CIC Japan合同会社~東海道新幹線における全車両のグリーン車印刷物に環境配慮型素材LIMEX Sheetを導入~
CIC Institute (本社:東京都港区虎ノ門、CEO デニース・メドレンカ )は、東京都より受託した「東京都グローバルイノベーションに挑戦するクラスター創成事業」のプログラム「Global CityTech Bridge」を運営しており、本プログラムで支援するプロジェクトの一つが社会実装を実現しました。
今回、株式会社TBMが開発した環境配慮型素材「LIMEX Sheet」について、車両への試行導入を行った本実証を通じて高い耐久性と交換頻度の低減効果が確認され、東海道新幹線グリーン車全車両の印刷物に採用されました。
本事例は、スタートアップが有する先進的な技術を、実証にとどめることなく、実際の都市インフラ・旅客サービスの現場に実装するまでを一貫して支援いたしました。Global CityTech Bridgeでは、東京都が目指すグローバルイノベーション創出の一環として、社会実装パートナーが持つアセットとスタートアップを結びつけ、社会課題解決につながる事業創出を今後も推進してまいります。
なお、プロジェクトの詳細については3月2日(月)17:00よりCIC Tokyoにて発表予定です。
(イベントへの参加申込はこちら:
https://peatix.com/event/4840140)
また、本事業へ参画する事業会社・スタートアップの皆様を引き続き募集しておりますので、ご関心のある方は事務局までご連絡ください。
プロジェクト概要:東海道新幹線グリーン車全車両のサービス案内リーフレットに、GX分野のスタートアップTBMが開発した環境配慮型素材「LIMEX Sheet(ライメックスシート)」を導入。旅客サービス・輸送で生じる環境負荷の低減が可能に。

実証実験の結果及び社会実装の理由、社会へのインパクト:~「LIMEX Sheet」の高耐久性が決め手となり、全車両へ本格導入~ 2025年3月から開始した実証の結果、繰り返しの使用により消耗して交換が必要となったリーフレットの割合が、従来のラミネート加工された紙製リーフレットは全数の約40%であったのに対し、LIMEX Sheetを使用したリーフレットの場合は約5%に留まりました(3ヶ月経過時点)。この高い耐久性と、それに伴う交換頻度の減少による乗務員等の業務効率化が決め手となり、グリーン車全車両への採用に至っております。
今後も、製造時の水使用量を約94%削減し、原料に木材パルプを使用しないLIMEX Sheetの多用途展開を通じて、天然資源の保全と脱炭素に貢献することが期待されます。
株式会社TBM: LIMEX Sheetは、製造時の水使用量を約94%削減し、原料に木材パルプを使用しない環境に配慮したシート製品です。今回の『Global City Tech Bridge』での実証実験でJR東海様にLIMEX Sheetをご利用いただくことで、環境性能だけでなく、高い耐久性による交換頻度の低減やそれに伴う業務の効率化の効果を確認することができました。
今後もTBMは、こうした実証結果を通じて得られた知見を活かし、JR東海様をはじめとする交通・輸送分野の皆さまと連携し、LIMEX Sheetの普及および、旅客サービスや輸送インフラにおける環境課題の解決に一層貢献してまいります。
東海旅客鉄道株式会社: 2025年春、東海道新幹線のグリーン車内でご利用いただける各種サービス(モバイルオーダー・サポートコール等)の開始から1年余りが経過した際、多数のお客様にリーフレットを手にとって頂く機会が増え、徐々にリーフレットの劣化が進みました。頻繁に交換をしなければならないことが判明したため、紙素材に代わるものを探していたところ、本プロジェクトを通じてTBM様のLIMEXシートをご紹介いただきました。長期間にわたる実環境での試行導入により、高い耐久性が実証されたことから、今春以降の全編成への導入を決定しました。
今後もJR東海は、本プロジェクトを通じて多くの企業様と連携を強化し、東海道新幹線のさらなるサービスレベルの向上に努めます。
【 Global CityTech Bridge について】
"Global CityTech Bridge"は、CityTech(大都市関連テクノロジー)のイノベーション創出と社会実装を目指すものです。運営はCIC Institute と清水建設株式会社が共同で担い、18の大企業と自治体の社会実装パートナーや海外ではConnected Places Catapult (英国)、Anywhere Ventures (米国)とともに、スタートアップに対して、大企業とのマッチング、実証機会の提供、社会実装に対する経済的支援、海外市場展開支援、PR 機会の提供などを行います。今後、スマートシティ、モビリティ、エネルギー、脱炭素、資源循環、防災・レジリエンス等に関するソリューションを、課題先進都市である東京で実証・社会実装し、東京での実装例をもって海外展開を目指します。
Global CityTech Bridge の詳細情報はこちら:
https://jp.cic.com/tib-catapult/【 TiB Catapult について】
東京都では、「世界最高にスタートアップフレンドリーな東京」の実現に向け、"Tokyo Innovation Base"を設置する等、多様かつ充実したスタートアップ政策を推進しています。その一環として、世界の課題を解決し、グローバルに活躍するスタートアップの輩出を目指す事業会社等の連携体「クラスター」の創成事業として「 TIB CATAPULT 」が新たに始動しました。
TIB CATAPULT の詳細情報はこちら(東京都ウェブサイト):
https://tibcatapult.metro.tokyo.lg.jp/【 CIC Institute について】 CIC Instituteとは、世界各国でイノベーションセンターの運営やイノベーション関係プログラムの提供を行う CIC の専門チームです。このチームはイノベーションエコシステム構築や、スタートアップ、特にディープテック関連スタートアップの支援における知見を活かし、政府や地方自治体、大学などと連携しグローバルに成功を収めることのできるスタートアップの成長支援や、エコシステム構築業務を行なっています。自治体等の行政機関や民間企業からの高まる需要に合わせ、多くのプロジェクトを実行し、CIC Tokyo を含む CIC 全体と緊密に連携しイノベーション創出を促進する部門として活動しています。
CIC Institute の詳細情報はこちら:
https://jp.cic.com/innovation-program/#about-cic-institute企業プレスリリース詳細へPR TIMESトップへ