スポンサードサーチ再入門

「スポンサードサーチ Ver.3」登場! 新情報を見逃さないために必要なこと

この秋リリースされる「スポンサードサーチ Ver.3」。移行ポータルの内容や参照方法を解説する。
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2011年秋、Yahoo!リスティング広告の「スポンサードサーチ」の広告配信システムが移行される。広告効果や機能、利便性を強化し「スポンサードサーチ Ver.3」としてリリースされる。これに先立って4月21日には、「Ver.3」に移行するための情報をまとめた「移行ポータル」が広告主や代理店向けに公開された。移行ポータルの内容や参照方法を解説する。

2002年のサービス開始から
3世代目となるスポンサードサーチ Ver.3

2010年7月、Yahoo! JAPANが、 米国Googleの検索エンジンと検索連動型広告の配信システムを採用すると発表したことを、覚えている人も多いだろう。

検索連動型広告の配信システムについては、2011年秋に「スポンサードサーチ Ver.3」として、さまざまな機能を強化したうえで公開・移行予定であることが、スポンサードサーチの代理店や広告主宛てに知らされた。

2002年に提供開始した当初のシステム、品質インデックスや地域ターゲティングの導入、管理画面の機能強化など大幅なリニューアルを実施した2007年の新広告システムに続き、3世代目のシステムになる。

なおこのシステム移行は、「スポンサードサーチ」が対象である。

システムの移行完了後は、スポンサードサーチを利用しているすべての広告主や代理店が新システムを利用して広告の出稿や管理を行うことになる。このためYahoo!リスティング広告では4月21日、広告主や代理店向けに、スポンサードサーチ Ver.3に関する情報をまとめた「移行ポータル」を新たに公開した。

移行ポータル」には、スポンサードサーチ Ver.3の機能やメリット、各種資料のほか、移行スケジュール、アカウントごとの移行に関する情報、移行や移行後の運用に関するトレーニング情報などを掲載していく。分かりやすく解説するために動画コンテンツなども公開される予定だ。

なお、公開時点ではスポンサードサーチ Ver.3について、下記の情報が掲載されている。

  • さらに使いやすくなる管理画面
  • より少ないキーワード数で現在と同等以上の広告効果
  • 「ターゲティング」機能の強化
  • 「レポート」機能の強化
図:Yahoo!リスティング広告 移行ポータル
Yahoo!リスティング広告 移行ポータル
※画像はサンプルです。実際の表示とは異なる場合があります。

移行ポータルの参照や移行後の管理ツールログインには、
Yahoo! JAPANビジネスIDが必須

この移行ポータルを参照するには、「Yahoo! JAPANビジネスID(以下、ビジネスID)」でのログインが必要だ。 ビジネスIDとは、Yahoo! JAPANが提供する企業向けのサービスやツールを利用するためのIDで、利用者1人につき1つずつ無料で発行される。

スポンサードサーチ Ver.3への移行完了後に広告を出稿・管理するには、ビジネスIDを利用してのログインが必須になる。従来のスポンサードサーチのユーザー名とパスワードではログインできなくなるので、この機会にビジネスID経由でのログインに切り替えておくのがお勧めだ。

ビジネスIDでの管理画面へのログイン方法は、下記の通りとなっている。

1)「Yahoo!リスティング広告」のトップページ(http://listing.yahoo.co.jp/)にアクセス。

2)ページ右側の「リスティング広告 スポンサードサーチ/インタレストマッチ ログイン」ボタンをクリック。

3)「クライアントセンター ログイン」をクリック。

4)「Yahoo!ビジネスマネージャー」にてビジネスIDとパスワードを入力。

5)クライアントセンターにログインするので、左側の各管理ツールを開くボタンをクリックすると、スポンサードサーチ、インタレストマッチの管理画面にアクセスできる。

図:Yahoo!リスティング広告 クライアントセンター
Yahoo!リスティング広告 クライアントセンター
※画像はサンプルです。実際の表示とは異なる場合があります。

2010年3月8日以前にスポンサードサーチやインタレストマッチに申し込んでいて、ビジネスIDへの切り替え(ログインIDの統合手続き)が済んでいない場合、従来のID/パスワードで管理画面にログインするとページの上部に【ログインID統合に関する重要なお知らせ】が表示されているはずだ。このお知らせ内にある<貴社アカウント手続き状況確認ページ>をクリックし、画面の指示に従って手続きを進めるとログインIDの統合手続きができる。

ログインIDを統合すると、スポンサードサーチ、インタレストマッチの管理画面・広告管理ツールに一つのID/パスワードでアクセスできるようになる。前述の移行ポータルの参照だけでなく、広告の出稿・管理の利便性が高まるメリットもあるので、早めに手続きを済ませておきたい。

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