ウェブレッジがIoT製品にユーザーが期待するUXを製品発売前に評価するサービス開始

独自の手法を使用、ターゲットユーザーの利用環境を再現したテストフィールドで評価

マーケティング支援・品質向上支援事業のウェブレッジは、IoT(モノのインターネット)製品の発売前に、その製品がユーザーの期待するUX(ユーザー体験)を提供できるかを評価して改善を提案するUX評価サービスを11月12日に始めた、と同日発表した。独自に開発した手法を使い、ターゲットユーザーの利用環境を再現したテストフィールドでIoT製品のUX価値を調べる。

日常生活と密接に関わるIoT製品で発売直後から高いUX価値を提供するには、UXに考慮した開発が重要になると考えた。このサービスは開発の上流工程でUX設計を評価。ターゲットユーザーが商品・サービスで目的を達成するためのプロセスを可視化したジャーニーマップや、システム・ソフト製品の品質要求・評価の国際規格「SQuaRE」の品質特性による分析を実施する。

独自の視点を加え、同社が保有する住居、学校、オフィスの3タイプがあるテストフィールドで評価して、改善点を指摘する。サービスメニューは企画段階でのターゲットユーザーの妥当性評価▽開発段階でのUX要求仕様の妥当性評価▽試作品ができた時点の期待UXの妥当性評価--の3種類。IoTバッテリー充電池のUX評価の事例では55の観点を作成して満足度を評価した。

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