スポンサードサーチ Ver.3への移行後に最低限チェックすべき3つのポイント
スポンサードサーチ® Ver.3への移行により、一部の設定項目や広告配信の条件が変更された。広告がこれまでどおり配信されているか、旧スポンサードサーチ®からの設定が問題なく移行されているか、「移行後にまずチェックしておくべきこと」を解説する。
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新システムへの移行後にチェックする3つのポイント
Yahoo!リスティング広告の検索連動型広告スポンサードサーチは、11月10日にそのさらなる強化にむけてスポンサードサーチ Ver.3へと移行した。これにより、一部の設定項目や広告配信の条件も変わっているため、あらためて正しく広告がこれまでどおり配信されているか、広告主は確認しておこう。
ただし、同時に広告管理ツールの画面デザインもリニューアルされており、慣れるまではどこを見ればよいのか迷ってしまうかもしれない。ここでは、「スポンサードサーチ Ver.3へ移行してから初めてログインする」または「まだほとんど使っていない」という広告主のために、「移行後にまずチェックしておくべきこと」を解説する。
チェックすべきポイントは次の3つだ。
- 「ダッシュボード」でおおまかにチェック
- 「キャンペーンの管理」で各設定をチェック
- 予算設定と入金関連をチェック
なお、これまでスポンサードサーチを利用したことがあり、Yahoo! JAPANビジネスIDでログインできることを前提としている。
「Yahoo! JAPANビジネスID(以下、ビジネスID)」とは、Yahoo! JAPANが提供する企業向けのサービスやツールを利用するためのIDで、利用者1人につき1つずつ無料で発行される。スポンサードサーチ Ver.3で広告の出稿や管理を行うには、ビジネスIDを利用してのログインが必須となる。
ポイント1
ダッシュボードで広告の配信状況をおおまかにチェック
まずは、以下のYahoo!リスティング広告の「広告管理ツール」にログインしよう。すると、最初に「ダッシュボード」タブの画面が表示される。
※広告管理ツールにアクセスするにはYahoo! JAPANビジネスIDでのログインが必要。
この画面では、スポンサードサーチとインタレストマッチ®に関する「お知らせ」と「当月の運用実績」が示される。ここで、広告配信の大まかなコストを把握しよう。
ここで「コストの額が想定と大きく異なっている」ことに気付いたら要注意。たとえば「思っていたよりも額が少ない」と、配信されていた広告が何らかの理由で配信されていない可能性があり得る。もしもコストの額に違和感を覚えたら、次のステップで各キャンペーンの中身を確認し、その原因をつきとめよう。
仮に広告が配信されていない場合、その理由としては以下のようなことが考えられる。これらを念頭に置きながら、次のステップで広告の設定を確認していこう。
- 配信設定がオフになっている
- 予算が少なすぎる(残高がない)
- 配信スケジュールが終了状態になっている(終了日が過ぎている)
- 広告費を旧スポンサードサーチ振り込み口座に振り込んでいる
- キーワードや広告が審査中または審査により配信が停止している
- 検索数が少ないキーワードである
- 対象外キーワードの設定内容により配信がされていない
- キーワードの品質や入札価格が低い
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