嘉悦大学は、「漢字の読みが難しい大学(“難漢”大学)」に関する調査結果を発表した。高校生・大学生を含む全国のZ世代(29歳以下)1000人が回答している。12月12日の「漢字の日」を記念したもので、読みが難しいと考えられる96件をあらかじめ絞り込みし、投票を実施。基本的に地名の含まれる大学名は除いて総合ランキングを集計した。
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有名でも正しく読めるとは限らない大学名
この調査によると、「漢字が難しい大学」(読みが難しく、読みに確信がない)の1位は「尚絅(しょうけい)大学」となった。2位には同じ名称の「尚絅(しょうけい)学院大学」、3位に「椙山(すぎやま)大学」、4位に「嘉悦(かえつ)大学」、5位に「麗澤(れいたく)大学」がランクインした。
そもそも難読漢字の大学も多いが、「八洲(やしま)大学」「桐朋(とうほう)大学」「基督(きりすと)大学」など、比較的やさしい漢字でも正しく読めるZ世代は少なかった。なお予備調査の段階では、「必ずしも、有名だから正しく読めるわけではない」ことが判明している。
総合ランキングは、「読みの難しさ(難読度)」「漢字の難しさ(“難漢”度)」「正答率の低さ」「誤読率(ある程度正答に近い読み方をした回答を除く誤回答比率)の高さ」の4指標でそれぞれ順位づけを行った。
調査概要
- 【調査対象】高校生・大学生を含む全国のZ世代(15歳~29歳)
- 【調査方法】日本の全大学のなかで読みが難しいと考えられる96件をあらかじめ絞り込み、クロスマーケティングが提供するセルフ式ネット調査サービス(QiQUMO)で投票を実施。
- 【調査時期】2025年11月16日~21日
- 【有効回答数】1000人
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