CCIがクッキーレスに対応したデータマーケティングサービス「Data Dig」を提供開始

プライバシーを保護しながら最先端技術で企業のデジタルコミュニケーション戦略を支援

CARTA HOLDINGSグループでインターネット広告事業のサイバー・コミュニケーションズ(CCI)は、プライバシー保護を重視するポストクッキー時代のデータマーケティングサービス「Data Dig(データディグ)」の提供を始める、と6月30日に発表した。「Dig」は「探求・追及する」を意味し、クッキーに依存せずに生活者のインサイト(潜在ニーズ)を理解し、データ活用を起点に企業と生活者のより良いコミュニケーションを探求する。

提供予定のサービスで「Data Clean Roomを活用したデータアナリティクス」は、プライバシーを保護した高度なデータ分析ができるクラウド環境でマルチチャネルの広告効果やアクション分析をする。「(自社保有の)ファーストパーティデータを軸としたデータマネジメント」では、プラットフォーマーAPIでのコンバージョン(顧客転換)計測など、クッキーに依存しないデータ計測技術の導入支援とデータマネジメントを行う。

「(パートナー企業から得る)セカンドパーティデータを活用したマーケティング戦略立案」では、CCIの提携パートナー企業が保有するライフスタイルデータを用いてターゲット層の分析や広告施策活用を提案する。プライバシー保護規制が進む中で、CCIはクッキーレスに対応したデータマーケティング環境構築を専門とするチームを設立。ソリューション群をData Digとして技術面・リソース面で課題を抱える企業に提供する。

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