GA4への移行、コンバージョンは「実際の売上やLTVまで紐づけて評価したい」企業が多い【イルグルム調べ】

75.8%のマーケターが「GA4を利用している(無償版もしくは有償版)」と回答。

広告効果測定プラットフォーム「アドエビス(AD EBiS)」を提供するイルグルムは、「企業のWebマーケティングにおける、Googleアナリティクス4プロパティ(GA4)活用」に関する調査結果を発表した。企業でWebマーケティング関連業務に携わる551人が回答している。本調査は「UA」のサポートが終了し「GA4」への移行が必須となった2023年7月3日~7日に行われている。

企業の多くが「実際の売上やLTVまで紐づけて評価したい」

まず「GA4の利用状況」について聞いたところ、75.8%が「GA4を利用している(無償版もしくは有償版)」と回答した。さらに「初期設定は完了している」としたのはそのうち96.2%だった。

次に「GA4の利用目的」を聞くと、「Webマーケティング施策の効果測定のため」91.3%が圧倒的に多く、「Webサイトやアプリのアクセス解析のため」は44.5%にとどまる。

さらに「GA4の利用において実現したいこと」を聞くと、「広告別の成果(コンバージョンなど)を把握したい」82.0%が多いが、「広告別の成果(コンバージョンなど)を費用対効果も含め把握したい」57.2%がそれに続く。

また月間のWebプロモーション予算が500万円未満/500万円以上でわけると、500万円未満の企業では「広告別の成果(コンバージョンなど)を実際の売上やLTVまで紐づけて評価したい」が31%なのに対し、500万円以上の企業では69%と倍以上だった。広告施策における売上貢献度の可視化が期待されているようだ。

なお「GA4やUAの代替手段を検討する場合に重要視する条件」については「表示データの見やすさ」57.6%、「確認したいデータが計測・表示できるかどうか」45.1%、「データの集計・分析のしやすさ」39.4%などが上位だった。

調査概要

  • 【調査対象】企業でWebマーケティングに関する業務に携わるビジネスパーソン
  • 【調査方法】Fastaskを用いたインターネットリサーチ
  • 【調査時期】2023年7月3日~7日
  • 【有効回答数】551人
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