デジタルフォレスト、競合とのアクセス状況を比較できる「Visionalist アクションリサーチ」提供開始

延べ110万人のユーザー行動履歴をもとに、外部サイトとのデータ比較を可能にする

池田真也(Web担 編集部)

2010年10月15日 21:04

アクセス解析ツール「Visionalist(ビジョナリスト)」を開発販売するデジタルフォレストは、サイトの壁を越えてユーザーの閲覧傾向を把握できるWebサイトポジショニングツール「Visionalist アクションリサーチ」を提供開始したと、10月13日に発表した。

Visionalist アクションリサーチは、自社や自社製品・サービスの業界内におけるポジションを把握したいといった場合に、外部の競合サイトとの比較分析を可能にするツール。アクセス解析ツール、Visionalist ASPのオプションとして提供され、Visionalistからシングルサインオンで利用できる。

ユーザーの行動データは第三者機関のものを利用。国内の延べ110万人のユーザー行動履歴を集計したデータをもとにしている。基本機能はアクセス調査とキーワード調査の2つで、調査可能な項目は次のとおり。

アクセス調査
  • あるWebサイト(競合他社や広告掲載メディアサイトなど)は、どれくらい訪問されているか?(ドメイン/ページ単位)
  • あるWebサイトを訪問したユーザーは、どのWebサイトから訪れ、どのWebサイトへ退出している傾向があるか?(ドメイン単位)
  • どのWebサイトが、よく閲覧されているか?(ドメイン単位)
キーワード調査
  • 同業他社のWebサイトと自社サイトを比較して、自社が集客できているワードと、他社が集客できているワードはそれぞれ何か?
  • 特定のキーワードに対し、掛け合わせで検索されることが多いワードは何か?
  • 特定のキーワードに対し、よく打ち間違えられるワードは何か?
  • 特定のキーワードから、最も頻繁にユーザーが訪れているWebサイトは?

利用料金は、2ユーザーまで利用可能な基本ライセンスが月額5万2,500円、ユーザー数は1ユーザーあたり月額2万1,000円で追加できる。

Visionalist アクションリサーチ
http://www.visionalist.com/products/actionresearch.html

デジタルフォレスト
http://www.digitalforest.co.jp/

この記事のキーワード

この記事をシェアしてほしいパン!

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る

今日の用語

エコーチェンバー
「エコーチェンバー」(Echo Chamber。エコーチャンバー)とは、「似たような意見・思想を持った人たちがコミュニティを形成した結果、意見が偏ってしまう現象」を指す。もともとは音響用語で、録音などで残響が強く残る“残響室”の意味だった。 SNSなどで自分と似たようなユーザーや好ましいと感じるユーザーばかりをフォローした結果、目にする投稿が世間一般・全世界で肯定されている意見と思い込んでし 用語集 を見てみる