ドラッグストア「セイムス」で日用品・一般用医薬品の即時配達サービスを開始

富士薬品、デリバリーサービス「Wolt」を通じて展開、まず東京都内17店で実施

山川 健(Web担 編集部)

1月31日 7:01

複合型医薬品事業の富士薬品は、同社グループが展開するドラッグストア「セイムス」で日用品、一般用医薬品(第1類医薬品を除く)の即時配達サービスを1月27日に始めた、と1月30日発表した。デリバリーサービス事業のWolt Japanと提携し、同社の同サービス「Wolt」を通じて実施。まず東京都内17店舗で開始した。

オンラインで日用品や食品の注文を受けて数十分で届けるクイックコマース(即時配達サービス)の需要拡大を背景に、セイムスでもWoltを活用してクイックコマースを導入する。子育てや介護などで買い物に行く時間が取りにくい生活者のニーズに応える。対応するセイムスの店舗は今後、都市部を中心に増やしていく。

Woltのアプリやウェブでセイムスを選んで商品を購入すると、通常30分程度で配達する。日用品や第1類医薬品を除く医薬品を扱うが、店舗によって商品は異なる。当初の対応店舗は、中央区1店舗、世田谷区6店舗、豊島区3店舗、渋谷区4店舗、大田区2店舗、板橋区1店舗となる。Woltは現在、24都道府県で展開している。

「セイムス」が日用品・医薬品の即時配達サービスを開始

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