アウンコンサル、ポータルサイト利用動向調査で女性ユーザー率は「Excite」が最高

若い年代層は「livedoor」が多く年代が上がるとプロバイダー系サイトを利用

山川 健(Web担 編集部)

2011年2月17日 16:27

マーケティング支援のアウンコンサルティングは、国内ポータルサイトの利用動向調査結果を2月16日発表した。利用者の男女比、年代に関し、ポータルサイトによって差が見られた。女性ユーザーの比率が最も高いのは「Excite」で、若い年代層の利用が多いのは「livedoor」だった。

インターネット視聴率調査のコムスコア・ジャパンの12月の集計データを基に調べた。検索サービス、リンク集、その他オンラインサービスを総合的に提供しているサイトをポータルサイトと定義し、Excite、livedoorのほか「Yahoo!Japan」「BIGLOBE」「So-net」「nifty」「OCN」「Infoseek」を対象にした。

ユーザーの男女別では、Exciteの女性比率が48.8%と最高となり、Yahoo!Japan、BIGLOBE、So-netと続く。反対に男性比率が最も高いのはlivedoorの59.1%で、次いでInfoseek、OCN、niftyの順。年代別で見ると、livedoorは34歳以下の若年層が約40%を占めた。35歳以上になると、OCN、niftyなどプロバイダー系のポータルサイトの利用が多かった。

アウンコンサルティング
http://www.auncon.co.jp/

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