Salesforceが主要マーケティングソリューションの進化型「Marketing Cloud Next」を発表

「Agentforce」でエージェンティックマーケティング実現、「返信不可」を双方向対話型に

CRM(顧客関係管理)ソリューション事業の米国Salesforceは、新しいマーケティングソリューション「Marketing Cloud Next」を6月11日(米国時間)に発表した。同社の主要な同ソリューションの大きな進化型という。同社のAIエージェント「Agentforce」のさまざまな機能を活用することで、エージェンティックマーケティングが実現できる。

日本法人のセールスフォース・ジャパンが6月13日に公表した。エージェンティックマーケティングは、企業と顧客の全ての接点で自律型AIエージェントがパーソナライズされた体験をつないで実行する仕組み。Marketing Cloud Nextによって従来の一方通行の「返信不可(do-not-reply)」型マーケティングが双方向対話の可能な形に変えられる。

Marketing Cloud Nextは、他のマーケティングプラットフォームが既存のシステムにAI機能を後付けしているのとは違い、エージェンティックマーケティングのためにゼロから設計した。AIエージェントは自律的に行動し、細かな指示を出したり綿密な管理をしたりする必要がなく、経験豊富なメンバーのようにビジネスを理解して自ら判断する。

Marketing Cloud Nextでは、返信不可型だったメッセージがアククティブなエージェント型エンゲージメントに変換できる。Agentforceが応答を処理し、リアルタイムにコンテンツを適応させる。必要によって営業やサポート担当者に報告して指示を仰ぐ。Agentforceの各機能のうち、一部の日本での提供は10、11月になり、開始時期未定もある。

「Marketing Cloud Next」
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