効果を感じるのはドリンク?サプリ?「睡眠の質向上」グッズへの消費者意識とは【ネオマーケティング調べ】
ネオマーケティングは、「睡眠の質向上の機能を持つ商品に関する意識」に関する調査結果を発表した。全国の20歳以上の男女1,000人が回答している。
この調査では、寝付きが悪い、睡眠時間が短い、疲れが取れないといった状態を改善する効能をうたう商品として、ヤクルト1000、ピルクルミラクルケア、ネルノダ、グリナ、ネナイト、ナイトミン、LIBERA、GABA、ドリエルの9商品(ドリンク3商品、サプリ3商品、菓子2商品、睡眠改善薬1商品)をピックアップしている。
睡眠の質向上だけじゃなくて、菓子系は味も大事?
まずそれぞれの商品の「ブランドイメージ」を聞くと、9商品のうち5商品が「寝つきがよくなる」が最上位。ナイトミンは「目覚めがよくなる」、菓子2商品は「美味しい」が最上位で、睡眠の質向上をうたっていても各商品でイメージは大きく異なると推察された。
「各商品の購入理由」も、ネナイト、ナイトミン、ドリエルのサプリ・改善薬系は「睡眠に悩んでいるから」が1位だが、その他は「健康によさそうだから」が1位と、深刻に悩んでいる人とライトな健康志向の人とで商品選択がわかれたようだ。また「LIBERA」「GABA」の菓子系2位は「売り場でたまたま見かけたから」が入っている。
「各商品の2回目以降の購入理由」を聞くと、ドリンク・菓子ではすべての商品で「美味しいから」が上位。まずは美味しい商品であることが重視されていた。一方、サプリメントでは「睡眠の質を維持したいから」が1位となっている。
なお、睡眠に悩みを抱えているという理由で購入した291人に、「“睡眠の質向上”や“快眠”をサポートする機能を持つ食品を活用することで、睡眠の質向上を実感しているか」を聞くと、「とても実感している」13.7%、「実感している」42.3%と、合計で半数を超えていた。
また今後の継続意向についても、「購入したい」がすべての商品で4割以上となっており、「どちらかと言えば購入したい」をあわせると8割を超えており、効果の実感以上に継続意向が強いことがうかがえる結果だ。
調査概要
- 【調査対象】全国の20歳以上69歳以下の男女で、該当商品を2~3か月に1回以上購入している人
- 【調査方法】ネオマーケティングが運営するアンケートシステムを利用したWebアンケート方式
- 【調査時期】2023年10月18日~20日
- 【有効回答数】1,000名
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