JACDSが商品の空き容器の店頭回収に向けた共通プラットフォーム構築へ実証実験を開始

横浜市のドラッグストアで実施、店舗に回収箱を設置して回収容器から買い物かごを作成

ドラッグストアなどで組織する一般社団法人の日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)は、販売した商品の空き容器の店頭回収に向けた共通のプラットフォームを構築するための実証実験を6月30日に始める、と6月14日発表した。横浜市のドラッグストア31店で12月31日まで実施する。日用品分野でのリサイクル推進を目的にする。

実証実験を通して、店舗スタッフの役割といった回収のオペレーションや、回収後の再生品作成までの技術的な問題点を明らかにし、回収プラットフォームの構築につなげる。同時に、リサイクルの取り組みをアピールすることで、生活者へのSDGs(持続可能な開発目標)推進、サーキュラーエコノミー(循環型経済)の普及啓発を図る。

回収は、シャンプー、ボディーソープ、液体洗剤、柔軟剤などのボトルと詰め替え用パウチなどが対象。生活者は使用後に軽く洗って乾燥させたうえで店頭に設置された回収ボックスに投函する。回収容器は破砕・ペレット工場に運んでペレットにし、実験の成果が見えるようにプラスチック加工・成型工場で買い物かごを作成する。

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