もはや雑誌は「情報源」から「インテリア」の扱いに、大学生の○人に1人は「雑誌を購入したことがない」!【リクー調べ】

インテリアとして買ったことがあるのは「NYLON」「Vogue」「POPYE」「anan」「LARME」など。

RECCOO(クー)は、「雑誌の購入動向」に関する調査結果を発表した。Z世代に特化したクイックリサーチサービス『サークルアップ』に登録している大学生201人が回答している。

インテリアとして買う雑誌は「NYLON」「Vogue」「POPYE」「anan」「LARME」など

まず「雑誌(紙媒体)をどれくらいの頻度で購入しているか」を聞くと、「月に2冊以上」は3.5%にとどまり、「月に1冊」も9%。一方で、「2、3年に1冊より少ない」30%がもっとも多く、「購入経験なし」は19.5%にのぼる。“雑誌というものを買ったことがない大学生が約2割存在する”ということになる。

「雑誌は読むモノではなく、インテリアとして置くものに変化してきていると感じますか?」という質問に対して、「とても感じる+まあまあ感じる」は45%。英字新聞やペーパーバックがおしゃれインテリアのように扱われる時代は過去にもあったが、現在の紙の国内雑誌も、すでにメディアから置物になってしまったようだ。

実際に「雑誌をインテリアとして購入したことがあるか」と聞くと、38%が「ある」と回答。具体的な雑誌名としては「NYLON」「Vogue」「POPYE」「anan」「LARME」などがあがった。いわゆるファッション系の雑誌がほとんどで、言論、文芸、映画批評などでないところをどう考えるかは悩むところだ。

調査概要

  • 【調査対象】『サークルアップ』に登録する大学1年~4年生
  • 【調査方法】サークルアップ for clientのアンケートオファー
  • 【調査時期】2023年9月
  • 【有効回答数】201人
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