将来のLTVを予測、トランスコスモスがAIで新規顧客獲得を効率化するサービス「KAGARI」を提供開始

独自の分析技術により「将来のLTV」を算出し、既存顧客を優良度順にセグメント化
岩佐 義人(Web担 編集部) 2019/11/28 8:10

インターネット広告のトランスコスモスは、デジタル広告における新規顧客獲得に特化したサービス「KAGARI(カガリ)」を開発・提供開始した、と11月26日発表した。顧客企業が保有する顧客の購買データをもとに統計予測モデルをAIを用いて算出し、そこから顧客の「将来のLTV(ライフタイムバリュー)」を予測して広告配信を行う。

従来、LTVベースでの有効な広告配信手法がなく「流入量」や「CVR」など間接的な指標をもとに広告配信を行ってきた。KAGARIは、AIを活用した独自の分析技術により「将来のLTV」を算出して、この指標をもとに既存顧客を優良度順にセグメント化し、「本当に価値のある顧客」に対して広告を配信する。

KAGARIで多様な客層を見極めることによって、オンライン/オフライン、ブランドをまたいだ優良顧客層のリスト化や、既存顧客に対するLTV引き上げ施策にも活用でき、既存顧客のロイヤル化や休眠顧客の掘り起こしなどをはかることも可能となっている。

 

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