サイカと東急エージェンシーが業務提携、テレビCMから販促広告まで総合的な出稿可能に

成果報酬型広告代理事業「ADVA」の対象拡大、独自のデータサイエンス技術で全体最適化

データサイエンスソリューション事業のサイカ(XICA)は、東急エージェンシーと4月に業務提携した、と4月22日に発表した。創業60年の広告会社との提携で、サイカの成果報酬型広告代理事業「ADVA(アドバ)」はテレビCMだけでなく新聞・雑誌・ラジオのマスコミ媒体広告から屋外・交通広告、ダイレクトメール、店頭POP、イベント、展示会の「セールスプロモーション広告」まで対象を広げて総合的な広告出稿が可能になる。

データサイエンス技術を駆使して領域ごとに分断されることなく、インターネット広告を含めたあらゆる広告の戦略策定から実行、評価、改善のマーケティングプロセスを一気通貫でサポートする。サイカはこれまで、総合インターネット広告代理事業のGMO NIKKOなど、さまざまな領域の専門企業と業務提携して連携を進め、全体最適なマーケティングソリューションの範囲を拡大してきた。

マーケティング戦略の複雑化で、広告代理店やリサーチ会社、データプロバイダー、クリエイティブ・ブティックなどに分化した結果、各企業がそれぞれの専門領域で個別に最適化を図り、全体最適なマーケティングの実現が難しくなっていた。サイカは独自のデータサイエンス技術で「売上などの事業成果への貢献」という統一指標で評価し、全体最適なマーケティング戦略を示して広告主の事業成果の最大化に貢献する。

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