世界シェアNo1のマーケティングオートメーションツールを無料で使いこなす裏ワザ

マーケティングオートメーションという言葉を聞く機会も増えてきました。
豊富な機能を持ち、マーケティング・営業活動を大幅に効率化できる可能性がありますが、導入コストは複雑さが課題になっています。

現在世界シェアNo1のMAツール「HubSpot」の場合、様々なマーケティング施策を自動化しリードを顧客に転換するための「Marketing Hub」、営業活動を効率化・最適化しより多くの成約を達成するための「Sales Hub」、優れたカスタマーサービスを提供し顧客ロイヤリティを高める「Service Hub」、ブログやホームページ、ランディングページなどWebマーケティングに必要なコンテンツを制作するための「HubSpot CMS」、顧客との関係を構築・管理するための「HubSpot CRM」という5つの分野で、それぞれ数十～数百の機能が用意されています。
そしてこれらすべてを使おうとすると月々数十万円ものコストがかかってしまいます。

膨大な機能を持つHubSpotですが、実は一部の機能を無料で試すことができます。しかも期間の縛りもなく、顧客との関係構築に必要な機能が揃っています。
高度なマーケティング施策や営業施策を最適化する場合はともかく、基本的なリード獲得と関係構築であれば無料版で十分。それが「HubSpot CRMと無料ツール」です。

今回は「HubSpot CRMと無料ツール」で何ができるのか、どういう風に活用するのか、利用するためにどうすればいいのかをご紹介します。

>>HubSpot無料版でできること

キャプチャ解説! HubSpot無料版で利用できる機能

リード獲得：フォーム作成機能

HubSpotの無料版では、リード獲得に有効な「定型フォーム」と「ポップアップフォーム」が利用できます。無料版やトライアルを用意しているMAツールは少なくありませんが、フォーム作成機能まで無料で利用できるのはほとんどありません。

設定はメインメニューの「マーケティング」にある「フォーム」から行います。

HubSpot無料版で利用できるフォーム機能は「定型フォーム」と「ポップアップフォーム」の2種類です。
「定型フォーム」はWebサイトに埋め込んだりフォーム自体を共有したりでき、項目もかなり自由に設定できます。
「ポップアップフォーム」はWebサイトで特定の条件(50%以上スクロールしたなど)でポップアップされるタイプのフォームです。多くの項目を設定することはできませんが、メルマガ登録などには非常に有効です。

無料版では設定できる項目に制限がありますが、メルマガ登録や資料ダウンロードであれば十分です。有料版ではどんな項目でも自由に設定できるようになります。

リターンメールも管理画面上ですぐに設定できます。

このようにHubSpotには無料版でも十分に使える機能が数多くあります。
もちろん、マーケティングオートメーションの本領である「マーケティング・営業活動を自動化し効果を最大化する」ことは難しいかもしれませんが、「マーケティング・営業活動を可視化し管理しやすくする」「効果的にリード(見込み顧客)を獲得する」上では無料版でも十分です。

そのほか本文ではリードを効果的に獲得するチャット機能や広告管理機能、CRMとしても使える顧客情報管理機能など、9個の機能の使い方をキャプチャ付きで紹介しています。
また、無料版を存分に活用するおすすめの方法や導入方法も紹介しています。

>>HubSpot無料版でできること