マーケターが見たCOVID-19の影響、支出が増加したのは「バーチャルイベント」「ソーシャル」「Amazon」【Criteo調べ】
今後予算を増やしたいのは「ソーシャルメディア」と「小売サイト・アプリ内広告」。
2021/2/24 16:00 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
Criteo(クリテオ)は、レポート「アドテク2021:ニューノーマル時代のデジタルマーケティング」を発表した。マーケティング担当者(シニアレベルのマーケターやマーケティングエクゼクティブ)1,000人から回答を得ている。
コロナで支出が増加したのは「バーチャルイベント」「ソーシャル」「Amazon」
まず「新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の拡大が与えた影響」を聞くと、「収益の多少の減少」41%が多数派となり、約6割が打撃を受けた一方で、「収益の多少の増加」31%という声も一定数存在した。
「マーケティングチャネルの支出の変化」を聞くと、「増加した」というチャネルは「バーチャルイベント・会議」44%、「ソーシャルメディア」43%、「Amazon」41%、「検索マーケティング」41%などが上位だった。「今後6~12か月間に支出する予定」のチャネルでは、「ソーシャルメディア」44%、「小売サイト・アプリ内広告」44%が目立つ。
さらに「COVID-19の影響から回復するために掲げる主な目標」を聞くと、「運用コストの削減」42%が最多で、方向性そのものには大きな変更はない模様。「新規顧客の獲得」40%がそれに続く。また「今回のパンデミックのような状況が発生した場合に備え、今後最優先に行う対策」では、「オンラインでのプレゼンスの拡大」42%が特に多かった。
調査概要
- 【調査対象】マーケティング担当者(シニアレベルのマーケターやマーケティングエクゼクティブ)
- 【調査期間】2020年10月1日~30日
- 【有効回答数】1,000人(日本人100人を含む)
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