思ってたんと違う……「入社後すぐに転職」に9割以上が肯定的【ビズヒッツ調べ】

じつは、入社2週間以内に転職した人が半数を超えていたことが判明。

ビズヒッツが運営するメディア「Biz Hits」は、「入社後すぐに転職した理由」に関する調査結果を発表した。入社後1か月以内に転職した経験のある383人が回答している。

・関連記事

転職した人は、入社して「3日以内~2週間以内」に決断した人が過半数

まず、入社後すぐ(1か月以内)に転職した経験のある人に「転職理由」を聞くと、「人間関係への不満」が圧倒的多数で1位となった。人間関係は、転職・退職で常に上位だが、入社直後であっても人間関係についてなにかしら危険を感じた場合は、すぐに転職という人が多いようだ。2位には「求人内容との相違」、3位には「仕事内容への不満」が続いた。

自由回答では「社員同士がギスギスしていて、仕事をする上でよい環境ではないと感じた」「上司は決して悪い人ではなかったが、ものすごく体育会系のノリ」「正社員の方たちと合わず退職」といった声があがった。上司や先輩など特定の人との関係もあがるが、経営者、さらには職場全体の人間関係への不満も多いようだ。

具体的に「いつ転職しましたか」と聞くと、「2週間~3週間以内」102人がもっとも多いが、それより短い「3日以内~2週間以内」は218人で、半数を超えている。かなり早い段階で見極めている人が実際には多いが、「すぐに辞めるのも気がひけて1週間我慢しました」「給料の締め日を待って退職」といった自由意見もあがっており、初日レベルで、“思っていたのと違う”と発覚する人も多いようだ。

そこで「入社後すぐに転職してよかったですか」とあらためて聞くと、「よかった」75.4%、「まあよかった」19.1%と、合計94.5%が即時の判断に肯定的だった。「入社してすぐ辞めたい」と感じるのは、レアケースと思われがちだが実際には頻発しており、即退社というのが最適解かもしれないと推察される。「すぐに辞めたので、履歴書に短期離職した職歴を書かなくても不自然でない」という声も存在した。「すぐに転職先が見つかった」という体験談も複数あった。

調査概要

  • 【調査対象】入社後1か月以内に転職した経験のある男女
  • 【調査方法】インターネットによる任意回答
  • 【調査期間】2021年10月9日~28日
  • 【有効回答数】383人(女性223人/男性160人)
この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

Python
「Python」(パイソン)は、プログラミング言語の1つ。プログラマのグイド・ヴ ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]