企業デジタルメディアの“ブランド価値貢献度”、1位は「サントリー」【トライベック調べ】
「認知貢献」と「ロイヤルティ効果」では、3位のユニクロが高評価。
2019/11/28 8:00 調査/リサーチ/統計
トライベック・ブランド戦略研究所は、企業デジタルメディアの「ブランド価値貢献度ランキング」を発表した。同社の「Web Equity」をもとに、企業デジタルメディアの情報が、どれくらい企業ブランド価値に貢献しているかを金額換算で評価している。
「Web Equity」では、Webサイト、SNS公式アカウント、公式アプリといった企業デジタルメディアにおいて、「接触効果」「好感効果」「販売効果」「ロイヤルティ効果」の事業貢献度をあきらかにするプログラム。さらに、これらの事業貢献度から、「企業のサイト価値」や「企業ブランド価値」を評価している。
企業デジタルメディアのブランド価値貢献度がもっとも高かったのは「サントリー」
Web Equity 2019をもとにした算出で、企業デジタルメディアのブランド価値貢献度がもっとも高かったのは「サントリー」193億円。以下、2位「マクドナルド」181億円、3位「ユニクロ」176億円、4位「キリン」162億円、5位「パナソニック」159億円が続いた。
「ユニクロ」の企業デジタルメディアは、「ブランド価値貢献度」では3位だったが、算出のベースとなった「認知貢献」と「ロイヤルティ効果」では他社を大きく上回っており、その強さを見せつけている。
その他上位には食品・飲料をはじめ、流通、電子・電機、化粧品・トイレタリー、情報・通信といった事業領域の企業がランクインした。
調査概要
- 【調査対象】日本国内で、個人向け(BtoC)事業を営む企業
- 【調査期間】2019年6月1日~6月14日
- 【調査方法】企業のデジタルメディアの情報(公式サイト、SNS公式アカウント、公式アプリ)がどれくらい企業ブランド価値に貢献しているのかを認知貢献効果、好感効果、ロイヤルティ効果の3つの効果をもとに算出。
- 認知貢献効果:ふだんの情報接触や購買時における推定企業のデジタルメディア活用者数 × 認知貢献単価
- 好感効果:企業のデジタルメディアに対する推定好感者数 × 好感単価
- ロイヤルティ効果:購入後の企業のデジタルメディアアクセスにおける推定好感者数 × ロイヤルティ単価
- 【対象企業・ブランド数】260企業・ブランド(1企業・ブランドあたり1,200人~1,500人)
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