NRIデジタルとプレイド、KARTEとIoTデバイスを繋いでリアル店舗のユーザー行動情報取得

来訪者が店舗でどの商品を見たかなどの情報をKARTEと連携し、行動情報の取得に成功
岩佐 義人(Web担 編集部) 2019/8/2 7:15
IoTと連携してリアルタイムに行動情報を取得
KARTEの管理画面イメージ

CXプラットフォーム「KARTE」を提供するプレイドと事業変革を支援するNRIデジタルは、リアル店舗を模した空間に設置したカメラやボタン型IoTブロック、3D-LiDARなどのIoTデバイスを使った実証実験で、取得した顧客の行動情報をKARTEと連携し、オンラインとオフラインを跨いだリアルタイムな行動情報の取得に成功した、と7月31日発表した。

実証実験では、カメラやボタン型IoTブロックなどのIoTデバイスから得られるデータを統合し、来訪者が店舗でどういった商品を見たか、手に取ったか、その人がどんな属性で商品へどんな感想を持ったかという情報をKARTEに連携、オンラインとオフラインとを横断したデータ連携・分析を検証した。

今後は、クーポン配信などのオンライン施策がリアル店舗への送客に寄与したか、といったオンラインとオフラインをまたいだ効果測定をKARTE単独で計測できるようになる。オンラインでの閲覧内容に基づいてリアル店舗のサイネージを顧客ごとに出し分ける、店舗内での回遊状況に応じてスマホのアプリに情報を配信する、といったリアル店舗におけるデジタル体験の提供がKARTEを通じて可能になるという。

 

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