ネットショップ担当者フォーラム

佐川急便の年末年始の配送対応/ヤマト運輸と佐川急便、一部地域で荷物の配送遅延【ネッ担アクセスランキング】 | 週間人気記事ランキング

2 years 7ヶ月 ago
2023年12月1日~2023年12月7日にアクセス数の多かった記事のランキングを発表! 見逃している人気記事はありませんか?
  1. 佐川急便の年末年始の配送対応について【2023年~2024年】

    佐川急便は年末年始期間中に集荷予約制を適用すると公表。「年末年始期間中は交通渋滞が予想されますので、日時に余裕をもった発送をお願いいたします」とアナウンスしている

    2023/12/4
  2. ヤマト運輸と佐川急便、一部地域で荷物の配送に遅れ。年末商戦で12月も配送遅延が続く可能性も

    荷物量が増加傾向にあり、一部地域で荷物の配送に遅れが生じているという。12月はさまざまな年末商戦セールが行われるため、配送遅延が続く可能性がある

    2023/12/4
  3. 購入「後」の顧客体験がロイヤルティの明暗を分ける⁉ 顧客満足度アップの秘訣を返品・交換支援のプロに聞いてみた

    国内におけるリバースロジスティクスについて、「現況」「海外との差異」「リバースロジを強化するメリット」などを有識者4人が語り合う

    2023/12/4
  4. 楽天の「配送品質向上制度」とは? 店舗の土日出荷対策、認定ラベル付与商品の検索優遇は?【概要+責任者インタビューで解説】

    楽天グループはユーザーの満足度向上をめざした「配送品質向上制度」を2024年6月に導入するものの、出店サイドは対応が分かれている。ネックになっているのは何か?

    2023/12/5
     
  5. バルクオムが健康食品のネット通販に参入。休息前に飲む新発想の「夜プロテイン」を開発

    メンズスキンケア・化粧品ECのバルクオムがインナーケア商品の予約販売を開始した。新商品で提唱するのは、就寝前に摂取する「夜プロテイン」。スキンケア・化粧品に次ぐリピート商材の投入となる

    2023/12/1
     
  6. 楽天ポイント付与条件変更で「モバイル利用者」を優遇、「楽天市場」出店者への影響は?

    楽天は12月のスーパーセールを前に楽天ポイントの付与条件を変更する。モバイル利用者のポイント付与率をアップさせ、他各サービスの上限を引き下げるという。

    2023/12/4
     
  7. 「売り切れ」「値上がり」前に通知できれば購入してもらえる可能性が増える? カゴ落ち調査の結果から【ネッ担まとめ】

    ネットショップ担当者が読んでおくべき2023年11月27日~12月3日のニュース

    2023/12/5
     
  8. TV通販大手QVC、AIが自動で字幕を表示するシステムの24時間運用を実現

    生放送中のテレビショッピングにおいて、ナビゲーターやゲストの会話をAIが認識、自動で文字列に変換し、リアルタイムで字幕表示する

    2023/12/5
     
  9. 「楽天市場」を通じて動物保護団体に物資を支援できる「動物保護団体支援プログラム」とは

    「楽天市場」内に設置した特設ページから、ペット用品やペットフードなどの商品購入を通じて動物保護団体を支援できる

    2023/12/6
     
  10. ファッションECモール「ZOZOTOWN」に「アイテムレビュー機能」を搭載

    「アイテムレビュー機能」は、ユーザーが「ZOZOTOWN」で購入した商品へのレビュー投稿および投稿されたレビューを閲覧できる機能

    2023/12/4
     

    ※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

    藤田遥

    作業着スーツの「WWS」、“血行促進スーツ”で ウェルネス市場に参入 。新レーベルの特徴+開発の狙いとは? | 通販新聞ダイジェスト

    2 years 7ヶ月 ago
    オアシスライフスタイルグループが手がける機能性スーツ「WWS」初の、着るだけで血行促進効果のあるスーツとは? スーツでありながらウェルネス市場に参入する新レーベル。その詳細をまとめる

    作業着スーツ発祥のボーダレスウェアブランド「WWS(ダブリューダブリューエス)」を手がけるオアシスライフスタイルグループは10月17日、新レーベルの「WWS Health+」を立ち上げ、ウェルネス市場に参入した。第1弾としてイフミックウェルネスが扱う集積機能性ミネラル結晶体「IFMC.(イフミック)」を採用し、血行促進でビジネスマンを支えるウェルネススーツ「Health+スーツ」を開発して応援購入サービスの「マクアケ」で先行販売を開始した。

    従来の「機能性スーツ」に「着るだけで血行促進」効果を追加

    「WWS」は水道工事会社のユニフォームとして開発され、服のジャンルの枠を超えて“スーツ型作業着”という新市場をけん引してきた。自社開発素材「アルティメックス」を使用し、洗濯機で丸洗いできてシワになりにくく、ストレッチ性と3時間程度で乾く機能性と快適さを実現。2018年3月からの累計販売数は22万着、導入企業数1900社を突破している。

    「WWS」販売当初は作業着として着用する割合が高かったが、現在は機能性スーツとしてビジネスマンがメインの購入層となっているという。

    新レーベルは、海外への往来が再開し、人の動きが加速し始めたなかで、ビジネスマンにさらに快適なスーツを提供したいと考え、「イフミック」にたどり着いた。同素材を「WWS」に加工し、身体に接近することで血中の一酸化窒素が拡散し、血管拡張による血行促進効果が期待できるとする。

    新レーベルのウェルネススーツ「Health+スーツ」
    新レーベルのウェルネススーツ「Health+スーツ」

    「シルエット」「着やすいデザイン」にもこだわり

    新商品は「イフミック」の効果を最大限に引き出す「Helth+」専用のシルエットで、ジャケットはウエストにゆとりを与え、パンツはワンタック入りでストレスを感じにくいデザインに仕上げた。

    また、ジャケットは圧迫感がなく動きやすいサイドベンツ仕様で、パンツポケットにアプローチししゃすく、脚長効果が期待できるほか、シーンに合わせて出し入れ可能なチーフ付きとなる。

    パンツはベルトなしでも着用できるようにドローコードを搭載。総ゴムのためストレスフリーに着用できる。

    「Health+スーツ」のジャケットは税込2万6400円パンツは同1万8700円で、カラーはダークネイビーとブラックの2色。サイズはS~3Lまでの5種類となる。「マクアケ」での応援購入者への商品配送は来年2月中旬以降を予定している。

    「マクアケ」での販売ページ(画像はページから編集部がキャプチャ。キャプチャは2023年12月4日時点)
    「マクアケ」での販売ページ(画像はページから編集部がキャプチャ。キャプチャは2023年12月4日時点)

    オアシスライフスタイルグループは「Health+スーツ」のS~Lサイズの全カラーを試着できるブースを設置。「WWS」のフラッグシップストア新宿では10月18日~12月12日まで、期間限定店のグランフロント大阪店は11月5日まで開設している(※この記事は10月26日に「通販新聞」が配信した記事を転載しており、記事中の表記は配信時点のままで掲載しています。現在、グランフロント大阪店のブースは終了しています)。

    ワイシャツ、Tシャツへの展開拡大に意欲

    同社では、「リカバリーウェアやウェルネス市場では遠赤外線に注目が集まっているが、当社はそれとは異なる技術をとり入れたいと考えていたときに『イフミック』に出会った」(関谷有三CEO)とした上で、「作業着スーツの市場を作った当社としては、快適のその先をめざし、着るだけで血行促進が期待できるスーツを開発した。実績のあるスーツからスタートしたが、ワイシャツやTシャツなどにも『Health+』の商品群を広げていきたい」(同)という。

    ※記事内容は紙面掲載時の情報です。
    ※画像、サイトURLなどをネットショップ担当者フォーラム編集部が追加している場合もあります。
    ※見出しはネットショップ担当者フォーラム編集部が編集している場合もあります。

    「通販新聞」について

    「通販新聞」は、通信販売・ネット通販業界に関連する宅配(オフィス配)をメインとしたニュース情報紙です。物品からサービス商品全般にわたる通販実施企業の最新動向をもとに、各社のマーチャンダイジング、媒体戦略、フルフィルメント動向など、成長を続ける通販・EC業界の情報をわかりやすく伝え、ビジネスのヒントを提供しています。

    このコーナーでは、通販新聞編集部の協力により、毎週発行している「通販新聞」からピックアップした通販・ECのニュースや記事などをお届けしていきます。

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    通販新聞

    大網、新拠点での物流業務を本格稼働。ロボットや自動化機械で「省力化」「効率化」を推進

    2 years 7ヶ月 ago

    フィギュア商品や玩具などの大網は、自社物流センターを新拠点に一部移転し、11月下旬から本格稼働している。移転先は日本GLPが神奈川県に新設した大型物流拠点の「GLP ALFALINK相模原」内。総延床面積は67万5136平方メートルで、国内だけでなく海外向けの在庫も取り扱っている。

    大網 あみあみ 倉庫 物流 ロジスティクス 配送

    最新技術で省力化、効率化促進

    新たな物流拠点ではロボットや自動化機械などの最新技術を活用し、物流の省力化・効率化を推進している。

    倉庫に導入しているギークプラス社の自動棚搬送ロボット
    倉庫に導入しているギークプラス社の自動棚搬送ロボット

    大網が「GLP ALFALINK相模原」内で新物流拠点としての稼働を開始したのは9月19日。

    大網が物流拠点を移転・拡張し、稼働を開始した際の詳細は、別の記事で紹介しています。

    通販新聞ダイジェスト

    事業拡大の大網、物流拠点を移転拡張。従来の4倍面積+自動棚搬送ロボで効率化アップ

    大網は物流拠点を移転し、大型施設にリニューアルした。物量増加、まとめ買いに対応し、従来よりも効率性を高める仕組みとは?
    通販新聞[転載元]10/24 7:30210

    大網が運営するホビーEC「あみあみ」は、全世界にアニメやゲームを始めとしたキャラクターグッズ、フィギュアを販売している。近年のEC売上高は350億円を超えており、越境EC事業の売り上げは50%超を占めている。

    大網はECと実店舗でホビー商品の販売を手がける
    大網はECと実店舗でホビー商品の販売を手がける

    「GLP ALFALINK相模原」とは?

    「GLP ALFALINK相模原」は物流や通販などさまざまな企業が集まる大型複合施設。倉庫には、ギークプラス社の「自動棚搬送ロボット」を導入している。多岐にわたる商品のピッキング(集品)を効率化しており、従業員の負担軽減にもつながっているという。

    「GLP ALFALINK相模原」の遠景
    「GLP ALFALINK相模原」の遠景

    共用棟には、従業員だけではなく地域住民も利用できるカフェ、コンビニ、マルチコートを併設している。

    従業員や地域住民が利用できる共用棟
    従業員や地域住民が利用できる共用棟

    日本GLPが8月4日に実施し、近隣住民など2000人以上が来館した「ALFALINK相模原サマーフェスタ2023」では、大網もキャラクターグッズを提供した。

    「ALFALINK相模原サマーフェスタ2023」には近隣住民などが多く来場した
    「ALFALINK相模原サマーフェスタ2023」には近隣住民などが多く来場した
    高野 真維

    越境EC2023年のキーワードは「世界総オタク化消費」。人気のジャンルや伸長したカテゴリとは?【越境EC世界ヒットランキング2023】

    2 years 7ヶ月 ago

    BEENOSが発表した「BEENOS 越境ECヒットランキング 2023」によると、ヒットランキング、伸長ランキングともに、「おもちゃ・ホビー・グッズ」「音楽」「ファッション」「フィギュア」など、越境ECの人気カテゴリがランクインした。

    キーワードは「世界総オタク化消費」。若年層のユーザーが増加傾向に

    2023年のヒットランキング、伸長ランキングを商品カテゴリで見ると、ヒットランキングの1位は「おもちゃ・ホビー・グッズ」、2位「音楽」、3位「ファッション」。伸長ランキングでは、1位「タレントグッズ」、2位「おもちゃ・ホビー・グッズ」、3位「ファッション」だった。

    BEENOS 越境ECヒットランキング2023 カテゴリ別ランキング
    2023年のカテゴリ別ランキング
    BEENOS 越境ECヒットランキング2023 伸長カテゴリランキング
    2023年の伸長カテゴリランキング

    そのほか「フィギュア」「トレーディングカード」など越境ECで人気のカテゴリがランクインしており、例年と大きな変化がないように見える。しかし、「購入者」で見ると、全世界的に若年層や女性のユーザー数が増加傾向にある。

    また、2022年からの円安傾向が続いていることで、日本の商品を購入しやすい環境だったことが背景にある。

    BEENOS 越境ECヒットランキング2023
    購入件数、購入単価、購入数の伸長について(2023年1月16日~22日と2023年9月15日~21日を比較)

    これまで20代以上の男性に特に強く表れていた趣味的消費傾向が、幅広い層に拡大。「世界総オタク化」により、アニメ、ホビー、ガジェットなど、さまざまな「オタク趣味」に応える日本の越境EC市場が拡大しているという。

    20代男女など幅広い層に拡大。伸長率では10代ユーザーが全エリアで増加

    エリア別にヒットランキング、メインユーザー層を見ると、30代以上の男性だけでなく、各エリアで20代男女など幅広い層に拡大した。また、10代ユーザーが伸長している。

    BEENOS 越境ECヒットランキング2023 エリア別ヒットランキング
    エリア別ヒットランキング2023

    エリア別の伸長率では、全エリアでデジタルネイティブの10代ユーザーが伸長。エンタメ系、ファッション、ガジェットなどさまざまな商品ジャンルで伸長が見られた。

    BEENOS 越境ECヒットランキング2023 エリア別伸長率ランキング
    エリア別伸長率ランキング2023

    Z世代においては、SNSなどを通じて日本のカルチャー、コンテンツ、商品を最新・過去問わず参照し、ボーダーレスに購入する「タイムマシン購買」傾向が現れた。

    BEENOS 越境ECヒットランキング2023 平成レトロ関連商品の伸長率
    「平成レトロ」関連商品の購入件数の伸長率。2022年と比べて9.6倍に増加した

    「タレントグッズ」「ガチャポップ」――注目のジャンルとは

    総合ランキング、伸長ランキングにランクインしたカテゴリ内で特徴的な動きを見せたカテゴリがいくつかある。

    1つ目は、伸長率1位の「タレントグッズ」。そのなかでもK-POPアーティスト関連グッズが伸長、2023年1月~9月におけるトレーディングカードの購入件数が昨年同期比2.1倍となった。

    BEENOS 越境ECヒットランキング2023 K-POPアーティストグッズのトレーディングカードの購入件数
    K-POPアーティストグッズ トレーディングカード購入件数の伸長率

    2つ目は伸長率8位にランクインした「カメラ・光学機器」。コンパクトカメラが「クリアすぎない画質がレトロ」だと感じる20代の間で人気が集まり、2022年と比較して購入件数が3.8倍に伸長した。

    BEENOS 越境ECヒットランキング2023 コンパクトデジタルカメラの購入件数の伸長率
    コンパクトデジタルカメラの購入件数の伸長率(2023年1月~9月と2022年1月~9月を比較)

    一眼レフカメラの購買層では60代が31%を占めるのに対し、コンパクトカメラは56%が20代となり、Z世代から人気を集めていることがわかる。

    BEENOS 越境ECヒットランキング2023 一眼レフカメラの購入世代
    一眼レフカメラ購入世代
    BEENOS 越境ECヒットランキング2023 コンパクトデジタルカメラの購入世代割合
    コンパクトデジタルカメラの購入世代割合

    音楽ジャンルでは、プレイリスト内のアーティスト関連商品が伸長

    ランキング2位、伸長率8位の音楽ジャンルでは、2023年5月に「Spotify」が公開したプレイリスト「ガチャポップ」にリストされたアーティスト関連商品が、2023年1月~9月で昨年同期比2倍に伸長した。

    BEENOS 越境ECヒットランキング2023 ガチャポップ関連商品の購入件数の伸長率
    「ガチャポップ」関連商品の購入件数の伸長率(2023年1月~9月と2022年1月~9月を比較)

    「ガチャポップ」は「Spotify」が日本のさまざまな音楽ジャンルを選定し、公開したオリジナルのプレイリスト。1990年代から2020年代までにデビューしたアーティスト70組以上がリストされている。

    アーティスト1組ずつのボリュームはまだそこまで大きくはないが、プレイリスト公開以降、関連アーティストの商品が伸長している。

    BEENOS 越境ECヒットランキング2023 ガチャポップ関連商品の購入件数の推移
    「ガチャポップ」関連商品の購入件数の推移

    コミック・アニメはロングテール化

    越境ECで人気の高い「コミック・アニメグッズ」は、カテゴリランキング8位にランクイン。配信サービスの浸透で、日本の放送とタイムラグがほとんどなく、世界中でアニメ作品がヒットする傾向がある。

    一方で、越境ECの特徴として、人気商品、ジャンルがロングテール化していることがあげられる。

    BEENOS 越境ECヒットランキング2023 2022年に放送を開始したアニメ人気TOP5
    2022年に放送を開始したアニメ人気TOP5(購入件数順)

    ランキング関連作品はいずれも2022年から伸長しており、特に「ちいかわ」は東アジアで爆発的な人気を見せた。「これらの作品が10年、20年と愛されるロングテール作品になるかもしれない」(BeeCruise Global Growth Hackチーム 山口祐太郎氏)

    コミック・アニメ関連グッズでは、バッジ、カード、キーホルダーなど、一度に数種類が販売され、持ち運びやすいアイテムの人気が高い。ランキング1位の「その他」にはアクリル系商品、プライズなどが含まれる

    BEENOS 越境ECヒットランキング2023 コミック・アニメグッズの人気ジャンルTOP8
    コミック・アニメグッズの人気ジャンルTOP8(購入件数順)

    グッズを持ち運ぶための推し活グッズの購入件数も2022年と比べて2.4倍に伸長。コンテンツのヒットで、公式グッズだけでなく関連商品にも需要が波及していることがわかる。

    BEENOS 越境ECヒットランキング2023 推し活グッズの伸長率(購入件数)
    推し活グッズの伸長率(購入件数)(2023年1月~9月と2022年1月~9月を比較)
    藤田遥

    越境ECの利用意向は7割、実際の活用率は1割に。課題は「店舗での言語対応」と「活用方法」【越境EC活用と課題の実態調査】

    2 years 7ヶ月 ago

    BEENOSの連結子会社であるBeeCruiseとtensoが実施した「越境EC活用と課題の実態調査」によると、7割が越境ECの利用意向があるにもかかわらず、実際の活用率は1割にとどまった。

    調査対象は「Buyee」もしくは「Buyee Connect」を導入している日本の企業担当者、有効回答数は81。調査期間は2023年6月30日~7月7日。

    インバウンド来店の戻りを感じる企業は74%

    実店舗とECの両方を運営している企業に「入国規制緩和以降、店舗へのインバウンドは戻ってきているか」を聞いたところ、「戻っている」が50%、「やや戻っている」が24%だった。74%の企業がインバウンド復活を感じている。

    入国規制緩和以降、インバウンド来店の戻りを感じるか 回答数:50、単一回答、出典:BeeCruise
    入国規制緩和以降、インバウンド来店の戻りを感じるか(回答数:50、出典:BeeCruise)

    店舗におけるインバウンドへの販売課題、7割以上が「言語対応」

    店舗におけるインバウンドへの販売対応で課題になっていることを聞いたところ、「言語対応」が77.8%、「免税対応が煩雑」が33.3%、「海外配送を依頼されるが対応できない」が22.2%、「ホテルへの配送を依頼されるが対応できない」が6.7%だった。

    インバウンドの戻りを感じているものの、店舗では「言語対応」の課題が大きく、「免税対応」や「海外配送」といった運営方法にも課題を感じていることがわかった。

    店舗におけるインバウンドへの販売課題 有効回答:81、複数回答可、出典:BeeCruise
    店舗におけるインバウンドへの販売課題(有効回答:81、複数回答、出典:BeeCruise)

    越境ECを活用したい企業は7割

    「今後、越境ECをインバウンド客のリピート施策として活用したいか」と聞いたところ、「したい」が47.9%、「ややしたい」が20.8%で、およそ7割の企業に越境ECの活用意向があることがわかった。

    今後、越境ECをインバウンド客のリピート施策として活用したいか 回答数:48、単一回答、 出典:BeeCruise
    今後、越境ECをインバウンド客のリピート施策として活用したいか(回答数:48、単一回答、 出典:BeeCruise)

    越境ECの利用率は10.9%

    一方、「来店したインバウンド客のリピート購入施策として、越境ECを活用しているか」を聞いたところ、「している」が10.9%、「していない」が89.1%だった。

    7割以上が越境ECの活用意向はあるものの、活用に至っていないという実態も明らかになった。

    来店インバウンド客へのリピート購入施策として越境ECの利用率 回答数:55、出典:BeeCruise
    来店インバウンド客へのリピート購入施策として越境ECの利用率(回答数:55、出典:BeeCruise)

    越境ECを活用していない理由、「活用方法がわからない」が最多

    「来店したインバウンド客のリピート購入施策として、越境ECを活用していない」と回答した企業にその理由を尋ねたところ、最多は「活用方法がわからない」(46.9%)、次いで「現場の対応が難しい」(42.9%)だった。越境ECの活用や運用方法に課題を感じていることがわかった。

    越境ECを活用していない理由 有効回答:49、複数回答、出典:BeeCruise
    越境ECを活用していない理由(有効回答:49、複数回答、出典:BeeCruise)
    ◇◇◇

    本調査結果に対し、BeeCruiseは次のようにコメントした。

    2021年の世界の越境B2C電子商取引市場規模は7657億3000万米ドルで、2022年から2030年までで年平均成長率(CAGR)26.2%で成長すると見込まれている。インバウンドが回復している現在、訪日により実際に商品の魅力を感じた海外の顧客に「旅アト消費」を促すことで、インバウンド消費を一過性のものにせず、最大化することも可能になる。

    調査概要

    • 調査タイトル:越境EC活用と課題の実態調査
    • 調査実施期間:2023年6月30日~7月7日
    • 調査対象:「Buyee」もしくは「Buyee Connect」を導入している日本の企業担当者
    • 有効回答数:81
    • 調査方法:インターネット調査(データ算出元:クエスタント)
    • 調査機関:自社調査
    • 調査主体:BEENOSグループ
    大村 マリ

    ららぽーとの購買率70%超えの施策。EC+リアルを融合するショールーミングストア「LaLaport CLOSET」とは?

    2 years 7ヶ月 ago

    三井不動産は、三井ショッピングパークの公式ECサイト「Mitsui Shopping Park &mall(アンドモール)」とリアル施設の融合をめざすショールーミングストア「LaLaport CLOSET(ららぽーとクローゼット)」の2号店を12月8日にオープンする。

    神奈川県海老名市の「三井ショッピングパーク ららぽーと海老名」に開店予定。ファッションに関するさまざまな「診断」を体験できる場とする。診断結果から、顧客ごとにレコメンドした商品やスタイリングを提案する。

    新ショールーミングストアは診断体験を“凝縮”

    「LaLaport CLOSET」は、「Mitsui Shopping Park&mall」に出品している複数ショップのファッション商品を集めたショールーミングストア。気に入った商品は、QRコードを読み取ると「Mitsui Shopping Park&mall」から購入できる。1号店は2021年3月、千葉県船橋市の「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY」に開設した。

    1号店では、2022年4月から3Dボディスキャナーによる3D骨格診断、カラー診断士によるパーソナルカラー診断といった診断体験サービスを提供。「自分に似合うものが分からない」「体型にコンプレックスがある」などファッションに対する苦手意識にフォーカスしている。購入率は70%超で、顧客からの高い満足度を得られているという。

    「LaLaport CLOSET」のイメージビジュアル
    「LaLaport CLOSET」のイメージビジュアル

    2号店の「LaLaport CLOSET海老名」は、ショールーミングストア機能に加え、ファッションをより楽しむための店舗として診断体験サービスを凝縮。従来サービスに加えて、セルフサービスで診断を受けられるファッション診断ディスプレイ「+PLUS MIRROR LaLaport CLOSET」を2台設置する。

    「LaLaport CLOSET海老名」の外観イメージ
    「LaLaport CLOSET海老名」の外観イメージ

    「LaLaport CLOSET海老名」の特徴

    各種体験サービスは「Mitsui Shopping Park&mall」内から予約できる。プロによるパーソナルスタイリングイベントも月替わりで開催。スタイリストによるお悩み診断、カラー診断士によるパーソナルカラー診断などを予定している。

    ファッション診断ディスプレイ「+PLUS MIRROR LaLaport CLOSET」

    「+PLUS MIRROR LaLaport CLOSET」には、AIカメラによるフェイス・パーソナルカラー診断やファッションタイプ診断など複数の診断機能を搭載。無料かつ予約なしで利用できる。診断結果は紙のカルテやWebページで持ち帰ることができる。

    「+PLUS MIRROR LaLaport CLOSET」のイメージ
    「+PLUS MIRROR LaLaport CLOSET」のイメージ

    「+PLUS MIRROR LaLaport CLOSET」の診断機能は次の3つ。

    1. フェイス・パーソナルカラー診断:AIカメラによる撮影で、フェイス・パーソナルカラーを診断。診断結果から顧客に合う商品とコーディネートを提案する
    2. ファッションタイプ診断:ディスプレイに表示される複数のコーディネート写真から顧客が直感的に選択。これによって顧客の潜在的な好みを識別し、お勧めのコーディネートを提案する
    3. 12星座マインド診断:顧客の星座と、直感的なモチーフの選択を掛け合わせて診断。診断結果から、お勧めの商品とコーディネートを提案する

    3D骨格診断

    3D骨格診断は、3Dボディスキャナーによってボディスキャンデータから体型の特徴を科学的に可視化して診断する。正面から見た「体型タイプ」と、上半身・下半身の「厚みタイプ」の組み合わせから36通りの診断結果を導くという。

    顧客ごとのボディタイプを診断する「3D骨格診断」
    顧客ごとのボディタイプを診断する「3D骨格診断」

    「体型タイプ」は、正面から見たシルエットを「V」「I」「X」「A」の4つに分類する。スタッフが客に診断結果に応じた最適なシルエットや素材を選び、レコメンドアイテムをラックにかけて試着室に準備。アドバイスをしながらスタイリングを手伝う。体験料は1000円(税込)。

    高野 真維

    イケアがゼロエミッション配送を加速、EVトラックを新たに17台導入

    2 years 7ヶ月 ago

    イケアの日本法人であるイケア・ジャパンは12月までに、EVトラック17台を導入する。

    配送協力会社であるSGムービングとの連携により2020年に導入した既存の2台に加え、新たに17台のEVトラック「eCanter」を導入する。合計19台のEVトラックは、イケアの店舗があるエリアのSGムービングの拠点に配置する。

    EVトラック17台導入でゼロエミッション化を加速する

    イケア・ジャパンはすでに、自社によるラストワンマイル配送で利用している7台のEV軽自動車と、店舗間配送で2台のEVトラックを運用している。新たなEVトラックの導入で、ラストワンマイルにおけるトラック配送を、全国で25%ゼロエミッション化することをめざす。

    イケアは温室効果ガスの排出量を2016年と比較して50%削減することを目標に掲げている。その一環として2025年までに、ラストワンマイルにおけるトラック配送をゼロエミッション車に切り替える目標を掲示。脱炭素の取り組みを進めている。

    今後も、配送における二酸化炭素削減を推進。目標としている100%ゼロエミッション配送の実現に向けて取り組んでいく。

    松原 沙甫

    Amazon販売事業者は知っておきたい「広告費」「クリック率」「クリック単価」など広告関連の指標まとめ | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

    2 years 7ヶ月 ago
    前回に続き、Amazon販売事業者が意識するべき指標を米投資銀国のレポートから全3回にわたって解説。今回は広告関連の指標をまとめて紹介します【第2回】

    この記事ではAmazonマーケットプレイスに出店している事業者に向けて、広告費などの指標を評価する基準について解説します。Amazonでの売り上げと財務指標などについて解説した前回に続き、今回もEC向け投資会社Fortunet Partnersが公表したレポートから、広告にフォーカスして評価基準などをお伝えします。

    記事のポイント
    • 近年、Amazonブランドを買収する企業が急増しているが、こうした企業の資金は急激に減少している
    • 投資家はAmazonで販売するブランドを評価するための特定の指標を持っている
    • これらの指標で高いスコアを獲得した販売者は、低いスコアを獲得した販売者よりも高い倍率の収益や利益でブランドを売却できる

    Amazonで販売する際の評価基準とは?

    「Amazonにおける優秀なコンバージョン率とは?」「売り上げの何%を広告に費やすべき?」「広告で期待できるクリック率は?」――。Amazonで商品を販売する約200万ブランドの多くが、事業の指標についてこのような疑問を抱いていることは間違いありません。そんななか、Fortunet Partnersが発表したのが、18の主要なパフォーマンス指標に関するベンチマークを示すレポート「Benchmark Guide for Amazon Private Label」です。

    たとえば、販売事業者の商品の平均星評価は、投資家にとって「極めて重要な指標」であると説明。レポートでは「優れた評価は、顧客満足度の高さ、商品の品質の高さ、ブランドイメージの良さを裏付けていると言えます。その結果、高いレビュー評価をされている企業は、買収しようとする投資家にとってより魅力的であることが多い」と評価しています。

    商品レビューの平均評価は4.6以上が「高い」

    星1つから5つまであるAmazonの商品レビューの平均評価は、どれくらいであれば「高い」と言えるのでしょうか? Fortunet Partnersによると、平均4.6以上は「高い」、4.4〜4.6は「少し高い」、4.1〜4.3は「平均」、3.8~4.0は「少し低い」、3.8以下は「低い」としています。

    Amazonアグリゲーターの動向

    世界最大級のベンチャー企業の情報データベースCrunchbaseによると、いわゆるAmazonアグリゲーター(Amazonブランドを買収するために資金を調達する企業)と呼ばれる事業者は約70億ドルを調達し、Amazonに特化したブランドを多数買収しました。

    しかし、2022年に急速にアグリゲーターの資金が枯渇したため、急激に冷めつつあります。アグリゲーターのなかには「ベンチャー企業は、単一の小さなブランドを運営するよりも、親会社のスケールメリットを生かしてAmazonでの販売ビジネスをより効率的に運営できる」という契約内容を実行するために、苦戦した企業もありました。

    また、金利の上昇も資金枯渇の一因でした。買収先をロールアップした企業の多くは、買収のために借り入れた資金を返済するためのコスト増加に直面しています。

    2021年をピークとして急激に減少している「Amazonアグリゲーター」の資金調達額(2019年~2023年)(出典: CB Insights(2023年5月時点で公表されている取引に基づく))
    2021年をピークとして急激に減少している「Amazonアグリゲーター」の資金調達額(2019年~2023年)(出典: CB Insights(2023年5月時点で公表されている取引に基づく))

    投資家の資金は減少しているものの、Amazonの販売事業者は投資家がどのように自社の広告、運営、および競合他社との業績の比較を分析するかを理解することで、より多くの利益を得ることができるはずです。

    指標は4つのカテゴリーに分類

    Fortunet Partnersのレポートでは、指標を「広告」「市場・業績」「販売・財務」「運営の複雑さ」の4つのカテゴリーに分類しています。18のデータポイントそれぞれについて、高得点から低得点までを示しており、販売事業者がパフォーマンスを改善する方法についてのアドバイスも提供しています。

    売り上げと財務指標、市場と業績に関する指標のまとめは、前回記事で紹介しています。

    EC商品の返品・交換はロイヤル顧客を生むチャンス? 「返品率の変化」「返品率が高いカテゴリー」など調査結果まとめ

    近年の返品率化率の変化、顧客都合の返品を受ける事業者の割合の変化など、調査結果からECの返品事情を解説する
    高野 真維11/30 7:30190

    Amazonの広告で押さえておくべき5つのベンチマーク

    売上高広告費比率(ACoS)

    ACoSは、広告費を広告関連の売り上げで割ったもので、広告効率を図る指標です。投資家は一般的にACoSが低~中程度の売り手を好みますが、スコアが高いブランドには成果を改善する機会があると考える人もいるでしょう。

    ACosの指標:60%よりも大きければ「高い」、33~45%なら「適正」、25%よりも小さければ「低い」

    指標改善に向けたアドバイス:さまざまなタイプのAmazon広告を試し、商品の季節性に合わせて入札と広告費を調整しましょう。

    総広告費売上比率(TaCoS)

    TaCoSは、広告費を総売上高で割ったものです。たとえば消費者がAmazonの検索結果でリストをクリックした場合など、広告主導の売り上げが後にオーガニックな売り上げにつながる割合を評価する方法です。投資家は、TaCoSを広告効率の重要な指標と見なしています。このスコアが低いほど、最終的な利益率のアップにつながりやすいことを示します。

    TaCosの指標:35%よりも大きければ「高い」、20~25%なら「適正」、15%よりも小さければ「低い」

    指標改善に向けたアドバイス:TaCoSが高すぎる場合は、SEOを改善し、ブランド認知度を高めることで、オーガニックな売り上げを増やすようにしましょう。

    広告販売比率

    総売上高に占める広告売上の割合。比率が高ければ利益率が低くなる可能性があります。しかし、数値が低ければ、広告を増やすことで売り上げを伸ばせる可能性もあります。

    広告売上の指標:60%よりも大きければ「高い」、35~45%なら「適正」、25%よりも小さければ「低い」

    指標を改善するためのアドバイス:特に人気のある商品については、安定した「適正」のパーセンテージをめざす。パーセンテージが高すぎる場合は、パフォーマンスの低い広告タイプの入札と予算を下げることを検討しましょう。

    クリック率(CTR)

    広告を見てクリックした消費者の割合。効果的な広告キャンペーンが消費者を引き付けていることを示唆するため、バイヤーはCTRの高い企業を好みます。

    CTRの指標:0.6%よりも大きければ「高い」、0.25~0.4%なら「適正」、0.15%よりも小さければ「低い」

    指標を改善するためのアドバイス:消費者の関心を引くためにクオリティの高い商品画像を使用しましょう。AmazonのA/Bテスト機能「Manage Your Experiment」機能を使って、画像とタイトルのA/Bテストをし、最も最適な組み合わせを見つけましょう

    クリック単価(CPC)

    広告費をクリック数で割ったもの。バイヤーは一般的に、効率的な広告費と高い利益率を示すため、低いCPCを好みます。しかし、たとえクリック単価が高いキーワードでも、許容範囲内のコストで売り上げを促進できるなら、必ずしも悪くはないでしょう。

    クリック単価の指標:2ドルよりも大きければ「高い」、0.9~1.4ドルなら「適正」、0.6ドルよりも小さければ「低い」

    指標を改善するためのアドバイス:関連性のあるロングテールキーワード(複数語の組み合わせからなるキーワード)をリサーチしましょう。また、関連性のない検索キーワードからのクリックを防ぐために、ネガティブキーワードを使用してみましょう。ネガティブキーワードを除外登録することで、指定したキーワードがユーザーの検索クエリで使用された際に広告が表示されなくなり、コストダウンを図ることができます。

    この記事は今西由加さんが翻訳。世界最大級のEC専門メディア『Digital Commerce 360』(旧『Internet RETAILER』)の記事をネットショップ担当者フォーラムが、天井秀和さん白川久美さん中島郁さんの協力を得て、日本向けに編集したものです。

    Digital Commerce 360

    カウネット、在庫の有無とお届け予定日を商品ページで確認できる機能をECサイトに実装

    2 years 7ヶ月 ago

    コクヨグループのカウネットは12月6日、法人向け通販サイト「カウネット」の商品ページにおいて、商品在庫の有無や配達予定日をクリックなしで確認できる機能を実装した。

    コクヨグループのカウネットは、法人向け通販サイト「カウネット」の商品ページにおいて、商品在庫の有無や配達予定日をクリックなしで確認できる機能を実装
    購買体験をより安心・快適にする取り組みの一環

    「カウネット」では、従来から商品ページに専用ボタンをクリックすると商品在庫の有無と配達予定日を確認できる機能を実装していたが、サイト利用者の多くがボタンの存在を認知していなかった。そのため、多くの顧客から納期に関する問い合わせが寄せられていたという。

    新機能の実装に伴い、クリックなしでも在庫の有無と配達予定日を確認でるようにUI(ユーザー・インターフェース)を改善した。配達予定日は注文の締め切り時間を考慮した残り時間を表示している。

    松原 沙甫

    ECサイトのCVRを改善する10のコツとは? 計算方法や平均値、低くなる原因を徹底解説! | E-Commerce Magazine Powered by futureshop

    2 years 7ヶ月 ago
    ECサイトのCVRの計算方法や平均値、低くなる原因などCVRについての概要から改善策まで、10個のポイントを事例を交えて解説します

    ECサイトのCVRは利益に関係する指標のため「平均値」や「CVRを改善させる方法」などが気になるものです。ECサイトを成功に導くには、効果的なマーケティング戦略を構築させる必要があります。本記事では、ECサイトのCVRについて概要や改善のコツなどを紹介します。

    ECサイトにおけるCVR(コンバージョン率)とは?

    ECサイトにおけるCVR(コンバージョン率)とは、ECサイトの運営上の成果を測定する指標です。コンバージョンとは「ユーザー行動のなかでも、目標数値にしているもの」を指します。

    ECサイトのコンバージョンは主に「購入」ですが、場合によっては「会員登録」にする事業者もいます。つまり、ECサイトの利益につながるものに設定しているのです。そして、ECサイトに訪問したユーザーの内、何割がコンバージョンに通じる行動を取ったのか、割合を示したものがCVRです。

    CVRの計算方法

    CVRの計算方法は、下記の通りです。

    CV数÷サイトへの訪問者数×100=CVR

    たとえばサイトの訪問ユーザー数が2000人で、購入数が20件だったなら下記のような計算になります。

    20÷2000×100=1%

    指定した期間内でサイトに訪問したセッション数を基に、計算していきます。

    CVRの目安

    ECサイト運営においてCVRの目安は一般的に1〜3%と言われています。米国のWordStreamが調査した結果では、ECサイトのCVRは1.84%が中央値であると発表しました。(引用元:What’s a Good Conversion Rate?|Word Stream

    CVRを高めようとした際、集客に力を入れると必然的にCVRが下がってしまいますが、大きな課題にはなりません。もしほかの施策のプロセスを見て、著しく低下しているのであれば分析が必要です。

    商品ジャンル別の平均CVR

    Adobeの調査によると、商品ジャンル別の平均CVRは次のような結果になっています。

    • ギフト:4.9%
    • 健康、医薬品:4.9%
    • アパレル:4.2%
    • その他:3.4%
    • スポーツ用品:3.1%
    • ジュエリー、化粧品:2.9%
    • 大手チェーン:2.3%
    • インテリア:2.3%
    • 自動車:2.2%
    • 日用雑貨、大手用品:1.7%
    • 家電:1.4%

    以上の調査結果から、健康やアパレルのようなジャンルはCVRが高い数値を出しているのがわかります。また、自動車や家電のような高単価商品は、比較的CVRが低い結果になっているようです。(引用元:Digital Index Consumer Electronics Report 2020

    目標値について

    ECサイト運営をするうえで「平均値」はあくまで目安です。目標値と混同しないよう、気を付けてください。

    前述した平均値について見ても、業界や扱う商品、ターゲットなどによって異なります。運用を進めるなかで目標の売り上げ・利益をかんがみながら、目標のCVRを独自に定めましょう。

    ただし、0.1%など過度に低い場合は明らかに異常です。

    ECサイトのCVRが低くなる4つの原因

    ECサイトのCVRが低くなる主な原因は、下記の通りです。

    • 広告のターゲティングが外れている
    • サイトの構造に何らかの問題がある
    • 市場環境の変化に対応できていない
    • 今すぐ購入すべき理由を明示していない

    順番に紹介していきます。

    1. 広告のターゲティングが外れている

    広告のターゲティングが外れてしまうと、CVRが低くなります。ターゲット外のユーザーに広告を配信しても購入にはつながりにくいからです。

    たとえば10代の女性をターゲットにした商品ラインアップなのに、30代以降の女性に広告が表示されても、サイトから離脱してしまいます。年齢層や性別、地域などがずれていた場合も、ユーザーの興味関心につながらないと広告の効果は得られません。

    2. サイトの構造に何らかの問題がある

    ECサイト自体の構造が使いにくいなど何らかの問題があった場合、ユーザーの購買意欲を高められず、かえってCVRを低くしてしまいます。たとえば次のような問題があった際は、早急に対策しましょう。

    • 会員登録フォームに記入する項目が多い
    • 誇大表現が多くて信憑性が低い
    • 検索機能が不十分で欲しい商品を見つけにくい
    • 商品情報が不透明でわかりにくい

    このような問題が発生しないようECサイトを構築して、ユーザーが欲しい商品に早く辿り着ける導線の確保が必須です。ユーザーの興味関心に沿えるよう、寄り添ったECサイトを構築していきましょう。

    3. 市場環境の変化に対応できていない

    市場環境に順応した商品を展開できていないと、CVRが低くなります。なぜなら、ユーザーの好みは常に変化していくため、ニーズに沿った商品に進化させていく必要があるからです。

    アパレル業界でたとえるなら、夏服がよく売れるのは夏のシーズンでそれ以外のシーズンはCVRが下がるものです。市場環境の変化に対応するためにも、季節や流行に沿ったニーズ調査が重要といえます。

    4. 今すぐ購入すべき理由を明示していない

    ECサイトのCVRを下げる要因の1つに、ユーザーの購入意欲を高められていない点があげられます。なぜならECサイトに訪問したユーザーは、いつでも購入の機会があるためです。言い換えれば、購入するのを後回しにできるので、緊急性が低いものになっているのです。

    たとえばユーザーが商品を検索するタイミングが移動中や休憩時間だった場合、検索の目的が商品の購入ではなく、「ただ覗いただけ」といった理由が考えられます。その際に「限定クーポン」などを提示することで、ユーザーの購入テンションを高めることができます。

    ECサイトのCVRを改善する12のコツ

    次にECサイトのCVRを改善するコツを解説します。それぞれ順にみていきましょう。

    1. モバイルファーストに対応する

    モバイルファーストに対応したサイトを構築すると、ECサイトのCVRを改善できます。なぜなら、昨今ではスマートフォンでECサイトを閲覧しているユーザーが増えているからです。

    パソコンと比較してみても、スマートフォンの方が上回っていると同時に購入数も多い傾向にあります。つまり、モバイルデバイスに適したサイトの構築が不可欠です。たとえば、ボタンが視認しやすかったりスクロールしやすかったりするなど、ユーザビリティを考慮しましょう。

    ただし、具体的な検討や購入はタブレット端末やPCを利用するケースも多いため、これらのユーザビリティも疎かにはできません。

    2. レビューの質と量を高める

    レビューの質や量が多いECサイトや商品があると、CVRを改善できます。ユーザーが商品購入を決めるポイントに、レビューの質や量が関係しています。レビューの件数や悪い印象を与えるレビューが多く集まっているECサイトで、商品を購入したいユーザーは稀です。

    つまり、ユーザー自身が他者に勧めるようなレビューが必要になります。たとえばレビューしたユーザーに対してポイントを付与するなどの施策を検討しましょう。

    3. CVにつながるような導線設計を意識する

    ユーザーが「商品を購入しやすい」と感じられるような導線を確保しておくとCVRを改善できます。商品購入までの導線や欲しい商品の検索機能などが不十分だと、購入機会を失ってしまうからです。

    CVにつながるようなボタンの設置や絞り込みがわかりやすい設計にする必要があります。つまりユーザー目線に立った導線設計が重要なのです。

    4. カスタマーサポート体制を充実させる

    CVRを改善するためには、カスタマーサポートの体制を充実させておく必要があります。なぜならサポート体制が不十分な場合、購入意欲を低くしてしまうだけではなく、クレームや悪いレビューを集めてしまうからです。

    購入したユーザーに対してのアフターフォローも充実しておけば、購入後のクレームを防止できます。特に大型家具のように高価な商品をECサイトで販売している場合、より注意しておきましょう。発送時にトラブルが発生した際、状況に応じた訪問修理サービスなども効果的です。

    5. 多様な決済方法を用意する

    CVRを改善したい場合、決済方法を増やすのが効果的です。なぜなら幅広い年齢層に対応できるからです。言い換えれば、決済方法が多ければユーザーにとって利便性が高くなります。

    たとえば学生のようにクレジットカードの発行が難しい世代に対して、「後払い」や「キャリア決済」などを導入するのがおすすめです。またポイントを集めたいユーザーに向けてキャッシュレス決済を導入しておくのも利便性を高めてくれます。

    6. ECサイトをメディア化する

    ECサイトをメディア化させたCVR改善の施策が一般的になっています。なぜなら、ブランディング力を向上でき、企業への信頼度にも直結するためです。

    たとえば商品開発の裏話や代表の想いなどを1つのコンテンツとして公開すると、読者の共感が得られてCVRにつながる見込みがあります。また、インフルエンサーとのコラボレーションでイメージ向上を図っている企業もあります。

    7. かご落ち対策をする

    ECサイト運営するうえで、かご落ちは避けたいものです。かご落ちとは、ユーザーが商品をかご(カート)に入れたのに購入しなかった状態をいいます。

    たとえば、カートに入れて離脱する人は一定数いることを前提に、離脱ユーザーにメールで「お買い忘れはありませんか?」とリカバリーする施策は有効です。また、前述した決済方法が不十分だった場合も、かご落ちする懸念があります。カートに入れてから商品購入までの導線をなるべく短い工程で済むような構造にしましょう。

    8. 商品画像や説明文を充実させる

    ECサイトで販売している商品を見るユーザーにとって、わかりやすい商品画像や説明文を充実させるとCVRを改善できます。ECサイトは実店舗と異なり、実際に商品に触れないのでイメージが沸きにくいものです。

    商品にもよりますが、正面からの写真だけでなくさまざまな角度で写真を撮っておく必要があります。特にアパレル業界であれば、サイズ感を伝えられるようにモデルが実際に着用した写真があると効果的です。

    また、家具であれば雰囲気が伝わる写真とともに、ほかに合う家具やおすすめの活用方法など説明文を充実させるのもおすすめです。

    9. 入力フォームの最適化を図る

    入力フォームを最適化させたものを設計しておくと、CVRを改善できます。ECサイトが購入後に顧客とやり取りするには、ユーザーの名前や住所などの情報が必要です。

    入力フォームの項目数が多いと、ユーザーは入力を手間に感じてしまい、入力途中で離脱する傾向があります。最適化できていないECサイトの離脱率は約60〜70%になると言われているため、注意が必要です。

    10. 配送面の利便性を高める

    CVRを改善したい場合、配送の利便性に注目しておく必要があります。なぜなら「購入後は早めに届けてもらいたい」と感じるユーザーにとって重要な要素になるためです。

    たとえば、商品購入からユーザーのもとに到着するまでの期間や受け取り方法など、利便性の高さは顧客満足度に直結します。幅広い年齢層に届ける目的から決済方法を増やしても、商品到着までの期間が長いと、購入意欲を失ってしまうおそれがあります。リピート率を高めるためにも配送面を見直しましょう。

    11. 返品無料

    CVRを改善する目的から「返品無料」を取り入れるサイト運営者も多いです。この施策により、返品数が増えないか懸念があがりますが、意外と「返品率は上がらない」傾向にあります。そのため、購入のハードルを下げられるこの方法は、CVRを改善する施策として有効です。

    特にアパレル業界で活用できる方法で、着用後にサイズ感が合わなかったと感じるユーザーにとって、返品無料は嬉しいポイントになります。ただし、高額商材は返品の送料が高くなるため、おすすめできません。

    12. クーポンオファー

    クーポンオファーの施策は、利益を考慮したアプローチが重要です。ユーザーにとって「お得感」をアピールできるので効果的ですが、闇雲にクーポンを発行すると利益率を下げてしまう懸念があります。

    一例として、過去の施策に「時間設定」をしたクーポン発行がありました。「〇分滞在でクーポン発行」といった方法です。昨今では新規顧客に向けたクーポンのように限定したクーポンオファーが柔軟に調整できるようになりました。

    ECサイトのCVR改善に役立つ6つのツール

    ECサイトのCVRを改善する際に役立つツールは、下記の通りです。

    • チャットボット
    • アクセス解析ツール
    • EFOツール
    • サイト内検索(サジェスト)
    • ワンページカート
    • レコメンドツール

    順番に紹介していきます。

    1. チャットボット

    昨今、CVRを改善するためにチャットボットが注目を集めています。チャットボットはユーザーからの問い合わせに24時間365日対応できるツールです。

    導入するチャットボット次第では、商品の検索機能や注文状況の確認などが充実しているので、購買促進につながります。AI機能が搭載されていて、ユーザーに最適な商品を提案できる機能も搭載されています。ユーザーにとって人間とコミュニケーションしているような体験を提供できるので注目されているツールです。

    2. アクセス解析ツール

    アクセス解析ツールは、分析を実施する際に客観的な視点からデータを集められるツールです。ツールを導入すればユーザーの好みや傾向、流入経路、売れ筋商品などを洗い出せます。

    ツールによってユーザーの行動を可視化できるので、CVR向上の施策を打ち出したい際に活用できます。ECサイトの問題点を洗い出して効率的に分析や改善したい事業者におすすめです。

    3. EFOツール

    EFOツールとは「Entry Form Optimization」の略称で、前述した入力フォーム最適化の施策で活用されるツールです。ユーザーにとって、入力を効率的にできるツールで、郵便番号を入力したら自動で住所が反映される機能などがあります。

    しかしセキュリティ面で注意しておく必要があり、良質なツールの判断も難しいといえます。万が一の場合、顧客の情報漏洩といった懸念もあるため、セキュリティ対策に関する確認はしっかりと行ったうえで選定しましょう

    4. サイト内検索(サジェスト)

    ユーザーがサイト内で商品を検索した際、「0件」と表示されるのは避けたいものです。またユーザビリティを重視した施策としてサジェストは、キーワードを予測して表示する機能なのでおすすめです。

    たとえば、カーディガンが欲しいユーザーが「カー」と入力しただけで「カーディガン」と予測できるような構造を用意しておきます。ECサイトを運営する事業者は、ユーザーの行動を予測や分析し、よく検索される言葉をタグ検索できるようにしておくのもおすすめです。

    5. ワンページカート

    ワンページカートとは、ページ遷移なしで購入可能なツールです。従来カートシステムは、注文者情報や配送先情報の入力画面や支払い方法の選択などが別々のページに遷移していました。

    それぞれのページに遷移するため、通信環境次第では最初から入力する状況も考えられます。つまり、ユーザーの離脱率やかご落ちを防止するためにおすすめのツールがワンページカートです。

    6. レコメンドツール

    レコメンドツールとは、ECサイトで商品をカートに入れたユーザーに向けて関連商品や類似商品を表示させるツールです。前述した送料無料サービスを展開しているECサイトの場合、特に有効です。

    ユーザーにとって「あと〇〇円カートに入れれば送料無料になる」状況になった際、関連したものやおすすめの商品を表示させると、購入意欲の向上につながります。

    ECサイトのCVR向上の事例

    ここからはECサイトのCVR向上について、企業の事例を3社紹介します。

    • ozie
    • アンブリオリス
    • ファルベ

    1. ozie(柳田織物)

    ozieは、チャットボットの導入で問い合わせ数を5倍に増加、CVRが38%向上した企業です。ユーザーの問題解決を効率化させる目的から導入し、問い合わせ増加につながりました。

    また、チャットと電話対応を併用し、スピーディーかつ丁寧な顧客対応を実現しています。これらの施策により、実店舗と変わらない接客レベルを実現することで成長している企業です。

    2. アンブリオリス(アンブリオリス・ジャパン)

    コスメ商品を扱うアンブリオリスは、2019年1月にCVRが7%を超えた企業です。カスタマージャーニーを踏まえて戦略的なPRやプロモーションを実施したことで、ブランドに興味をもったユーザーをサイトに誘致することに成功しています。

    SNS運用においてもInstagramの発信で、ユーザーが投稿したくなるような商品を企画しているのが特徴的です。なかでも「Amazon Pay」の導入がCVR向上に直結していて、全体の40〜50%を締めています。

    3. ファルベ

    参考:ファルベ

    ウェディングアイテムの製造から販売までを手がけているファルべは、モバイルファーストやカテゴリーの再構築などから業績を回復した企業です。ECサイトをリニュアールした翌月2020年10月の月商は、前年同月比130%に拡大しました。

    新型コロナウイルスの影響もあり、結婚式のキャンセルや延期が相次ぎ、売り上げの減少が問題視されていましたが、そのような状況のなか、商品数が3000点を超える大規模なサイトリニューアルを成し遂げて、ユーザビリティを向上させ、CVRの向上に成功しています。

    ECサイトのCVRでよくある3つの質問

    ここからはECサイトのCVRでよくある質問を紹介します。今回紹介するのは下記の3つです。

    • ECサイトにおける離脱率の平均値は?
    • CROとは?
    • CVRが高いECサイトのTOPページとは?

    それぞれについて詳しくみていきましょう。

    質問1. ECサイトにおける離脱率の平均値は?

    ECサイトにおける離脱率の平均値のデータはありますが、必ずしも平均値を目標にしてはいけません。なぜなら業界や商品、ターゲットなどの観点からユーザーの行動パターンが異なるからです。

    つまり、競合他社と比較するのではなく、自社ECサイトの数値から分析する必要があるのです。たとえば前年度より離脱率が高くなっているなら、何が問題だったのか洗い出さなければいけません。自社ECサイトを定期的にモニタリングしておきましょう。

    質問2. CROとは?

    CROとは、「Conversion Rate Optimization」の略でCVR改善を目的に実施する施策です。CVRが上がらない際の原因を洗い出し、適切な施策をめざしたものです。

    たとえば離脱率が高いページを分析し、原因を追求しながら改善する施策やCVRの高いページを他のページで検証できるか分析していきます。

    質問3. CVRが高いECサイトのTOPページとは?

    CVRが高いECサイトのTOPページは、百貨店のコンシェルジュのような役割を担う重要なものと認識しましょう。TOPページは、ユーザーにとって求める商品ページまで辿り着けるかを左右させるページです。

    導線が整っていないと離脱率を高めてしまうので注意が必要です。離脱率を高めないように検索窓を見やすい位置に設置しましょう。

    まとめ

    今回はECサイトのCVRについて、計算方法や目安を踏まえた概要やCVRを高めるコツなどを紹介しました。ECサイトのCVRは、ユーザーにとってもらいたい行動を成果とし、数値化した指標になるもので利益に関係しています。

    サイト構造に問題があったりターゲティングが外れていたりすると、CVRを低くしてしまうので適切な施策をしておきたいもの。ぜひ今回紹介したCVRを改善するコツをもとに自社ECサイト改善の参考にしてください。

    この記事はフューチャーショップのオウンドメディア『E-Commerce Magazine』の記事を、ネットショップ担当者フォーラム用に再編集したものです。

    E-Commerce Magazine

    【ダイレクトメールのデジタル活用事例】AIで信書表現チェック+送付先の最適化、ZOZOユーザー向けDM広告 | 通販新聞ダイジェスト

    2 years 8ヶ月 ago
    ダイレクトメールを活用したプロモーションにおいても、デジタル化、AI活用の波が波及している。これに関連してDMSが実施している新サービスの特徴とは

    ディーエムエス(=DMS)では、ダイレクトメール(DM)にデジタル技術やAIを掛け合わせた新サービスの開発を強化している。クリエイティブ面でのサポートをはじめ、新たなメディアを通じた新規顧客開拓の後押しのほか、既存顧客への最適な出し分けの提案などを行い、DMにおけるプロモーション効果の最大化を図る。

    DMSが強化しているダイレクトメールにデジタル技術やAIを掛け合わせた新サービス
    DMSが強化しているダイレクトメールにデジタル技術やAIを掛け合わせた新サービス

    DMプロモーション効果の最大化の3つの新サービスとは?

    ①信書表現AIチェック

    まず、10月より始めたのが、AI関連サービスのアートワークスコンサルティングと共同で開発した、DMにおける信書表現のAIチェックツール「TRUSQUETTA(トラスクエタ)Letter」の提供

    従来、DMやカタログ、会報誌などはそのクリエイティブ内容に「信書表現」が含まれていないかを人の目で確認する必要があり、多くの手間と労力がかかっていた。

    しかし、同サービスではDMの画像データなどを、専用画面上にアップロードすることで、郵便法及び信書便法に規定されるような信書の表現をAIが自動認識して瞬時に判別修正が必要な箇所を一覧で提示して指摘し、その代替となるような別の表現の文言についても自動で候補を提案するという。

    一例として「ご契約いただいている方」という自社の顧客を特定したような表現で呼びかけた場合には、「ご愛顧いただいている方」という一般的な表現に訂正している。

    まだ完成する前の作成途中のクリエイティブ案についてもテキストを入力することで、同様にチェック・修正することが可能となっている。

    「信書表現かどうかの解釈が難しい場合もある。これは社内で時間がかかっていたチェック作業を効率化するだけではなく、まだ経験の浅いスタッフでも作業に当たることができる」(同社)と説明。これまで同社のDM事業で集積してきた膨大なワードや具体的な代替事例などのデータを基に適切な表現へと導いていく。

    ②「ゾゾタウン」ユーザー向けのDM広告

    また、新規顧客の開拓に向けた販促支援では、秋からZOZO(=ゾゾ)の提供するDM広告サービスの一次代理店として本格的にサポートを開始した。

    同サービスでは、1000万人以上のアクティブ会員を抱えるファッションEC「ゾゾタウン」ユーザーに向けて、企業が告知したい内容のDMを発送することができるというもの。

    ゾゾでは以前より、特設ページを通じたタイアップ広告や、購入商品へのチラシ・サンプル同梱などの広告メニューを展開。同サービスでは新たに、ゾゾ独自の顧客セグメントデータを活用して、広告主の商品・サービスとマッチしたターゲットを絞り込んでDMを送るというもの。

    ゾゾのクリエイティブで統一された封筒を使用することで、「受取人となる会員は、ゾゾさんもお勧めする商品・サービスの情報が載ったDMとして送付される利点がある」(同社)とする。

    通販において、従来のカタログDMなどは自社で抱えている既存客に対するCRMやLTVの最大化のために使われることが多いが、同サービスでは新規顧客への接点づくりという観点での展開が可能。

    とりわけ、ファッションに興味・関心を持っていて、過去1年以内に1回以上ゾゾで購入しているアクティブ会員という明確な特性を持ったターゲットに対して、さらに細かなセグメント分けを行ってアプローチできることから、高いPR効果が期待できるとした。なお、広告主の商品・サービスによっては利用できない場合もある。

    ③AIでDMの送付先を最適化

    そして、昨年から展開しているAIを活用したDMの送付先選定サービスについても、導入企業の開拓が進んでいる。

    同サービスは企業の顧客データを基に、DM用に開発されたAIを活用して、顧客一人ひとりのDMへの反応率を予測して、最適な送付先を自動選定するもの。

    従来型のRFM分析の場合、セグメント単位で対象者を抽出するが、同サービスでは顧客1人単位でレスポンスへの期待度を数値化するため、効率的なターゲット選定が可能になるという。「数値化する際、意味のある変数の組み合わせをAIが見つけてくれるため、今までは考えられていなかったような角度から抽出できる」(同社)と説明。

    特に休眠となっている層から優良顧客を掘り起こすシーンにマッチしており、さまざまなチャネルをまたいで顧客接点がリッチ化している企業ほど効果が高くなると見ている。

    ◇◇◇

    なお、今後については引き続き、通販分野での顧客開拓を重点事項に掲げ、成長途上や新規のD2C企業も含めた支援の提案を実施。メーリングだけにとどまらず、物流やBPO、リアルイベント提案など、複合的なサービスで支援していく考え。

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    通販新聞

    コメリの配送サービス「コッコ便」、北海道でも展開

    2 years 8ヶ月 ago

    ホームセンターのコメリは11月28日から、実店舗で購入した商品を自宅に配送する「コッコ便」の対応エリアを北海道に拡大した。新たに札幌市を追加したことで、「コッコ便」の展開エリアは全19都道府県に広がった。

    「コッコ便」は顧客の用途に応じて2種類の配送プランを用意。個人顧客向けのレギュラープランは、コメリで購入した商品を軽貨物車両に積載可能な上限5点5個口まで、札幌市内のどこにでも1か所1100円(税込)から届ける。指定の配達先に、受け付けの翌日から7日以内に配送する。配送日時の指定や商品の開梱・組立・設置にも対応する。

    レギュラープランで運べない大きな荷物や重量商品はプロ向けプランを用意。積載物は、最長6.0メートル、最大積載量4.0トンで、価格は4400円(税込)。積載量や配送距離によって価格が異なる。

    コメリは2020年に配送サービス「コッコ便」を開始し、順次配送対応エリアを拡大してきた。現在の配送対応エリアは以下の通り

    • 北海道(北海道札幌市)
    • 東北(宮城県/福島県)
    • 信越(長野県/新潟県)
    • 関東(東京都/神奈川県/埼玉県/千葉県/茨城県/栃木県/群馬県)
    • 関西・東海(岐阜県/愛知県/三重県/大阪府/兵庫県)
    • 九州(福岡県/熊本県)

    なお、「配送サービスは必要ない」「送料を安く抑えたい」「店舗で商品を探すのが手間だ」といったユーザーには、ECサイトで注文した商品を店頭で受け取れる「取り置きサービス」を推奨している。

    松原 沙甫

    「楽天市場」を通じて動物保護団体に物資を支援できる「動物保護団体支援プログラム」とは

    2 years 8ヶ月 ago

    楽天グループ(楽天)は12月1日、ECモール「楽天市場」を通じて動物保護団体に物資を支援できる「動物保護団体支援プログラム」を開始した。

    「動物保護団体支援プログラム」を同日付で開設。ユーザーはプログラムに参加している動物保護団体の中から支援団体を選択、支援団体が必要としているペット用品やペットフードなどの商品を選択・購入することで、支援できる仕組み。

    楽天グループ(楽天)は、ECモール「楽天市場」を通じて動物保護団体に物資を支援できる「動物保護団体支援プログラム」を開始
    「動物保護団体支援プログラム」について(画像は特設ページからキャプチャ)

    プログラムに参加している動物保護団体は11団体。支援物資は特設ページ内、各団体のショッピングSNS「ROOM」上のページで掲載する。支援可能な団体は順次拡大していく予定。

    現在、犬や猫などを保健所や動物愛護センターから引き取って支援する動物保護団体の多くが資金不足になっているという。動物保護に必要な物資が不足する傾向にあることから、今回のプログラムを企画した。

    支援できる動物保護団体一覧(2023年12月1日時点)

    • NPO法人 ねこひげハウス (埼玉県) 保護対象:猫、犬
    • NPO法人 東京キャットガーディアン(東京都) 保護対象:猫
    • 猫かふぇ 和風猫本舗(千葉県) 保護対象:猫
    • 特定非営利活動法人 わんにゃん保護のおうち(大阪府) 保護対象:猫、犬
    • 特定非営利活動法人 Life for cats in NARA(奈良県) 保護対象:猫
    • ネコリパブリック 東京谷中(東京都) 保護対象:猫
    • ネコリパブリック お茶の水(東京都) 保護対象:猫
    • ネコリパブリック 岐阜(岐阜県) 保護対象:猫
    • ネコリパブリック 大阪熊取町(大阪府) 保護対象:猫
    • ネコリパブリック 大阪(大阪府) 保護対象:猫
    • ネコリパブリック 飛騨(岐阜県) 保護対象:猫
    松原 沙甫

    「メルカリShops」が一元管理「ネクストエンジン」「助ネコEC管理システム」とAPI連携

    2 years 8ヶ月 ago

    メルカリは、「メルカリ」内にECサイトを開設できるプラットフォーム「メルカリShops」と、NE(エヌイー)が提供するECサイト一元管理「ネクストエンジン」、アクアリーフの「助ネコEC管理システム」とAPI連携を開始する。

    「メルカリShops」導入サイトは、「ネクストエンジン」「助ネコEC管理システム」を通じて商品在庫や受注情報を管理することが可能。他のECプラットフォームやECモールに出店している事業者が、より「メルカリShops」へ参入しやすくなるとしている。

    多店舗展開している事業者から、「メルカリShops」も「ネクストエンジン」「助ネコEC管理システム」と連携ができないかといった要望が多く寄せられていたという。

    「メルカリShops」は、今後も一元管理システムを提供する各企業とのAPI連携し、事業者の利便性向上とEC化支援に努めるとしている。

    「メルカリShops」ではすでに、アイルの「CROSS MALL」、ソフテルの「通販する蔵」、キャプサーの「特攻店長」などとAPI連携している。

    松原 沙甫

    資生堂ジャパン、特集記事ページや検索結果ページにハッシュタグを表示。関連商品との接触機会向上をめざす

    2 years 8ヶ月 ago

    資生堂ジャパンは、総合美容サイト「ワタシプラス by shiseido」内のオンラインショップに、ハッシュタグ活用エンジン「ZETA HASHTAG」を導入した。

    特集記事ページにハッシュタグを実装

    「ワタシプラス by shiseido」では、ユーザーの美容に関する要望に応えるため、オンラインショップ、「お店ナビ」など化粧品購入の機会を広げるサービスを展開。また、スキンケアアイテム、メイク方法を見つけられるビューティーチェックなどの美容情報を発信している。

    「ワタシプラス by shiseido」内のオンラインショップで展開しているビューティーメディア「PiCKFUL(ピクフル)」の特集記事ページに、「成分」「お悩み」「肌性」など化粧品の購入時に参考となるキーワードをハッシュタグ化し表示。関連性の高い記事が探しやすくなるようサポートしている。

    資生堂ジャパン ワタシプラス by shiseido ZETA HASHTAG 特集記事ページにハッシュタグを表示
    特集記事ページにハッシュタグを表示

    また、検索結果ページと商品詳細ページの両方にハッシュタグを実装することで、ハッシュタグを経由した関連性の高い商品との接触機会を増やし、サイト内の回遊性向上をめざす。これにより、新たな商品とのセレンディピティの創出につなげるという。

    資生堂ジャパン ワタシプラス by shiseido ZETA HASHTAG 検索結果ページと商品詳細ページにハッシュタグを実装
    ハッシュタグ経由での商品との出会いを創出する

    「ZETA HASHTAG」とは

    主にECサイトなどWebサイトのなかの説明文やカスタマーレビューのようなテキスト情報をAIで解析し、関連するキーワードを抽出してLP(ランディングページ)を自動生成するソリューション。ECサイトでは、商品の見た目の形状、使い方などに関連するテキストタグを活用して商品検索ができる。

    ZETA HASHTAG 特許取得
    「ZETA HASHATAG」について(画像は「ZETA CX」サイトからキャプチャ)
    藤田遥

    インテリアEC「LOWYA」のベガ、ネット専業からOMOに方向転換する戦略とは? | 通販新聞ダイジェスト

    2 years 8ヶ月 ago
    ベガコーポレーションは23年12月に2か所目の直営店を大阪に開設。24年2月には名古屋に開設を予定する。ベガが手応えを得る、実店舗展開による良い波及効果とは?

    家具や日用品などのネット販売を手がけるベガコーポレーションは12月16日、インテリアの自社通販サイトである「LOWYA(ロウヤ)」ブランドに関して、大阪市内に2カ所目となる直営店の開設を行う。また、来年2月には名古屋市内に3店舗目を開設することも正式決定しており、1店舗目の福岡に続き、関西、東海の各都市部において、リアルでの販路開拓や顧客接点の拡充を強化していく。

    都市部に次々と直営店開設

    大阪市内に開設するのは、南海なんば駅に直結する大型商業施設の「なんばパークス」内。名古屋市内では大型商業施設「ららぽーと名古屋みなとアクルス」にある「蔦屋書店」内に開設する。同書店はアクルスと連絡通路でつながっており、1階にはコーヒーショップがある“Book&Cafeスタイル”の滞在型書店となっている。

    実店舗の3号店は愛知県・名古屋市にオープン予定
    実店舗の3号店は愛知県・名古屋市にオープン予定

    そして、4店舗目として計画する関東での店舗展開については、場所などの詳細は決まっていないものの、人口の多い都心部での開設をイメージしているとした。

    ネット専業からOMO型へ

    同社では、昨年より「ネット専業D2C企業」から「OMO型D2C企業」に進化することを宣言しており、イオンといった外部の売り場への卸売事業を皮切りに、リアルでのタッチポイントを拡充

    コロナ禍を経て多様化する暮らしのなかでインテリア商品をより自由に選べる環境を目指し、顧客が店頭で見て触れて、安心して購入できる環境づくりに取り組んでいる。

    リアル販路の強化が販管費削減に貢献

    また、リアルの強化は販路拡大以外の効果ももたらしている。今年、同社では利益改善の取り組みとして、広告宣伝費の抑制などを実施。今中間期については、前年同期比で2億6800万円の販管費削減を行った。「広告とSEOでカニバリが起きていたところがあった。Web広告の全般的なところで全ジャンルを細かく見直している。現時点ではWeb広告を大きく投下しなくてもやっていけると判断した」(浮城智和社長)と説明。

    主にWeb上での販促活動の露出を適正化する一方、今後は直営店の出店を加速することで、オフラインを舞台にした販促面での新たな効果が期待できると分析している。

    実際に、今年4月に福岡市内に初となる実店舗として開設した「LOWYA九大伊都店」では、来店客への認知拡大からのECへの送客効果も見られているという。

    「LOWYA九大伊都店」(画像は「LOWYA」ECサイトの店舗一覧ページから編集部がキャプチャ)
    「LOWYA九大伊都店」(画像は「LOWYA」ECサイトの店舗一覧ページから編集部がキャプチャ)

    実店舗をきっかけにEC利用が増加

    同店舗ではシーズンごとに商品を入れ替えてイベントなどを展開。EC発の店舗として、一般的な家具店のように専門スタッフを売り場に多く配置して、一つ一つの商品に時間をかけた説明を行うことができない代わりに、プライスカードの隣には必ずQRコードを設置。気になった商品の詳細はECに誘導して説明する仕組みを取っている。加えて、接客の際には公式アプリのダウンロードを促すことも行っているという。

    その結果、4月の店舗開設以降、全体に占める同店舗周辺エリアからの受注割合が増加。開店前の3月は4.3%だったが、5月は5.8%まで上昇、その後も開設前よりも高い割合を維持し、9月時点でも5.3%となっている。

    新型コロナの5類移行に伴い、消費活動のリアル回帰が進むなか、オフラインにおける露出強化が、販促面で大きな意味を持つようになってきている。同社でも引き続き、リアルでの全国展開に向けた出店計画を検討していく考え。

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    このコーナーでは、通販新聞編集部の協力により、毎週発行している「通販新聞」からピックアップした通販・ECのニュースや記事などをお届けしていきます。

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    通販新聞

    TV通販大手QVC、AIが自動で字幕を表示するシステムの24時間運用を実現

    2 years 8ヶ月 ago

    テレビショッピング大手のQVCジャパンは12月1日、放映中の会話をAI(人工知能)が自動で文字列に変換し字幕表示するAI字幕自動付与システムの24時間運用を始めた。

    AI字幕自動付与システムは、生放送中のテレビショッピングにおいて、ナビゲーターやゲストの会話をAIが認識、自動で文字列に変換し、リアルタイムで字幕表示するもの。

    テレビショッピング大手のQVCジャパンは、放映中の会話をAI(人工知能)が自動で文字列に変換し字幕表示するAI字幕自動付与システムの24時間運用をスタート
    AI字幕自動付与システムによる字幕表示のイメージ

    2022年12月に運用をスタートし、2023年6月に12時間化を実現、12月から24時間化に対応した。今後もAI音声認識・文字変換精度の向上に取り組み、生放送時における会話を文字変換する技術をさらに高めるとしている。

    また、将来的には英語や中国語など、AI字幕の多言語化、AIを活用したダイジェスト番組の自動生成を視野に入れる。

    QVCジャパンのこうした取り組みは、国連が推奨するSDGsゴールの1つである「10.人や国の不平等をなくそう」を意識し行動するための施策の1つ。「最新技術を番組制作に活用し、誰もが自分らしいライフスタイルを謳歌できる社会の実現に、さらには、情報アクセサリビリティーの向上に、これからも継続的に貢献していく」(QVCジャパン)としている。

    瀧川 正実

    ファンケル、「置き配」利用者にポイント付与。「結果報告を通じて社会実装の参考に」

    2 years 8ヶ月 ago

    ファンケルは2024年1月下旬から2月末までの期間限定で、通販・ECの注文時の配送方法で「置き配」を選んだ購入者に対し、買い物時に利用できるポイントを付与する施策を始める。

    この結果は公益社団法人日本通信販売協会などに報告し、社会実装の参考事例にしたいという。

    物流の人手不足が懸念される「物流2024年問題」では、通販・ECの再配達が課題にあがっており、政府主導で「置き配」選択ユーザーへポイントを付与する実証実験を行う予定となっている。

    1997年から「置き場所指定お届けサービス(置き配)」を始めてきたファンケルは、ドライバーの負担軽減を図るため、「置き配」選択ユーザーへのポイント付与をいち早く始める。付与するポイントは1回あたり10ポイント。

    なお、ファンケルの2023年4-9月の受注件数のうち、約3分の1が「置き配」利用。そのうち、置き場所間違いなどの問題発生率は0.002%にとどまっている。

    ファンケルは2024年1月下旬から2月末までの期間限定で、通販・ECの注文時の配送方法で「置き配」を選んだ購入者に対し、買い物時に利用できるポイントを付与する施策を始める
    「置き配」のイメージ

    ファンケルは今後、複数回の注文をまとめて配送することでポイントを付与する「おまとめ配送」、2024年に「置き配」受注率38%の目標達成、荷物に同梱する「お届け明細書」の不要率向上などで、地球環境や「物流2024年問題」へ積極的に対応していく。

    瀧川 正実

    【シニア女性のデジタル活用】2人に1人はネット通販を利用、SNSの利用率はInstagramがトップで22%

    2 years 8ヶ月 ago

    シニア向け女性誌「ハルメク」を発行するハルメクの社内シンクタンク「生きかた上手研究所」が実施した「デジタルとネットの活用についてのアンケート」(55~74歳の女性454人が対象)の調査結果によると、ECの利用率は過半を占め、増加傾向にあることがわかった。また、決済手段を使い分けるユーザーも増加。Instagramを筆頭にSNS全体の利用率も高まっている。

    シニア女性のEC(ネットショッピング)利用率は半数超

    2023年のEC利用率は52.0%(236人)だった。年齢別では、55~59歳は72.4%と特に利用率が高い。伸長率で見ると、70~74歳は前年比9.4ポイント増の37.1%で、ほかの年代よりも伸びが大きい。

    ECの利用率推移
    ECの利用率推移

    有料サブスク動画の利用率は横ばい

    動画(YouTubeなど)の利用率は、前年を下回る38.8%(176人)。有料サブスク動画の利用率は、前年比0.1ポイント減の9.3%(42人)とほぼ横ばい。年齢別で見ると、有料動画は特に55~59歳で前年からの利用率の低下が目立ち、前年比5.4ポイント減の10.5%だった。

    動画、有料サブスク動画の利用率(右は有料サブスクの年齢別利用率)
    動画、有料サブスク動画の利用率(右は有料サブスクの年齢別利用率)

    ほぼ全てのシニア女性がスマホを利用

    2023年のスマホの利用率は前年比2.6ポイント増の96.9%。例年の調査では利用率に大きな変動がなかったパソコンの利用率が前年比7.6ポイント増の49.1%に伸びた。一方、スマートウォッチ、スマートスピーカーの利用率は低下した。スマートウォッチは前年比1.0ポイント減の4.0%、スマートスピーカーは同0.9ポイント減の1.5%だった。

    現在利用しているデバイスの利用率推移
    現在利用しているデバイスの利用率推移

    SNSの利用率はInstagramがトップ

    Instagram、facebook、X(旧Twitter)の利用率は上昇している。その他のSNSも伸長傾向だが、2023年から新たに聴取項目に追加したPinterestの利用率は2.0%、noteの利用率は1.5%と少数にとどまった。

    SNS利用率の推移
    SNS利用率の推移

    コロナ禍の経年トレンドは「オンライン決済・QR決済」「LINE電話の利用拡大」「動画撮影」

    スマホの機能・アプリの利用率を聞いた質問では、コロナ前の2019年からコロナ後の2023年までの利用率をそれぞれ算出。利用率の分母は「スマホまたはパソコン」の利用者とした。

    コロナ前(2019年)と比べ、利用率が20ポイント以上アップしたのは、2019年比35.3ポイント増の「オンライン決済・QR決済」(41.5%)、同23.9ポイント増の「動画の撮影」(71.6%)、同21.2ポイント増の「ポイ活」(42.7%)。「LINE電話」は集計を開始した2020年と比べると28.8ポイント増の87.6%となった。

    図中では、「コロナ前」「コロナ後」の利用率の差を「上昇成長型」「上昇成熟型」「下降型」「山形」「谷型」「低空飛行型」に分類。「上昇成長型」のなかで、利用率が20.0ポイント以上アップしたのは「オンライン決済・QR決済」「動画の撮影」「ポイ活」。「LINE電話」は2020年比で28.8ポイント増の87.6%だった。

    利用が下降したのは「Eメール」で2023年の利用率は80.8%。コロナ禍で一時的に利用が増えてその後低下した「山型」は、「YouTube or 有料の動画サービス」(39.7%)、「健康管理」(29.8%)だった。

    コロナ禍で利用が減ったもののその後回復した「谷型」は、「ラジオ」「地図アプリ」だった。

    スマホの機能/アプリの利用率推移
    スマホの機能/アプリの利用率推移

    図中の注「※1」~「※6」

    1. 「地図アプリ」は、2022年は「地図・ナビゲーション」として聴取
    2. 「LINEトーク」は、2023年は「LINE」に関する詳細は別質問で聴取する方式に変更
    3. 「Zoomなどのオンライン通話」は、2020~2021年は「テレビ電話・ビデオ会議(zoom、skypeなど)」として聴取
    4. 「オンライン決済・QR決済」は、2022年までは「スマホ決済」としてスマホ保有者のみ聴取
    5. 「メルカリなどのフリマアプリ」は、2022年までは「スマホアプリで物の売買」として聴取
    6. 「ポイ活(ポイントを貯める活動)」は、2022年は「割引クーポンの入手」として聴取

    「生きかた上手研究所」の梅津順江所長は次のように解説している。

    コロナ禍に進化したシニア女性のデジタルリテラシー。今回の調査から、シニア女性は、オンラインとオフラインを使い分けるようになっていることが明らかになりました。また、今後も取捨選択しながら使い分けていくであろうことが予見できます。

    コロナ前、コロナ禍、コロナ後の視点で経年トレンドを追うと、「SNS」「Instagram」「LINEトーク」は“下降型”となった「Eメール」からとって代わったと言えそうです。“山型”の「YouTubeなど有料の動画サービス」「健康管理」はコロナバブルがあった、「ラジオ」「地図アプリ」は外出先で活用されていると推察できます。

    ハルメク 生きかた上手研究所 梅津順江所長
    ハルメク 生きかた上手研究所 梅津順江所長

    調査概要

    • 調査方法:郵送での質問紙配布アンケート
    • 調査対象:55~74歳の全国「ハルメク」読者の女性
    • 有効回答数:2023年は454人 ※同アンケートは2011年から毎年実施。回答者数は毎年異なる
    • 調査実施日:2023年7月12日(水)~9月4日(月) 
    • 調査主体:ハルメクホールディングス ハルメク 生きかた上手研究所
    高野 真維

    「売り切れ」「値上がり」前に通知できれば購入してもらえる可能性が増える? カゴ落ち調査の結果から【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ

    2 years 8ヶ月 ago
    ネットショップ担当者が読んでおくべき2023年11月27日~12月3日のニュース

    ECサイトを週に1回以上利用しているヘビーユーザーは、気になるものがあればカートに入れてそこから価格などを吟味する傾向にあるようです。後悔するのは「売り切れ」や「値上がり」のとき。ここで何かしらの通知ができるとよさそうです。

    やっぱりカゴ落ち対策はした方がよさそう

    【ECサイトのカゴ落ち実態を1090名に調査】利用者の約8割が「カゴ落ち」経験あり カゴ落ちに気が付かず「売り切れ」や「値上がり」など後悔も | ザオリク
    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000130300.html

    株式会社ザオリク (本社:東京都千代田区、代表:田坂 学)は、ECサイトを週に1回以上利用している男女1090名を対象に、ECサイトのカゴ落ちに関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。

    有効回答:ECサイトを週に1回以上利用している男女1090名

    今回はカゴ落ち調査データの紹介です。「ECサイトを週に1回以上利用している男女1090名」ということで、ECのヘビーユーザーと言ってもいい人たちのデータです。

    ニュースまとめ カゴ落ち調査データ ザオリク どのECサイトでの商品購入した経験があるか
    (画像はザオリクのプレスリリースより)

    ヘビーユーザーの皆さんはモールで買うことが多いということですね。頻繁に買い物するということは、買うものも多岐にわたるので自然とモールになる。ということだと思います。

    ニュースまとめ カゴ落ち調査データ ザオリク カゴ落ちに至った理由
    (画像はザオリクのプレスリリースより)

    <自由回答・一部抜粋>

    • 44歳:保留してる間に品切れになった
    • 45歳:他のサイトで買うことにした
    • 50歳:価格がカゴに入れた時より上がったため
    • 28歳:予算に収まらなかったから
    • 48歳:値段が見合わない
    • 44歳:いい商品と思ってカートに入れたが、口コミ等みて購入をやめた
    • 45歳:品切れになっていたが、気づかなかった

    カゴ落ちに至った理由はシンプルに「買わなかった」「送料がかかるのでやめた」ということですね。自由回答にあるように、カートに入れておいて他で安いものを探したり、口コミを確認したりするということは皆さんも経験があるのでは。欲しいものはお気に入りなどに入れるよりもカートに入れておくことが多いですよね。

    ニュースまとめ カゴ落ち調査データ ザオリク カゴ落ちに時間が経過してから気づき後悔した理由
    (画像はザオリクのプレスリリースより)

    後悔した理由の上位4つに関してもよくありますね。これを見ると、セールが終わるなどして値上がりする前、在庫が切れる前に通知ができると購入してくれる可能性が高まるということになります。カゴ落ちしてからの経過時間で通知するのも効果的ですが、こういったときにも通知ができるようにしておきたいですね。

    まとめるとこうなります。

    • ECのヘビーユーザーは気になったものはとりあえずカートに入れておく
    • その間に他で比較して、予算から購入する商品とショップ(モール)を決める
    • 値上がり、在庫切れになる前に通知すると購入される可能性が高まる

    モールユーザーが多いものの自社ECでも同じようなことが言えると思いますので、商品点数が多かったり、セールを行うことが多かったりする場合はカゴ落ちの仕組みを入れておきたいですね。

    今週の要チェック記事

    「パパ活」情報が「Go Toイート」URLで表示 ドメイン流用の実態は? | NHK
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231125/k10014268791000.html

    ドメイン名失効による大学生協のシステム障害についてまとめてみた | piyolog
    https://piyolog.hatenadiary.jp/entry/2023/11/14/232640

    ドメイン放棄・廃止 どのようにドメインを捨てるべきか?永久に保持出来ないときに注意すべき事 | web > SEO
    https://webweb.hatenablog.com/blog/seo/expired-domain

    ドメイン関連を3記事。取得したドメインはきちんとした手順を踏んでから放棄を。

    一番好きなECモール、全年代でAmazonが1位に 配送速度・送料・手軽さを評価/LINEリサーチ | ECzine
    https://eczine.jp/news/detail/13864

    早さと安さではモールに勝てないので、自社で頑張る場合は他の売りポイントを。

    Recustomer、「2023年度 ECサイトの返品・交換データ調査レポート」を公開 昨年と比べて返品率が2.2%高い結果に | Recustomer
    https://recustomer.co/news/2023-return-report

    10月に返品が多いというのが面白いですね。わかっていれば店舗側も準備ができるので、データを取るのは大事。

    少人数運営のブランドが売上をあげるコツ | オオスミ氏 × 世界へボカン徳田 | 世界へボカン
    https://www.s-bokan.com/interview/post-37862/

    リストを貯めることを忘れる人が多いです。ここが最重要項目。

    EC事業者が業務で「ChatGPT」を使用する際に知っておくべき「AIの得手不得手」「プロンプト作成のコツ」「注意点」 | ネットショップ担当者フォーラム
    https://netshop.impress.co.jp/node/11644

    立場の宣言がポイント。これで大きく変わります。

    楽天市場、AR機能を用いてインテリア関連商品の購入検討ができる機能を本格提供開始 | ECzine
    https://eczine.jp/news/detail/13904

    うまくいけば拡大の流れでしょうか? 同様のサービスを使ったことがある人によると役立つ機能とのこと。

    不正被害や対策に関するEC事業者実態調査を実施。クレカ不正にあったことがある事業者は3社に1社 | かっこ
    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000120.000009799.html

    EC事業者の人が悩んでいるのがここ。増える一方…。

    makeshopのWordPress連携オプション利用時に発生するプレビューエラー・ブロックエディターエラー・Webフォントリンク切れ問題を解消するためにやったこと | マイペースクリエイターの覚え書き
    https://mypacecreator.net/blog/archives/66596

    ここまで詳しく使用を調べる人はいないかもしれませんが、何も調べずに使うのも問題ですね。

    Shopify、Shopifyの事業者がブラックフライデーとサイバーマンデーで過去最高の93億ドルの売り上げを計上したことを発表 | Shopify Japan
    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000119.000034630.html

    約1兆4000億円。ますます伸びる「Shopify」です。

    今週の名言

    海外でも話題になった奈良の「高速餅つき」、30年続ける中谷堂社長の人生【突撃!近大人社長】 | Kindai Picks
    https://kindaipicks.com/article/002713

    もちろん大変なこともありましたが、そのときに興味のあることにチャレンジしているからこそ「楽しい」「これをやりたい」という感覚が苦労を上回って、続けられたのかもしれない

    興味がないことを無理やりやってみてもなかなか好きになれません。気になることがあればどんどんチャレンジしましょう。中途半端で終わってもいいですから。

    筆者出版情報

    「未経験・低予算・独学」でホームページリニューアルから始める小さい会社のウェブマーケティング必勝法

    「未経験・低予算・独学」でホームページリニューアルから始める
    小さい会社のウェブマーケティング必勝法

    森野誠之 著
    翔泳社 刊
    発売日 2021年10月15日
    価格 2,200円+税

    この連載の筆者 森野誠之氏の著書が翔泳社から発売されました。小さな会社の“ひとり担当者”が、未経験、低予算、独学でホームページのリニューアルからウェブマーケティングまでを成功させるための指南書です。電子版、オンデマンド印刷版ともにAmazonで発売中です!

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    森野 誠之
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