国民生活センターが通販サイトの「¥」表示を注意喚起、日本円ではなく中国人民元

通貨をよく確認しないと約20倍の価格に、さらなる誤認被害を防ぐためサイト名を公表

独立行政法人の国民生活センターは、欧文の文字を美しく書く技法のカリグラフィーのガイドブックなどを販売する通販サイト「Calli-Calli」を注意するようにと4月19日に発表した。日本語の通販サイトだが通貨の表示「¥」が「中国人民元(CNY)」で、消費者が「日本円(JPY)」と誤認するためで、サイト名を公表して消費者に注意を喚起した。

「¥表示を見てクレジットカード決済し、中国人民元で決済されて約20倍の価格で購入した」との相談が全国の消費生活センターに複数寄せられ、国民生活センターで確認した。画像共有SNS(アカウント名「calli.calli101」)の広告を見て、通販サイトで申し込みを完了するまでの画面で¥が中国人民元であるとの表示を確認することができなかった。

通販サイトは「calli-calli.com is currently unavailable.(calli-calli.comは現在ご利用いただけません)」と表示され、商品購入ができなくなった(2023年4月21日7時現在)。同センターの発表時はアクセス可能な状態だったが、消費者被害が発生するおそれがあると販売業者の名称を公表した注意喚起が奏功したようだ。

相談事例によると、1月下旬にSNSでカリグラフィーのガイドブックの広告を見て通販サイトで「¥1,680」をクレジットカード決済。受注確認メールは「¥1,680」だったが、カード会社の決済お知らせメールには「¥32,916」と記載されていた。驚いて通販サイトを確認すると「サポート」ページに「通貨は中国人民元円です」と記載されていた。

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