【生成AI活用事例分析レポート 2025年10月~2026年3月】 キーワードランキング第1位は「AIエージェント」。AIエージェント活用、検証段階から業務実装へ

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GUGA
今回のアップデートで「生成AI活用事例データベース」の合計件数は1,551件に

生成AIを社会に実装し、産業の再構築を目指す一般社団法人生成AI活用普及協会(理事長:井畑 敏、所在地:東京都中央区、以下:GUGA)は日本国内の企業・団体における生成AIの活用事例を収集した日本最大級(※)の「生成AI活用事例データベース」に、2026年3月時点までの事例を追加し、最新版へアップデートしたことをお知らせいたします。

今回のアップデートで新たに追加したものも含む2025年10月~2026年3月の事例472件を分析したところ、生成AI活用が業務単位での効率化にとどまらず、生成AIとの協働を前提として業務プロセスや運用環境、組織内の活用体制を見直す段階へ進みつつある傾向が明らかになりました。
※2026年3月時点で発表されている生成AI活用事例に関するデータベースの掲載件数に基づく(自社調べ)

「生成AI活用事例データベース」URL
https://www.notion.so/guga2023/AI-25d568a8e68780889f86fa9cd8977eb8




■ 「生成AI活用事例データベース」とは
生成AI活用事例データベースは、日本国内の企業・団体が発表した生成AI活用の事例を対象に、AI有識者としてGUGAに参画する協議員が「PICKER」として一つひとつの事例に目を通し、信頼性が高いことを確認した事例のみを収集・整理したデータベースです。どなたでも無料で閲覧可能で、キーワードでの検索や「公表日順」「企業別」「業界別」などの表示切替を行い、目的に合った事例を探すことができます。各業界の動向を把握したり、各企業・団体のフェーズに応じた課題解決のヒントを得る一助となり、さらなる生成AI活用の推進に寄与することを目指します。

この度、本データベースに2026年3月時点までの事例を追加・更新したことをふまえ、2025年10月~2026年3月の事例472件を対象に、日本社会全体で起きている変化やトレンドなどを分析した「生成AI活用事例分析レポート」を公開いたします。

■ 2025年10月~2026年3月の新規事例の主な生成AI活用トレンド分析
1. AIエージェント活用、検証段階から業務実装へ
この下半期で目立ったのは、AIエージェント活用の中心が、構想や試行から、具体的な業務実装へ移ってきたことです。上半期(2025年4月~9月)には、体験会やPoC、構想発表といった、実用化に向けた初期段階の取り組みが多く見られました。一方、今回は、営業分析や融資業務、財務会計、開発工程、顧客対応など、個別の業務フローに組み込む事例が増えています。

ここから読み取れるのは、AIエージェント活用が、試してみる段階から、どの業務にどう組み込むかを問う段階へ移ってきたということです。単なる対話機能としてではなく、情報収集、整理、一次処理、判断材料の作成といった業務の前工程を担う用途がより具体化してきました。

2. 生成AIとの協働を前提とした環境整備の進展
この下半期では、生成AIを導入したという事実よりも、安全かつ継続的に使うための環境整備に関する事例が増えました。業務特化型LLMやオンプレミス環境、専有環境、安全性評価、ガバナンス設計といった観点が注目され、実務に組み込むための利用環境や運用条件の整備が、重要性を増しています。

これらの事例は、単に自社サービスの安全性を強化したというより、機密性や継続性、管理可能性が求められる業務においても生成AIの活用を進めていくための基盤づくりとして捉えられます。生成AI活用は、「導入できるか」を問う段階から、「どの環境なら安定して使い続けられるか」を整える段階へ進みつつあります。

3.活用レベルの向上は、個人の工夫から組織の仕組みへ
この下半期は、生成AI活用が個人の自発的な工夫にとどまらず、研修や社内勉強会、認定制度などを通じて、組織として支える対象へ広がってきたことも特徴でした。企業や大学、自治体のいずれにおいても、導入そのものより、現場で継続的に活用できる人材と運用の土台をどう整えるかが論点になりつつあります。

生成AI活用は「使う人が使う」段階から、「組織として広げ、支え、定着させる」段階へ移りつつあります。技術導入だけでなく、人材育成や普及施策まで含めて基盤を整えようとする動きが、この下半期でより具体化しました。

■ 数字で見る2025年10月~2026年3月 主要トレンドワード

※集計対象は2025年10月~2026年3月の事例472件です。トレンドワードは各事例の概要欄を対象に完全一致でキーワードの出現件数を完全一致で集計し、同一事例内で同一ワードが複数回出現する場合は1件として扱っています。(「AI」「生成AI」を除く)


■ 「PICKER」を務めたGUGA協議員よりメッセージ(2026年1月~3月対象)


アンドドット株式会社 代表取締役 茨木 雄太(幹事)
今回PICK選定した事例群に共通することは、企業のAX(=AI Transformation)が本格化していることです。金融機関や大手ITベンダーによる帳票自動化・採用方針の再定義など、AI前提の経営への転換が目立ちました。製造・金融・医薬品といった品質・安全性が求められる領域でもAXが浸透しており、AIの信頼性とガバナンス体制の成熟を感じました。本データベースが、AXに挑む組織の実践の道標となれば幸いです。






株式会社QTnet AI事業部 AIスペシャリスト 佐伯 和広
今回は「公共・自治体」や「通信・ネットワーク」をメインにPICKさせていただきました。組織内で生成AI利活用の普及が進んでいる企業や機関は様々な取り組みに派生しているなと実感しました。組織内での普及に向けたワークショップや講座関連の事例展開も増えてきたので、利活用普及に伸び悩んでいる企業さまがいらっしゃいましたら、ぜひ他社の成功事例をご参考にしていただければと思います。







SALES ROBOTICS株式会社 執行役員 AI Innovation室 室長 高木 康介
「コンサル・士業」、「旅行・観光」、「情報通信」、「医療・介護・製薬」、「エンターテイメント」など幅広い業界に渡りPICKさせていただきました。前回の更新からそれほど日が経っていないですが、さらに多くの事例が出てきており、世の中のAI化の流れが加速していることを感じました。また、「企業間連携」や「共創」の事例も増えており、企業それぞれの強みを掛け合わせた内容も目立つようになってきたと感じました。






株式会社オプト AIソリューション開発部 部長 田中 宏明
今回、私はメディア・広告・出版領域を中心に担当させていただきました。事例を実際に見ていくと、生成AIはコンテンツ制作に加え、検索や問い合わせ対応などの顧客接点や業務処理に組み込まれ、さらにクラウドやデータ基盤と連携した形で活用が進んでいました。業務をAI前提で再設計する動きや、ガバナンスを含めた運用設計も進みつつあり、PoCから実運用へと段階が移行している点が特に印象的でした。




※役職別五十音順。

■ 「生成AI活用事例データベース」の概要
名称:生成AI活用事例データベース
掲載件数:1,551件(2026年3月31日時点)
調査方法:各企業・団体から配信されている生成AI活用事例に関するプレスリリースを収集・精査
対象期間:2024年5月~2026年3月
業界分類:19業界(製造/エネルギー・インフラ/建設・不動産/食品・消費財/医療・介護・製薬/金融・保険/小売・流通・商社/交通・物流/テクノロジー/通信・ネットワーク/メディア・広告・出版/サービス業/教育/コンサル・士業/公共・自治体/スポーツ/エンターテイメント/旅行・観光/その他)
提供元:一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)
企画・運営協力:アンドドット株式会社
URL:https://www.notion.so/guga2023/AI-25d568a8e68780889f86fa9cd8977eb8

■ 生成AIパスポートとは


生成AIパスポートは、生成AIリスクを予防する日本最大級の資格試験です。生成AIに関する基礎知識や動向、活用方法に加え、情報漏洩や権利侵害などの注意点まで網羅し、AI初心者が最低限押さえておきたいリテラシーを体系的に習得できます。本資格の提供を通じて、生成AIの安全な活用に必要なリテラシーを有する企業・人材を可視化し、日本社会におけるAIリテラシーの標準化を推進します。
https://guga.or.jp/generativeaiexam/




【生成AI活用普及協会(GUGA)について】
GUGAは、生成AIの社会実装を通じて産業の再構築を目指す、国内有数の生成AIプラットフォームです。生成AIリスクを予防する日本最大級の資格試験「生成AIパスポート」の提供や、生成AI時代の人的資本戦略に関する優れた実践事例を表彰する「GenAI HR Awards 2025」の開催、日本国内の企業・団体における生成AIの活用事例を収集した「生成AI活用事例データベース」の提供などに取り組んでいます。日本の未来を強くするために必要な生成AIインフラの企画・提供を、官公庁をはじめとする多くのステークホルダーの皆さまとともに推進しています。

■ 協会概要
名称 :一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)
設立日:2023年5月10日
所在地:東京都中央区日本橋人形町2丁目25番15号 THE PORTAL Ningyocho 7階
代表者:理事長 井畑 敏
URL :https://guga.or.jp/
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