Webユーザビリティランキング2026、前年1位の「J:COM」がトップを維持。21位→3位に大幅ジャンプアップを果たした企業は?【トライベック調べ】

全15業界・150サイトのユーザビリティ(使い勝手やわかりやすさ)を評価。

冨岡晶(Web担編集部)

12月19日 6:30

トライベックは、「Webユーザビリティランキング 2026<企業サイト(PC)編>」を発表した。全15業界・150サイトについて、ユーザビリティ(使い勝手やわかりやすさなど)全115項目を評価しランキング化している。

評価には、トライベック・ブランド戦略研究所のユーザビリティ診断プログラムを用いており、「A.アクセス性」「B.サイト全体の明快性」「C.ナビゲーションの使いやすさ」「D.コンテンツの適切性」「E.ヘルプ・安全性」の5つの軸が用いられている。

「中外製薬」が前年21位から3位にジャンプアップ

今回調査におけるユーザビリティランキングの平均スコアは、79.76点(前年:78.15点)で上昇傾向が続いている。150サイトのうち1位は、前年に続き「J:COM」98.10点が継続的なサイト改善を重ね、3年連続で1位を獲得した。2位も前年と同じく「大日本印刷」96.90点がランクインしたが、3位には前年21位の「中外製薬」92.19点が大幅ジャンプアップを果たしている。

そのほかにも、「日本製鉄」(前年87位、今回10位)、「三菱UFJ信託銀行」(前年71位、今回20位)、「神戸製鋼所(前年140位、今回23位)」などもサイトリニューアルにより大幅にスコア/順位を上昇させている。

Webユーザビリティランキング2024 上位10社

一方で業界別ランキングでは、「鉄鋼・金属・材料」(前年10位、今回4位)が順位を上げており、BtoB企業におけるユーザビリティへの意識の高まりを感じさせる結果となった。

Webユーザビリティランキング2024 業界ランキング

調査概要

  • 【調査対象】総合電機・ITサービス/精密機器・電子部品/情報通信/機械・部品メーカー/自動車・自動二輪/医薬品/化学・繊維・印刷/鉄鋼・金属・材料/銀行・クレジットカード/証券・保険/商社・流通・小売/食品・飲料・生活用品/建設・不動産・住宅/鉄道・運輸/電力・ガス・エネルギーの15業界。
  • 【調査対象企業数】150
  • 【調査期間】2025年8月上旬~11月上旬
  • 【調査方法】トライベック・ブランド戦略研究所のユーザビリティ診断プログラムを用いて、「A.アクセス性」「B.サイト全体の明快性」「C.ナビゲーションの使いやすさ」「D.コンテンツの適切性」「E.ヘルプ・安全性」の5つの評価軸における評価を実施。

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