SRA OSS、オープンソースのPostgreSQL用大規模対応ミドルウェア「pgpool-II」をリリース

斉藤 彰男(Web担 編集部)

2006年9月28日 2:35

SRA OSS 日本支社は9月27日、オープンソースのデータベースソフトウェアであるPostgreSQL用の大規模システムに対応可能なミドルウェア「pgpool-II」をオープンソースソフトウェアとして公開した。PostgreSQL関連ソフトウェアの公開サイトである「pgFoundry」から無償でダウンロードできる。

「pgpool-II」は、PostgreSQL用の多機能ミドルウェアとして公開していた「pgpool」をベースに、新たにパラレルクエリー機能を追加したもの。情報処理産業推進機構 (IPA) のオープンソースソフトウェア活用整備基盤事業の支援をうけ、SRAとSRA OSS 日本支社が共同開発した。

「pgpool-II」は、「pgpool」の持つコネクションプーリング、レプリケーション、負荷分散などの機能もそのまま使えるほか、既存のPostgreSQLアプリケーションをそのまま使用できる、アプリケーションの開発言語を選ばない、といった特徴も引き継いでいる。また、管理が複雑になりがちなクラスタシステムを使いやすくするために、GUI管理ツールが付属しており、導入や管理が容易になっている。

SRA OSS 日本支社
http://www.sraoss.co.jp/

この記事をシェアしてほしいパン!

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る