凸版印刷がリアル・オンライン同時開催イベントで共感を得るソリューション「GX LIVE」提供
凸版印刷は、現実(リアル)とオンラインで同時に開催するイベントで参加者の共感を得るためのハイブリッドイベントソリューション「GX(Good Xperience) LIVE」の提供を11月に始める、と11月29日発表した。五感への訴求(Action)と、参加者の反応の共有(Reaction)によって、体験価値を深めて共感を生み出すという。顧客の情緒的価値を取得して数値化することもできる。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けてオンラインイベントが増え、コロナ終息後も時間や空間に縛られないオンラインの利点を生かしたリアルとオンラインを組み合わせたハイブリッドイベントが続くと見込まれることからGX LIVE開発した。オンラインイベントの課題とされる五感を刺激する体験の不足や一体感の欠如などの解消につながるソリューションとして展開する。
Actionは、バーチャルスタジオの活用による実写では難しい表現やブランドの世界観を再現した映像演出▽立体音響を使った3次元的に広がる音で臨場感のある体験の提供▽ブランドイメージをステージ演出や映像進行に合わせて伝える演出▽試食やサンプリングなどブランドの世界観を身近に感じさせる飲食の提供▽特殊印刷での質感の再現--をオンラインでも実現する。
Reactionでは、イベント中にスマートフォンやパソコン画面上に表示する感情を表すスタンプを押すことで他の参加者と共感が共有できる機能「GX PUSH!」を使用する。リアル会場のモニターに示すとともにオンラインの配信画面に反映し、イベントに一体感をもたせる。情緒的価値の数値化は、同社のCX(顧客体験価値)向上支援サービス「GXスコアリング」と連携させて行う。
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