博報堂DYメディアパートナーズがGunosyと協業プロジェクト開始、広告市場の需要を創出

両社のデータや技術を融合、広告市場のDXを通じて多種多様な広告枠の潜在価値を可視化

山川 健(Web担 編集部)

2019年12月20日 7:00

総合メディア事業の博報堂DYメディアパートナーズは、情報キュレーション(収集・整理)サービス事業のGunosy(グノシー)と協業プロジェクトを始める、と12月19日発表した。広告市場のデジタルトランスフォーメーション(DX)=ITによる業務変革=を通じて多種多様な広告枠の潜在価値を可視化し、広告市場の需要を創る。

プロジェクトは、さまざまな広告商品が今後創出される中、デジタル技術で可視化して効率化することを狙いにする。博報堂DYメディアが持つ媒体データと、Gunosyのコンテンツ評価技術を組み合わせ、広告の効果を可視化するソリューションを開発。これまで効果が見えないとして敬遠されてきた広告枠の需要を呼び起こす。

加えて、博報堂DYメディアのメディアプランニングデータと、Gunosyがアプリで蓄積した最適化アルゴリズムやデータドリブン(データ分析に基づく行動)な運用能力を融合し、さまざまな広告枠を一元的にパッケージ化する販売支援ツールを開発。広告枠に付加価値を持たせる。広告取引のDX化に関する技術・人材開発も行う。

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