サイバーエージェントが最適な商品画像を選ぶ「AI feed designer Plus」を提供開始

CPAが最大20%改善、「AI feed designer」に追加学習機能を実装し効果予測の精度が向上

インターネット広告事業のサイバーエージェントは、AI(人工知能)を活用したダイナミックリターゲティング広告で商品画像を最適化する効果予測モデル「AI feed designer Plus(エーアイフィードデザイナープラス)」の提供を始めた、と10月29日に発表した。配信前に効果を予測する精度を高め、複数の商品写真から最適な1枚を選択する。

 

2019年3月提供の「AI feed designer」は、配信実績を元にA/Bテストの前から表示される最適な商品画像を選ぶ配信前予測の機能を備えた。今回のPlusでは、配信実績を元に追加学習をかける新機能で効果予測の精度をさらに高めた。広告主が保有するデータを元に複数の画像素材から最も予測CTR(クリック率)が高い画像を選ぶAIモデルを実装した。

ツールの導入前後の比較でCPA(成果単価)が最大約20%の改善を確認している。AIの社会実装を手がけるABEJAのAIモデル開発・運用プラットフォーム「ABEJA Platform」を活用してAIモデルの再学習を行った。季節商材や自社で独自の商品画像を持つ場合などで商品ごとに最適な画像を選択し、広告配信開始時から高い広告効果を実現できる。

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