Instagram主要アカウント・メディア業界編、断トツのフォロワー数1位は「クラシル」【パスチャー調べ】

フォロワー1万人未満のアカウントはまだまだ成長中、9割以上が成長率100%超え。

パスチャーは、「【メディア業界編】Instagram最新動向レポート ~2021年5月度~」を発表した。同社が提供するInstagram分析ツール「MASAI」により収集された、メディア業界の主要アカウント約200(パスチャーが選定)について分析を行っている。

業界主要アカウントの最新フォロワー数、上位は食とファッション

2021年4月30日時点のフォロワー数では、唯一の300万超で「kurashiru [クラシル] 料理・献立・レシピ」(kurashiru、372万フォロワー)が1位となった。以下「Tastemade Japanテイストメイドジャパン」(tastemade_japan、206万)、「Vogue Japan」(voguejapan、132万)が続いた。やはり食とファッションに関するアカウントが強さを誇っている。

Instagram「kurashiru [クラシル] 料理・献立・レシピ」アカウント

業界アカウント全体のフォロワー数の中央値は11万5,034人、平均値は20万9,246人だった。また、2021年4月におけるフォロワー数の成長率は、業界主要アカウント全体で101.3%。3月の成長率102.1%からは低下しているが、メディア業界だけでなく他業界でも共通した傾向だという。また、4月における1日あたりの投稿回数は、平均で1.4回。1日1投稿以上行うアカウントが全体の過半数を占めていた。

フォロワー数が少ないほど成長の余地あり?

アカウント規模別(フォロワー数1万人未満・1万~5万人・5万~10万人・10万人以上の4段階)で、フォロワー数の成長率を見ると、フォロワー数が少ないほど成長の余地があるようで、1万人未満のアカウントで、全体の9割以上が成長率100%を超えていた。

なお成長率上位の5アカウント中3カウントが、ユーザーの投稿をリグラムしているキュレーション型のアカウント、残り2アカウントは、オリジナルコンテンツで複数商品をまとめて紹介しているアカウントだったという。すべての共通点としては、10代後半~30代前半をターゲットにしたコスメ紹介アカウントだった。

同様にアカウント規模別で、エンゲージメント率を見ると、こちらもフォロワー数が少ないほど、エンゲージメント率の高いアカウントが多かった。統一感のある投稿により、エンゲージメントを獲得しているようだ。

さらに、アカウントのフォロワー数成長率別に、エンゲージメント率を見ると、成長傾向にあるアカウントほど、エンゲージメント率が高まる傾向があったとのこと。

調査概要

  • 【調査方法】同社が提供するInstagram分析ツール「MASAI」により収集された、メディア業界のInstagram主要アカウントについて分析
  • 【調査期間】2021年4月1日~30日
  • 【対象】約200アカウント(パスチャーが選定)
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