マイクロソフトがブラウザ「IE11」のサポートを終了、新ブラウザ「Microsoft Edge」が起動

「Windows10」のIE11、IEのみで動作するコンテンツはEdgeの「IEモード」で当面は閲覧可能

米国マイクロソフトは、ウェブブラウサ「Internet Explorer(IE)11」のサポートを6月16日(日本時間)に終了する。同日以降に順次、IE11を起動しようとすると、新ブラウザ「Microsoft Edge」が起動するよう変更される。そのため、IEのみで動作するコンテンツが閲覧できなくなる。ただ、Edgeに搭載する「IEモード」で閲覧は可能。同モードは2029年まではサポートされる。

IE11のサポート終了に関しては、米国マイクロソフトが2021年5月に発表し、日本マイクロソフトは関連するFAQ(よくある質問)を2022年2月に公開している。対象はOS「Windows10」のIE11で、今後はEdgeがIE11の後継ブラウザとなる。最新OS「Windows11」にはEdgeが標準搭載されていて、IEは入っていない。サポート終了によって、IEコンテンツの利用者や提供者が影響を受ける。

情報処理推進機構(IPA)は、利用者や提供者に向け、対策を講じるよう注意を促している。利用者は、2029年まではEdgeのIEモードで閲覧はできるが、企業をはじめ組織の環境や方針でIEモードが使えないように設定されている場合もあり、確認が必要になる。提供者にはIEコンテンツの改修が求められ、間に合わない時は、従来コンテンツのIEモードでの閲覧を周知することになる。

この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

勝手広告
企業広告を消費者や第三者が勝手に作って公開する自主制作の広告。 ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]