からはECの運用ノウハウを活かし、日本ECのコンサルを開始。同時に中国越境事業も本格的に開始。現在は日中を行き来し、様々なビジネスを行う。中国現地メディア2012年成都商報、2021年新華社より取材を受けるなど現地でも活躍。

POIZON 阪口 瑛音
POIZON アパレル部門マネージャー。早稲田大学文化構想学部卒。 新卒でアリババ ジャパンへ入社。世界最大級のグローバルBtoBプラットフォームAlibaba.comにて日本企業の海外展開をサポート。現在は、中国Z世代向けファッションECのPOIZON日本支社にて日本セラーの越境販売(アパレル)と政府機関を担当。

内容レベル

ポイズンは、アパレル(靴、カバン、服など)、化粧品、酒がメイン
その他越境はどの会社に対しても可能性がある

参加対象者

独自商材がある、またはこれから作るメーカー、ブランドなど

受講するメリット

・Z世代に圧倒的に支持されているポイズンでの可能性を検討できる
・最新の中国での動きやビジネス展開などを知ることができる

こんなニーズや悩みにこたえられる内容です

・海外販売を検討しているが、どこから始めて良いかわからない。
・海外販売に対して色々な可能性を模索していきたい。

続きを読む
11:35~12:15
A2-2 講演
ECで躍進するキャンプメディア「hinata」のインスタUGC活用術
井上 純
講師
  • 株式会社visumo
  • 取締役
  • 井上 純
セッション概要

キャンプ・アウトドア情報メディア「hinata」を運営するvivitは2020年11月にECサイト「hinataストア」を開設。2022年12月期の売上は前期比から約200%と倍増しており、ブームが落ち着き、コロナ収束期以降となってもサイトの勢いが続いています。
成功要因のひとつにUGC活用があり#hinatastoreによる“ファン化促進“だけでなく“話題を生み出すMD”にまで活かされる取り組みについてお話します。

プロフィール

2012年にECフルフィル支援ベンダーからecbeing社に入社。
アパレル・雑貨系商材を中心としたブランドのECサイト構築および運用支援のコンサル営業に従事し、50サイトを超えるプロジェクトに参画。2017年より新設した次世代マーケティング推進室に異動し特定企業のデジタル活用支援をしながら、ビジュアルマーケティングプラットフォーム“visumo”の立ち上げを行い、事業責任者および東南アジアでの販売を中心としたグローバル推進を担当。
2019年4月1日に株式会社visumo設立と共に取締役に就任。
2022年、サービス導入が600社を超え、国内における次世代のビジュアルマーケティングを推進すべく活動中。

内容レベル

大規模店舗向け、中規模向け

続きを読む
B2-2 講演
ヘッドレスコマース入門:世界でトレンドとなっているその理由とは?
大森 浩生
講師
  • 株式会社セールスフォース・ジャパン
  • マーケティング統括本部
  • シニアプロダクトマーケティングマネージャー
  • 大森 浩生
セッション概要

近年、世界的にヘッドレスコマースを採用する企業が増えています。
ヘッドレスコマースとはECサイトのフロントエンドとバックエンドを切り離し、それぞれが独立した形で構成されるシステムアーキテクチャで、開発の自由度が高く、UXの改善を追求できるのが利点です。

本セッションでは、企業は何を目的としてヘッドレスコマースを採用し、どうUXの改善を実現しているか、その仕組みや特徴、事例や成功ポイントを解説します。

プロフィール

日本大手SIer、外資系ITベンダーを経て2011年1月に株式会社セールスフォース・ドットコムに入社。パートナーエコシステム「AppExchange」の日本におけるアライアンス担当として約6年従事し、150社以上のアプリケーションベンダーとのパートナーシップを締結。2016年11月よりプロダクトマーケティング担当となり、現在はCommerce Cloudを担当。

続きを読む
12:30~13:10
A2-3 講演
UGCの活用で広がるコマース2.0。ユーザーも巻き込んだコマース経済圏の果たす役割とは?
山崎 徳之
講師
  • ZETA株式会社
  • 代表取締役社長
  • 山崎 徳之
セッション概要

ECは、単なる買い物からメディア化という新時代に突入しつつあります。
2005年にWeb2.0という概念が提唱され、ネットのコミュニケーションは双方向時代を迎えました。そうした双方向性はSNSで広がりましたが、それに限らずニュースサイトやECにもこうしたUGCの波は広がってきています。
すでにニュースサイトでは、一次情報すなわち記事についてユーザー同志の活発なコミュニケーションが繰り広げられていますが、ECにおいての一次情報は商品とその購買体験だと言えます。
CXという概念の重要性が広まって久しいですが、UGCはCX向上の中核をなす要素の一つです。ECにおけるUGCといえば、現状ではクチコミやハッシュタグであると言えるでしょう。
CXの要素概念ともいえるCROやOMOにおいても、クチコミやハッシュタグの活用は急速に広まりつつあります。
当社の具体的事例なども引用して、データに基づき詳しく解説します。

プロフィール

2006年にZETA株式会社を設立、代表取締役に就任(現任)。
現在はECサイトのマーケティングツール『ZETA CXシリーズ』の開発・提供に取り組んでおり、コマースとCX(カスタマーエクスペリエンス)のリーディングカンパニーとして多数の国内大手サイトの売上に貢献している。

内容レベル

大規模店舗向け、中規模向け

参加対象者

ブランド、リテールのマーケティング担当者

続きを読む
B2-3 講演
Coming Soon
講師
  • W2株式会社
13:25~14:10
SA2-4 ゼネラルセッション
進化するサブスク体験 〜「好き」が継続する仕組みとは〜
下村 祐太朗
講師
  • POST COFFEE株式会社
  • CCO
  • 下村 祐太朗
大西 理
講師
  • スマイルエックス合同会社
  • 代表
  • 大西 理
プロフィール

POST COFFEE株式会社 下村 祐太朗
デザイン会社 HERETIC, inc.の取締役、デザイナー、アートディレクターを経て、2018年に国内最大級のコーヒー通販PostCoffee®を創業。Webデザインからグラフィック、UI/UX 、ムービーなどあらゆるクリエイティブを駆使し、PostCoffee®の世界観を構築する。過去には渋谷でMAKERS COFFEEというコーヒースタンドを立ち上げ、バリスタとして立っていた経験もある。

スマイルエックス合同会社 大西 理
カタログ総合通販・株式会社セシールにてEC事業立ち上げ後、デジタルマーケティング全般に従事。その後、文具メーカー(デザインフィル)、スキンケア通販(新日本製薬)、ファッション雑貨小売(ヌーヴ・エイ)、アパレル(オンワード/グラニフ)など複数の業界にてECを中心にデジタルマーケティング/コミュニケーション/ブランディング/CRM領域のマネジメントなど幅広い領域を担当。2021年9月からフリーランスで企業のEC/マーケティング関連のビジネスを支援している。

続きを読む
SB2-4 ゼネラルセッション
I-neが挑む日本一のダイレクトマーケター組織作り
経営人材を生むマーケター育成メカニズムを責任者が大公開
伊藤 翔哉
講師
  • 株式会社I-ne
  • ダイレクトマーケティング本部
  • 執行役員・本部長
  • 伊藤 翔哉
セッション概要

I-neでは、D2Cブランドを経営できるダイレクトマーケターを育成するための社内プログラム「Master of Direct Marketing(M.D.M)」を開発し、2022年から運用を開始しています。ブランディングと販売力のバランス感覚に長けた経営人材を、いかにして育成しているのか、そのメカニズムや取り組みの成果を紹介します。

プロフィール

2011年入社後、Eコマースとデジタルプロモーションの戦略に注力し、デジタル関連の広告、マーケティングも兼任。いち早くSNS時代の消費者をターゲットに定めてデジタルマーケティングを展開。オンライン起点でのビジネスモデルの構築に尽力。2015年のブランド誕生から、5年で累計販売本数1億個を売り上げる主力ブランドへと成長させた。2017年、取締役 兼 販売事業本部本部長代理に就任。株式会社VUEN 代表取締役 就任(現職)。2018年、販売本部ブランドプロモーション部部長に就任。2022年1月より、現職。

内容レベル

大規模店舗向け、中規模向け

続きを読む
14:25~15:05
A2-5 講演
Coming Soon
飯澤 満育
講師
  • 株式会社エートゥジェイ
  • 代表取締役
  • 飯澤 満育
プロフィール

(株)エートゥジェイの創業者兼代表取締役
現在までに200社を超える顧客のオウンドメディア戦略、コンテンツマーケティングの企画、運用を提供。近年はコンテンツマーケティングやECマーケティングのエバンジェリストとして活躍。

続きを読む
B2-5 講演
ペイパルの見た新しいコマースの潮流(仮)
大津 陽子
講師
  • ペイパル東京支店
  • エンタープライズセールス
  • ヘッドオブエンタープライズセールス
  • 大津 陽子
セッション概要

コロナ下でのEコマースの成長を受け、ペイパルでも次々と新しいコマースの成長をお手伝いする事例が誕生しています。今回は事例やデータを中心にしたECのトレンドのご紹介、ペイパルならではEC事業に対するメリットをお届けします。

プロフィール

京都大学大学院で社会学修士号を取得。広告代理店プランナーを経て、2006年にグーグル日本法人に入社。企業のマーケティングのデジタル化を推進する。その後、外資系旅行メディア企業でデジタル広告チームの立ち上げを率いる。前職ではアマゾンジャパンでアフィリエイトプログラムによるパートナー開拓などを担う。2021年7月より現職。

内容レベル

大規模店舗向け、中規模向け

続きを読む
15:20~16:00
A2-6 講演
Coming Soon
講師
  • 株式会社これから
B2-6 講演
売上の上がるECが必ずやっているオートメーション施策
〜定番MAツール・EC販促施策の売上を、3割増しにする方法〜
曽川 雅史
講師
  • 株式会社シナブル
  • 執行役員
  • 曽川 雅史
セッション概要

MAツールを導入したら、カゴ落ちメール・サイト改善などの「ECで必ずやるべき施策」が存在します。
そんないわゆる”鉄板施策”でも、改善の余地があることをご存じでしょうか?
本セッションでは、EC向けMAツール「EC Intelligence」の事例を元に、鉄板施策の効果が3割増しになった事例や、簡単なサイト改善でCVRが劇的に改善した事例について解説します。

プロフィール

SaaS型CRMツールベンダーでの法人営業でトップセールスを達成後、子会社の取締役として広告事業の立ち上げに奔走。その後Saleforceインプリメントを行う2年の個人事業主期間を経て、Webコンサルティング会社へ入社。大手企業へのWebコンサルティング新規法人営業に従事。2020年シナブル入社。WebサイトのCVR改善、LTVを改善するCRM施策など、これまでの経験を活かして、施策の自動化をベースとしたEC売上向上を支援している。

内容レベル

大規模店舗向け、中規模向け

アパレル、雑貨、食品などの多品種EC向けの内容です。

参加対象者

アパレル、雑貨、食品などの多品種ECで、メールマーケティングやサイト改善、CRM領域の担当をされている方。

受講するメリット

●MAツールで「何ができるか」「どのくらい売上に貢献するか」が分かります。
●ECコンバージョン最適化のベストプラクティスが分かります。
●明日からすぐ使える、コンバージョン率最適化の小ネタを持って帰れます。

続きを読む
16:15~16:55
A2-7 講演(Powered by Shopify Japan株式会社)
EC売上急成長中の3社が語るShopify Plus使いこなし術 (仮)
石川 森生
モデレーター兼スピーカー
  • 株式会社bydesign
  • 取締役社長
  • 石川 森生
稲富 佳織
スピーカー
  • BONAVENTURA株式会社
  • 取締役 マーケティング本部長 兼 E-Commerce 本部長
  • 稲富 佳織
セッション概要

Shopify Plusに興味がある方や実際に利用いただいている方から最も多くいいただく声である「(他企業さんが)どうShopifyを使いこなしているのか知りたい!」のお声に応えるべくShopify Plusを導入いただいているブランド企業さまの中でも、EC売上が急成長している3社にご登壇いただき、Shopify Plusを使う上で意識していることや、実際に使いこんでいる機能、最近導入したイケてるアプリなどについての座談会を行います。

続きを読む
B2-7 講演
ECサイトの売上は「検索」で伸ばせ!顧客単価を上げるナビゲーション術
光安 紀臣
講師
  • ビジネスサーチテクノロジ株式会社
  • 取締役 兼 営業本部長
  • 光安 紀臣
セッション概要

ECの需要の高まりとともに業界も激化し、ECで売上を上げるためには新規流入の増加施策だけではなく、流入したユーザに1人でも多く購入してもらうためのCVR向上施策が重要視されています。

CVRを向上させるためには、ユーザをいかにスムーズに目的の商品にたどり着かせるかがポイントです。また、多様化するユーザのニーズに対し、よりパーソナライズされた情報を提供することで、顧客単価をアップさせることも可能となります。

Web上での顧客接点となるECサイトはブランドイメージにも大きな影響を及ぼすため、サイト導線を整えることは売り上げのアップに繋がるだけでなく、「ブランドイメージ」を向上させるためにも有効です。

サイト内検索ナビゲーションを活用し売上を伸ばすコツと、ユーザに求められるサイトを作るために必要なポイントについて事例を交えながらお伝えします。

プロフィール

大手総合人材会社、ネットワーク機器関連の法人営業を経て、2010年にビジネスサーチテクノロジ入社。
営業部の主軸として、大手広告代理店や制作会社等のパートナー企業と連携したサイト内検索サービス提供の推進、新規サービスの企画・提案営業を行う。2019年、同社取締役に就任。

内容レベル

大規模店舗向け、中規模向け

参加対象者

・EC運営担当者様
・EC部門の責任者様
・EC事業者様
・マーケティング担当者様

受講するメリット

自社サイトの改善ポイントやツール活用のコツを学んでいただけます。

こんなニーズや悩みにこたえられる内容です

・Web担当としてまず何から手を付ければいいのかわからない
・ECサイトの売上アップのポイントを知たい
・ECサイトの改善ポイントが知りたい
・他社のECサイト改善事例を知りたい
・これから新規でECサイト立ち上げを検討している方
・現在利用中のECシステムに限界、不満を感じている方

続きを読む
17:10~17:55
SA2-8 クロージング講演
ステマ規制、アップセル・クロスセル規制など法を守って効果を最大化するには?
~EC専門弁護士がステマ規制、特商法施行令&景表法の改正案を解説~
小野 智博
講師
  • 弁護士法人ファースト&タンデムスプリント法律事務所
  • 代表弁護士
  • 小野 智博
セッション概要

故意の不当表示には措置命令などを経ずに100万円以下の罰金を科す規定、繰り返し違反に対する課徴金の割増しなどを規定した景品表示法と、電話受注の際に行う通販の「アップセル」「クロスセル」を規制する特定商取引法施行令の改正案が閣議決定され、「ステルスマーケティング」は景品表示法が禁じる不当表示に追加されました。セッションでは、ステマ規制を中心に法改正の概要、EC事業者が守らなければならないポイントをわかりやすく解説。それを踏まえて、広告効果などを最大化して売り上げを伸ばすためのヒントをお伝えします。このセッションは、ECで必要な法律を分かりやすくまとめた書籍「60分でわかる!ECビジネスのための法律 超入門」(技術評論社)の出版記念講演です。

プロフィール

企業法務、国際取引、知的財産権、訴訟に関する豊富な実務経験を持ち、日本及び海外の企業を代理して商取引に関する法務サービスを提供している。ECビジネス・ウェブ通販事業の法務については特に強みがあり、事業の立上げ・運営・販売促進・トラブル対応・債権回収・海外展開まで、一貫してサポートできる体制を整えている(EC・通販法務サービスを運営している。URLはこちら→ https://ec-lawyer.com/)。

続きを読む
SB2-8 クロージング講演
Coming Soon

本イベントは国内在住の方向けのイベントです

参加申し込みはこちら
スポンサー
プラチナスポンサー
  • アマゾンジャパン合同会社
  • 株式会社ecbeing
  • 株式会社これから
  • 株式会社セールスフォース・ジャパン
  • 株式会社データX
  • 株式会社ビービット
  • 株式会社visumo
  • 株式会社ヤプリ
ゴールドスポンサー
  • 株式会社エートゥジェイ
  • Shopify Japan株式会社
  • 株式会社Sprocket
  • ZETA株式会社
  • W2株式会社
  • ビジネスサーチテクノロジ株式会社
  • Forter Pte Ltd
  • Pay Pal株式会社
シルバースポンサー
  • 株式会社インターファクトリー
  • NTTレゾナント株式会社
  • 株式会社シナブル
  • 株式会社SUPER STUDIO

本イベントは国内在住の方向けのイベントです

参加申し込みはこちら
高嶋 巌

近鉄百貨店、役務サービスのECサイト「近鉄文化サロン」を刷新

2 years 8ヶ月 ago

近鉄百貨店は、カルチャースクールの講座申し込みサイト「近鉄文化サロン」をリニューアルした。

従来、申し込みは実店舗で行う手続きフローだったが、リニューアルによってサイト上での申し込みと決済を実現。サイトで情報を確認し、申し込み、決済までを一気通貫でできるようにした。申し込み負荷の軽減、業務効率改善が実現できたという。

新たなECプラットフォームとしてecbeingが提供するECサイト構築パッケージ「ecbeing」を採用し、サイトを構築している。

近鉄百貨店は、カルチャースクールの講座申し込みサイト「近鉄文化サロン」をリニューアルした
リニューアルした「近鉄文化サロン」

リニューアルのポイントは次の通り。

「キャンセル待ち登録」を実現

講座の座席がすでに埋まっていても、「キャンセル待ち」で申し込める機能を搭載。キャンセルによる講座の空席防止と同時に、多くの利用者が講座へ申し込みできる機会を提供している。

近鉄百貨店は、カルチャースクールの講座申し込みサイト「近鉄文化サロン」をリニューアルした
講座詳細画面(キャンセル待ち登録)

百貨店ならではのUI・UX、決済手段

講座は近鉄百貨店の店舗内(阿倍野・上本町・奈良・橿原・四日市の5店舗)で行っているため、県を跨いで申し込む利用者がいると想定される。そのため、実店舗ごとにトップページを作成、セグメントした講座を確認できるようにした。

決済では、百貨店ならではの「外商部お得意さま」が持つ近鉄クレジットカード(外商カード)を利用できるようにしたという。

基幹システムとのバッジ連携による自動化

以前は申し込み情報を手動で基幹システムに入力、顧客の来店時に料金を徴収する業務フローだった。リニューアルで基幹システムと自動連携。基幹への情報入力、電話申し込み時の確認業務などがなくなり、業務改善につながったという。

以前はサイト内の講座更新作業に都度費用が発生していたが、社内運用に切り替えることでコスト削減と更新効率向上にもつながった。

瀧川 正実

ラオックスHDがバーニーズジャパンを買収、セブン&アイHDから全株式取得

2 years 8ヶ月 ago

ラオックスホールディングスは4月6日、同日開催の取締役会において、バーニーズジャパンの全株式をセブン&アイ・ホールディングスから取得し、子会社化すると発表した。株式譲渡日は5月1日の予定。

バーニーズジャパンは、アパレルを中心としたセレクトショップ「バーニーズ ニューヨーク」の運営会社。2023年2月末時点で旗艦店6店舗、アウトレット店4店舗のほか、国内ECサイトを運営している。

バーニーズジャパンの子会社化は、新しいスタイルのリテール事業の展開が目的。コロナ禍を経た新たな時代における国内外の富裕層の消費ニーズに応える。

バーニーズジャパンの高いブランド力、ラオックスHDにおけるインバウンド事業のノウハウ活用などで相乗効果を生み出し、バーニーズジャパンの売上拡大、海外向けEC、貿易輸出などの事業領域の拡大ができると判断した。

バーニーズジャパンの2023年2月期における売上高127億1100万円、営業損失5億1500万円、経常損失5億2000万円、当期損失7億7500万円。

ラオックスは2018年にシャディを子会社化するなど、リテール事業を強化している。

石居 岳

コロナ特需一巡後も月次売上は約2倍。MOON-X子会社のベビー&マタニティブランド「kerätä」に聞く好調のワケ

2 years 8ヶ月 ago
「楽天市場」が月間の優良店舗を選出するアワード「ショップ・オブ・ザ・マンス(SOM)」をこれまでに6度受賞してきたベビー&マタニティブランドに、ブランド運営成功の秘訣を聞いた

「楽天市場」が出店店舗から選出する月間MVP「楽天ショップ・オブ・ザ・マンス(SOM)」をこれまで6度受賞したベビー&マタニティブランド「kerätä(ケラッタ)」。楽天ショップの「kerätä」では、顧客からの反響を生かした新製品企画、既存製品の継続した改良が事業拡大につながっているという。2022年12月度の売上高は前年同月比で約2倍。「kerätä」の店舗運営について、高田瑶子氏(商品部部長)と濱未希子氏(商品部 Design Manager)に話を聞いた。

MOON-X傘下企業の「kerätä」とは?

長野県塩尻市に本社を置くケラッタは、ベビー・マタニティ用品の製造から、「楽天市場」「Amazon」「Yahoo!ショッピング」でのネット通販を手がける。元Facebook Japan 代表取締役の長谷川氏が創業したMOON-Xによる共創型M&Aで、2022年8月にMOON-X傘下へ入った。現在、ケラッタの「信頼のものづくり」をベースに、MOON-Xの知見やノウハウを生かしたネットショップの経営にアクセルを踏んでいる。

「ショップ・オブ・ザ・マンス(SOM)」は、顧客からの店舗評価などから「楽天市場」が月間の優良店舗を選出するアワード。「kerätä」は、

  • 2019年1月:「楽天SHOP OF THE MONTH」 ベビー・マタニティジャンル賞
  • 2019年7月:「楽天SHOP OF THE MONTH」 ベビー・マタニティジャンル賞
  • 2021年 5月:「楽天SHOP OF THE MONTH」 ベビー・マタニティジャンル賞
  • 2021年12月:「楽天SHOP OF THE MONTH」長野都道府県賞
  • 2022年6月:「楽天SHOP OF THE MONTH」長野都道府県賞
  • 2022年12月:「楽天SHOP OF THE MONTH」 ベビー・マタニティジャンル賞

といったアワードを受賞している。

「kerätä」楽天市場店トップページ
「kerätä」楽天市場店トップページ

2022年12月度の売上高は、前年同月比で「約2倍近くの売り上げになった」(濱氏)という。

商品部 Design Manager 濱 未希子氏(左)とkerätä 商品部部長 高田瑶子氏(右)
kerätä 商品部 Design Manager 濱 未希子氏(左)とkerätä 商品部部長 高田瑶子氏(右)

顧客の声を生かした製品作り

「kerätä」が成長している要因の1つには、レビューや口コミといった顧客の声を反映した製品企画、既存製品の改善があげられる。以下に一例を紹介していく。

「kerätä」では、顧客が日常使いする製品を主軸に展開している。その一方、「プレゼント向けのギフトもラインアップしてほしい」という顧客の声に応えるため、2022年12月に子供向けトランポリンのクリスマス限定パッケージをラインアップ。引き合いが増加した。

「kerätä」が販売する子供用のトランポリン
「kerätä」が販売する子供用のトランポリン
子供用のトランポリンはプレゼント用やお祝い返しとしても引き合いが高いという
子供用のトランポリンはプレゼント用やお祝い返しとしても引き合いが高いという

また、「kerätä」ブランドの柱の1つとなっている製品は赤ちゃん用寝具「ibul(イブル)スリーパー」だ。

ベビー用品は、レビューが自然に集まりやすいと感じています。ありがたいことに、“良い製品はほかのママにも教えたい”という思いがあるのかもしれませんね。製品について、気が付いたことも細かく書いてくださるケースが多いです。ご自分の大切なお子さんに使うからこそ、お客さま自身が使うものよりも製品購入に真剣な方も多いのでないでしょうか。

レビューはお客さま相談室の担当者だけではなく、さまざまな担当セクションで目を通し、活用しています。

たとえば冬用の「ibul(イブル)スリーパー」は、外側はモコモコの手触りで、子供の肌に触れる内側の生地はガーゼにしています。“両面がモコモコのフリース素材だと、あせもになりやすいので困る”といったお客さまからのレビューをくみ取って製品開発に生かしました。(高田氏)

濱氏(左)が手に持つ製品:韓国寝具「イブル」をモチーフにデザインした赤ちゃん用寝具「ibul(イブル)スリーパー」(6重ガーゼ/チェリー刺繍)。高田氏が手に持つ製品:3月に新発売したヒップシートの新製品「ダイヤルフィット®️」
濱氏(左)が手に持つ製品:韓国寝具「イブル」をモチーフにデザインした赤ちゃん用寝具「ibul(イブル)スリーパー」(6重ガーゼ/チェリー刺繍)。高田氏が手に持つ製品:3月に新発売したヒップシートの新製品「ダイヤルフィット®️」

運営ポリシーは“顧客に寄り添って悩みを解決する”

製品企画だけでなく、既存製品や運用の改善も顧客ファーストを実現している。

たとえば、梱包について顧客から改善の問い合わせがあった時のこと。問い合わせがあった製品は、幼児用の昼寝布団。アイロンを使って張り付けることができるネームタグを同梱している。

当初、このネームタグを折り畳んで梱包していたところ、お客さま相談室に「梱包時の折り目がもとに戻りにくい」という顧客からの電話があったという。「kerätä」はその日のうちに折り目をつけない(ネームタグを折り畳まない)梱包に変更した。

幼児用の昼寝布団
幼児用の昼寝布団

製品開発も、サイト作りも、常にお客さまに寄り添って悩みを解決するのが「kerätä」流です。“布団収納袋のファスナーの形状について知りたい”というお問い合わせをお客さまからいただいたときは、その日のうちにファスナーのかみ合わせ部分がわかる画像を商品ページに追加しました。(濱氏)

ファスナー部分がわかりやすい画像を加えた
ファスナー部分がわかりやすい画像を加えた

「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー」受賞をめざして

SOMの受賞を重ねてきた「kerätä」が次にめざすのは、「楽天市場」が選出する年間のベストショップ「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー」の受賞だ。

MOON-Xの傘下に入ったことを皮切りに、従来よりもショップの集客や認知拡大に尽力するようになった。「楽天市場」内での広告やキャンペーン施策にも力を入れている。また、子供の成長に合わせた他の製品を紹介するリーフレットを同梱するといった工夫や、公式SNSの運用も本格化している。

今後は、お客さまにとって魅力的な製品のラインアップ拡大や、リピーターのお客さまの増加にも注力していきます。(高田氏)

高野 真維

アシックスが自社ECサイトでUGCコンテンツ掲載を開始。新規顧客の獲得、ファン作りなどを狙う

2 years 8ヶ月 ago

アシックスジャパンは、自社ECサイト「アシックス公式オンラインストア」でUGCコンテンツの掲載を始めた。アシックス製品を着用したユーザーの画像をECサイトに掲載、ユーザー生成コンテンツを活用して新規顧客の獲得、ファン作りなどを狙う。

スポーツテクノロジーをライフスタイルへ提案するブランドカテゴリー「ASICS SportStyle」に、「ASICS SportStyle」のアイテムを着用したユーザーのInstagram投稿を掲載している。

投稿をタップ(クリック)すると、モーダル画面が立ち上がり、ハッシュタグや拡大画像、着用している商品画像を確認できる。商品画像をクリックするとECサイトの商品詳細ページにジャンプする。

「visumo social」を導入したECサイト
UGCの掲載イメージ

ブランドが制作したビジュアルだけではなく、一般消費者のリアルな投稿をECサイトへ追加することで、身近で説得力のあるコンテンツとしてコンバージョンアップにも期待する。

投稿の掲載に関し、アシックスからユーザーへ掲載の申請などのコミュニケーションを直接行い、つながりを強化。UGCの投稿促進にも力を入れていく。

UGC掲載、専用ツールの導入で実現

この仕組みは、Instagramの写真や動画をECサイトに活用するソリューション「visumo social」(visumoが開発・提供)を導入して実現した。

UGC活用について、アシックスジャパンの担当者は次のようにコメントしている。

UGCの活用によって、より多くの方に「ASICS SportStyle」に魅力を感じていただき、手に取るきっかけとなればと考えています。

アシックスの商品を愛用いただいているお客さまのリアルな投稿を商品と合わせて、バリエーション豊かに自社ページで紹介することで、「ASICS SportStyle」が寄り添う日常をより豊かに、そして身近にイメージしていただけるのではと思い、「visumo social」を導入しました。

「visumo」はブランディングや商品訴求を強化するビジュアルデータを一元管理するビジュアルマーケティングプラットフォーム。以下のサービスを展開している。

  • インスタグラム上のUGCや公式投稿、アンバサダー投稿などを活用する「visumo social」
  • ECサイトの動画コマースを推進する「visumo video」
  • アンバサダーやスタッフが投稿できる専用ツール「visumo snap」
  • ノーコードで商品ページを充実させるCMS「visumo comment」
高野 真維

【通販企業のメタバース進出まとめ】新たな接客スタイルの模索&自社商圏を広げるKDDI、大丸松坂屋、QVCの施策とは | 通販新聞ダイジェスト

2 years 8ヶ月 ago
通販企業各社はバーチャルでの新たな接客スタイルを模索している。企業と顧客の間だけでなく、顧客同士でもメタバースは新たな交流の場になりつつある

ユーザーが「アバター」で社会生活を送れるインターネット上の仮想世界・仮想空間「メタバース」の注目度が上がっている。ゲームを楽しむ利用者だけではなく、バーチャルオフィスとして活用する事例もあるなど、ビジネスでの利用も目立ってきた。そして、ネット販売に活用するため通販実施事業者らもさまざまな仕掛けを展開し、その効果的な活用方法を模索している。通販関連各社のメタバース活用方法を追った。

通販事業者がメタバースで展開する店舗の一例
通販事業者がメタバースで展開する店舗の一例

【KDDI】店舗や店員を写実的に再現 

KDDIは3月7日、メタバースやライブ配信、バーチャルショッピングなどを展開する、Web3時代の新サービスとして「αU(アルファユー)」を開始すると発表した。

同社では、メタバースでエンターテインメント体験や友人との会話を楽しめる「αUmetaverse」、360度自由視点の高精細な音楽ライブを楽しめる「αUlive」、デジタルアート作品などの購入ができる「αUmarket」、暗号資産を管理できる「αUwallet」、実店舗と連動したバーチャル店舗でショッピングができる「αUplace」を展開していく。

このうち「αUplace」は、バーチャル空間上にある店舗でリアルな接客や買い物が体験できるサービス。写実的な店舗・店員を再現し、今までにない買い物体験ができるというコンセプト。今夏に提供予定の「αUplace」アプリで利用できる。

KDDIはバーチャルの顧客接点を強化する
KDDIはバーチャルの顧客接点を強化する

バーチャル店舗でリアルな接客体験

ユーザーは現実のショッピングと同様に、バーチャル空間内で街を散策したり、店舗を見つけて入店したりすることができる。アプリ上で決済し、商品を購入することができる。

アパレルや百貨店、家電量販店などに出店を持ちかけているという。都市圏を中心に、約100店舗の出店を見込む。今後は、同社が運営する仮想モール「auPAYマーケット」との連携も検討する。

ユーザーは、店舗スタッフから商品説明やアドバイスが受けられる。バーチャル空間内にスタッフのアバターが表示されており、画面内の呼び出しボタンをタップすると、テキスト・音声・ビデオで会話ができる。

ビデオ通話であれば、実際の商品を確認することも可能となる。一方、スタッフは店内でスマホをかざすことで、バーチャル店舗に来店したユーザーが確認できる

出店店舗は、店舗の外観デザインと店内展示をスマートフォンの「ライダーセンサー」でスキャンすると、展示している商品までが立体化されてバーチャル空間に再現される。これまでのバーチャル店舗は、商品ごとに3Dモデルを作成する必要があったが、そうした手間やコストが省けるのが特徴。

アパレル店舗の場合、シーズンごとに商品の陳列が変わるが、いちいち3Dモデルを作成するのは手間がかかる。「αUplace」の場合、店舗内でスタッフがスキャンするだけでバーチャル空間がアップデートされる。(KDDI広報)

ユーザーは、スマートフォンの画面上に表示された商品をタップすると商品の詳細情報が確認できる。また、実店舗でスマートフォンをかざすとARで商品情報を表示するなど、リアルとバーチャルの連動機能も提供する予定。

バーチャル空間での買い物の流れについては「正式提供時に案内する予定で、検討を進めている段階」(同)という。ただ、アプリ内で購入が完結する形になるという。

スタッフに直接相談できるのが、通常のECにはない大きな特徴。アパレルであればコーディネートやトレンドを聞くことができる。単に購入するだけではなく、“接客”という体験が重要になってくる。(同)

【大丸松坂屋】大型VRイベントに参加 

大丸松坂屋百貨店は、HIKKYが開催する大型のVRイベント「バーチャルマーケット」に参加することで、メタバース上での顧客接点のあり方などを模索している。直近では、昨年12月3日~18日、「バーチャルマーケット2022ウィンター」に仮想店舗「バーチャル大丸・松坂屋」を出展した。

大丸松坂屋百貨店として5回目の出展で、年末年始の食卓を彩るグルメに加え、初のアート作品や寝具の販売にも挑戦した。アートは成長分野と位置付けてデジタルとの融合も試行しており、メタバースとアートの親和性を知見として得る目的があったという。

展示はメタバースならではの“体験型”

メタバース空間ではユーザーが自由に店内をまわり、食品3Dモデルを手に取って商品の形状を確認したり、バーチャルカタログで詳細を見ることができたりするのに加え、各商品の「BUY」ボタンをクリックすると自社通販サイト「大丸松坂屋オンラインストア」の商品詳細ページに遷移して当該商品を購入することができる仕組み。

食品フロアではグルメ約2900点を販売したほか、複数の3Dモデルも展開。仮想空間に慣れた“メタバース民”がバーチャル飲み会を行う際などに使ってもらう狙いだ。

大型のVRイベントに参加、グルメ商品などを販売。3Dモデルで展示した商品も
大型のVRイベントに参加、グルメ商品などを販売。3Dモデルで展示した商品も

アートエリアでは、アーティスト野原邦彦氏の作品4点を展示。体験ボタンを押すとユーザーの身体が浮かび上がり、アート作品の世界に360度包み込まれながら、ゆっくり空間を上昇するなど、メタバースならではの演出で楽しむことができるようにした。

寝具エリアでは、大丸東京店で展開するショールーミングストア「明日見世」で取り扱った寝具ブランド「ブレインスリープ」の商品を紹介した。

同社によると、メタバース民が装着するヘッドセットは重たく、首などに負担がかかることから、枕やマットレス、サプリメントなどを提案したという。

アンバサダーによるメタバース接客の魅力とは

「バーチャル大丸・松坂屋」の店頭には商品知識が豊富な同社の本社ギフト企画運営担当の田中直毅氏がアバター姿でユーザーを出迎えたほか、メタバース接客の経験がある人を“アンバサダー”として15人採用し、商品の魅力を伝えてもらった。

同社によると、メタバースイベントに出展を重ねる中、来場者とのコミュニケーションを欠いていたことを反省していたものの、社内に組織だったメタバースのタスクがないため、社内動員は難しかった。

自分たちでできないのであれば素直にできる人の力を借りようということで、アンバサダーを採用することになった。(大丸松坂屋 田中氏)

アンバサダーは装着するデバイスの面でも、空間内の事象についても見識が高く、また、同社の主力商材である食品にも興味を持っていたこともあり、来場者とのコミュニケーションは成功したと見ている。

同社はこれまでのVRイベントを通じて、百貨店の主要顧客層とは異なる20~30代の男性を中心としたユーザーとの接点づくりに成功

一方で、「EC送客による実売だけを求めない」(田中氏)としており、「バーチャル大丸・松坂屋」への訪問者数や3Dモデルへのタッチ数もKPIとして重視する。

5回目のイベントについては、食品以外にもコンテンツを増やしたことによる分散の影響もあり、食品の売り上げは想定を若干下回ったが、とくに来場者数やタッチ数は想定および前回実績を上回り、定量的には良好な結果が得られたようだ。

また、コンテンツを増やしたことで、「バーチャル大丸・松坂屋」の寝具エリアに来場したことを、リアル店舗の大丸東京店の「明日見世」でスタッフに伝えるとノベルティをプレゼントするなど、リアル店舗との連携も限定的ではあるものの実現した。

今後は、メタバース空間で得た知見の生かし方や人材育成などが課題になるという。

【QVCジャパン】期間限定で独自空間 ネットの売り場へ誘導

QVCジャパンが期間限定で展開した独自メタバース空間
QVCジャパンが期間限定で展開した独自メタバース空間

通販専門放送を行うQVCジャパンは、期間限定で独自メタバース空間「未来空間QVCプラネット」を公開し、通販サイトと連携させて商品を促す仕掛けなどを実施した。話題作りや顧客同士のコミュニケーション促進、同空間を入口としたネット販売への誘導などが目的のようだ。

「未来空間QVCプラネット」は昨年12月16日~22日までの7日間限定で公開。利用者は同メタバース上でアバターを操作する。

利用者のアバター同士でチャットや絵文字機能によるコミュニケーションができたり、大型スクリーンで同社の通販番組や同社番組に出演する人気ブランドの担当者の特別インタビュー映像などを視聴できたりする。

各ブランドに合わせたアバター着せ替え機能

また、同社のテレビ通販番組で販売する「Give Re―Collection」や「Anne Coquine」「麻布プロバドール」「&LOVE」といった売れ筋のアパレルブランドなどのブースが並ぶブランドエリアでは利用者のアバターが気になるブランドの洋服や衣装を試着できたり、髪の色や髪型なども各ブランドのテイストに合わせて変えることができたりする。

さらに、各ブースには商品のモデル着用画像がモニターに表示され、全方位から確認でき、商品の色やコーディネイトを選ぶと、ブランドプロデューサーの顔写真とお勧めコメントが表示される360度ビューアーのイメージビジュアルを設置。利用者がタッチすると同社の通販サイト「QVC=jp」内の当該商品の商品詳細ページへ遷移する。

メタバース空間を交流の場に

なお、利用者がダウンロードしなくても利用できるよう専用アプリではなく、ウェブブラウザで展開し、パソコンやスマートフォンで操作できるようにした。メタバース空間の制作・運営はIMAGICA EEXが行っている。

QVCジャパンではメタバース空間の公開の狙いについて「お客さまがQVCプラネット内でアバターとして自由に移動し、ほかのお客さまたちやQVC出演者たちと交流ができる場を、また、商品と共に新たな価値やつながりをより感じて頂くユニークな顧客体験を提供いたします。ぜひ『見つかる嬉しさ』と共に新しいショッピング体験を楽しんでいたければ幸いです」(同社)としている。

※記事内容は紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをネットショップ担当者フォーラム編集部が追加している場合もあります。
※見出しはネットショップ担当者フォーラム編集部が編集している場合もあります。

「通販新聞」について

「通販新聞」は、通信販売・ネット通販業界に関連する宅配(オフィス配)をメインとしたニュース情報紙です。物品からサービス商品全般にわたる通販実施企業の最新動向をもとに、各社のマーチャンダイジング、媒体戦略、フルフィルメント動向など、成長を続ける通販・EC業界の情報をわかりやすく伝え、ビジネスのヒントを提供しています。

このコーナーでは、通販新聞編集部の協力により、毎週発行している「通販新聞」からピックアップした通販・ECのニュースや記事などをお届けしていきます。

→ 年間購読を申し込む(通販新聞のサイト)
通販新聞の過去記事を読む(通販新聞のサイト)
→ 通販新聞についてもっと詳しく知りたい

通販新聞

アダストリアは“人”への投資に注力、平均6%の賃上げを実施へ

2 years 8ヶ月 ago

アダストリアは2024年2月期、平均6%の賃上げを実施し、“人”への投資に注力すると公表した。

賃上げは通常の昇給に加え、約10億円を処遇改善経費として計上。平均6%の給与改善を実施するという。

毎年賃上げを実施してきたものの、人材確保の競争環境が厳しくなっていると説明。生産性向上、競争力を高めるための賃金水準を維持する。

アダストリアは2024年2月期、平均6%の賃上げを実施し、“人”への投資に注力すると公表した
外部環境に対する対策(画像はIR資料からキャプチャ)

アダストリアの福田三千男代表取締役会長は、次のようにコメントしている。

いま小売業や卸売業の採用が難しくなっており、特にアパレルは厳しい状況。我々はアパレル企業として、「次、何かをしたい」という想いを持った求職者にとって、アダストリアは面白い企業だと言われる仕組化をしていきたいと考えている。

また、中途で人材採用も進めているが、予測以上の応募をいただいた。彼らも含め、毎年社員が増え、入った社員が喜んでもらえる企業でありたいと考えている。今年も目標の200名の新入社員が採用できたので、現状は問題ないが、今後も大学生や高校生、専門学校生の目標となるアダストリアをめざしていきたい。

瀧川 正実

「fracora」の協和、ビタミンCを用いたブライトニングケア化粧品を取扱開始。夏向けの軽やかなテクスチャーも追求

2 years 8ヶ月 ago

美容ブランド「fracora(フラコラ)」の協和は4月25日、ビタミンCを用いたブライトニングケアができるローションとクリームを発売する。

ブライトニングケアに興味のある人、夏でも軽やかなつけ心地のローション・クリームを使いたい人、「フラコラ」の「ゴールデンVC原液 オートファG」を使用中で、ビタミンCによるスキンケアに手ごたえを求めている人がターゲット。

肌本来のバリア機能をサポート、紫外線ケアにも一役

2つの新商品は、ローション「ゴールデンVC ブライト カプセルドリップ」と、クリーム「ゴールデンVC ブライト アクアクリーム」。いずれも「ゴールデンVC ブライトシリーズ」から発売する。

ローション「ゴールデンVC ブライト カプセルドリップ」(左)とクリーム「ゴールデンVC ブライト アクアクリーム」
ローション「ゴールデンVC ブライト カプセルドリップ」(左)とクリーム「ゴールデンVC ブライト アクアクリーム」

ローション、クリームの主な特徴は次の通り。

  • 金粒子とグルタチオンを結合させた特別なビタミンCを配合。劣化しやすく肌に浸透しにくいビタミンCを、安定した状態で角層の細部まで届ける。
  • くすみの原因に3段階でアプローチ。紫外線や光ダメージ、外的刺激によるくすみリスクをケアする。
  • 肌本来のバリア機能をサポートし、紫外線やエイジングで発生するダメージ要因をケア
  • 「フラコラ」ならではの美容成分も配合(透明感を育む「プラセンタエキス」、保湿力に優れた「プロテオグリカン」、ハリ弾力成分「コラーゲン」)。

“カプセルドリップ”の特徴

  • 「レチノール」(肌にツヤや弾力を与えるが、光や熱に弱い美容成分)と同様の働きを持ち、光や熱が気になる日中のケアにも使える成分 「バクチオール」をカプセルに閉じ込めて、新鮮な状態で肌に届ける。
  • シトラスフローラルの香り
美容成分を閉じ込めたカプセルが浮遊している
美容成分を閉じ込めたカプセルがローションの中に浮遊している

商品発表会で、協和の商品開発担当者は次のように話している。

「バクチオール」を閉じ込めたカプセルは、(ローションのなかで)均等に浮遊した状態を保っているため、常時一定量の「バクチオール」を肌に届けることができる。「レチノール」では日中のケアが難しいが、「バクチオール」は日中のケアにも使える点が大きな特徴だ。

“アクアクリーム”の特徴

  • エイジングケア成分の「NMNリポソーム」、年齢肌にアプローチする「ハス花エキス」を配合。
  • アロマティックフローラルの香り
軽やかなテクスチャーにもこだわった
軽やかなテクスチャーにもこだわった

「NMNリポソーム」を通じて細胞を活性化させることで、肌本来の透明感を発揮させる意図で配合した。「カプセルドリップ」同様、テクスチャーにもこだわった。肌に乗せると気持ちよく使うことができる。(協和 商品開発担当者)

◇◇◇

2商品の製品概要は次の通り。

ゴールデンVC ブライト カプセルドリップ

  • 主な美容成分:加水分解コラーゲンエキス、アスコルビン酸、金、グルタチオン、ヘキシル3-グリセリルアスコルビン酸、バクチオール、フィセチン、トコフェリルリン酸Na、プラセンタエキス、水溶性プロテオグリカン
  • 内容量:120mL(約30日分)朝晩使用
  • 価格:5556円(税込)、5051円(税抜)

ゴールデンVC ブライト アクアクリーム

  • 主な美容成分:加水分解コラーゲンエキス、スクワラン、ヘキシル3-グリセリルアスコルビン酸、ハス花エキス、水溶性プロテオグリカン、トコフェリルリン酸Na、アスコルビン酸、金、グルタチオン、ニコチンアミドモノヌクレオチド、プラセンタエキス
  • 内容量:30g(約30日分)朝晩使用
  • 価格:6667円(税込) 、6061円(税抜)
  • 「ゴールデンVC ブライト アクアクリーム」専用容器:750円(税込)、682円(税抜)

〈2商品共通〉

  • フリー処方:合成香料フリー、合成着色料フリー、パラベンフリー、鉱物油フリー
  • 発売日:2023年4月25日(火)
  • 販売方法:通信販売
高野 真維

イオンの新ネットスーパー「Green Beans(グリーンビーンズ)」とは

2 years 8ヶ月 ago

イオンの子会社イオンネクストは、ネットスーパーの新ブランド「Green Beans(グリーンビーンズ)」を立ち上げ、2023年夏にサービスを開始する。

「Green Beans」は、先進テクノロジーで運営する専用の物流拠点からの宅配・配送サービスを展開。最先端のオペレーションとロジスティクスに加え、パーソナライズされた快適なユーザーインターフェース、徹底されたコールドチェーンによる高い鮮度管理などで高いカスタマーエクスペリエンスを実現するとしている。

人工知能(AI)を積極活用するのが1つの特徴。過去の購入履歴に基づき、AIがお薦め商品をクリック1つでカートインするスマートカート機能に加え、低い欠品率を実現するためにAIによる売り上げ予測と在庫管理機能を搭載する。

「Green Beans」のスタートは夏を予定(画像は「Green Beans」から編集部がキャプチャ)

配送希望日の14日前から商品を選ぶことができ、配送直前に顧客に配送予測時間をメールで通知。午前6時30から23時30分まで、カスタマーサービスセンターが顧客をサポートする。

午前7~23時まで1時間単位の配送枠を用意。自社の専任スタッフ(デリバリークルー)が配送を担う。

こうしたフルフィルメント業務は、最先端AI(人工知能)、ロボティクス機能を導入した千葉市緑区誉田町の顧客フルフィルメントセンターで行う。

生鮮農産物は「自分の目で選べない、鮮度が心配、日持ちしない」といった悩みを解消するため、配送から1週間以内は鮮度(形状・色が優れた状態)を保つことを約束する「1週間鮮度保証(鮮度+)」を提供する。

サービス提供エリアは、東京都の新宿区・渋谷区・世田谷区・目黒区・中央区・千代田区・品川 区・港区・大田区・江東区・江戸川区、千葉県の千葉市(稲毛区・中央区・花見川区・緑区・美浜区・若葉区)・習志野市・船橋市・市川市・浦安市・八千代市・四街道市、神奈川県の川崎市(麻生区・川崎区・幸区・高津区・多摩区・中原区・宮前区)から段階的に開始。1年をめどに都内23区全域へ拡大する。

配送時間は午前7時~23時まで1時間単位。

石居 岳

ジャパネットが定年後再雇用制度を刷新/元花王の生井氏が中高附属校の校長に【ネッ担アクセスランキング】 | 週間人気記事ランキング

2 years 8ヶ月 ago
2023年3月31日~2023年4月6日にアクセス数の多かった記事のランキングを発表! 見逃している人気記事はありませんか?
  1. ジャパネットが定年後再雇用制度を刷新。65歳までは週休3日で給与は正社員の9割、70歳までは週休4日の給与7割

    仕事以外の時間を充実するために週休数を段階的に増加、急な収入源に陥らない給与設計にしたとしている

    2023/4/3
  2. EC責任者から「校長」へ。花王でDX推進の生井氏、茨城県の中高附属校で民間校長に

    生井秀一氏は花王でECビジネス、DXを推進。部長職経験者として茨城県立下妻第一高等学校・附属中学校の校長に就任する

    2023/3/31
  3. エニキャリの配達代行システムが国内でヒットしている理由とは? 日本マクドナルドとエニキャリ小嵜代表が対談

    拡大し続けるデリバリー市場をシステム面から支えるエニキャリ。ラストワンマイル配達管理システム「ADMS」を導入した日本マクドナルドとエニキャリが、デリバリー市場の概況、「ADMS」の利便性、配送サービスのビジネスモデルなどについて対談した

    2023/4/3
  4. Amazonが新たな「デリバリーサービスパートナープログラム」をスタート、ラストワンマイルの提携パートナーの範囲を拡大

    Amazonが培ってきた配送・物流分野のノウハウを、日本全国のラストワンマイル配送に携わる起業家に提供。未経験でも配送ビジネスの起業を可能にするという

    2023/3/31
     
  5. 看板商品「クルミッ子」は入荷するとすぐに完売!鎌倉紅谷のECサイトが取り組む買い物体験向上&ストレス軽減のアプローチとは

    焼き菓子の「クルミッ子」などを展開する鎌倉紅谷がECサイトに「Amazon Pay」を導入したことで購買時の利便性が向上。人気のあまり即完売する「クルミッ子」も「Amazon Pay」によって初めて買えたという消費者が続々と現れている

    2023/4/4
     
  6. しまむら、3期目のEC売上高は46%増の41億円。営業損益は黒字転換を達成

    2024年2月期のEC売上高は、前期比22.0%増の50億円を計画している

    2023/4/4
     
  7. 自転車のあさひ、EC売上高は83億円でEC化率は11%。将来的に15%までめざす計画

    ECと店舗の合計売上高(小売売上高)は前期比5.6%増の726億5200万円。小売全体に占めるECの割合は11.4%

    2023/4/5
     
  8. 顧客満足度が高い理由は何ですか? 楽天、生活クラブ連合会、ディズニー、オートバックスに聞いてみた

    オリコンが顧客満足度総合1位に選出した企業の功績を称える「顧客満足度アワード」。受賞企業に受賞要因を聞いた

    2023/4/5
     
  9. 次のECトレンドは「AI」「動画」「中古品市場」。米国市場に学ぶ成長期待と活用事例

    世界の小売事業者が一堂に会するイベント「Shoptalk」が2023年も開催されました。話題の中心になった小売市場における「AI」「動画活用」「中古品市場」について解説します

    2023/4/6
     
  10. 迫る物流の「2024年問題」――じわりと広がる「ホワイト物流」【ネッ担まとめ】

    ネットショップ担当者が読んでおくべき2023年3月27日~4月2日のニュース

    2023/4/4
     

※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

藤田遥

住宅リモート手当5万円、交通費上限15万円、ハイブリッド型勤務――などZOZOが手当や働き方をアップデートした内容とは

2 years 8ヶ月 ago

ファッションEC「ZOZOTOWN」を運営するZOZOは、人事制度、手当、働き方をアップデートした「ZOZO WORKSTYLE」を始動した。

キャリア選択の柔軟性を高め、社員の個性や能力を引き出す制度

「ZOZOらしさ」を体現する人材育成を目的に人事制度を全社的にアップデート。管理職への昇格のほか、特定分野におけるスペシャリストとしてのキャリアアップを可能にするなど、社員1人ひとりの多様で柔軟なキャリア形成の支援と成長機会の提供をめざす。

ビジネス部門の社員を対象に「日々進歩」を後押しする手当として毎月支給していた自学手当の支給範囲を全社員へ拡大。在籍期間が半年経過するごとに2500円ずつ、最大10万円まで増額する。

多様なライフスタイルを持つ社員1人ひとりの活躍をサポート

これまで部門や居住地域などで支給対象者や金額が異なっていた住宅手当を、「住宅リモート手当」として全社員へ拡大。支給額を一律月額5円支給へ変更する。

通勤にかかる交通費の上限額5万円を、月額15万円まで引き上げる。通勤手段として飛行機や新幹線、特急なども利用できるようにする。

これまで一部部門で定めていたコアタイムを廃止し、ホスピタリティ本部、フルフィルメント本部を除く全社にフルフレックス制度を導入する。

職種ごとに成果の出やすい出社スタイルを導入

ビジネス部門では、週2日出社・週3日リモートのハイブリッド型勤務を開始する。

リモートでの業務環境に適応した一方、対面での偶発的なコミュニケーションから生まれる「ソウゾウ」のタネが新規ビジネスの創出や事業の推進には重要であると考えたため。

開発部門では、全国在宅勤務制度を継続する。柔軟性の高い働き方の導入等により、エンジニアの採用競争力のさらなる向上をめざす。

アップデートの理由

ZOZOは、これまでの持続的な成長を支えてきたのは「ZOZOらしさ」と説明。この「ZOZOらしさ」をさらに進化させていくために、社員1人ひとりが持つ多様なキャリア観やライフスタイルに合わせた柔軟なワークスタイルを実現できる環境整備が必要であると考えたという。

社員1人ひとりがさらに可能性を発揮できる環境の整備を通じて「ZOZOらしさ」を進化させることにより、ZOZOの持続的な成長をめざす。(ZOZO)

瀧川 正実

不正アクセスによるEC停止の影響は、売上20億円、粗利10億円の逸失

2 years 8ヶ月 ago

アダストリアは、第三者からのサーバへの不正アクセスで物流システムとECサイト「ドットエスティ(.st)」を2023年1月18日~26日まで停止した影響で、売上高約20億円、粗利約10億円を逸失したと公表した。

社内業務システムのサーバに対して外部の第三者からの不正アクセスを検知し、被害拡大を防ぐためにネットワークから遮断。社内業務システムを停止した。これにより、物流システム、自社EC「ドットエスティ」も一時休止した。

休止期間は8日間。物流システム停止による店舗在庫不足、自社ECサイトの停止で売上高約20億円、粗利約10億円を逸失したとしている。

アダストリアは、2023年1月に第三者からのサーバへの不正アクセスで物流システムとECサイト「ドットエスティ(.st)」を1月18~26日まで停止したことにより、売上高で約20億円、粗利約10億円を逸失したと公表
システム停止の経緯と影響について(画像はIR資料からキャプチャ)

ECサイトの運営再開後、お詫びとしてユーザーへクーポンを配布。問い合わせや個別通知などの対応コスト、余剰在庫の評価減などにより営業利益面では約14億円の逸失につながったと推計している。

アダストリアによると、不正アクセスの判明時から3月末まで、顧客情報の流出は確認されていないという。流出した可能性のある情報にクレジットカード情報などの決済情報、マイナンバー情報は含まれていない。

瀧川 正実

「eBay」のアワード受賞企業に学ぶ越境ECを伸ばすためのコツ

2 years 8ヶ月 ago

越境ECのマーケットプレイス「eBay(イーベイ)」を運営するイーベイ・ジャパンは、2022年度に優秀な成績をあげた日本の販売者を表彰するアワード「eBay Japan Awards 2022」を開催。受賞企業のコメントから、越境ECで成功するためのコツをまとめた。

「eBay Japan Awards」とは?

「eBay Japan Awards」は、6つの部門で構成。日本の「eBay」販売事業者を対象に、2022年の販売実績や、バイヤー(購入者)評価、年間での成長率、商品カテゴリーごとの成績などを選考基準に優秀なセラーを選定し表彰する。今年はのべ19社(者)の販売事業者を選出した。「eBay Japan Awards 2022」 の受賞企業(者)は次の通り。

  • 「eBay Japan」 名誉セラー:JP.Company
  • セラー・オブ・ザ・イヤー:シュッピン
  • ニューセラー・オブ・ザ・イヤー:リバリューレイ
  • カテゴリーグロースアワード:デファクトスタンダード/リフォート/川上竣 氏/シュッピン/野中秀一 氏(個人)/NINJA/太田陽介 氏(個人)/ウィジェクト/ユウキシシド 氏/MondoLif/シュッピン/渡辺浩一 氏(個人)/若林誉弘 氏(個人)
  • 公認コンサルタントアワード:PlusBonBuono 代表取締役 荒井智代氏
  • ツールアワード:オークタウン

eBay Japan 名誉セラー

JP.Company (中古ブランドバッグ、アクセサリー、時計)
Monoshare

「eBay Japan 名誉セラー」は「セラー・オブ・ザ・イヤー」を3年連続で受賞した殿堂入りセラーに贈る特別賞。「JP.Company」を選出した。

「Monoshare」トップページ(画像はサイトから編集部がキャプチャ)
「Monoshare」トップページ(画像はサイトから編集部がキャプチャ)

人の真似をするだけではなく、「いろいろなもの」「いろいろなこと」「やり方」に興味を持ち、チャレンジを続けていけば、何かを得ることができると思います。

たくさん失敗もするでしょう。でも失敗をしないと何も始まらない。失敗を怖がっていたら成功はない。積極的に失敗をしましょう。(JP.Company 代表取締役 荒木淳平氏)

アワードに登壇したJP.Companyの月崎晴美氏(着物姿の女性)
「JP.Company」の月崎晴美氏(写真右)

Seller of the Year/セラー・オブ・ザ・イヤー

シュッピン(時計、カメラ)
【時計】GMT
【カメラ】Map Camera

2022年の「eBay」における販売実績、バイヤーからのフィードバック等の総合的評価トップの販売者に贈る最優秀賞。シュッピンを選出した。

「GMT」トップページ(画像はサイトから編集部がキャプチャ)
「GMT」トップページ(画像はサイトから編集部がキャプチャ)
「Map Camera」トップページ(画像はサイトから編集部がキャプチャ)
「Map Camera」トップページ(画像はサイトから編集部がキャプチャ)

商品の情報をできるだけ精確に、わかりやすく掲載するようにしています。また、お客さまの希望をしっかり聞き、できるだけニーズに応えられるように努めています。

シュッピン グローバル戦略部 副部長 小野新平氏
シュッピン グローバル戦略部 副部長 小野新平氏

New Seller of the Year/ニューセラー・オブ・ザ・イヤー

リバリュー(宝飾品)
Japan's accessory shop

2022年から「eBay」で販売をスタートし、最も売り上げを伸ばした法人販売事業者と個人販売者にそれぞれ贈る新人賞。法人販売事業者では宝飾品の販売を手がけるリバリューが受賞した。

お客さまとのやり取りを楽しみながら、(越境EC)ビジネスを楽しんでください。そのなかで数字を分析し、お客さまに喜んでもらえることを積み重ねる。それが結果に結びついてくると思います。 (リバリュー 代表取締役 荒木佑大氏)

Category Growth Award/カテゴリー グロース アワード

7つのカテゴリーで高い成長率を記録し、2022年の売上向上に貢献した法人・個人の販売者に贈る賞。法人では、デファクトスタンダード、リフォート、シュッピン、NINJA、ウィジェクトがそれぞれのカテゴリーで受賞した。

【アパレル・バック・ブランド小物】デファクトスタンダード
Brandear

「Brandear」トップページ(画像はサイトから編集部がキャプチャ)
「Brandear」トップページ(画像はサイトから編集部がキャプチャ)

各種APIを活用した自動化対応、海外CSの拡充など、「eBay」は拡大の可能性を秘めた販売先です。目標販売額はまだまだ上にありますので、競合企業とも切磋琢磨しながら成長したい。(デファクトスタンダード 取締役 植松勇人氏)

【スニーカー】リフォート
RioxRina Japan Sneakers

「RioxRina Japan Sneakers」トップページ(画像はサイトから編集部がキャプチャ)
「RioxRina Japan Sneakers」トップページ(画像はサイトから編集部がキャプチャ)

スニーカーの販売は簡単ではありません。バリエーション出品である為、在庫管理システムにも相当の投資をしました。メーカーごとにサイズ表記やサイズ感も異なることで「サイズが合わない」という理由での返品も多いです。

簡単ではないからこそ常に問題点の解決を図り、改善を重ね、継続することでライバルと差をつけるストアを作り上げることができると思います。(リフォート 代表取締役 下元敬介氏)

【コレクティブル・カードゲーム】NINJA
japan-shop-ninja

「japan-shop-ninja」トップページ(画像はサイトから編集部がキャプチャ)
「japan-shop-ninja」トップページ(画像はサイトから編集部がキャプチャ)

毎日地道に継続し、お客さまに喜んでもらえるように常に意識することが大切です。(NINJA 代表取締役 小川北人氏)

【アニメ関連商材】ウィジェクト
Egg prince

「Egg prince」トップページ(画像はサイトから編集部がキャプチャ)
「Egg prince」トップページ(画像はサイトから編集部がキャプチャ)

1つのジャンルに特化していくことでSEOにも有利に働く。そのため、早めに得意ジャンルを作っていくと良いでしょう。また、一番重要なのは梱包のスピード化と出荷地域の拡大だと考えています。(ウィジェクト 代表 金沢太崇氏)

【ビデオゲーム&コンソール】​MondoLife
Samurai_Game.Shop

「Samurai_Game.Shop」トップページ(画像はサイトから編集部がキャプチャ)
「Samurai_Game.Shop」トップページ(画像はサイトから編集部がキャプチャ)

海外のお客さんとやり取りをするために、深夜まで仕事をする方が多いでしょう。私の周りでも睡眠不足などで体調が悪くなる方もいるので健康管理はとても大切です。

適度な睡眠と良質な食事、ハードな筋トレで健康に「eBay」(他のマーケットプレイスを含む越境EC事業)をすることがアワードの受賞(や越境EC事業の成功)にもつながるでしょう。(MondoLife 代表取締役 北島大地氏)

◇◇◇
このほか、「eBay」販売者のサポートに貢献したコンサルタント1名に贈る「Consultant Award/公認コンサルタント アワード」は、PlusBonBuonoの代表取締役、荒井智代氏が受賞。

「eBay」での販売活動をサポートする優れた外部ツールに贈る「Tool Award/ツール アワード」は、「eBay」出品管理ツールを提供するオークタウンが受賞した。

高野 真維

「Yahoo!ショッピング」が最短15分の即時配送サービス、「Yahoo!マート」と連携し食料品・日用品を宅配

2 years 8ヶ月 ago

ヤフーは、「Yahoo!ショッピング」の検索画面に、最短15分で食料品や日用品などを宅配する「Yahoo!マート」の商品を掲出し、即時配送する取り組みを始めた。

「Yahoo!マート」の配送対象エリア(2023年4月時点で東京都や千葉県の一部エリア)に該当するユーザーに対し、「Yahoo!ショッピング」の検索結果画面で「Yahoo!マート」の商品を掲出する。

「Yahoo!マート」の配送対象エリアに住むユーザーは「Yahoo!ショッピング」で販売している通常商品に加え、「Yahoo!マート」で販売している商品も比較、検討できる。

ヤフーは、「Yahoo!ショッピング」の検索画面に、最短15分で食料品や日用品などを宅配する「Yahoo!マート」の商品を掲出し、即時配送する取り組みを始めた
検索結果での掲載イメージ

これまで「Yahoo!マート」の商品は、出前館のサービス上、「Yahoo!マート」専用アプリで注文できる仕組みだった。「Yahoo!ショッピング」にも「Yahoo!マート」の商品を掲出することで、利用者の拡大を図る。

「Yahoo!マート」は、Zホールディングスグループのヤフー、アスクル、出前館が展開する食料品や日用品の即配サービス。約3000種類の商品を取り扱い、ユーザーは注文・決済すると、最短15分で商品を受け取ることができる。

瀧川 正実

次のECトレンドは「AI」「動画」「中古品市場」。米国市場に学ぶ成長期待と活用事例 | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

2 years 8ヶ月 ago
世界の小売事業者が一堂に会するイベント「Shoptalk」が2023年も開催されました。話題の中心になった小売市場における「AI」「動画活用」「中古品市場」について解説します

最新テクノロジーやビジネスモデルなどさまざまなテーマで議論するイベント「Shoptalk(ショップトーク) 2023」に集まった小売事業者のリーダーらは、人工知能(AI)、ライブ動画、中古品市場など、今後潜在的な成長が期待できるテーマについて議論しました。それぞれのテーマについて、議論された内容、市場の現状、活用事例を解説します。

記事のポイント
  • 3月下旬に米国・ラスベガスで開催されたイベント「Shoptalk 2023」に、小売事業者やマーケットプレイス運営者が集結。
  • イベントでは人工知能が話題となり、参加した小売事業者たちは、この技術を今までにどのように活用し、次に何を計画しているかについて共有した。
  • このほか、ライブ動画の成長や中古品の販売に市場拡大の可能性を感じているブランドも見られた。

小売業界の識者は「AI」「動画活用」「中古品市場」に着目

「Shoptalk」の2023年大会(2022年3月27日~30日の4日間)では、小売事業者らが数百社、1万人以上が参加。参加した経営者やコンサルタントはEコマースに注目していました。

「Shoptalk 2023」の開催概要ページ(画像は編集部がサイトからキャプチャ)
「Shoptalk 2023」の開催概要ページ(画像は編集部がサイトからキャプチャ)

『Digital Commerce 360』が提供する北米最大のEコマース小売企業データベース「北米EC事業 トップ1000社データベース 2022年版」にランクインしている企業から登壇したスピーカーたちが、AI、利便性、持続可能性、オムニチャネルショッピングなどの将来について講演しました。

2023年の「Shoptalk」で話題に上った注目のトレンドをご紹介します。

AIはもはや“必須”

人工知能は、プレゼンターやパネリストの間で最も人気のあるトピックでした。企業のトップや登壇者たちは、AIが小売業をどのように変革するかについて、イベントの参加者から何十もの質問を受けました。

Lowe's(米国の住宅リフォーム・生活家電チェーン)のシーマンチニ・ゴドボール氏(エグゼクティブ・バイスプレジデント兼チーフ・デジタル&インフォメーション・オフィサー)は、AIの応用可能性を示す例として、アプリの活用例を解説。

アプリを使うと、部屋の面積を測ったり、家電の収まり具合を確認したりすることができます

これらの機能は「あったらいいな」ではなく、もはや「必須」だ。(ゴドボール氏)

他の小売事業者は「人工知能を利用して、消費者により良い提案をしたい」と話していました。たとえば、次のようなことです。

ThredUp(米国の中古品衣料プラットフォーム大手)のノエル・サドラー氏(CMO)は、中古品の再販会社がAIを活用して顧客に類似商品を提案する方法について説明しました。

ThredUp CMO ノエル・サドラー氏
ThredUp CMO ノエル・サドラー氏
ThredUpが運営する中古品衣料プラットフォームのトップページ(画像はサイトから編集部がキャプチャ)
ThredUpが運営する中古品衣料プラットフォームのトップページ(画像はサイトから編集部がキャプチャ)

また、Shein(中国発祥のファストファッションブランド)のピーター・パーノット・デイ氏(グローバル戦略・企業責任者)は『Digital Commerce 360』に対して、「SheinもAIを活用して消費者にレコメンドしている」と明かしました。

Sheinは、顧客の好みに関する情報を利用して、わずか数日で顧客に合わせた商品の提案をすることができるそうです。

動画活用はさらなる拡大が期待

ライブストリーム動画によるショッピングは、米国市場ではまだ大きなうねりにはなっていませんが、「Shoptalk」では複数の小売事業者やマーケットプレイスが可能性について説明しました。

ファッション専門のEコマースマーケットプレイス「Verishop(ベリショップ)」を運営するVerishop社は、顧客が動画を活用したプロモーションに強く反応することに気付きました。

「Verishop」では、クリエイターのライブストリームを自動化して、商品ページに掲載できるエバーグリーンコンテンツ(長期的に有益な価値を提供するコンテンツ)に変換しています。

Verishopのイムラン・カーン氏(共同設立者兼CEO)は「動画レビューがある商品は、そうでない商品と比較してコンバージョン率が40%以上向上した」と述べています。

「Verishop」はYouTubeでもチャンネルを持ち、動画を配信している(画像はYouTubeチャンネルトップページを編集部がキャプチャ)
「Verishop」はYouTubeでもチャンネルを持ち、動画を配信している(画像はYouTubeチャンネルトップページを編集部がキャプチャ)

フレグランス会社のNestは、異なるアプローチを採用、アンドレア・ムーア氏(最高デジタル責任者)は次のように話しています。

ライブ動画はもはや、フレグランスなど消費者が「実際に見てみたい」と思っている商品を販売するための手段だ。(ムーア氏)

Nestは動画を活用して、フレグランスの世界での信頼性を確立し、消費者の質問に答え、商品のお披露目会を開催し、限定キャンペーン企画の開催を消費者に告知しているそうです。

中古市場は小売全体の“16倍”の速さで成長中⁉

中古販売については、多くの小売事業者が議論を交わしていました。ThredUpのアンソニー・マリオ社長は、中古品再販企業のパネルディスカッションで「中古衣料は“手垢のついた不人気なもの”から、“ステータス”になった」と指摘しました。

ThredUpは「Shoptalk 2023」でプレゼンテーションやパネルディスカッションを行った
ThredUpは「Shoptalk 2023」でプレゼンテーションやパネルディスカッションを行った

ThredUpは現在、米国の衣料品チェーンJ.Crew、Gap、Abercrombie and Fitchなど20社と連携し、再販ビジネスを展開しています。

ThredUpのデータによると、衣料品の再販市場は、小売市場全体と比べると16倍の速さで成長しています。消費者の半数以上が過去1年間に中古の衣類を購入しているそうです。

中古家具のマーケットプレイス「AptDeco(アプトデコ)」のリーハム・ファギリ氏(共同設立者兼CEO)は、中古家具について同様の話をしました。

中古家具の再販市場は、家具全体の約3倍のスピードで成長している。(ファギリ氏)

ThredUpとAptDecoの両社は、中古市場の成長の理由を、利便性と持続可能性に対する顧客の期待の高まりだと考えています。

両社は「元の価格帯では購入しないような新しい顧客を呼び込むことができる」と強調しました。

キッチン用品販売のAptDecoはWilliams-Sonomaと提携し、返品された家具や少し傷んだ家具を出品し、中古品の価格設定に関するデータを同社に提供しています。

この記事は今西由加さんが翻訳。世界最大級のEC専門メディア『Digital Commerce 360』(旧『Internet RETAILER』)の記事をネットショップ担当者フォーラムが、天井秀和さん白川久美さん中島郁さんの協力を得て、日本向けに編集したものです。

Digital Commerce 360
確認済み
7 分 44 秒 ago
ネットショップ担当者フォーラム フィード を購読

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る