Facebookがスマートフォンで「物理セキュリティキー」による二段階認証の利用を可能に

すべてのFacebookユーザーに利用を奨励、U2F互換の市販の鍵でセキュリティーを強化

米国Facebookは、iOSとAndroidのスマートフォンなどモバイルデバイスから、市販の「セキュリティキー」を活用した二段階認証で「Facebook」にログインできるようにした、と3月18日に発表し、その日本語訳を19日に公開した。悪意のある人物によるログインを防ぐ二段階認証機能の一つで、物理的な「鍵」を使ってアカウントにログインする本人であることを確認する。

 

「Universal 2nd Factor(U2F)」互換で小型の物理セキュリティキーをFacebookアカウント認証方法に追加する。近距離無線通信のBluetoothを使うキーと、スマホに直接接続して使うキーがある。メニューの「設定」から「セキュリティとログイン」で登録することができる。Facebookは2017年からPCで、悪意あるハッカーの標的にされやすい政治家や公人などにセキュリティキーを奨励してきたが、今後はすべての利用者に勧める。

 

セキュリティキーのログイン設定画面

 

セキュリティキーの登録画面

二段階認証は、アカウントを保護するセキュリティ機能。新しいデバイスでFacebookアカウントにログインする際に、IDとパスワードだけでなく、スマホに送られるSMS(ショートメッセージサービス)コードや「Google Authenticator」などサードパーティーの「認証アプリ」が生成するコードを入力したり、物理セキュリティキーを使ったりするので、パスワードが盗まれてもそれだけではログインできず、不正利用を防げる。

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