中小企業庁がデジタル化の進め方に悩む中小企業向けのポータルサイト「みらデジ」開設

中小企業庁は、デジタル化の進め方に悩んでいる中小企業を対象に、デジタル化の問題を解決するためのポータルサイト「みらデジ」を開設した、と7月11日発表した。中小企業の経営課題を洗い出してデジタル化を支援する。中小企業は、自社のデジタル化の進み具合を確認し、弱みや課題を把握した後、課題解決に向けて専門家の無料相談が受けられる。

みらデジは、デジタル化にどう取り組めばいいかや、DX(デジタル変革)が自社業務にどんな効果があるかが分からない中小企業の支援が目的。①「みらデジ経営チェック」②専門家の経営相談③課題改善－－の3ステップで問題の解決を図る。①は、サイト上で5つの質問に回答すると、同じ地域や同業種の事業者と比べたデジタル化の進ちょく度が確認できる。

①で次に取るべき行動を確認した後②で専門家の無料オンライン相談「みらデジリモート相談」を受けたり、みらデジに掲載している各種支援策の情報を参照したりしながら③でデジタル化に取り組む仕組み。みらデジに会員登録すると①の結果や②の相談で受けたアドバイスの内容、支援機関から受けた支援の内容などがマイページに保存できるようになる。