携帯電話用ストラップのネット通販を手掛けるStrapyaNext(ストラップヤネクスト、本社神奈川県)は11月7日、東日本大震災の被災者が作った携帯電話用ストラップを販売し、売り上げの50%を工賃の支払いと支援金として寄付する取り組みを始めた。同社はこれまで、救援物資の提供、人気商品の一部売り上げや社員の募金などを義援金として拠出するなど、積極的に被災者支援を手掛けてきた。被災者に商品製作の工程に携わってもらうなど雇用の場を創出。被災地支援をより一層拡充する。
販売するのは「幸福の黄色い折鶴」(販売価格189円)。被災者に黄色い折り紙で折鶴を製作してもらい、それを小瓶に詰める。ひもには「がんばれ東北」と記載したシールを装着する。この一連の作業を被災者が行い、完成品をストラップヤネクストの通販サイトで販売する。
東日本大震災の被災地では、雇用に悩む被災者が多い。ストラップヤネクストは「被災地に仕事を届ける」(広報担当者)を目的に、商品製作を被災者にアウトソーシングした。
売り上げの50%を工賃の支払いと義援金として寄付する。
・「幸福の黄色い折鶴」復興支援携帯ストラップ(ストラップヤ)
→ http://www.strapya.com/products/53742.html
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