686商品についてデザインの好意度を調査、この春夏は「シンデレラピンク」がトレンドに【プラグ調べ】

コロナ自粛の長期化で、晴れやかな色調とともに“定番ブランドの進化”が高評価。

プラグは、686商品を対象とした「パッケージデザインの好意度調査」の結果を発表した。同社は毎年春・秋に、新商品を中心に大規模調査を実施しており、今回は20~50代の男女38,000人が回答した。それぞれのパッケージについて、「好き+やや好き」の回答で順位付けしたものを「好意度ランキング」としている。

前年秋冬の落ち着いた茶色系から一転、今年春夏はピンクが多数派に

その結果、淡いピンクに白を絡めた配色「シンデレラピンク」のパッケージデザインが、今回は上位に多くランクインした。自粛生活が長引く一方で、気持ちが晴れやかになるデザインが好まれたと推察される。なお、「シンデレラピンク」の名称は、シンデレラが着るピンクのドレスを思わせることからの命名となる。

2021年春夏「パッケージデザイン好意度」ランキング
「シンデレラピンク」のパッケージデザインの代表例

春夏はピンク系の明るい色調が人気になり、秋冬はブラウン系の落ち着いた色調が人気になる傾向があるが、2020年初夏と比べると、さらに淡い色調が主流になり、暖色系が増えている。

さらに、ロングセラーブランドについては、新パッケージ・新色の商品が上位に多くランクインした。定番ブランドにおいても、いい意味で従来路線から外れたデザインが高く評価されていた。

調査概要

  • 【調査対象】20代~50代男女
  • 【調査方法】686商品を以下の24カテゴリに分類して、インターネット調査を実施

(1)ビール(2)チューハイ・カクテル (3)その他アルコール (4)炭酸飲料 (5)お茶・コーヒー (6)お茶・コーヒー(インスタント)(7)栄養ドリンク(8)その他飲料(9)水 (10)調味料(11)カップ麺・袋麺 (12)スープ類 (13)デザート類 (14)常温食品(15)冷凍食品(16)冷蔵食品 (17)チョコ・飴・グミ(18)アイス (19)スナック菓子 (20)その他菓子(21)基礎化粧品 (22)シャンプー(23)医療品 (24)衛生用品

  • 【商品選定方法】日本経済新聞電子版など4サイトおよび各社HPプレスリリースから、2021年2~4月発売のものをピックアップ
  • 【調査期間】2021年5月12日~18日
  • 【サンプル数と割付】1商品につき1,000名 各性年代125名  延べ38,000名
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