オプトが統合データ活用「ONE's Data」でGoogleが提供する「拡張コンバージョンAPI」に対応

Cookieレスに備えるソリューション、ファーストパーティデータをマーケティングに有効利用

デジタルマーケティング事業のオプトは、同社が展開する統合データ活用プラットフォーム「ONE's Data(ワンズデータ)」で、ファーストパーティデータをマーケティング活動に有効利用するソリューションとしてGoogleが提供する「拡張コンバージョンAPI」への対応を始めた、と10月25日発表した。プライバシー保護からCookie規制が強化される中、Cookieレス時代に備えられる。

オプトは、ユーザーのプライバシーを適切に保護してデータ利用の透明性を高めることが重要と判断し、拡張コンバージョンAPIに対応した。ファーストパーティデータは、企業が自社の顧客やウェブサイト訪問者について集めたサイト訪問数、閲覧履歴、購入履歴などの情報。同APIはプライバシーを考慮したデータ活用を可能にする仕組みで、情報をサーバーサイド経由で送信する。

拡張コンバージョンAPIを実施することで、Cookie規制強化で減少している計測データ量にファーストパーティデータを使ったユーザー情報が加わり、計測データ量が増加。広告配信精度の向上が期待できる。ユーザーも興味・関心に合った広告が受け取れるうえ、同じ広告が何度も配信される煩わしさがなくなる。同APIへの対応は、技術専門組織のコンサルタントがサポートする。

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