エフエム東京がラジオの音声広告の効果を聴取データから検証できる基盤構築・実証

「radiko」の聴取データと購買・来店・サイト来訪・入会など行動の実データを突合

FMラジオ放送局のエフエム東京(TOKYO FM)は、ラジオの音声広告の効果が聴取データで検証できる基盤を構築した、と7月14日発表した。音声広告による購買行動や意識変容の効果の可視化が可能。ラジオのインターネット同時送信サービス「radiko」の聴取データと商品の購買データから、提供番組の聴取者は非聴取者と比べて商品購買率が向上していることを実証した。

ラジオは広告出稿の効果が可視化しにくいメディアとされているため、音声広告の効果検証基盤を構築。TOKYO FMをキーステーションにするJFM(ジャパンエフエムネットワーク)の全国38のFM局のradiko聴取データと、購買・来店・サイト来訪の外部データを突き合わせることで、番組や広告の聴取者が購買・来店・サイト来訪・入会などを行ったかの追跡を可能にした。

TOKYO FMの音声広告の効果検証基盤概要

この基盤は、実際の聴取データと、購買・来店・サイト来訪・入会などの行動実データを組み合わせるため、聴取の有無と行動の有無の判定が確実で、信頼性が非常に高いという。TOKYO FMのワイド番組でコーナーを提供する飲料メーカーの場合、商品購買率が105.3%に上昇。全国ネットのトーク番組では、提供社の食品メーカーの商品購入率が117.1%に向上していた。

飲料メーカー:コーナー提供とCMの広告出稿フリークエンシー効果
食品メーカー:番組提供とCMの広告出稿フリークエンシー効果
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