アライド・ブレインズ、WebサイトのアクセシビリティJIS対応状況を検証するサービスを提供開始

「Aion全ページJIS検証サービス」でWebサイトの全ページを一括して検証

岩佐 義人(Web担 編集部)

2012年3月6日 20:57

調査・コンサルティングのアライド・ブレインズは、WebサイトのアクセシビリティJIS対応状況を一括で検証するプログラム「Aion(アイオン)」を開発し、検証サービス「Aion全ページJIS検証サービス」の提供を開始した、と2月29日発表した。Aionは公共機関のWebアクセシビリティ検証のために総務省が開発し、全国自治体に配布したページ検証ツール「miChecker(エムアイチェッカー)」のチェック項目と基準に基づいてWebサイトの全ページを一括して検証する。

Aionは、1ページずつチェックを行う必要があるmiCheckerによる検証を、全ページを対象に一括で実施する。2010年8月に改正したWebアクセシビリティJIS規格の達成基準に基づき、問題のあるページと内容を具体的に特定する。料金は公開している全ページの検証と問題のあるページ数、問題の発生個所をレポートする標準検証サービスが7万5000円から。ページ別に問題の有無と内容、発生個所を一覧表で提供するオプションは20万円。

アライド・ブレインズ
http://www.a-brain.com/

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