サイバー犯罪モデルは「大物狙い」へ変化、 アクセンチュアが最新調査発表

悪質な文書の生成からマルウエア拡散のプロセスを自動化するツールは攻撃者の間で共有
岩佐 義人(Web担 編集部) 2019/10/30 17:10

総合コンサルティング企業のアクセンチュアは、同社の最新調査で、サイバー犯罪や高度標的型攻撃(APT攻撃)を行うグループが、攻撃対象の選定方法に変化を加えるだけでなく、攻撃者同士が複雑な連携を図り、共通の攻撃ツールを使うことで偽装の手口を巧妙化していることが分かった、と10月29日発表した。

レポートによると、標的型攻撃によって金銭的利益を得る、いわゆる「大物狙い」の攻撃者が急増している。脅威グループは活動を続けており、悪質な文書の大量生成からマルウエア拡散までのプロセスを自動化するツールは攻撃者の間で共有している。

アクセンチュア・セキュリティは企業が安心してイノベーションと成長に注力できるよう、組織のあらゆる角度からサイバーレジリエンス(サイバー攻撃に対する耐性)の構築を支援している。アクセンチュアは高度化する既知または未知の脅威から身を守ることを支援する。

この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

PV
アクセス解析指標の 1 つ。Web サイトの特定のページが表示された回数を示す指 ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]