アタラが「エクスペリエンスビジネス促進ソリューション」の提供でアドビと提携

マーケティングが中心だったデジタルデータの活用を財務や人事・経営まで拡大

山川 健(Web担 編集部)

2019年6月13日 7:00

デジタルマーケティング支援事業のアタラは、顧客企業のデジタルデータの高度な利用を後押しする仕組み「エクスペリエンスビジネス促進ソリューション(EBAS)」の提供でアドビシステムズと提携した、と6月12日発表した。マーケティングが中心だったデジタルデータの活用を財務や人事、経営まで広げられる。

アタラはマーケティングや経営活動の最適化を支援。デジタルコンテンツ制作、マーケティング、広告、アナリティクス、コマースを含むアドビの包括ソリューション「Adobe Experience Cloud」を通じて蓄積されたデータをデジタルトランスフォーメーション(ITによる業務変革)ツールなどを介して視覚化する。

アドビとの提携によって迅速で的確な経営判断やマーケティングの高速化が実現するという。アタラは、マーケティングの施策立案・実行、ダッシュボード開発・運営のノウハウと実績を保有。システムやツールを導入しても活用できなかったり、社内のデータと統合させたいといった顧客企業の課題解決を図る。

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