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この記事を読んで思うところがありました
一部のネットで話題になっていたのですが、後回し、後回しにしていた「はてなブックマークのやりすぎちゃったかもしれないSEO」を読んでみました。
要約すると「はてなブックマークが、クローキングにあたるようなリンクをしているのでは?」という問題提起なわけです。
クローキングとは悪質なSEO手段で、サイトに訪れたユーザー見る内容と、検索エンジンがサイト情報を収集する為にインターネットに放ったボットが見る内容とでは異なる内容を見せる手法です。
つまり、一般ユーザーには健全なサイトを見せておき、ボットにはゴリゴリにSEO対策を施したサイトを見せるといった手法なのです。
確かに、これはえげつないと言わざるをえません。
しかし、やはり今回のはてなの件に関しては、業界内の人間は大半が問題ないという見解を示しているように、正規化としか呼べない様な気がしています。
確かに彼の言い分もわからないでもないです。業界の常識なのかもしれませんが、僕達のようなシステマチックな情報に明るくないユーザーをないがしろにしてしまっていることはマズイとも思いますし、怖いなとも思います。
何故、「怖い」なんていう感情が生まれたのかと言いますと、一つの情報に対して受け取り手によってこんなにもニュアンスが異なってしまうということです。
インターネットを利用するユーザーの知識が、並列化がなされているのであれば特に問題はないはずですが、そんなことは出来るはずもありません。そうするとモノの考え方や、受け取り方というものは個人差が生まれて当然となります。
例えば、この流れで考えると、Google検索結果ページには検索結果に対する評価を行えるリンクが備わっています。この告知ツールを使用して、スパム告知や、見つけたいサイトが見つからなかったなどといった告知が行えるのですが、この検索結果というものも万人にマッチングするとも限りません。ここの意見に耳を傾けると、結果偏った情報になるのではないかと懸念してしまうのです。
もちろんGoogleがそんなに単純ではないことは誰しもが知ってはいますが、民主主義というものは裏を返すと少数意見を殺してしまう制度であるということを、しっかりと把握しておかなければいけないということです。
今回のこの方の意見も、大勢の中においては黙殺されてしまう意見でしょうが、とても貴重な意見だとも思うのです。この方もおっしゃられているように、実際にこの手法がSEO効果があって、その方法がクローキングと同様の手法で行われるという事実は変わらないわけですから。
グレーゾーンに対しては、ほったらかしといった大勢にメスが入って、僕はとても良い傾向だと考えているのですが、皆さんはどの様に感じられましたか?
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SEO対策レポート:http://seo.anabebe.com/
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